*****3歳馬*****

【セルヴァ】

「現在は1時間のウォーキングマシン運動の後、角馬場で2030分程度のダクとハッキングキャンター、午後にも1時間のウォーキングマシン運動というメニューで調整中です。17日(土)におこなったショックウェーブ治療の反応も良好。この中間も先週と同様のメニューで乗り込みを進めています。明日24日(土)の検疫で入厩予定とのこと。ここのところずっと歩様も安定していますし、運動量はしっかり確保していましたので、トレセンでの本格的な調教へスムーズに移行できるだけの下地作りはできたと思います」(担当者)

 

【アージェス】

本日23日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

20日(火)よりゲート練習を開始し、今日ゲート試験を受けたところ、見事に一発合格してくれました。器用さや俊敏性には欠けるものの、枠入り、駐立、発進の一連の流れはスムーズにおこなえましたよ。同じ大型馬のホウロクダマは全てのサイズが大きくて体高もあるタイプですが、アージェスは体高は標準でお腹がポッコリ出てる感じ。第一関門を突破したので、ここから坂路中心のメニューで乗り込み、引き締めていくイメージで造っていきましょう。速いところを23本おこなって具体的なデビュー戦を決めようと考えていますが、父がサウスヴィグラスということもあり、ダートの短距離からマイルあたりになるでしょうね」(中竹和也調教師)

 

【クイーンズトゥルー】

18日(日)に坂路コースで4ハロン57.6-42.2-27.4-13.0を単走で馬ナリに追われ、21日(水)にも坂路コースで4ハロン53.8-39.4-25.6-12.5を単走で一杯に追い切りました。「水曜日の追い切りは時計、動きともにまずまずだったですかね。その後の計量で436kg。飼い葉は食べていますが、テンションが高くなってきています。走りも追い出すと上に伸びるような感じになるので、そのあたりを改善していきたいですね。ダートよりも芝のマイルから中距離前後が合っていると思いますし、除外3回で出走に漕ぎつけられるような混み状況でもありますので、新馬戦ではなく未勝利戦の芝のレースでのデビューも考えています。テンションの維持とそれに伴う飼い葉食いの量も踏まえながら、どちらにしても今週末と来週の追い切りの内容次第で具体的なデビュー戦を決めましょう」(高木登調教師)

 

【シーデイライト】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターを16002400m、全長600mの坂路2本(17秒ペース、週1回は14秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から時計消化を織り交ぜて更なるペースアップを図っていますが、脚元に関しては特に問題なし。ダートコースで乗ると左のハミを取り過ぎるところがあるものの、制御が利かない訳ではないですし、実戦行って集中して走れば気にならないかもしれませんね。早ければ来週、遅くとも再来週には入厩の予定と聞いています。スピードがあってモノは良さそうなので、できることをしっかりやって送り出したいですね」(担当者)

 

【ブリリアントリリー】

 

「鞍上への指示は『レースに集中させるよう、気を抜かさずしっかり気合をつけて乗ってほしい』の一点。とにかく今回はその課題をクリアさせることに専念してもらいました。少々オーバーペースで逃げる形となりましたし、着順ほど内容も悪くなく、まったく悲観しなくていいと思います。レース後の疲れやダメージもいまのところ感じられないので、このまま在厩でもう一戦使うつもり。これでどう変わってくるか、次は楽しみですよ」(栗田博憲調教師)

 

【ラズワルド】

この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整することになり、21日(水)に移動しました。

「いい状態で送り出せただけに、いくらなんでも負け過ぎな気がします。これまでのレースと比較すると終始砂を被る位置でしたから気難しいところが出てしまったのでしょう。ジョッキーも物見をしていたと言っていましたし、気性的に大人になって、もっと走ることに集中できるように精神面での成長が必要なのを感じました。レース後も脚元等に大きなダメージはありません。このタイミングでひと息入れて、状態によっては中京の最終週での出走を検討するつもりです」(清水英克調教師)

 

【レッドオルティス】

トレッドミル調整。馬体重461キロ。

今週からトレッドミルでキャンター調整を始めました。落ち着きも見られますし、カイバ食いも良好で馬体重も回復しつつあります。早ければ来週から乗り出すかもしれませんが、やる気を引き出せるよう調教メニューなども工夫していきます。

 

【レッドミスティ】

担当スタッフ「馬体重は443キロ。この中間も変わらず順調に乗り込みを重ねており、先週末は坂路で終いを伸ばして12秒2。今週末も13-12くらいのところを予定しています。乗り進めていますが気性面は問題ないですし、食欲が落ちることもなく体調面にも不安はありません。帰厩へ向けていい雰囲気できていますよ。今週トレセンで調教師と話したところ福島での競馬を考えている様子でした。軽いキャンターを見せる馬ですけど、まだ現状ではパワー不足というのが正直な印象ですから、そういう意味でも平坦の福島は合いそうです。あと1~2週ほどで移動になるかもしれませんが、いつ声がかかっても対応できる状況にありますので、今週末の1本を含めしっかりと準備をしていきたいと思います」

 

【レッドラギド】

周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重556キロ。

この中間もトレッドミルを併用しながら順調に調整しています。坂路でのペースは17秒ほど。大型馬の割に少し臆病なところはありますが、調教にはまじめに取り組んでいます。帰厩に向けて来週火曜日から15-15を始めることにしています。

 

*****4歳馬*****

【アナザートゥルース】

松風馬事センターで順調に調整され、先週17日(土)に帰厩しました。

18日(日)に坂路コースで4ハロン56.7-41.0-27.1-12.8を単走で馬ナリに追われ、21日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、69.6-53.1-39.5-13.6を一杯に追い切りました。「前回の帰厩時と比べて覇気を感じますよ。今のところですが、真面目に走っていますね。ピリピリと過敏になってみたり、オドオドとチキンな感じになってみたり、そういったところがないですよね。去勢の効果が徐々に表れてきていることもあるのでしょう。来週よりギアを上げ時計を詰めていきます。3/18(日)中山・ダ1800m戦には十分間に合うと思います」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

21日(水)に坂路コースで4ハロンから0.4秒追走して併せ、52.4-38.2-24.7-12.4を一杯に追い切りました。「追走して少し遅れは取ったものの、相手も同じOP馬(サンライズソア)だからね。『使って状態は型通り上向いている』と跨った浜中もコメントしていましたし、坂路でなく長目からウッドコースでの追い切りであれば、逆に先着を果たしていたと思う。ここまで不安なくきていますので、来週に万全の態勢で臨めるよう調整していきます。3/04(日)阪神・大阪城ステークス(芝1800m・ハンデ)に向かいます」(河内洋調教師)

 

【ソルオリーヴァ】

「左前の蹄叉は綺麗に剥がれてしまった感じですが歩様には問題なく、患部を気にする素振りも見られません。もしダートの砂が入って気にするようなら、鉄橋蹄鉄を履かせるなどの処置が必要になるでしょうが、今のところは特に問題なさそうです。現在の番組賞金はギリギリC級ですが、次走で入着して賞金を加算するとB級に上がってしまう可能性が高いだけに、是が非でも次で決めておきたいところ。第27回名古屋開催(3/13~)を本線に、前後の笠松開催も視野に入れつつ、少しでも条件的に有利なところへ出走させたいと思っています」(今津博之調教師)

 

【レッドアランダ】

新子調教師「スタートもポンと出てくれましたし、そのまま押し切ることができました。騎乗した下原騎手も『1400mでも先手を取れればこなせるが、この距離の方が楽に先手を取れるし、競馬はしやすい』と話していました。中間しっかり乗り込みましたが、1キロしか減っていなかったので、体調も安定してきたのかなと感じています。今日の結果を踏まえて、次走以降も1700m戦を中心に使っていくつもりです」

 

【レッドクライム】

周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重496キロ。

この中間も15-15を2本消化しました。本数を積んできたことで、併せ馬でやる気になってグイグイ進んでいくようになっています。本馬はきょう吉澤ステーブルEASTへ向けて出発。3月1日に美浦・田中博厩舎に入厩予定です。

 

【レッドジェノヴァ】

本日、美浦トレセンに帰厩しました。

小島茂調教師「今日こちらに戻ってきました。放牧先でもしっかりとメンテナンスしてもらいましたので、明日から元気に調整していけそうです。次走は3月17日(土)の中山・芝2000m牝馬限定戦を予定。レースでの鞍上は池添騎手にお願いしています」

 

【レッドミラベル】

担当スタッフ「馬体重は463キロ。ペースを15-15に上げていますが、飼葉の食いも安定していますし、動きも体調面も問題ないですね。今週末は少し終いを伸ばしてみようかと考えていますが、まずは順調に進めることができています。硬さも見られないですしね。課題のテンションも気にならず、乗り手ともしっかりとコミュニケーションがとれていますので、この調子で乗り進めていければというところです。今週トレセンで調教師と話しをしたところ、福島1週目のD1700m(牝)を考えているとのこと。再来週くらいの移動という可能性もありますので、テンションを含め好状態で送り出せるよう乗り進めていきます」

 

【カヴァレリア】

2月23日(金)大井・C2(ダ1600m)に西啓太騎手で出走。馬体重は3キロ増の528キロ。メンコを着用してパドックを周回。体重は増えているものの、前走時に比べ体は締まった感じ。気合い乗りもマズマズで、見た目は前走以上の状態。騎手が跨がると気合いが乗り馬場へ向かった。馬場へ入ると行きたがるのを抑えながら駆け出して行った。レースでは、少し遅れ気味のスタートも直ぐに行き脚が付き3番手からの競馬。終始前2頭を見る形の3番手外目で1~2コーナーを周り向こう正面へ。ペースが上がり2馬身差で3コーナーに入ると、騎手の手が動き始め1馬身差まで前との差を詰め4コーナーを周り直線へ。追い辛そうな仕草もあり、残り100mでは前と3馬身差。そこからジワジワと差を詰めるが、1馬身1/2まで差を詰めたところがゴールの2着。レース後、西騎手は「前走が直線で先頭に立つと気を抜くようなところがありましたので、今日は直線で前を交わすようなイメージで乗り、少し大事に乗りすぎたかもしれません。3コーナーから馬が走るのを止めようとしていたので、気合いを付けながら直線へ向かいましたが、直線でも馬がハミを抜こうとしていて、思ったほど伸びられませんでした」とのコメント。また荒山調教師は「今日は少し大事に乗りすぎたかもしれません。直線も追い辛そうでしたし、能力を出し切れていないような感じでした。レース後の状態に問題がなければ、中1週の3月5日からの大井開催で出走させたいと思っています」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【ラタンドレス】

18日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-40.8-26.9-13.7を単走で馬ナリに追われ、21日(水)にも坂路コースで4ハロン55.8-41.0-27.4-13.9を単走で馬ナリに追い切りました。「リフレッシュさせた甲斐あって、体に硬さは見られないし、状態面もいたって良好。気持ちまだ息遣いが重い感じがするので、来週の競馬では少々早いかなという印象でしょうか。次走は3/11(日)中京・4歳上500万下(ダ1200m)を目標にしましょう」(山内研二調教師)

 

【ブランデーグラス】

この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、22日(木)に移動しました。

「美浦で追い切った際の動きもけっして悪くなかった。久々の実戦とはいえ、あの失速を見ると、上っ面だけの時計で中身がしっかりできていなかったのでしょうか…不甲斐ない結果となり申し訳ありません。レース後にトレセンの診療所でレントゲン検査をしたところ、右前膝部分に骨膜が若干出かかってはいるものの、今のところ心配はないレベル。まずは輸送で減ってしまった体を回復させて、1回福島開催(4/07~)を次走目標とします」(牧光二調教師)

 

【レッドアヴァンセ】

周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重480キロ。

予定どおり先週土曜日にラスト1F14秒を切る時計を出しました。速い時計を出すのは久々でしたが、さすがオープン馬と思わせるくらいの反応や動きでした。あすも15-15程度の追い切りを消化する予定で、来月中旬の帰厩に向けてさらにペースを上げていきます。

 

*****6歳馬*****

【ルグランパントル】

現在はウォーキングマシン1時間とトレッドミル運動のメニューで調整しています。ここまで楽をさせたことで歩様の良化が窺えることから、22日(木)よりトレッドミルでの運動を開始しました。初めてのトレッドミルとは思えないくらい、至ってスムーズ。当面はダクから軽めのキャンターまでおこない、様子を見ながら徐々にペースアップを図っていく予定です。

 

【レッドオルバース】

担当スタッフ「水曜日に入場しました。翌日からマシンで動かし、しっかりチェックしました。相変わらず右トモに少し疲れが出ていますが、ケアしていけば問題なさそうなので、様子を見つつ週末くらいからハッキングで乗っていく予定です」