*****2歳馬*****

【カグラヒメ】

現在はトレッドミル運動と併行しながら坂路1本のメニューで調整しています。この中間は大雪の影響によりトレッドミル運動中心にトレーニングを継続してきましたが、現在は天候と馬場コンディションを見て坂路を登坂させています。素軽さが目につくようになって、パフォーマンス自体も向上してきており、この調子で一段一段レベルアップを目指していきます。

 

【ヴィヴァンフィーユ】

現在はトレッドミル運動と併行しながら坂路1本のメニューで調整しています。この中間は大雪の影響により一時トレッドミル運動中心のメニューに切り替えましたが、現在は天候と馬場コンディションを見て坂路を登坂させています。熱発したり飼い葉を残すようなこともなく、元気一杯の毎日を過ごしています。

 

【リーピングリーズン】

この中間はトレッドミル運動と併行しながら坂路2本のメニューで調整を進めていましたが、再び疲れが出た影響で両トモが腫れたため、現在はパドック放牧のみにとどめて様子見しています。徐々に腫れは引いてきたので、近日中には日中放牧を開始予定。ただ、再度のアクシデントということを踏まえ、運動や調教再開についてはあまり焦らず、状態確認しながら移行のタイミングを図っていきます。

 

【タニノジュレップの16

現在は夜間放牧と併行しながら丸馬場にて騎乗運動を行っています。この中間から坂路コースに入れる予定で進めていましたが、大雪の影響もあり、丸馬場にてダクとハッキングを交えながら今週まではジックリと基礎固めを継続。まだ走り方を完全に理解していないため、正しいハミ受けで安定した走りを繰り出せるように教育していこうと考えています。

 

【レッドスプリンガー】

馬体重564キロ。

この中間もトレッドミル調整を続けています。また体重が増えてきたようにいまだに成長の途中ですし、ここで中途半端に速い稽古を取り入れても良くないでしょう。もう少しトレッドミルで様子を見たいと思います。全体的に筋肉の張り出しが目立ち実に見栄えのする馬体。歩様にも力強さがあって雰囲気のある馬ですよ。だからこそ今は無理はせず、脚元が固まるまでは現行メニューでじっくりいきたいです。

 

【レッドルーナ】

マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m。馬体重455キロ。

この中間は週3回直線に入れています。うち1回は強めのメニュー。それ以外の日は周回コースのキャンターとトレッドミル。今週は終い1Fを15.7秒で走らせましたが、速いところを重ねるごとに体力不足な面感じるようになりました。もう少し体も増えて欲しいですね。この時期なのに発汗が強く、周回コースや調教前後の運動時も落ち着きがありません。直線走路に入ってしまえば落ち着いて走れるのですが。体力が向上してくれば連鎖的に良くなってくると思うので、まずはトレッドミルなどを併用したメニューでしっかり下地をつくっていきます。

 

【レッドクレオス】

馬体重453キロ。

週3回の坂路調教を継続しています。メニューは前回と同じで週2回は1本目にF16~17、2本目にF15~16のところを乗っています。順調に課したメニューをこなしていて、馬体のつくり、坂路での前向きさ、スピード感などに良化を感じています。ただ、まだひ弱いところがあることも確かで、速いところを消化した後などに脚元に疲労感を感じることもあるので、しっかりケアしながら本馬に合わせたメニューを課していきたいと思います。当面は今のメニューを継続となるでしょう。

 

【レッドアルビオン】

マシン運動30分、常歩2400m、角馬場調整、屋内ダート・坂路調整。馬体重542キロ。

この中間も屋内周回コースと坂路を併用して順調に乗り込んでいます。坂路では17-17までペースを上げました。普段はまだもっさりした感じが残っていますが、速いところにいくと徐々に体に見合った迫力のある動きが出来るようになってきました。気性は穏やかですが、走り出すと少し気が入るようになってきたのは良い傾向でしょう。まだ完全に競走馬として目覚めたとはいえませんが、これから暖かくなって体に締まりが出てくれば、グッと良さが出てくるのではと期待しています。それまでしっかり下地をつくっていきます。

 

*****3歳馬*****

【アージェス】

ノルマンディーファーム小野町で順調に調整され、本日16日(金)に栗東・中竹和也厩舎に入厩しました。

「輸送熱などアクシデントもなく、無事にこちらに到着しています。飼い葉もペロリと平らげましたし、健康状態は良好のようですね。まずはゲート試験合格を目標に進めていきましょう。小野町でじっくりと乗り込まれてきましたが、大型馬なので脚元や背腰に疲れが溜まりやすいはず。自厩舎の調教メニューにどれだけ対応できるか慎重に見極めながら、徐々に仕上げていくイメージで考えています」(中竹和也調教師)

 

【クイーンズトゥルー】

12日(月)に坂路コースで4ハロン57.5-41.7-26.8-12.8を単走で馬ナリに追われ、15日(木)にはWコースで4ハロンから併せ、55.3-40.7-13.7を馬ナリに追い切りました。「徐々に時計を詰めていっている段階です。それに伴い気合が乗ってきているのはいいことなのですが、追い詰めると良くない方向に行きそうな危うさを秘めている、精神的に紙一重の状態に映ります。ですので、急激なペースアップはおこなわず、ジワジワと出走態勢に持っていく考えです。もちろん新馬戦のあるうちにデビューさせたいのはやまやまですが、仕上がったと思われる時点でデビュー戦を決定させてください」(高木登調教師)

 

【ラヴノット】

15日(木)に坂路コースで4ハロンから0.1秒先行して併せ、53.6-38.9-25.3-12.8を一杯に追い切りました。「今週の競馬を予定している格上(アスクハードスパン)を相手に互角以上の動きを披露。目一杯に追った本数はそれほどありませんが、やる毎に体が絞れてきてキビキビと反応も鋭くなってきている。追い切り後の計量で480kgありましたし、牝馬にしては落ち着きがある点も好感が持てる。除外の権利を狙って、今週の東京ダ1400m戦への投票プランもありましたが、せっかくの素材ですのでキッチリとした形で投票させてください。来週2/24(土)阪神・3歳新馬(ダ1200m)に川田将雅で向かいます。初っ端から経験馬相手は避けたいところですし、何とか除外なく出走枠に入ってほしいね」(河内洋調教師)

 

【シーデイライト】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターを16002400m、全長600mの坂路2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。坂路主体の調教にもだいぶ慣れてきたようで、今は折り合ってユッタリ走ることができていますし、脚元が張るようなところもなくスッキリしています。引き続き坂路主体で乗り込みを進め、送り出しに向けて態勢を整えていくつもりです」(担当者)

 

【ブリリアントリリー】

12日(月)にWコースで3ハロン40.8-13.2を単走で一杯に追われ、15日(木)にもWコースで4ハロン54.4-40.0-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「先週が変則開催だったため、今週は月・木曜日に追い切りを消化しました。チークピーシーズ装着の効果は窺えるものの、まだ真面目さに欠ける面が目につき、促さないとすぐ呆けて気を抜いてしまう。まともなら勝負できる力を持っていると見込んでいるので、何とも歯痒いですね。東京は想定段階から除外濃厚で、来週の中山まで待っても出走が叶う見込みは薄いと判断したため、クラブ側とも相談して京都に矛先を向けさせてもらいました。鞍上はたとえ馬が抵抗しようとも、最後まであきらめずにしっかりと追ってくれるタイプ。今のブリリアントリリーには、そういった刺激を与えていく実戦経験が必要不可欠でしょう」(栗田博憲調教師)

 

【ラズワルド】

11日(日)にDコースで4ハロン55.3-41.0-12.6を単走で一杯に追われ、14日(水)にはWコースで5ハロンから2.4秒先行して併せ、69.8-53.4-39.0-12.9を馬ナリに追い切りました。「脚元のことを第一に考えて坂路主体での追い切りでしたが、ここまで調教やレースを重ねてきて、徐々に脚元も固まってきていますので、今回はコースでおこないました。3頭併せの真ん中で手応え良く最後まで伸びる上々の動きでしたし、追い切り後も脚元に反動などはありません。今回はさすがに相手は揃っているものの、納得のいく出来に仕上げられたと思っていますので、いいところを見せてほしいですね」(清水英克調教師)

 

【ヴァイスブリッツ】

15日(木)にCWコースで6ハロンから0.4秒追走して併せ、83.8-68.1-52.8-39.0-11.8を馬ナリに追い切りました。「追うごとに内容が良化しているのは、時計だけ見ても分かるほど。先週ビッシリと負荷をかけた分、今週は反応も鋭く変わってきた。素材に関しては、やはり間違いなくいいモノを持っている馬だが、線が細くて食べた物がなかなか実になってこない現状が悩ましいですね。体質もまだ強くはないし、見た目だけでなく今朝の計量で440kg台という馬体重の数字も、フレームから考えれば到底細い。除外されなければ予定通りに来週デビューさせるつもりでいますが、その結果がどうであれ、成長を促す期間を少し長めに取ってやりたいのが本音のところです。少々手厳しいコメントになってしまったけど、焦らず我慢して使っていけば、大成させられる手応えは感じているよ」(昆貢調教師)

 

【レッドオルティス】

マシン調整。馬体重452キロ。

きのう入場しました。到着時はテンションが高く、馬房内でソワソワしたり立ち上がったりしていましたが、だいぶ落ち着いてきたのでけさからマシン運動を始めています。目立ったダメージもないので週明けからトレッドミル調整することになっています。

 

【レッドラギド】

周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重556キロ。

今週月曜日から乗り出しました。常歩では物見をすることが多いですが、走りだしてからは周りを気にせず集中しています。まだ大きな体を持て余していますし、気持ちも体力も不足しているのでしっかり乗り込んで鍛えていきます。

 

【レッドミスティ】

担当スタッフ「この中間も順調に坂路で14-13というところを消化することができています。周回コースでの動きも良好ですし、コンスタントに速めを消化しながら状態もイメージ通りに上がってきてくれています。本数を重ねてきているので徐々にピリッとしてきてもいいのに妙に素直。そのあたりがどうなのかな…という感じもなくはないのですが、体つきもいいですし稽古に向かう姿勢も申し分ないですから、あまり気にしすぎなくていいんでしょうね。体のある馬ではないので仕上がりに関して不安はありません。あと2週ほどで移動準備は整ってきそうな感触もありますので、状態を見ながら厩舎とも相談していきたいと思っています」

 

【レッドヴェイロン】

角馬場→坂路

坂 助手 68.1-50.3-33.3-16.3 馬なり

助手「今朝から坂路入りしています。相変わらず元気があって、疲れもなさそうですね。中々勝ち運に恵まれませんが、中2週で競馬に向かうことになったので次こそ決められるように頑張ります」

※3月3日(土)阪神6R(芝1800m)をルメール騎手で予定。

 

角馬場調整。

助手「今日から角馬場で乗り出しました。脚元も全く問題ありませんし、飼い葉もしっかり食べていて、うるさいくらい元気でした。この感じなら明日から坂路に入れていった方がいいかもしれません」

 

【ジョリーリュバン】

阿見TCで調整中。2月15日、牧場担当者は「昨日レントゲン検査を行いましたが、まだ骨膜が出ています。見た目の歩様は悪くありませんが、触ると痛がりますので、もうしばらくはウォーキングマシーン20~30分の調整で様子を見ます。体重は456キロです」とのこと。

 

【エターナルソウル】

2月8日に入厩。15日、藤岡調教師より「入厩後も順調でゲート練習中心の調整を行っています。入り、駐立に問題は無く、出がまだ少し遅いようですが大きな問題はありませんので、このまま練習して来週早々にも試験を受けられればと考えています」とのこと。

 

【シップフォクイーン】

11月4日より吉澤ステーブルWESTで調整中。2月15日、牧浦調教師は「飛節の打撲で休んだ後、順調に乗り込むことが出来ているようです。現在15-15を再開し帰厩に向けてピッチを上げてもらっています。楽をさせた分の体力を戻す必要がありますので、ここから更に乗り込んで移動の態勢を整えてもらいます」とのこと。