*****3歳馬*****

【ゴールドホイッスル】

右トモの歩様が徐々に良化していることから、この中間よりトレッドミルでの運動を始めており、ダクやハロン22秒ペースまでのキャンターを行っています。もうしばらくこのペースで様子を見ていき、問題なければ騎乗運動へと移行していくつもりです。現在の場体重は568kgです。

 

【セルヴァ】

「現在は30分程度のウォーキングマシン運動の後、2030分の乗り運動と2030分程度のダクとハッキングキャンターというメニューで調整中です。この中間からハッキングキャンターも取り入れ、様子を見ながら徐々にではありますがペースアップを図っているところ。右膝は引き続き安定しており、動きがなければもう少しピッチを上げて、入厩に向けての下地作りに努めていきます」(担当者)

 

【アージェス】

現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペースのメニューで調整しています。右トモ球節部の傷腫れは順調に引いたことから、5日(月)より調教を再開しています。幸いすぐに乗り出せましたし、休養前と変わることなく動けており、好状態をキープ。今週末には追い切りをおこなう予定です。この後はいつ声が掛かっても良いように態勢を整えていきます。

 

【クイーンズトゥルー】

4日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、56.4-41.1-26.7-13.2を一杯に追われ、7日(水)にも坂路コースで4ハロン57.0-41.5-27.1-13.1を単走で強目に追い切りました。「普段はおとなしく、飼い葉もゆっくり時間を掛けて食べる方ですが、調教になると気が入るというか、オンとオフの使い分けが上手に出来る非常に優等生タイプですね。人間に対しても従順で素直ですし、これまで携わってきた人に可愛がられてきた証拠だと思います。強めの負荷を掛けて追い切りをおこないましたが、脚元もスッキリしていますし、代謝が上がって冬毛も抜けてきて、コンディションも良好ですね。デビュー戦は2回中山開催(2/24~)のいずれかになりますが、ルールソヴァールの重賞勝ちで周りからの注目度が俄然高まっていますので、もう少し追い切りを重ねてみて具体的に考えたいと思います」(高木登調教師)

 

【ラヴノット】

4日(日)にCWコースで5ハロンから併せ、71.8-56.5-41.8-13.8を馬ナリに追われ、7日(水)には坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、53.4-38.7-25.2-12.9を一杯に追い切りました。「追い切りの感じは悪くないんだよね。先週うちで新馬を勝ったカリブメーカーと比較しても、自分の感触としては同じくらいに評価をしている。距離の融通性はあまり求めれるタイプではないかもしれないけど、1400mまでは問題なくこなせる範囲。それだけに今週からでも、うまいこと入らんかなと期待していたんだけどな…。京都で来週組まれている番組(ダ1800m戦)では距離が長いですし、仮に阪神開催まで待っても、今は除外1の権利で新馬戦に入るか微妙な状況のため、2/17(土)東京・3歳新馬(ダ1400m・混)にも投票していくつもりでいます」(河内洋調教師)

 

【シーデイライト】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターを16002400m、全長600mの坂路2本(20秒ペース)のメニューで調整中です。右前の腱鞘部は張りや熱感もなく、脚元はだいぶスッキリしてきましたね。それに、調教でもユッタリ落ち着いて走れるようになってきたのも好材料。引き続き坂路主体で、変にスイッチが入らないように細心の注意を払いながら乗り込みを進めていくつもりです」(担当者)

 

【ブリリアントリリー】

8日(木)にWコースで5ハロンから0.5秒先行して併せ、71.7-55.5-39.8-13.7を馬ナリに追い切りました。「ハミを噛んでグッと集中している際は、とてもいいアクションで走れています…ただ、併せ馬でも相手にビッシリ横に並ばせないと、すっ呆けて気を抜いてしまう癖がある。今のところはチークピーシーズがいくらか効いている印象ですが、これに慣れてきて効果が薄いと判断した場合は、ブリンカーの装着も検討したほうが良さそう。今週は節が足らずに除外となってしまったため、来週2/17(土)東京・3歳未勝利(芝1800m・混)に武藤雅騎手で向かいます。持っている素質は高く評価している馬だけに、何とか早いとこ目覚めさせてやりたいですね」(栗田博憲調教師)

 

【ラズワルド】

「この中間は背中を鍛えることを目的に坂路コースをメインに乗り込んでいます。以前は首が高い走りをしていましたが、今は位置もだいぶ下がり首を使った走りができるようになってきました。蹴っぱる力がついてきたのもいいですし、しっかり力が連動している走りになってきていますよ。ハミ受けについては厩舎スタッフの皆で相談しながら色々と工夫して、引き続き力を入れて取り組んでいるところです。何とか結果につなげたい来週の2/17(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m)に向けて最終調整をしていきましょう」(清水英克調教師)

 

【ヴァイスブリッツ】

4日(日)に坂路コースで4ハロン57.2-41.4-27.1-12.5を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にはCWコースで6ハロンから0.4秒追走して併せ、81.1-66.6-52.7-39.4-13.1を強目に追い切りました。「併せた相手は今週の競馬に使う馬(アイガー)ですが、けっして稽古で動けないタイプではない。経験馬相手に手応えの良さでは勝っていたし、追うごとに良くなっているのは実感できます。それでも、跨った四位騎手は『まだ線が細くてパワー不足』と辛口のコメントで、私自身もヴァイスブリッツが本当に良くなってくるのは古馬になってからではと見立てています。自厩舎のロードヴァンドールがよく似たタイプでしたが、将来的には必ず走ってくる馬だと思いますので、今はあまり求め過ぎずにジックリ成長を促しながら育てていきたいと考えています。デビュー戦は予定どおり、2/25(日)阪神・3歳新馬(芝2000m・混)に向かいましょう」(昆貢調教師)

 

【レッドミスティ】

担当スタッフ「先週末には予定していた坂路での15-15を消化。稽古後の気配も良く、飼葉も食べて体は442キロに増えてきてくれました。テンションが上がるようなこともなく順調にきているので、今週末は坂路での14-14をと考えています。長い毛も抜けてきて体調も上向いている様子。脚元を含め不安点もありませんので、この調子で乗り進めていきますよ。次の中山開催だと時間的に忙しいかなという感じですけど、3回中山には十分いけると思いますので、ピッチを上げつつしっかりと態勢を整えていきたいと思っています」

 

【レッドヴェイロン】

M.デムーロ騎手「返し馬でやる気を感じたし、前回よりトモに筋肉がついて力強くなっていたので前で競馬をしてみました。道悪を気にするところはなく、勝ち馬を見ながら上手にレースができました。最後まで脚を使ってくれたけど、勝ち馬もバテずに伸びていました。勝った馬がすごく強かったです」

石坂調教師「すみませんでした。前回より出していった分、最後の伸びがもうひとつでした。今のところ次は中2週か中3週で阪神の1800mに向かおうと考えています」

 

角馬場調整。

助手「追い切った後なので、角馬場でハッキングの軽め調整。変わりなくきていますし、馬体重も474キロと先週から増減なしでした。そろそろ何とかしたいところですね」

 

【レッドオルティス】

北村友騎手「追い切りでは追っても叩いても反応が乏しかったですが、今日は無反応どころか逆にブレーキをかけっぱなしでした。走る走らないの前に気が悪すぎますね。この気性がまともにならないとレースで結果を出すのは難しいと思います」

音無調教師「大変申し訳ありません。調教の感じが少しずつ良くなってきていたので、もう少し走れるかと思っていたのですが、気の悪さが邪魔をして競馬になりませんでした。タイムオーバーになってしまったので、来週中に放牧に出して立て直しを図らせていただきます。気性面の改善に繋がるかは分かりませんが、次はダートに変えたり、距離を短くしたり条件を見直すつもりです」

 

乗り運動。

助手「追い切った後なので、坂路上まで乗り運動へ。これだけ攻めても飼い葉食いは落ちていませんし、音に反応して背中を丸めたりすることはあるものの、基本的には落ち着いて過ごしています。とりあえず抽選を突破出来て良かったです。新馬戦はそこまでペースも速くならないでしょうから、前半である程度前目の位置につけておきたいですね。少しずつは良くなってきているので、まずはどのくらいやれるのか見てみたいと思います」

 

【レッドラギド】

トレッドミル調整。馬体重557キロ。

先週末に入場しました。すでにトレッドミルでキャンター調整を行っていますが、体重が大幅に増えて全体的に緩んでもいるので、週明けから乗り出すことになりました。もともと代謝がよく汗をかきやすいタイプなので、騎乗調教を再開すればすぐに体はしぼれてきそうです。

 

【シングシングシング】

2月8日、新開調教師は「今日まで様子を見てきましたが、特に異常も見られないので、中1週で出走させたいと思います。ルメール騎手を予定しています」とのことで、次走は2月17日(土)東京・3歳未勝利(牝・ダ1300m)に、C.ルメール騎手で出走の予定。

 

【レーヌルネサンス】

9日、高野調教師より「追い切り後も問題は無く、飼い葉もよく食べていて馬は元気にしているのですが、馬体重を計ってみたところ402キロまで減っていました。今週の追い切りも前半セーブ気味とは言えしっかり動けていましたし、喰いも良いのでこのまま進めるつもりでいたのですが、この体重では来週の小倉・東京への輸送競馬は厳しいですし、無理に新馬戦に合わせて使うと、その後の調子維持が難しいと思います。いったんごく短期の放牧を挟み体を膨らませてから再調整したいと思います」との連絡が入った。10日にグリーンウッドTへ放牧に出る予定。