*****3歳馬*****

【シングシングシング】

2月3日(土)東京・3歳未勝利(牝・ダ1300m)に大野騎手で出走。馬体重は増減なしの456キロ。ゆったりとした歩様で、メンコを着用しパドックに登場。終始リラックスして歩き、馬体もスッキリと見せ調子は良さそうな印象。ジョッキーが跨がると、気持ちが入ってきたのか少し歩くペースを上げ、馬場へと向かって行った。入場すると直ぐにハッキングになり、首を下げゆっくりとキャンターで駆けていった。レースでは、揃ったスタートからダッシュも付き先行争いに加わり4~5番手外目からの競馬。5~6番手外目で3コーナーヘ入ると、4~5番手外目で4コーナーを周り直線へ。直線に入ったところで前とは少し離された6番手も、追い出されるとジワジワと伸びて前との差を詰めにかかるが5着まで。レース後、大野騎手は「初めてのダートでしたが、良く頑張ってくれました。道中、内の馬が外に張ってきていて、終始外を回らされて走りにくそうにしていましたが、最後もちゃんと伸びてくれました。ダートの短いところは合っていると思います」とのこと。また新開調教師は「今日は、外側を回る競馬となりましたが、初めてのダートもこなしてくれて、最後も伸びて力は出せたと思います。東京も合っていると思いますし、レース後の状態に問題がなければ、中1週で東京のダート戦を使いたいと思います」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【レッドジェノヴァ】

戸崎騎手「休み明けでしたし確かに少し噛むところはありましたが、それ以上に今日は両サイドからのプレッシャーがきつくて余裕がない感じでした。馬込みは大丈夫な馬ですが、このクラスまでいくと簡単に自分のペースでは競馬させてもらえませんし、今日は道中で消耗してしまった感じですね。東京のこの距離だと本当の力勝負という形になりやすいので、休み明けでこの展開ではきつかったかもしれないです。ただ、これでガスも抜けるでしょうし、もっと小回りのコースなら次は巻き返せるはずですよ」

小島茂調教師「前走のあとに戸崎騎手と一度東京で勝負してみようと話したのでここを使いましたが、甘くはなかったですね。体重は減っていた分が戻ったのに加えて成長分もありますから。そこまで太いわけではなかったですが、休み明けの分、中身がしっかりしていなくて道中で噛むのにも繋がったかもしれません。ここを使っての上積みはあるはずですし、次は中山や福島のようなコースでもう一度見てみたいと思います。少し放牧に出すかもしれないですが、またすぐに戻してやっていくつもりでいます」