*****2歳馬*****
【エポカブラヴァ16】
馬体重550キロ。
先月もお伝えした膝かぶりの影響でこの中間は速いところは避けてトレッドミルで様子を見ています。トレッドミルに切り替えてからはかぶりの状態は徐々に改善されてきたので、脚元が固まるまではもうしばらく様子を見たいと思います。左脚はほぼまっすぐで正常に近いので、後は左の歪曲が治まってくればというところですね。歩きの力強さ、馬体の張り艶、迫力などは相変わらず抜群で、とても明け2歳とは思えないほどですが、その分脚元に掛かる負荷も大きなものになっているのでしょう。体重管理に気をつけながら適性負荷をかけて良い状態に改善していければと思います。
【エリザベスムーン16】
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m。馬体重460キロ。
年末のリフレッシュを挟んでよいコンディションを保っていましたが、この中間、左前の蹄球を突っかけたため軽めの調整に落としています。ただ、様子を見るためにペースを落としているだけで、時間をかけずに直線での乗り出しは再開できそうです。体調面の問題はなく馬元気です。
【サセッティ16】
馬体重452キロ。
年末年始に一週間リフレッシュを図ったことで気持ちに余裕が出てきましたし、体も良い方に変化してきました。以前は硬さがありましたが、しなやかな動きができるようになっています。年が明けての調整もすでに坂路でF16まで出せているように至極順調。骨瘤の方も気になりませんし、最近で大きく良化を示した一頭かと思います。この感じだと来月以後の変わり身がさらに楽しみになりますね。
【ラピーダシャリナ16】
マシン運動30分、常歩2400m、角馬場調整、屋内ダート・坂路調整。馬体重528キロ。
年末年始のリフレッシュをはさみ4日から調整を再開しています。馬体のつくりは悪くないのですが、心身ともにまだこれからといった感じは昨年から変わりません。まだ稽古でもそこまで攻めていませんし、急には変わりませんね。気持ちがおっとりしている分余計にそういう感じもありそうです。どこかで変わってくるはずですが、当面は速い時計は出さず、走りのいろはを学習させながら基礎の向上を図っていきたいです。運動量を増やして馬体の増えすぎはケアしていきたいところです。
【クィーンスプマンテ16】
左前にソエの症状が見られるも歩様には出ておらず、週に2回直線へ入れてキャンターを行っている。担当者は「今のところ歩様に違和感はないですが、これからのペースアップは脚元を確認しながら慎重に判断していきます」とのこと。1月18日現在の馬体重は440キロ。
【マルカアイチャン16】
現在は直線走路でのF15秒台ラップをメインに順調に調教を進めている。担当者は「素直ですが調教では相手なりにしか動かないような面があり、ずるいところもありますが、操作性は高くて乗りやすいです」とのこと。背腰が張っていたが徐々に解消されている。1月18日現在の馬体重は486キロ。
【デフィニット16】
右トモの具合を見ながら調整中。1月19日、担当者は「年明けからトレッドミル調整を開始し、1日おきにダクとキャンター調整を行い様子を見ているところです。このメニューで2週間ほど経過を見たところ、歩様に問題は無いようなので、そろそろ騎乗を再開できるかもしれません。具合を確認しながら進めていきます」とのこと。1月19日現在の馬体重は442キロ。
*****3歳馬*****
【ブリリアントリリー】
17日(水)にWコースで4ハロン54.8-40.2-12.6を単走で一杯に追い切りました。「単走ながら残り1Fで気合をつけると、ゴールまでしっかりと脚を伸ばしてフィニッシュ。先週でも使えるくらいの状態にありましたので、仕上がりに関しては問題ありません。まだ自分からハミを取ってという感じでなく、促されて仕方なしに動くといった具合ですが、良い捉え方をすれば距離持ちしてくれそうなタイプ。甘やかさずビシバシ追ってくれるタイプの鞍上もこの馬に合っていると思いますよ。どんな走りを見せてくれるのか楽しみにしています」(栗田博憲調教師)
【レッドオルティス】
角馬場→坂路
坂 松若 56.2-40.8-26.5-13.5 一杯
トリプライト一杯と併せで0.5秒先着
松若騎手「最後抜け出して離せましたが、思ったより時計はかかっていました。今日は馬場が重かったせいもあるかと思います。ハミは取ったり取らなかったりで、まだ時間はかかりそうですが、跨った感触はそんなに悪いとは思わなかったので、先々は変わってきそうです」
角馬場→坂路。
1/14(日)坂路 57.4-42.5-28.3-14.9 馬なり
助手「先週末も時計を出しましたが、終いの手応えは今一つでした。明日も追い切りをかける予定なのですが、中間の飼い食いも変わらず良く、調整自体は順調なので、少しずつ動きがよくなってきてくれればと思っています」
【レッドミスティ】
担当スタッフ「一応、球節などもレントゲンを撮って確認しましたが問題なし。セグチでじっくり進めてもらったこともあって、入場時から歩様もスムーズでした。体も447キロと輸送後もキープできているようでしたし、見た目もマンハッタンフィズの血統らしいシルエット。これならということで今週から乗り出しを開始しています。厩舎でも使っていたとのことだったのでクロス鼻革をこちらでも試してみたところ、前進気勢が増して稽古での動きが良くなりました。今後もこの装備で進めていきますが、今月いっぱいは17-16くらいまでで動きや体調を見ながら進めて、2月に入ってから15-15へ移行できればというイメージを持っています」
【レッドヴェイロン】
角馬場→坂路
坂 助手 71.2-52.6-34.3-17.0 馬なり
石坂調教師「疲れも抜けて態勢が整ったので、後は厩舎でじっくり調整したいと思い、予定を前倒しして入厩させました。次走は1800mに戻してみます」
助手「坂路を1本上がりましたが、乗り味は相変わらずいいですし、疲れもすっかり抜けて体調は良さそうです。このまま順調に立ち上げていけると思います」
※2月10日(土)京都5R(未勝利/芝1800m)をルメール騎手で予定。
【レッドラギド】
マシン調整。馬体重512キロ。
水曜日に入場しました。毎日90分間のマシン調整を行っていますが、体調は問題ありませんし、筋肉など馬体に疲れもありません。グリーンウッドトレーニングの馬房の調整がつき次第移動する予定ですが、すぐに乗り出せそうな状態にあります。
西園調教師「デビューからここまで3戦使ってきて多少疲れが見られるので、ここで一息入れてあげることにしました。グリーンウッドトレーニングが混みあっているようなので、本日一旦島上牧場へ移動させました。帰厩してから調整過程で喉が気になるようなことがあれば、内視鏡で一度覗いてみることも考えます」
【ジョリーリュバン】
引き続き阿見TCで調整中。1月17日、牧場担当者は「患部の熱がまだひかないため引き続き舎飼いで様子を見てきましたが、先週に軽い疝痛の症状が見られました。そのため疝痛予防の意味も含めて現在はウォーキングマシーンの調整で様子を見ています。しばらくは、このままウォーキングマシーンでの調整を続けます」とのこと。1月18日現在の馬体重は456キロ。
【シングシングシング】
セグチレーシングS(チバ)で調整中。1月17日、牧場担当者は「ここまで坂路でコンスタントに調教を続けてきました。減っていた体も487キロまで増えて、明日入厩することになりました」とのこと。また新開調教師は「検疫が取れましたので明日帰厩させます。帰厩後の具合を見て使うレースを決めようと思います」とのこと。
【レーヌルネサンス】
セグチレーシングS(チバ)で調整中。1月17日、牧場担当者は「ここまで坂路でコンスタントに調教を続けてきました。減っていた体も487キロまで増えて、明日入厩することになりました」とのこと。また新開調教師は「検疫が取れましたので明日帰厩させます。帰厩後の具合を見て使うレースを決めようと思います」とのこと。
【エターナルソウル】
19日、場長の話では「現在は坂路2本を17-17ペースの調整です。まだ子供っぽさが残る状況ですが、変わり身を期待してそろそろ15秒ペースを再開するつもりです。強目を乗って変わってきて欲しいところ」とのこと。
11月18日より吉澤ステーブルWESTで調整中。1月18日、藤岡調教師は「順調に乗り込んでいるようです。まだ幼さが残る感じではありますが、もうしばらく乗り込んでもらった上でそろそろ入厩を検討したいと思っています」とのこと。
【シップフォクイーン】
19日、場長の話では「寝違えた当日は舎飼いのみで様子を見ましたが、次の日には歩様が改善し、その後は順調に回復しています。現在はウォーキングマシン45分の調整で、元気に運動できています。もう問題無さそうですので、今週末から乗り出す予定です」とのこと。
11月4日より吉澤ステーブルWESTで調整中。1月18日、牧浦調教師は「先日、馬房で寝違えてしまいましたが、大事には到らずウォーキングマシン調整や軽目の運動を始めているという報告がありました。まだ当面は無理をさせない方が良さそうですが、徐々に進めてもらいます」とのこと。