*****2歳馬*****
【レーヌルネサンス】
9月2日にグリーンウッドTへ移動。7日、担当者の話では「輸送熱などもなく、今週に入ってすぐに乗り出すことが出来ました。現在は馬場コース2000mと坂路1本17-17の調整を開始しており、移動の話が出ればすぐに態勢を整えることが出来そうです」とのこと。高野調教師は「移動後はゲートだけでも早めに進められればと考えていますので、そう時間を置かずに入厩させたいと思っています。馬房の調整と馬の状態を見て入厩時期を考えます」とのこと。
*****3歳馬*****
【コンパッシオーネ】
9月7日(木)川崎8R・C1(五)(六)組・距離1400m戦へ55kg本田騎手で出走しました。馬体重はマイナス5kgの432kg、筋肉に張りが出て迫力のある馬体に成長してきたように見え、前走時を上回る気配でした。単勝は3.9倍の2番人気。レースでは好スタートからダッシュ良く、5、6番手につけて1コーナーを回りました。道中は馬群の真ん中で脚をためながら追走して、4コーナー手前から仕掛けていきました。直線で馬場の外目へ持ち出すと、良い脚で伸びてきましたが、更に外から追い込んだ伏兵馬の強襲に合い1馬身差で惜しくも2着に敗れています。時計は1分32秒5でした。
本田騎手からは「馬の状態がかなり良くなっています。脚がたまるようになって、あまりも手応えが良すぎて後ろを振り返ってしまいました。1番人気の矢野騎手の馬を見ながら追走して、かわせば勝てると思ったのですが、まさか外から差してくる馬がいるとは予測していませんでした。すみません。」と、出川克己調教師からは「前回、跨った岡部騎手からの進言で川崎の1400mを試してみました。輸送も問題なく、初コースでも物見をすることなくスムーズな走りを見せてくれ、今後の選択肢が広がりました。夏を越して心身ともに成長してきていますので、今後の活躍に期待してください。」とのコメントがありました。
【レッドジェノヴァ】
(小島茂厩舎)乗り運動
助手「今日は追い切った翌日なので、森林馬道を乗り運動で調整しています。少し右前にソエが出ていますが、患部を触っても痛がる素振りはありませんし、歩様にもスムーズさがうかがえますね。飼葉も安定して食べてくれていて、馬体重は494キロです。ここまでは順調に進められているので、今週末と来週追い切ればレースには良い状態で送り出せそうです」
【レッドミラベル】
(尾関厩舎)角馬場で運動
尾関調教師「昨日追い切ったので、今日は角馬場でダクだけ乗って調整しています。うるさい面もそこまで見せず、出掛けの歩様はしっかりしていました。ただ、飼葉を食べてはいますが馬体重は444キロなので、レースまでにこれ以上減らないように調整したいと思います。レースの方ですが、紫苑Sが抽選対象になっており、自己条件の場合は吉田豊騎手にお願いしています」
【レーヌジャルダン】
9月7日、高柳調教師は「本日ウッドチップコースで上野騎手を背に併せ馬を行いました。半マイルからの時計は53.7、終いの1ハロンが12.7秒でした。後ろから追走して併入していますが、しっかりと追走できて反応も悪くありませんでした。多少左にもたれるのはいつものことで、余裕をもって調整できています」とのこと。
*****4歳馬*****
【ラタンドレス】
6日(水)に坂路コースで4ハロン56.8-40.3-26.9-14.0を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間も状態は変わりなく順調に調整できています。追い切りをやや軽めに行ったのは、中一週での競馬と除外を考慮してのもの。あまり攻めるとテンションが高くなりがちなため、むしろこれくらいの時計にとどめた方が本番も良さそうなイメージはある。あとはスタートと道中の折り合い次第、追い出してから口向きの悪さを見せずに展開も嵌ってくれれば、ここでも差の無い競馬ができると思いますよ。ラタンドレスと手が合う合わないはやってみなければ分かりませんが、圭太の腕にも期待したいね」(山内研二調教師)
【レッドイグニス】
(山元トレセン)担当スタッフ「トレッドミルでのキャンターで様子を見てきましたが、膝の状態も問題ないですし、順調に良化を示してくれています。まだ少し緩いですが、これなら跨っていけそうとの判断で、土曜日から乗り出しを開始する予定です。調整時もさほどテンションは気になりませんでしたし、乗り運動とトレッドミルを併用しながら進めていきますが、このままの雰囲気でいければいいですね。特に最初の馬場入りの際などは注意が必要かと思いますので、今後の調整時もそうですが気を付けていきたいと思っています。一応の目標は東京と聞いていますが、そこは考えすぎず馬にあわせてという考え。当たり前のことですが、とにかくトラブルなくスムーズにという意識で進めていきたいですね」
【レッドバルトーク】
(大竹厩舎)ダートコースを1周半
大竹調教師「昨日帰厩させました。今日は運動初日なので、草野騎手を背にダートコースを1周半乗って調整しています。昨日の雨で馬場が悪かったのですが、脚を取られるようなところもなかったですし、元気はありますが、うるさいという感じはしなかったですよ。今週末か来週から追い切りを始めていき、今のところ東京開催で使う方向で考えています。トモが疲れやすい馬なので、レースまでの障害練習は2、3回程度に抑えて、やり過ぎないようにしたいと思います」