*****1歳馬*****
【エポカブラヴァの16】
(ノーザンファーム空港)週1回キャンター2400m、週5回ロンギ場での馴致。馬体重494キロ。
馴致がメインではありますが、周回コースでのキャンター調教も始めています。歩きに力強さがあって、背腰トモの状態も良く、全体に深みも伸びもある体の作りもいいですね。馴致でも特に難しい面は見せていないので、このまま進めていけそうです。
【エリザベスムーンの16】
(社台ブルーグラスファーム)夜間放牧。マシンを使った初期馴致。馬体重451キロ。
夜間放牧とマシンを使った馴致を進めています。この中間30キロ近く馬体重が増えたように夜間放牧の運動で幅が出て筋肉も増しています。張り艶や心身の状態もよく、体調の良さや充実度がパッと見で分かる姿形をしていると思います。
【サセッティの16】
(ノーザンファーム空港)マシン運動。曳き運動。馬体重447キロ。
マシン運動と曳き運動でロンギ場での馴致に入る準備をしています。背・腰の状態がよく、馬体に張りがあります。歩きも大きく健康体を保持しています。近々ロンギ場での騎乗馴致を開始する予定です。
【ラピーダシャリナの16】
(下河辺牧場)昼夜放牧。馬体重500キロ。
昼夜放牧で成長を促しています。ここにきて骨量に見合った立派な体つきになってきました。よく運動して、よく食べよく寝て、今の若駒らしいサイクルでしっかり伸びてくれています。少し敏感なところはダイワメジャーらしい気質だと思うので、それを良い方にいかせるよう気をつけていきたいです。力強い馬でパワー型だと思うので、ダートがベターのような気はしますが、父の産駒は芝も走りますし、兼用で走れるタイプかもしれませんね。
*****2歳馬*****
【アージェス】
現在は坂路3本(上限22秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間も坂路主体のメニューを継続していますが、登坂回数を3本に増やしています。キャンターの出だしで時折まだ躓くこともありますが、鞍上の指示に従順で手を焼くが全くありません。今後もトモの強化をテーマに適切な負荷を掛けながら鍛えていこうと思います」と話していました。
【クイーンズトゥルー】
現在は馬場1周と坂路2本(上限14秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間より馬具を工夫しクロス鼻革を着用しています。頭を上げないようにハミの固定性を向上させることで後躯の強化に繋がると考えており、引き続きペースにメリハリを付けながらパワーアップを図っていきます。徐々に負荷を強めているぶん体重はやや減りましたが、与えたカイバはしっかりと完食出来ていますし、水っぽさが抜けてきたと解釈しています」と話しています。
【ラヴノット】
引き続きトレッドミルでの運動をおこなっていましたが、この中間に右前脚をぶつけて外傷を負ってしまい、膝も大きく腫れたため、現在はパドック放牧のみにとどめて様子見しています。当初は歩様にも痛がる素振りを見せていましたが、もう痛みはない様子で、だいぶ腫れも引いてきました。もうしばらくはこのまま経過観察していく予定です。なお、本日31日(木)に河内洋調教師が来場し、馬体と歩様のチェックをおこなっています。
【シーデイライト】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「併せ馬だとやや行きたがる素振りを見せるときもありますが、単走では折り合いが付いてしっかり走れるようになってきました。坂路では柔軟性に富んだしなやかなフットワークを披露しています。速い時計はいつでも出せる状態にありますが、近日中に小野町へ移動させる予定なので、それまでは折り合い面を重視して調整していきたいと考えています」と話していました。今週末には小野町へ向けて北海道を出発する予定です。
【ヴァイスブリッツ】
現在は馬場1周と坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「併せ馬だとやや行きたがる素振りを見せるときもありますが、単走では折り合いが付いてしっかり走れるようになってきました。坂路では柔軟性に富んだしなやかなフットワークを披露しています。速い時計はいつでも出せる状態にありますが、近日中に小野町へ移動させる予定なので、それまでは折り合い面を重視して調整していきたいと考えています」と話していました。今週末には小野町へ向けて北海道を出発する予定です。
【レッドオルティス】
(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重480キロ。
担当スタッフ「この中間は問題もなく順調で、直線でF15-14のところもコンスタントに消化しています。まだ相手なりにしか動かないような感じは残っているので、強めをビシッと課して気持ちを奮い立たせ、自らハミを取って動けるように指導しています。馬体は少し緩さが感じられるのでしっかり動かしていきます」
【レッドミスティ】
(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重465キロ。
担当スタッフ「変わらず体調もよく調整も順調。乗り込みも強化して直線走路では週2回F15-14を消化しています。気持ちも充実してフォームも安定しています。十分な運動量を確保しながら飼い食いや馬体重の大きな変動もないので、体調も安定しているのでしょう。近日中にはトレセンへの移動というプランも出てきています」
*****3歳馬*****
【アナザートゥルース】
現在は坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「スローキャンターで坂路1本の軽いメニューで様子見しながら進めてきましたが、順調なことから28日(月)より2本に本数を増やしました。まだ時折幼い仕草を見せるものの、日々の調教は前向きに取り組めており、これから順次負荷を強めていこうと考えています」と話していました。このまま順調に進められれば、9月中旬には小野町へ移動させる予定です。
【プラチナムバレット】
この中間も夜間放牧を継続していましたが、復帰戦に向けて進めていくことになり、25日(金)からウォーキングマシンでの運動を開始しています。馬体は夜間放牧の効果でフックラとして余裕が感じられますが、成長分もありそう。近日中には騎乗運動へと移行する予定です。
【レッドアランダ】
(角居厩舎/札幌競馬場→吉澤ステーブル)本日、吉澤ステーブルに移動しました。
【レッドジェノヴァ】
(小島茂厩舎)本日、美浦トレセンに入厩しました。
【レッドミラベル】
(尾関厩舎)角馬場→ウッドコース
8/31(木) 南W 助手 71.5-55.0-40.8-13.9 強め
内アンネリース一杯に5Fで1.4秒先行2F併せで0.5秒遅れ
中ノボホウセイ馬なりに5Fで0.5秒先行2F併せで0.6秒遅れ
助手「今日は直線もたれてしまってまともに追えませんでした。トモの疲れも多少はあると思いますが、ハミ受けの方が大きいですね。以前はもたれるような馬ではなかったので、ハミを替えてみた方がよいかもしれません」
*****4歳馬*****
【ブランデーグラス】
現在はパドック放牧とウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。牧場担当者は「この中間よりパドック放牧と併行してマシン運動を開始しました。30分程度のメニューですが、当面は軽く動かしながらリハビリを継続していこうと考えています」と話していました。
【レッドイグニス】
(山元トレセン)担当スタッフ「この中間もトレッドミル(ダク)での調整。週末あたりからトレッドミルでキャンターをと考えていますので、キャンター移行後の動きや馬の雰囲気などを見て、騎乗のタイミングを考えていきます。特に問題がなければ、来週末から跨っていけるのでは、というイメージは持っています。運動を継続していますが膝の状態を含め、不安な点は特に見られません。定期的にレントゲンを撮ってチェックをしていく必要はあると思いますが、ここまでは良い意味で変わらず平行線。スムーズにステップアップしていけるよう、今後も注意しながら進めていきます。馬体重は477キロです。
*****5歳馬*****
【ルグランパントル】
30日(水)にWコースで5ハロン66.4-51.1-37.0-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追いの動きは重め感がなく、乗り役の指示にもスッと反応できていました。目立つほどではないものの、長目から楽に好時計をマークできたように、こちらの目論見どおりに状態が上向いてきています。前走がもう一追い欲しい中での好走でしたから、今回はいやがおうにも期待が高まりますね。ルグランパントルにとって外回りの1600mはもってこいの条件で、あとは直線を向いてヨシトミがどこに進路を取るか、前が開けば鋭い脚を使って伸びてくるはずです。強いメンバーは揃った印象ですが、状態の良さを生かしてここでも勝ち負けに持ち込んでほしいと期待しています」(栗田博憲調教師)