*****2歳馬*****

【シップフォクイーン】

8月24日の検疫で入厩することになった。牧浦調教師からは「ノドの症状も良くなり強目をしっかり乗り込んでもらいました。入厩させてまずはゲート試験クリアを目指したいと思います」との連絡が入っている。牧場担当者からは「強弱を付けたメニューで馬体強化と基礎体力向上に努めました。先月強目を乗って少し馬体が減りましたが、少しペースを抑えたことでグンと馬体が戻って張りも増しています。ノドの炎症が治まり、息遣いに問題は見られませんし、終いまで余力が見られるように変わってきました。ゲート練習でも入りや駐立に問題は無く、発馬も早さが見られます」との報告。8月下旬の馬体重は478キロ。

 

【アースジーニアス】

デビューに向けて調整中。8月23日、和田調教師は「本日、ポリトラックコースで5ハロン70秒を切る位の時計で追い切りました。まだもっさりしていて動きもモタモタしています。まだトレーニングセールの時の状態にはないので、来週のレースは見合わせて、じっくりと乗り込もうと思います」とのこと。新潟最終週の新馬は見送りとし、状態に合わせて再検討する。

 

*****3歳馬*****

【レッドアランダ】

(角居厩舎/札幌競馬場)本日はダートコースで調整しました。
 札幌ダート 57.8-43.9-14.0 馬なり
※今週26日(土)札幌3レース・3歳未勝利(D1700m)に田辺騎手で出走します。
助手「札幌競馬場にはきのう午後到着し、けさはダートコースで15-14くらいのペースで調整。動きに若干硬さはあったものの、ピリッと気合いは乗っていましたよ。到着後もカイバは食べていますが、馬体重は輸送で10キロ減って400キロちょうどでした。ギリギリのラインなので何とか食わしこんで今週のレースに臨みたいと考えています。当初予定していた芝2000mは節が足りず、出走が100%不可能な状況だったので、芝2600mも考えましたが、こちらも1枠を5、6頭で争う狭き門になりそうでしたし、距離も長すぎるだろうということになり投票しませんでした。ただ、去年までのデータを見ると来週以降の芝のレース(スーパー未勝利を含む)も抽選にかかるかかなり微妙なので、2節でも確実に出走できる状況にあった今週のダート1700mに出走させることにしました。トビがきれいで軽い走りをするので芝のほうが合っていると思いますが、気持ちはしっかり持っている馬なので砂をかぶっても対応してくれるはず。距離も長くなるよりは短くなったほうがいいタイプでしょう。勝つのが1番ですが、最低でも権利をとって次につなげたいです」

 

【レッドジェノヴァ】

(小島茂厩舎)マシン→乗り運動
小島茂調教師「昨日到着後、スタッフからは少し疲れがあると報告を受けていましたが、一日でだいぶ回復したようです。跨って少しバランスが崩れているとは感じましたが、元々まだまだバランスが整っている馬ではないですし、これくらいなら問題ないでしょう。この後は中山2週目を予定しているので、今週末に近郊の牧場へ放牧に出して、1週間ほどですぐ厩舎に戻す予定でいます」

 

【レッドミラベル】

(尾関厩舎)角馬場→Aコース→坂路
8/24() 坂路 助手 67.8-51.3-33.6-16.3 馬なり
助手「暑さが続いていて明日は楽をさせるつもりなので、今日はAコースから坂路に入れてしっかり調整しました。トモの疲れは少し残っていますが、レース後に比べると良くなってきていますし、この程度ならケアしながら進めていけば問題ないと思います」

 

【レーヌジャルダン】

8月23日、高柳調教師は「レースに使った疲れはありますが、引き続き使っていける状態です。新潟最終週は見合わせて、中山・紫苑S(9月9日)か2週目の牝馬限定の特別戦(9月17日・汐留特別・芝2000m)に向かうつもりです」とのこと。

 

【カヴァレリア】

8月16日に帰厩。23日、新開調教師は「本日、ウッドチップコースで70-40位のところを乗っています。まだピリッとしたところが見られないので、週末の調教ではブリンカーを着けてみようと思います。来週の新潟・ダ1200mかダ1800mを予定していますが、今週末締切の名古屋の交流競走にも投票してみようと思います」とのこと。9月2日(土)新潟・ダ1200mかダ1800m、3日(日)新潟・ダ1200mに投票予定。

 

【アースミステリー】

8月19日に帰厩。23日、和田調教師は「前回の帰厩時もそうだったのですが、今回もすぐに使える状態では無さそうなので、予定していた来週のレースは見送りとし、厩舎で調整をして再度目標を決め直したいと思います」とのことで、9月3日・新潟・飯豊特別(芝1200m)は見送ることになった。

 

*****4歳馬*****

【ラタンドレス】

20日(日)に坂路コースで4ハロン55.1-39.4-26.4-13.6を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にも坂路コースで4ハロン51.3-38.0-25.5-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「地方交流競走(笠松・数河高原特別)には選出されたものの、勝敗に関わらず次走への優先出走権が与えられないため、慎重にメンバー比較もしたうえで小倉で出走させる結論に至りました。距離に関して多少短いのは承知でも、道中力まず折り合って走れさえすれば、流れが速くなる分かえって決め手が生きてくると期待します。芝の部分では行き脚が付きませんが、オールダートならば1000mでもスタート後スッと流れに乗ってくれると思いますよ」(山内研二調教師)

 

【レッドイグニス】

(山元トレセン)担当スタッフ「両膝はまだ少し熱っぽさが残っているようですが、ミホ分場でも運動ができていたように、こちらでもすぐにトレッドミルで動かしています。膝は今後もレントゲンを撮って確認していきますが、運動開始後も特に問題なくきていますので、トレッドミルでのダクからキャンターへの移行を考えています。ただ、馬自身トレッドミルに戸惑っている感じもありますので、そこは様子を見ながら慌てずにいきますよ。いまは落ち着いて取り組んでくれていますけど、気性的に難しいところのある馬と聞いていますし、戸惑っている状態で詰め込んで変なスイッチが入ってしまっては困りますから。いい形で進めていけるよう、馬と相談しながら慎重にいきたいと思っています。入場時の馬体重は471キロ。運動をはじめて466キロの数字になりましたが、見た目も悪くないですしね。張りが欲しいという体ですけど艶はいいように体調面は問題ないので、調教が進んできての変化が楽しみです」

 

【レッドアヴァンセ】

(音無厩舎→ノーザンファームしがらき)本日ノーザンファームしがらきへ放牧
音無調教師「当初は続戦する予定でいましたが、先週土曜日に坂路で乗ってみたところ歩様はスムーズなのですが、少し覇気のないところがありましたし、飼葉の食いも良い時に比べて戻って来ていませんので、レースでの反動が来たのだと思われます。続戦の場合は暑い中での輸送をもう一度をしないといけませんし、将来がある馬でここは無理をさせられませんので、予定していたレースは回避して、今日ノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。まずはしっかり体を休めてもらって、状態が整い次第、乗り込んでもらう予定でいますよ。秋は10月14日の京都・清水ステークス(芝1600m)から始動していく予定です。当日はデムーロ騎手が東京で騎乗するため、今回は川田騎手にお願いしています」

 

【ディアスプマンテ】

5月18日よりグリーンウッドTで調整中。8月24日、担当者は「引き続き週2回12~13秒ペースを消化しており順調です。移動の態勢は整いつつあり、このまま状態をキープして帰厩の声がかかるのを待ちたいと思います」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【シンラバンショウ】

23日、新開調教師は「レース後、骨折などの怪我はありませんが、レースを使ったことで硬さも見られ疲れもありますので、本日ノーザンファーム天栄に放牧に出しました。秋の新潟開催に牝馬限定の同条件のレースがあるので、そのレースを目標にしたいと思います」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【レインオーバー】

8月26日(土)新潟・瀬波温泉特別(混合・ダ1800m)に石橋騎手で出走予定。8月24日、堀調教師は「レースが土曜日なので、水曜日に追い切っていますが、久々でも力は発揮できそうな状態です。以前に比べると調教でも気を抜かずに最後まで走れています。昨日はゲートのスタート練習もしましたが、問題ありませんでした。実際のレースでも上手く出られるて良いのですが。ダートも2度目になりますし頑張ってくれれば。体重は468キロです」とのこと。

 

【アースコネクター】

8月19日発で小倉競馬場へ移動。8月26日・小倉・釜山ステークス(混合・ハンデ・ダ1700m)に出走を予定していたが残念ながら除外となってしまった。23日、和田調教師は「本日、小倉のダートコースで6ハロンから追い切りました。具合は引き続き良いので、除外にならず使えると良いのですが。出られれば自分の競馬をするだけですので」とのことだったが誠に残念ながら除外。24日、和田調教師は「除外となり本当に残念です。美浦に戻った後、順調ならば中山最終週のダ1800mに向かいます」とのこと。10月1日(日)中山・内房S(ダ1800m・ハンデ)に向かう。