*****2歳馬*****
【セルヴァ】
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。時間を掛けてフォームの矯正に取り組んできた甲斐もあり、手前の替え方や左手前のキャンターがだいぶスムーズになってきた印象。今週から速い時計消化を織り交ぜてペースアップを図っており、入厩に向けて態勢を整えていくつもりです。
【ラズワルド】
ノルマンディーファーム小野町で調整され、5日(土)に美浦・清水英克厩舎に入厩しました。「元気に入厩してきてくれました。新しい環境に少し戸惑った様子を見せていましたが、時間を経る毎に馴染んできていますよ。今はゲート練習を中心におこなっていて、初日は発進がのっそりという感じでした。一緒に練習したパートナーが速かった分、余計に目立ってしまいましたね。翌日はゲートへの入りが今ひとつで、もう少し時間をかけてあげた方が良いと見ています。ダメ元で試験を受けてみるという考えもあるでしょうが、それで印象を悪くしてもいいことはありませんし、ある程度のレベルまで引き上げてから受ける予定です」(清水英克調教師)
*****3歳馬*****
【ソルオリーヴァ】
「仕掛けが若干早かったという見方もあるけど、レースの流れから前を行く7番(デンコウアリオン)が相手と見たのは間違っていなかったと思う。最後までよく食い下がっていたのですが、今回は勝った馬が強かったですね。ここまで来たら中一週、それでも駄目ならまた中一週でというのが番組表からはセオリーなんだろうけど、レース後の状態は前走時と比べても今回の方が疲れは顕著に出ている様子。一旦まずは疲れを抜くことに専念して、次できちんと決めれるように調整していきます。裏函が使えるのは今月23日(水)迄ですし、最終調整をウッドチップで追い切りたい考えから、状態の回復次第で来週に出走させる可能性もまだ残しておくつもりです」(大竹正博調教師)
【ホウロクダマ】
10日(木)に坂路コースで4ハロン52.4-38.0-25.5-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「昨日は朝一番の涼しい時間帯での追い切り。時計の出やすい馬場状態に加えジョッキー騎乗とはいえ、52秒台を馬ナリで。栗東坂路4Fでの自己ベストタイムを計時しました。また、目一杯ではありませんでしたし、半マイルなので喉鳴りの症状は見られませんでした。残念ながら8/17(木)笠松・ハマナス賞(ダ1400m)は選出されませんでしたので、引き続き8/23(水)名古屋・ラズベリー賞(ダ1400m)に申し込みます。抽選に漏れた場合は、その時の仕上がり状態を最優先で考慮したうえで、8/20(日)もしくは8/26(土)の小倉・3歳未勝利(ダ1000m)に向かうか、8/29(火)と30(水)に金沢・笠松・園田でそれぞれおこなれる交流戦に申し込むかのいずれかの予定です」(中竹和也調教師)
【レッドクライム】
(吉澤ステーブル)角馬場で運動。480キロ。
牧場スタッフ「今週も角馬場でダクとハッキングで調整しています。馬の状態を見ながら徐々にペースを上げていく予定なので、うまく心身のバランスをとっていければと思っていますが、脚元を含め、どこか気になるところや痛いところがある訳ではないので、引き続き乗り進めていきます」
*****4歳馬*****
【ラタンドレス】
宇治田原優駿ステーブルで順調に調整され、本日11日(金)に帰厩しました。
「放牧先でも順調に乗り込めていると報告を受けていましたし、フックラした体つきで戻ってきたのは好感が持てる。平坦の小倉コースはこの馬に合っているだろうが問題は距離だね。ダ1700m戦で初勝利を挙げたとはいっても、近走はワンターンの短い距離で結果を残している。やはり前半は我慢させて終いに脚を使う形の競馬をイメージしているので、1000mと1700mどちらを選択するかは少し時間をください」(山内研二調教師)
【レッドイグニス】
(ミホ分場)マシン60分。馬体重468キロ。
担当スタッフ「去勢した箇所はキレイになって、今は問題ありません。膝のほうも熱や腫れは落ち着いているので、山元に移動する前にレントゲンを撮って、しっかりチェックしてから移動させたいと思います。移動は来週末か再来週の始めになると思います」
【レッドバルトーク】
(松風馬事センター)この中間もロンジングを行ってから角馬場に入れ、周回コースにて1セットF20秒で乗り込んでいます。馬体重は476キロと少し減ってしまいましたが、状態自体は上向いてきているようです。大竹調教師からは「ここにきてようやく体調が上がってきている様子。今月中には帰厩の目途を立てていきたいところです」とのコメントがありました。
*****6歳馬*****
【ラテラルアーク】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを進めるにつれてトモの緩さは解消しつつありますが、左前に関しては歩様には出ていないものの触診反応は依然として残っているので、ショックウェーブ治療を施した方が良さそうな気がします。今週末に回診に来る獣医さんと相談したうえで決めるつもりで、必要に応じて仙腸関節を刺激してトモの良化を促す治療もできればと思っています。引き続き緩めることなく乗り込みつつ、不安箇所の治療も並行しておこなっていく予定です」(担当者)
*****7歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、常歩600m、ダク1800m、キャンター2400mを25-25秒。馬体重463キロ。
担当スタッフ「暑くなって来たせいもあるのか、先週末に両前の脚が浮腫みました。今週はケアしながらペースを落としたので、徐々に浮腫みは取れて来ています。背腰にはケアのためにショックウェーブをしました。飼葉は食べていて、毛艶は相変わらず良いですよ」