*****2歳馬*****

【セルヴァ】

現在は馬場2周と坂路1本を18秒ペースのメニューで調整中です。ハミ受けに関しては先週からガラッと変わった感じはありませんが、体がいくらか引き締まってきたことで走りに素軽さが出た印象。これで馬体が絞れて数字面の裏付けがあれば更に良くなりそうで、当面の間は長めをジックリ乗り込んでシェイプアップに努めていくつもりです。

 

【ラズワルド】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は1315秒ペース)のメニューで調整しています。先週末に3頭併せの真ん中に入れて強めの追い切りをかけたところ、スッと反応して他の2頭を突き放しました。ダラッとしてワンペースの走りだった当初とはいい意味でイメージが変わった1頭。しっかり溜めが利いてメリハリのある走りができるようになってきました。脚元はスッキリしていますし、体調面にも全く問題ありません。再来週にも入厩の予定で、送り出しに向けて態勢を整えていきます。

 

*****3歳馬*****

【ソルオリーヴァ】

「長距離輸送後の競馬でも、ノウハウは掴んでいるので体調面に関して心配はしていませんでした。ただ、あそこまでいったら勝ち切りたかったのが本音ですね。徐々に解消してきてはいるものの、追われて右に刺さる癖は稽古でもまだ見られますので、次走への最重要課題として矯正していきます。涼しい気候が合うためかレース後もソルオリーヴァは元気一杯の様子に映り、状態次第では連闘する考えもありましたが、木曜日になって飼い葉食いの量がやや落ちていると現地スタッフから報告が入ったため今週の出走は見送りました。来週7/30(日)札幌・3歳未勝利(芝1500m・混)または8/05(土)の同(芝1200m・混)に向かうつもりです」(大竹正博調教師)

 

【ホウロクダマ】

この後は栗東近郊の吉澤ステーブルWESTで調整することになり、本日21日(金)に移動しました。「レース後デムーロジョッキーが検量室に引き上げてきた時まで、ヒューヒューと聞こえていました。1月以来の内視鏡検査を受けましたが、前回と大差はなく、ステージの進行はないとの診断でした。中1週で使った疲れを取り、リフレッシュも図るため、一旦近郊に放牧に出しました。この後は小倉、札幌のダ1000m戦の両開催および地方交流戦を視野に入れています」(中竹和也調教師)

 

*****4歳馬*****

【ラタンドレス】

「現在は600mの馬場をキャンターで2400m18秒ペース)、坂路コースを1本(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。こちらもかなり暑くなってきましたが、今のところ夏負けの兆候もなく元気一杯。馬体が減った感じもありません。明日22日(土)に15-15を切るくらいの時計消化をおこなう予定で、帰厩に向けてこのまま進めていくつもりです」(担当者)

 

【オルレアンローズ】

19日(水)にWコースで5ハロン69.1-53.2-39.6-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「8/13(日)の豊栄特別(芝1400m・混)には1週程早い気もしますが、馬房の都合がついたため、先週末に帰厩させました。本番まで時間があり、テンションを上げたくないので、水曜日にサーッと軽く流した程度の追い切りをおこないましたが、前走を一叩きした上積みが十分感じられる動きでしたね。主戦騎手である大野君に先約があるため、ピンチヒッターとして吉田豊騎手をおさえています」(高木登調教師)

 

*****5歳馬*****

【ルグランパントル】

「現在はダートコースでキャンター2000m1820秒ペース(週2回は14秒ペース)、600mの坂路1本を17秒ペースのメニューで調整中です。18日(火)に4ハロン14-14の速い時計消化をおこない、その後も順調に乗り込んでいます。脚元も全く問題ありませんし、飼い葉もしっかり食べており、こちらで乗り込みを強化したことで馬体も引き締まってきて、状態はすこぶる良さそうです。14日(金)に栗田調教師が来場されて状態確認をおこない、『状態も良さそうなので、28日(金)に厩舎へ戻す予定です』とおっしゃっていましたから、送り出しに向けて態勢を整えていきます」(担当者)