*****2歳馬*****

【エターナルソウル】

吉澤ステーブルで調整中。7月13日、担当者は「徐々に調教を進めてきており、今週はハロン13秒ペースも消化させています。強目を乗り込みつつ動きは着実に良化を見せている感じです。馬体のボリューム感もアップしてきています。まだ成長途上な感じですが、秋の移動に向けて良い状態に持っていきたいと思っています」とのこと。

 

【シップフォクイーン】

吉澤ステーブルWESTで調整中。7月1週目に入厩予定だったが、ノドに炎症を起こしてしまいいったん見送りに。7月13日、牧場担当者は「先日の調教時にノドの異音があったのですが、たまたま来場していた獣医師にすぐ見てもらい『一過性の炎症で吸入治療を行うように』という指示をもらいました。そこまで15-15中心で進めていましたが、15秒ペースではまだ馬に余力があるために、かえって首を丸めて力んでいた感じで、もっと速いペースで乗り出せば自然と解消すると思います。現在は吸入治療を行いながら17-17ペースで乗っており、緩ませずに進めることが出来ています。炎症が治まったら移動時期について調教師と相談するつもりです」とのこと。ノドの状態が落ち着くのを待って入厩する。

 

*****3歳馬*****

【レッドミラベル】

(山元トレセン)担当スタッフ「今週は火曜日に坂路で15-15を消化。週末は14-13くらいのところを予定しています。おそらく来週の移動になるかと思いますが、ここまで順調に強めを交えながらコンスタントに本数を消化してきて、状態面に関しての不安はありません。8月13日の新潟・芝1800mが目標とのことですが、ここは一発で通過して欲しい馬。コンディション的にはそれを十分に意識できる感触もありますので、移動まであと少しの時間ですが、この雰囲気をキープして元気に送り出せるように明日以降も調整していきます。ここ一連の稽古の動きもいいですし、秋へ向けて頑張って欲しいですね。期待しています」

 

【レッドジェノヴァ】

(函館競馬場→社台ファーム)小島調教師「ハナに行っても斤量差で押し切れると思いましたが、結果的に番手の競馬をさせた方が良かったかもしれません。レース後も変わりなく、今日社台ファームへ移動させました。2週間ほどでまた函館競馬場へ戻して、次走は8/20()の札幌8R(牝馬限定・芝2000m)に岩田騎手で向かう予定です」

 

【ソルオリーヴァ】

9日(日)に坂路コースで4ハロン55.1-40.0-26.4-12.4を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にはWコースで5ハロンから0.8秒先行して併せ、70.0-53.3-38.4-12.9を馬ナリに追い切りました。「グレーターロンドンを煽るような動きだった前走時ほどの迫力ではないものの、最終追いは長目から合格点を与えられる内容でした。息遣いも徐々に良化してきており、体にそう太め感もなくレースを使える態勢は整っています。福島と比べて相手関係が若干薄く、この後は滞在で競馬に臨みたい考えもあることから、吟味したうえで最終的には函館の番組を選択しました。直前になって優先権を所持している馬が2頭(ジャスティンラヴ、デルマオフクロサン)も増えてきたのは誤算ですが、輸送さえ無事こなせばメンバー的には十分勝負になると見込んでいます。脚を溜めて直線弾けさせてというタイプではないため、鞍上には二列目あたりから前を見ながら進めるように指示します」(大竹正博調教師)

 

【ホウロクダマ】

12日(水)に坂路コースで4ハロン55.2-40.3-26.0-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「中1週なのでテンは15-15で入って、終いだけ仕掛けてサッと伸ばしました。前走時の最終追い切りよりも加速がスムーズで、動きそのものもキビキビと映ります。気負いも抜け、いい意味でリラックスしていて、一度叩いた効果は顕著ですね。スタートでトモを滑らせた前走のようなみっともない競馬にはならないはず。ここ2戦連続して騎乗してくれた祐一君が乗れないのは残念ですが、デムーロ騎手なら不足はありません。抜けた馬が見当たらない今回こそ何とかしたいですね」(中竹和也調教師)