*****2歳馬*****
【シングシングシング】
6月1日、新開調教師は「ここまでゲートを中心に調整してきましたが、新しい環境での調整で、精神的にストレスが溜まってきています。走りそうな馬だけに、変にここで追い込んでしまって、悪い方にいくのも嫌なので無理せず放牧に出そうと思います」とのことで、近々阿見TCへ放牧に出る予定。
*****3歳馬*****
【コンパッシオーネ】
前走のレース後も馬体に異常なく、次走は6月19日(月)からの船橋開催での出走を予定しています。
【ソルオリーヴァ】
5月28日(日)に坂路コースで4ハロン58.3-43.7-28.5-13.6を単走で馬ナリに追われ、31日(水)にはWコースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、52.4-37.8-13.1を強目に追い切りました。「最終追いは3頭併せの大外を先行する形で行いました。ゴール前でさすがにグレーターロンドンに突き放されはしたものの、最後まで抵抗できていましたし、OP馬相手にむしろあれだけ食らいつけるのは大したものと評価しています。競馬ですから追い切りの時計や動きだけを鵜呑みにはできませんが、今回がこれまでで一番期待を持って臨めることは確かです。権利持ちが多く、メンバーは揃った感もありますが、どれだけ前進できるか楽しみにしています」(大竹正博調教師)
【レッドクライム】
厩舎周りを引き運動。須貝調教師「昨日、無事に函館競馬場に到着しました。輸送時も落ち着いていたようですし、飼葉の食いも良くて到着してからも落ち着いた様子。環境の変化に戸惑うことはなかったようです。今日は運動初日だったので、引き運動の指示ですが、特に移動前と変わったところもなく、体調も良いとの報告を受けています。明日から乗り出して、日曜日に追い切りを消化する予定です。当初はダート戦を使う方向でしたが、1度、洋芝での走りを見てみたいのと、ダートなら権利を外した場合でも節で使いやすいので、まずは開幕17日の芝2000m戦に使ってみようと思います。鞍上は武豊騎手の予定です」
【レッドミラベル】
(山元トレセン)担当スタッフ「乗り出してからも問題なくきていますよ。まだ軽めで20-18くらいのところですけど、周回コース1周か坂路を1本という内容で、引き続きトレッドミルも併用して進めています。このくらいのペースだからなのか、この中間もテンションが上がることなく好気配。少し大人になってきたのかな、という雰囲気を普段の所作からも感じています。爪が伸びてきたことで歩様も良くなっていますし、全体として良い方向に進んでいますね。この先、ピッチを上げていっての状況にもよりますが、新潟など夏競馬からの始動は十分に可能かと思いますので、馬にあわせてのスタイルは変えませんが、そのあたりもイメージしながら乗り進めていきます」
【レッドジェノヴァ】
(山元トレセン)担当スタッフ「先週末は坂路でラスト1ハロン13秒3、今週は火曜日に13秒8という感じで順調に速い処を重ねています。この感じで乗り進めていますがテンションは上がらないですし、だんだんとトモもはまってきたように思います。トレッドミルでの調整は変わらず継続していますし、周回コースにも入れながら中身を作っていますので運動量も十分ですよ。テンションに関しては、トレセンじゃないからなのか競馬から少し遠ざかっているからなのか、それとも本当に馬自身が大人になってきているのか判断は難しいところですけどね。とはいえ調整面など全体として不安なくきてくれていますので、6月中旬頃の函館検疫になるかと思いますが、心身ともに良好な状態で送り出せるようにこの調子で進めていきます」
*****4歳馬*****
【レッドアヴァンセ】
(音無厩舎)厩舎周りを引き運動。
音無調教師「明日放牧に出す予定なので、今日も厩舎周りの引き運動で調整しています。右トモの腫れはまだありますが、運動中は気になりませんし、特に心配するものではないと思います。続けて使っていますが、覇気もあって食欲も安定しています。この後一息入れますが、予定のレースなどは立てずに、馬の状態を見ながら帰厩させようと思っています」
【レッドバルトーク】
(大竹厩舎→松風馬事センター)引き運動。本日、松風馬事センターへ移動しました。
大竹調教師「ショックウェーブ治療をして様子を見ていましたが、昨日の午後からの歩様もあまり良くなく、前回の疲れが完全に取りきれていないようです。このままでは万全の態勢で出走することは難しいと考え、一旦放牧に出すことになりました。ティルドレン治療(骨代謝改善のための治療)などをして、立て直しを図ることにしています」
*****5歳馬*****
【レッドオルバース】
(国枝厩舎→山元トレセン)山元トレセンスタッフ「今晩、こちらに到着の予定です。山元で到着後の状態を確認して、問題なければ北海道(社台ファーム)へ運ぶことになるかと思います。前走も5着に負けはしたものの、十分に目処の立つ競馬をしてくれましたから。これから出世していってもらうためにも、秋へ向けて英気を養う、いい夏休みになるといいですね。まずは到着後、しっかりと馬体のチェックをしていきます」
*****6歳馬*****
【レインオーバー】
6月1日、堀調教師は「昨日、ウッドチップコースで追い切りました。最後までしっかり走れていて、体勢も整いましたので今週のレースに内田騎手で出走させます。中間のゲート練習も問題ありませんので、当日ゲートで落ち着いて普通にスタートが切れれば」とのこと。