*****2歳馬*****

【セルヴァ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限15秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間より週2回は15-15のペースで登坂しています。速めのキャンターを重ねるにつれ前進気勢が出始めて、実際の時計よりもスピードが感じられる走りになってきました。夜間放牧も継続していますし、オーバーワークには留意しながらこの馬の良さを引き出していこうと考えています」と話していました。

 

【アージェス】

現在はパドック放牧のみにとどめて様子を見ています。騎乗担当者は「順調に乗り進めていましたが、この中間左前に挫石を発症したため一旦小休止を挟みました。歩様は徐々に良化しているためタイミングを見て騎乗運動を再開しようと考えています。元々元気な馬ですが、痛みが和らいできたことで益々元気になってきました」と話していました。なお、29日(月)には中竹調教師が来場して、調教師が来場し、馬体と歩様のチェックをおこなっています。

 

【クイーンズトゥルー】

現在は馬場1周と坂路2本を(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「青草の効果からか、先月と比べて体重が大きく増えてビジュアル的にも数段良くなってきました。不定期ながら速めのキャンターを取り入れていますが、体が減らなくなりましたし、ようやく素質の良さが前面に出始めている印象を受けます」と話していました。

 

【ラヴノット】

現在は馬場1周と坂路2本(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「以前は華奢な印象でしたが、ここ最近の充実ぶり著しく、馬体がひと回り成長して随分と逞しくなりました。まだ腰高な体型だけに今後の伸びしろも大きそうです。調教ではハミ受けに課題が残るものの、馬場でのコーナーリングは上手くなっています。少しピリっとした面が出てきていますが問題ない程度なので、引き続きハミ受けの矯正に重点を置きながら進めていきます」と話していました。

 

【シーデイライト】

現在は馬場1周と坂路2本(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「まだ口向きに課題を残しますが、調教ではだいぶ前向きさが出てきました。馬体重は前月と変わりない数字でも、全体的にしっかりしてきた印象で身が入ってきたように感じられます。引き続き口向きの改善を最優先にしながら乗り込みを進めていく予定です」と話していました。

 

【ガトーショコラの15

現在は馬場1周と坂路2本(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「坂路を小気味の良いキャンターでキビキビと登坂しています。馬格がある方ではありませんが、自分より体の大きな併走馬に負けない勝負根性を見せているのにも好感が持てます。このまま順調に乗り込んでいければ、早期デビューを目標にできそうです」と話しており、引き続き近日中の移動を見据えて調整していく方針です。

 

【レッドミスティ】

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重448キロ。
担当スタッフ「直線走路でF15-14のメニュー主体に順調に乗り込んでいます。今日は直線単走で速いところを消化して29.4-14.1のラップを刻んでいます。乗り込みを強化していますが、馬体重も減らさず順調にきています。真面目に自らハミを取るようになって動きにも良化が感じられますが、馬体はもうひと回り成長してくれるものと見ています。どちらかといえばゆっくり成長する牝系ですが、そのあたりはうちも分かっているので、ここまでの調整に関しては予定通り。素質を高く感じている馬なので、じっくり取り組んでしっかり開花させたいと思います」

 

【レッドヴェイロン】

(ノーザンファーム早来)順調に調教が進んでいます。現在、週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16のペースで登坂、週1回は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週3日はトレッドミルでの運動を行っています。馬体重が増加してきましたので、騎乗調教の日数を増やしていますが、その後も数字をキープしながら乗り進めることができています。馬体重の増加に伴って体がしっかりとしてきましたので、調教での走りには安定感が増しています。まだ伸びしろがたっぷりとありますし、素質を感じさせる動きを見せていますので、これからの成長がとても楽しみです。馬体重は、482キロです。

 

【レッドオルティス】

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重475キロ。
担当スタッフ「周回キャンターと直線走路でF15-14も開始して乗り込み強化しました。今日は直線ダート単走で終い31.7-15.6をマーク。時計はそこまで速くありませんが、相変わらず動きは良く、馬体重も安定しているので状態は悪くないですね。最近は気性もコントロールできています。ただ、馬体を見ると腰高なところがあったりして完成はまだ先といった印象。早くから走る資質を感じている馬ですが、成長自体はゆっくりかなと見ています。進めようと思えばできないこともないですが、先々のためにもこの馬に合った適性負荷をかけて焦らず取り組んでいきたいと思います」

 

【レッドラギド】

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重530ロ。
担当スタッフ「周回コースと直線走路を交えて順調に乗り込んでいます。週1回周回コースで3Fから強めを消化していますが、疲労もなく状態は着実に上向いています。今日は強めのメニューの日ですが、本馬は装蹄をしたばかりなので今週は直線ダートを馬なりで32.3-15.8にとどめました。それでも馬なりというか馬任せの状態で楽に動けているので悪くはありません。この中間は馬体重が微増しましたが、無駄肉が増えたというよりは締まりつつ良い筋肉が付いてきたと解釈しています。体型的なこともあって、まだコロンと映りますが、この調子で乗り込んでいけば更に締まりが出てくるでしょう。今のうちからゲート練習も併用して慣らすようにしています」

 

【シングシングシング】

5月31日、新開調教師は「鉄橋のある鉄のまま、普通に乗り始めています。ゲート中心に調整していますが、少し恐がりなところがあるので、試験を受けるのには、もう少し時間がかかりそうです」とのこと。

 

【レーヌルネサンス】

社台ファームで調整中。現在は、ダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線1本中心の調整。5月31日、担当者からは「直線コース入りした後も順調で、30日には直線ウッドチップコースで2ハロン29秒0、ラスト14秒2を計時しています。強目の調整を継続できており好調です」との連絡が入っている。

 

【シップフォクイーン】

5月17日より吉澤ステーブルWESTにて入厩に向けた最終調整に入っている。31日、牧浦調教師は「先日、再度馬の状態を見てきました。調整を開始した後も順調にきています。トレセンでの調整に備えた体力造りのため、あと1ヶ月くらい乗り込んでから入厩させることにしたいと思います。まだ緩さは残っていますが、牝馬にしては馬格があって筋肉のハリも上々です。体力が付き馬がしっかりしてくれば走ってきそうですし、とても楽しみな馬です。今後の状況次第で多少前後するかもしれませんが、6月末~7月初めの移動に向けてどんどん進めてもらいます」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【アナザートゥルース】

28日(日)に厚賀・オカダスタッドへ移動しました。現在はパドック放牧のみにとどめています。輸送熱などなく無事到着していますが、長距離輸送の影響で体が減ってしまったため、今週一杯は楽をさせる予定です。こちらに戻ってきてからまだ日は浅いものの、他馬を見ると耳を前後左右に激しく動かして鳴き、馬っ気の強さなど精神面に幼さが見られる現状を踏まえて、今後の方針について高木調教師と話し合いを持ち、筋肉質で逞しくなり過ぎる血統面からの傾向と、有り余っているエネルギーを抑えることでより走ることに集中させたい考えから、近日中に去勢手術を施すことになりました。半兄サウンドトゥルーやルールソヴァールに性格や特徴がよく似ていることからも、その効果は大きいはずで、この秋の飛躍が楽しみです。

 

【プラチナムバレット】

27日(日)に長距離輸送による熱発や疲れもなく、無事にノルマンディーファームへ到着しました。現在はパドック放牧を開始しています。骨片を摘出する手術は成功しており、術後の経過もいたって良好ですが、このまましばらくは患部の回復に努める予定です

 

【レッドアランダ】

(角居厩舎/函館競馬場)本日はウッドコースにて併せ馬で追い切りました。
助手「函館到着後のカイバ食いはまずまずである程度の量は食べています。さすがに劇的に良くなるということはありませんでした。1本目の追い切りはウッドコースを馬なりでさっとやって先行、同入。アランダ自身、今いる場所がなにをするところなのかわかっていないせいか、落ち着すぎといった印象で余力はあるのに促さないと進んでいきませんでした。それにまだ走りが軽く、力強さも欠いています。課題は多いですがレースまで時間があるので、しっかり乗り込んでパワーをつけて前向きさを引き出せればと考えています」

 

【カヴァレリア】

5月31日、新開調教師は「前走後も順調です。具合を見て引き続き東京3週目か4週目の出走を考えています」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

31日、西園調教師は「ダートスタートだと行き脚も良く、そこからスッと控えて最後で脚を伸ばし、とても良い内容でした。今後が楽しみだと思います。レース後も問題は無く、引き続き使うつもりです。古馬との混合戦になりますので牝馬限定へと考えており、中2週以上開けたいと思います。1200mは短いと思いますし、今後のことも考えて3週目のダ1800m(牝)を第1候補に検討します」とのこと。6月18日(日)阪神・ダ1800m(牝)に向かう予定。

 

*****4歳馬*****

【ブランデーグラス】

28日(日)に厚賀・オカダスタッドへ移動しました。現在は舎飼いにして経過観察を行っています。担当者は「輸送熱などなく無事到着しています。ただ、以前よりも馬っ気が相当キツくなっている印象を受けます。管理する牧調教師からもリクエストがありましたが、今後の競走への影響を考慮して、近日中に去勢手術を施す予定です」と話していました。

 

【レッドアヴァンセ】

(音無厩舎)厩舎周りを引き運動。
音無調教師「使った後なので厩舎周りを引き運動で調整しています。レース中に脚を引っ掛けてしまったようで右トモに少し腫れがありますが、歩様はしっかりしていますし、獣医師に診てもらっても異常なしとのこと。スローペースで前に行ったが残る中で良く頑張ってくれてはいるのですが、今のアヴァンセには少し距離が忙しかったかもしれません。2日(金)にノーザンファームしがらきに放牧に出してリフレッシュさせたいと思います。次走は1000万クラスに降級するので、仕切り直して良い結果を出せるようにやっていきます」

 

【レッドバルトーク】

(大竹厩舎)ダートコース→坂路 

5/31() 坂路 助手 68.4-49.6-32.5-15.6 馬なり
助手「前脚も開き気味の歩様になってきたので、先週末にショックウェーブ治療を行いました。劇的な良化は見られませんが、軽めに乗って様子を見ています。明日、追い切りをかけてみる予定です」

 

【アースコレクション】

6月10日(土)東京・3歳以上500万円以下(混合・芝1400m)を目標に調整中。5月31日、尾関調教師は「本日、ダートDコースで併せ馬を行いました。5ハロンからの時計は、65.5、終いの1ハロンが13.0秒でした。レッドファルクスを相手に先行して併入しています。先週の追い切りよりも力みが取れて動き自体は良かったと思います。また舌を縛って調教を行っていて喉の方は問題なさそうですが、左トモに少し疲れが見られます。左トモをケアしながら調整していきます」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レッドオルバース】

(国枝厩舎)引き運動
国枝調教師「その中で勝ち馬が出るのだから言い訳はできませんが、あの暑さの中40分もパドックで待たされては馬も消耗してしまいますね。レース後どこが悪いというのはありませんが、今週中に一旦山元トレセンへ放牧に出す予定です」

 

【ハラペーニョペパー】

協議を行った結果、誠に残念ではあるが同馬を引退させることとなり、6月1日に馬名登録を抹消する予定。

 

*****6歳馬*****

【ラテラルアーク】

現在はウォーキングマシン運動にとどめて調整しています。騎乗担当者は「脚元の状態は良好で坂路を中心に順調に乗り込んでいましたが、この中間背腰を触るとやや張りがあるため無理せず軽めのメニューに落としました。背腰に電気鍼を打ってケアしていますから、張りが解消され次第、騎乗運動を再開しようと考えています」と話していました。

 

【レインオーバー】

6月3日(土)東京10R・稲村ヶ崎特別(3歳以上1000万円以下・芝2000m)に出走の予定。