*****3歳馬*****
【アナザートゥルース】
★3/25(土)中山・3歳500万下(ダ1800m)大野拓弥騎手 結果:優勝
「スタートが良くて、押し出されるような感じでハナに立つ形に。正直いって想定外だったのですが、うまくペースを落として楽に行けましたし、終いもしっかりしていました。ゴール板を過ぎてから後ろの馬に反応してハミを取っていたように、まだまだ余裕があったくらいです。今回も馬っ気を出していましたが、それでも新馬戦の時に比べればマシ。繊細な面がある兄達(サウンドトゥルー、ルールソヴァール)と違って、いい意味での図太さがありますね。操縦性が高く、どんな競馬でもできそうですし、距離延長にも対応できるでしょう。芝を試してみてもいいかもしれません」(大野拓弥騎手)
【プラチナムバレット】
★3/25(土)阪神・毎日杯(G3・芝1800m)池添謙一騎手 結果4着
「金曜日の稽古でWコースを半周跨らせてもらいましたが、それだけで非常に乗りやすい馬だと分かりましたよ。今日もこちらの指示に従順で、抑えるところは抑えられてゴーサインを出してからの反応もじつにスムーズでした。道中いいポジションで運べて、最後もこの馬なりに伸びてはいるんですけどね…。もっと積極的に前を追いかけて行っても良かったかもしれません。素質は感じましたし、これから力をつけていくでしょう」(池添謙一騎手)
【ローズジュレップ】
「レース中に右前を落鉄していましたし、不甲斐ない競馬で、大変申し訳ありませんでした。落鉄の影響もなく、脚元を含めた馬体に異常はありません。追い切りなど調整過程を見直し、巻き返したいと思います。中1週で4/5(水)川崎・クラウンカップ(S3・ダ1600m)を吉原寛人騎手で予定させてください。昨年12月の全日本2歳優駿(結果3着)と同舞台・同条件となるので、もう言い訳はできませんね」(小久保智調教師)
【ソルオリーヴァ】
この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整することになり、本日24日(金)に移動しました。
20日(月)に坂路コースで4ハロン65.5-47.5-30.1-14.7を単走で馬ナリに追い切りました。「次走に向けて今週末から時計消化を行っていくつもりでしたが、22日(水)の朝になって右前浅屈腱の繋ぎ側部分に腫れと熱感が見られました。火曜日の夕方に歩様チェックを行った際には異常がありませんでしたので、翌朝にかけて馬房内で捻ったものと考えられます。獣医師からも捻挫と診断されたため、今朝まで様子見したのですが、歩様の痛みが引かず運動再開までには数日間必要な見込みです。そのため、一旦近郊に放牧に出して患部の回復を促したいと思います。腫れと痛みが引いてさえくれば、競馬を使っている馬だけにペースアップはすぐ対応できるはずで、あまり時間をかけずに帰厩させたいと考えています」(大竹正博調教師)
【ホウロクダマ】
現在は1時間のウォーキングマシン運動のみにとどめています。四肢に皮膚病が出ていますし、腰もフラフラしている現状で、やはり使い込んできたことによる疲れが残っている印象。ひとまず週明けくらいまでは楽をさせて、様子を見ながらにはなりますが来週半ばから馬場入りを再開する予定です。
【レッドアランダ】
3月25日レース後コメント(9着)幸騎手「初出走でしたが、とても落ち着いていました。癖がなく、本当に乗りやすい馬でスタートからずっと折り合って進められました。でも、4コーナーから直線にかけて馬場の悪いところを通ってしまったのでノメッてスピードが乗ってきませんでした。厩舎のスタッフさんも話していましたが、まだ非力ですからね。距離はこれくらいあっても問題ありません」
【カヴァレリア】
セグチレーシングS(チバ)にて調整中。3月24日、新開調教師は「馬の状態を確認しました。まだ緩さは残る現状ですが、強目の調教も開始しているようですので。このまま強目の調整を続けてもらい、4月に入った頃に東京開催での出走に向けて帰厩させたいと思います」とのこと。
*****4歳馬*****
【ラタンドレス】
★3/25(土)阪神・4歳上500万下(ダ1200m・牝)鮫島良太騎手 結果5着
「外に張る癖があるため、なるべく馬混みで我慢させながら進めるようにと指示を受けていました。この距離だと気を抜くところもなく集中できていて、ハミをしっかりとって走ることができます。四角では突き抜けそうな手応えでしたし、短い距離で終いに脚を使う競馬が合っているかもしれませんね」(鮫島良太騎手)
【オルレアンローズ】
「この中間は1日坂路2本というメニューを中心に、16~19秒のキャンターで調整しています。来週の4/2(日)中山・船橋市市制施行80周年記念(芝1200m・混)を予定しています。前走を使ったことで中身は出来ていますし、これ以上テンションを上げたくないので、追い切りは今週末と来週の2本で十分でしょう。初の6ハロン戦となる次走が今後の方針を決める重要な試金石の一戦となることは重々承知しています」(高木登調教師)
【ブランデーグラス】
「いまのところ脚元を含めて不安な点はありませんし、いたって順調に調整を進められています。以前はもっとダラッとするところが目についたのですが、坂路コースでの走りも集中できていて、古馬になってだいぶ前向きさが感じられるようになってきましたね。長期休養明けの競馬はそう甘くないでしょうが、あとは息切れしないよう乗り込み量をしっかり重ねていくのみです。4/15(土)福島・4歳上500万下(芝1200m・若手)はタクヤ(木幡巧也騎手)でいきます」(牧光二調教師)
【レッドアヴァンセ】
(ノーザンファームしがらき)周回キャンター2000m、坂路1本。482キロ。
牧場スタッフ「今週も坂路で17-17のペースで乗っていましたが、脚元の不安も解消して良い感じに進められているので、昨日は15-15に上げてみました。このペースでも感触は変わらず良いですね。行きたがる素振りもなく落ち着いていましたよ。今の状態を先生に報告したところ、5月6日のパールS(京都/芝1800m)を使いたいとの事でしたので、そこへ合わせて帰厩できるように進めさせてもらいます」
【レッドゼルク】
(ノーザンファーム天栄)この中間は周回コースで乗り込んでいて、普段はF17秒くらいのところを、週2回は4Fで15-15を始めています。ペースアップしたことで、徐々に体調も上がってきているようです。来週水曜日から坂路が使えるようになるので、そこからは坂路で乗り込んでいきます。馬体重530キロ
【ディアスプマンテ】
3月25日(土)中京・ダ1800m(牝)に藤岡康太騎手で出走。馬体重は6キロ減の434キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。体重は減っているが、細過ぎる感じはなく、馬体に張りもあり引き続き状態は悪くなさそう。前肢の出がいまひとつで少し気合い不足にも見えるが周回を重ねていくと少しずつだが気持ちも入ってきた感じ。パドックで騎手が跨がると少し気合いが入り馬場へ向かった。気合いを面に出しながらダートコースへ入ると直ぐに、スムーズに駆け出して行った。レースでは、マズマズのスタートも控えて後方からの競馬。後方3番手で1コーナーへ入り外から行く馬を行かせて後方2番手で2コーナーを周り向こう正面へ。後方2番手のまま3~4コーナーを周り直線へ。直線で大外に出されると、伸びかけるが、残り1ハロンで脚色が一杯になってしまい10着。レース後、藤岡騎手は「指示通り控える競馬をさせました。直線へ向かうところでは手応えも十分で、これならと思いましたが、伸びかけたところでいっぱいになってしまいました。距離はもう少し短くてもよいかも」とのコメント。
*****5歳馬*****
【ルグランパントル】
23日(木)にWコースで6ハロン88.2-71.8-56.1-41.3-14.1を単走で馬ナリに追い切りました。「先週まで少し楽をさせてもらった甲斐あって、背腰の状態が良化を見せて体の硬さもほぐれてきています。そのため今週は帰厩後初となる長目からの追い切りを消化し、動きや反応も上々に映りましたので、ここまでいい上昇カーブを描けていると思います。他馬の動作に対してはやや敏感な面を残しているものの、精神的にどっしりと構えられて、日頃から落ち着いて稽古に臨めている点は頼もしく感じますよ。次走は4/16(日)中山・春興ステークス(芝1600m・混ハンデ)を柴田善臣騎手で予定しています」(栗田博憲調教師)
*****7歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
3月25日レース後コメント(14着)上野騎手「久しぶりの競馬でさすがに中山のバンケットは応えたようで、最後は余力がなくなりバテてしまいました。すみません。一度叩いて次はもっと良くなると思います」鹿戸調教師「まだ重かったですね。上がりの状態が問題なければ、福島での出走を考えています」