*****3歳馬*****

【アナザートゥルース】

19日(日)に坂路コースで4ハロン57.1-41.4-26.3-12.4を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にはWコースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、55.0-39.8-13.4を馬ナリに追い切りました。「水曜日の追い切りは、来週3/5(日)中山・3歳新馬(ダ1800m)のリハーサルのつもりで、大野君に跨ってもらいました。『まだユルさも感じますし、幼い面がありますが、さすが2頭の弟ですね。積んでるエンジンは間違いなさそうです』と好感触を得てくれたようです。普段の常歩、キャンターの動きが変化に気付くほどキビキビとしてきましたし、臨戦態勢が着実に整いつつあります」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

22日(水)にCWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、82.9-66.5-51.3-37.6-12.2を馬ナリに追い切りました。「先週あたりは馬もしんどかったのか飼い葉食いが少し落ちたけど、昨日の計量で484kgと体を戻してきています。反応や鞍上の手応えも今週はグンと上向いていたようですし、レースまでにもう1本強いところをやればきっちり仕上がってくるでしょう。相手関係はまだ来週になってみなければ分かりませんが、自己条件では何が出てきても正直負けたくないなという気持ち。稽古とはいえなかなかこれだけ動ける馬はいません。3/4(土)阪神・3500万下(芝1800m・混)に浜中俊騎手で向かいます。是非、競馬場にその走りを見にきてほしいと思います」(河内洋調教師)

 

【ローズジュレップ】

18日(土)に浦和ダートコースで4ハロンから併せ、55.5-39.7を馬ナリに追い切りました。「先週の土曜日に、昨日の浦和のA2戦で1番人気に支持された元中央準OP馬のタマモネイヴィーの最終追い切りの相手をしました。3/22(水)大井・京浜盃(S2・ダ1700m)まで時間があるので、ここまでの時計を出すつもりではありませんでしたが、仕掛けてからのトビの大きさ、直線に向いてからの迫力、やわらかい動きからの加速で、終い13秒を切っていましたよ。この中間も走る気満々ですし、これぞ昨年度の2歳最優秀牡馬だなと実感しましたね。残念ながらヒヤシンスSを自重しましたが、それが功を奏したようです」(小久保智調教師)

 

【ソルオリーヴァ】

19日(日)に坂路コースで4ハロンから併せ、57.0-42.7-28.0-13.1を馬ナリに追われ、22日(水)にはWコースで4ハロンから併せ、53.6-38.0-12.5を馬ナリに追い切りました。「内目を回っていたとはいえ、水曜日の追い切りでも1勝馬を相手に互角の動きで併入。体が絞れて軽快さも増し、ここにきてだいぶ力を付けている印象は受けますね。先週あたりから両前のソエを気にしだしましたが、今朝の稽古では気にする素振りや触診痛は見られなかったことから、今週の出走に踏み切りました。普段から跨っている北村宏司騎手を確保して、ダ1200m戦とダ1800m戦の両睨みで出馬投票の締切時刻ギリギリまで悩んだのですが、前者は除外の可能性がありましたし、ソエが小康状態を保っているうちに使いたいという思惑もあり、クラブ側とも相談した結果、最終的には確実に出走できる後者を選択しました。前走の内容からは距離が長いイメージこそあるものの、稽古の走りや鞍上の感触からも集中力さえ保てればこなせると見ています。選出されていた地方交流競走に向かう選択肢もあった中での判断ですが、良い結果が出せるよう鞍上とも作戦を練っていきます」(大竹正博調教師)

 

【ホウロクダマ】

3着馬が絡んでこなければとタラレバを言っても仕方ありませんが、かなり厳しい展開でもよく踏ん張ったと思います。喉の異常も見られませんし、優先出走権がありますので、このまま手元に置いて調整、続戦しましょう。中1週で4戦を消化していますので、今回はさずがに中2週は空けてあげようと考えています。3/11(土)もしくは3/18(土)の阪神ダ1200mを予定したいと思います」(中竹和也調教師)

 

【レッドアランダ】

(吉澤ステーブルWEST)周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重494キロ。
牧場スタッフ「追い切りではしっかり負荷をかけていますが、体重はさらに増えてきています。調教での動きは変わらず素軽いですし、フォームもいい。課題らしい課題はありませんよ。成長を促しながら順調に乗り込めたので体もかなりたくましくなりました。もう帰厩させてもらって大丈夫でしょう」

 

【レッドクライム】

(吉澤ステーブルWEST)周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重474キロ。
牧場スタッフ「今週から周回コースでも乗り出しましたし、15-15も週に2本消化しています。調整は順調ですよ。動きは大きく変わっていませんが、体つきを見てもこれからの馬だと思っているので成長を促しながら進めていくつもりです。馬体は丸み帯びてふっくら見せており、肉付きもなかなかです」

 

【レッドミラベル】

(尾関厩舎)曳き運動60分。
尾関調教師「今日はいつものように曳き運動だけで調整しました。昨日は終いビシッと追って、それが堪えたのか、昨日の午後から少し歩かせたところ歩様が開き気味で硬さも感じられました。ただ、今日は歩様もスムーズになっていたので問題ないと思います。飼葉はバリバリ食べるほうではないのですが、何とかゆっくりは食べているので、少しでも身になってくれればと思います。明日は馬場に出して乗って、良い状態で出走できるようにして行きたいと思います」

 

【レッドジェノヴァ】

(小島茂厩舎)乗り運動60分。
小島調教師「いつもなら追い切った翌日は曳き運動などで調整するのですが、状態をしっかり確かめたいので、森林コースを歩かせて歩様をチェックしました。今日跨った感じでも左右のバランスはしっかりし特に悪い箇所はなく、競馬を使っても問題ないとの事だったので、今週競馬を使う事にしました。息や動きは良く、体重も鞍を着けて508キロと成長しています。久々の分の割引はありますが、能力はあるので頑張ってくれると思いますよ。まだ緩さがありますし、良くなるのは先々になりそうですが、使って行く事でしっかりすると思います」

 

*****4歳馬*****

【ラタンドレス】

宇治田原優駿ステーブルで順調に調整され、23日(木)に帰厩しました。

「相変わらず口向きが悪いと報告を受けていますが、体つきなんかは逞しくなって帰ってきましたよ。レースまでにまだ乗り込み量がどの程度必要なのかは計れませんが、1回中京開催(3/11~)には十分間に合うはず。今年の飛躍を期待しているし、前々からローカルのダ1400m戦を使いたいと思っていたから楽しみだね。十分にリフレッシュできたでしょうから、ここから頑張ってもらいましょう」(山内研二調教師)

 

【オルレアンローズ】

19日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-40.5-25.5-12.6を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にも坂路コースで4ハロン54.5-39.2-25.6-13.2を単走で叩き一杯に追い切りました。「4Fの時計が54秒で終い1F13秒台とオルレアンローズにとっては普通のところですが、動きに関して非常に良かったと思いますね。メリハリのある馬体で、その全身を使った躍動感のあるフォームでした。予定通り3/12(日)中京・トリトンS(芝1400m・混)に向かいたいと思います。二転三転した鞍上ですが、大野君が中京に駆けつけてくれることになりました」(高木登調教師)

 

【ブランデーグラス】

現在は馬場1周と坂路2本を1718秒ペース(週二回は15秒ペース)のメニューで調整中です。回転の早いフットワークで集中して走っているように、ここにきての良化が顕著。先週から15-15の時計消化を織り交ぜて調教を強化していますが、それがいい方に出ているようで、だいぶピリッとしてきた印象を受けます。骨折した箇所も今は全く気にならず、ここにきて状態もグンと上向いているだけに、牧調教師には近々入厩の打診をするつもりです。

 

【レッドアヴァンセ】

(ノーザンファームしがらき)マシン運動。458キロ。
牧場スタッフ「水曜日にこちらに入場して来ました。馬体を入念にチェックしたところ、左前の浮腫みは多少ありますが、脚取りはしっかりしているのでそう心配はないと思います。飼葉も食べて体も戻ってきているので、じき状態は戻ってくるでしょう。それでも今回のレースでは接触や、直線で無理に外に出したことによる脚元への負担がないとも限りませんので、今週まではマシン運動に努めてしっかり状態を把握しながら乗り出しのタイミングを探っていければと思います」

 

【レッドイグニス】

(鹿戸厩舎)乗り運動後、北の角馬場でダクを10分。
鹿戸調教師「昨日追い切ったので、今日はいつものように北の角馬場でダクだけ乗って調整しました。相変わらずうるさいところを見せていますが、乗り降りの際は大人しく駐立できているので問題ないと思います。歩様はスムーズですし、脚元も今のところ気にならないので、来週に向けて良い感じで来ていると思います」

 

【レッドバルトーク】

(松風馬事センター)ロンジングを長めにやってほぐしてから乗り出しています。時計としては遅めですが、じっくり距離を乗っていますよ。左半身の硬さはまだ完全には取れてはいませんが、徐々に疲れは抜けてきているようですし、ひどくなってはいないので、このまま乗っていきます。先日、先生とお話しして、福島の障害を使いたいとのことだったので、来週か再来週の入厩になるかと思います。それまで疲れを取り、基礎を作ってから送り出したいですね。馬体重464キロ。

 

【レッドゼルク】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター3000m25-25秒。馬体重532キロ。
担当スタッフ「首筋の張りは徐々に良くなっているので、この後もケアしながら乗り込んで行きます。毛艶などは良いので、あとは中身がしっかりするように進めて行きます」

 

*****5歳馬*****

【ルグランパントル】

現在は馬場2周と坂路1本を1820秒ペースのメニューで調整中です。多少ピリピリしたところがあり、口向きの悪さも若干あるものの、あくまでも許容範囲でそれほど気にはならず、人間の手を煩わせるようなこともありません。活気十分で疲れは全く感じさせないだけに、帰厩に向けて更なるペースアップを図っていけるでしょう。

 

【レッドオルバース】

(山元トレセン)担当スタッフ「今週も火曜日に坂路で15-14を消化、今週末も同じくらいのところを予定しています。浮腫みやすい球節もケアしていますので問題なく調整できていますし、稽古でモタれるのも内側にいる馬に頼るのが原因みたいなので、そのあたりも意識しながらしっかりと稽古を進めることができています。動きなど特に気になる点もないですし、移動の声を待ちながら進めていくという感じですね。馬のコンディションは変わらず良好ですので、いつ移動が決まっても無理なく対応できると思いますよ。馬体重は515キロ。太め感なく、見た目もいいですね。この中間も落ち着いていて気になりませんが、もともと硬さの出やすい馬なので、引き続きその点は注意しながら進めていきます」

 

*****7歳馬*****

【レッドヴィーヴォ】

(ミホ分場→鹿戸厩舎)本日、美浦トレセンに入厩しました。
ミホ分場担当スタッフ「背腰は乗っていても気にするようなところはなくなり、体もだいぶしっかりしてきました。落ち着きも出てきたので、良い形で送り出せたと思います」