*****2歳馬*****

【リングジアラームの15

この中間、左前脚球節部外側の種子骨周辺に腫れと熱感の症状が表れました。痛みはなく歩様も特に変わりありませんでしたが、念のためにレントゲン検査とエコー検査を実施したところ、左前脚球節部外側の種子骨炎と、種子骨に付着している繋靭帯の炎症が認められました。体力面の強化が顕著になってきた矢先の事態で残念ですが、腫れや熱感の症状が落ち着き、定期的なエコー検査で一定の良化が確認されるまで、騎乗運動を控えてトレッドミル運動メインで調整していくことになりました。ショックウェーブ治療を取り入れて患部の回復を促しながら、トレッドミル運動でしっかりと基礎体力の維持に努めていきます。現在の馬体重は525kgです。

 

【リボンアートの15

社台ファームにて調整中。「ノヴェリスト産駒らしい立派な馬体の持ち主です。問題無く調教を進めていますが、調教で先頭に立つのを躊躇するところがあります。少し控えめなのかも」と育成スタッフ。

 

【クィーンスプマンテの15

社台ファームにて調整中。「ワガママなところがあり、ステイゴールド産駒らしいとても気が強い馬です。体は小さめなので、もう少し大きくなってくれれば」と育成スタッフ。

 

*****3歳馬*****

【レッドアランダ】

(吉澤ステーブルWEST)周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重476キロ。
牧場スタッフ「先週末は15-14を、今週水曜日に13-13を消化しました。ここまでしっかり乗り込んできたので1本目でも手綱を放したらスッと反応するなど機敏な動きを見せていました。あと2週間もあれば態勢は十分整うとみています」

 

【レッドクライム】

(吉澤ステーブルWEST)坂路1本。472キロ。
牧場スタッフ「今週から坂路に入れて17-17のペースで乗っています。まだ出掛けなどに歩様の硬さは残っていますが、先週末まで楽をさせていたので体は増えていますし、動かしだすと体もほぐれて来ますので、そこまで気になりませんね。先生からはこちらで態勢が整ってから帰厩をさせたいとの事なので、馬の状態を優先しながらメニューを考えていきたいと思います」

 

*****4歳馬*****

【レッドイグニス】

(ミホ分場)乗り運動後、ダク1200m、キャンター2400m25-25秒。馬体重463キロ。
担当スタッフ「左前の傷は固まって来ていて、徐々に気にする感じもなくなって来ています。右前の裏も今のところ問題ありません。飼葉は食べていますが、もうひとつ体重が増えて来ないので、今は少しでもフックラするように進めています。もう少し落ち着きが出れば、そのあたりも良くなって行くと思いますよ」※近日中に美浦トレセンに入厩予定です。

 

【レッドゼルク】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター3000m25-25秒。馬体重531キロ。
担当スタッフ「飼葉はしっかり食べていて、体重も少しずつ増えて来ているので、今週から太くならないように距離を延ばして乗り始めました。この後もケアしながら中身がしっかりするように乗り込んで行きます」

 

*****7歳馬*****

【レッドヴィーヴォ】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1800m25-25秒。馬体重486キロ。
担当スタッフ「元々、背腰は敏感で弱いところがある馬ですが、今は体も増えてしっかりして来ています。以前はうるさいところも出ていましたが、ここに来て落ち着いてきています」※次走は中京競馬での出走を予定しています。