*****3歳馬*****

【シルヴァーバレット】

12/16()に川崎競馬・内田勝義厩舎へ入厩しました。出走に向けてこれから調整を進めていきます。

 

この中間も変わりなく順調で、坂路コースではハロン1314秒ペースの速めキャンターも開始しています。地方競馬入厩に向けての態勢はほぼ整ってきたことから、このタイミングで厩舎にバトンタッチすることにします。地方での入厩先は川崎・内田勝義(うちだ かつよし)厩舎に決定しました。内田厩舎は川崎競馬のリーディングトレーナーで、社台グループの生産馬でもララベルやディラクエなどの活躍馬を送り出しています。厩舎の受け入れ態勢はすでに整っており、明日12/16()川崎競馬・小向調教場の内田厩舎に入厩する予定です。こちらでJRA再転入条件(4歳以上馬は3勝)のクリアを目指していきます。

 

【ラタンドレス】

現在は馬場2周と坂路1本を20秒ペースのメニューで調整中です。馬場に出てからのテンションの高さが目につきますし、口向きの難しい面も相変わらず。そこを鞍上が矯正しようとするとフォームがバラバラになってしまいます。全体的に体が緩く、体力面もまだまだといった印象なので、あと一ヶ月くらいは長めをジックリと乗り込みながら進めていくつもりです。この中間に整歯(やすりで歯の表面を削る)をかけて噛み合わせを調整しました。ハミ受けの改善に期待したいところです。

 

【オルレアンローズ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。フケの症状は落ち着いたようで、この中間はその兆候を見せていませんし、ここにきて落ち着きが出て、だいぶ大人びてきた印象です。乗り込みを重ねていくにつれて体に硬さが出てきたようにも映ったのですが、今はそんな感じがありませんし、お尻がまた一段と大きくなって体もボリュームアップしています。高木調教師からいつ声が掛かってもいいように、このまま進めていくつもりです」(担当者)

 

【ブランデーグラス】

現在は坂路を軽めに2本のメニューで調整しています。まだまだ集中しきれていないように映りますが、乗り始めから3週間ほど経過したことで動きは徐々に素軽くなってきており、状態面の良化が感じられます。脚元にはまだ不安を残しているため、調教後にはアイシングを施すなど入念なケアをおこない、今後も状態を見ながら調整を進めていきます。なお、来週20日(火)に小野町へ移動する予定です。

 

【シュティルヴァルト】

引き続き、左前脚にブリスターをかける治療を施しながら経過観察を行っています。馬自身は元気一杯の様子で体調面に問題はありません。今後も治療に専念し、患部の状態を見ていきます。

 

【レッドアヴァンセ】

(音無厩舎)坂路1本にて調整
坂路 57.6-42.9-28.4-14.5 馬なり
助手「昨日に引き続き坂路で調整していますが、今日は15-15までペースを上げてみました。元々から稽古駆けする馬なので、指示を出してからもスッと反応してくれますし、このペースだと言う事はないくらいで何の心配もないですね。レースまで時間があるので、この後も無理せずに仕上げていこうと思っています」

 

(音無厩舎)昨日、栗東トレセンに帰厩。本日は坂路1本にて調整。
坂路 67.0-49.6-32.7-16.4 馬なり
「牧場でもしっかり乗り込めていましたし、検疫も取れたので、1週間ほど前倒しする形になりましたが、昨日帰厩させました。今日は運動初日になるので、いつものように坂路1本の調整でしたが、相変わらず動きは素晴らしいですね。体も背が伸びて幅が出てきた印象です。次走は年明け14日の京都11R(新春S/1600m)をデムーロ騎手で予定しています。まだ期間はありますし、ジックリ乗り進めていきますよ」

 

【レッドイグニス】

(鹿戸厩舎)角馬場
助手「今日から乗り出しました。飼葉もしっかり食べていますし、腹回りが巻き上がっている感じもせず、馬体に細め感はありません。目立った疲れも見られないので、順調に立ち上げていけそうですね。次走は中1週で12/23(祝・金)の中山12R・ノエル賞(2000m)に向かう予定です」

 

(鹿戸厩舎)引き運動
助手「馬体重は積み込みより減りましたが、今回は馬運車でも落ち着いていて、輸送は上手くいきました。ただ、風が強くてパドックの横断幕がバタバタしたりしていて、それでイレこんでレース前に消耗してしまったのが痛かったですね。こちらに帰って来てからも変わりなく、明日くらいから乗り出す予定です」

 

【レッドバルトーク】

(松風馬事センター)今週入厩の話も出ていたので月曜日に障害の確認を行いました。問題なかったため、現在は周回コースのみの調整に戻っています。態勢は整っていますが、今週は検疫が回ってこなかったため、来週以降の早期入厩を目指して引き続き働きかけていきます。馬体重473キロ。

 

【レッドゼルク】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400m25-25秒。馬体重526キロ。
担当スタッフ「脚元に問題はなく、歩様もしっかりしています。飼葉もしっかり食べているので、この後もケアしながら乗り込んで行きます。全体的にしっかりして来ていますよ」※キャンセル待ちで検疫が取れれば明日、取れない場合は来週中の入厩を予定しています。

 

【グローリーミスト】

14日、中竹調教師は「レースでの大きなダメージも無かったようで、特に問題は見られません。このまま在厩し、使えるようなら24日(土)阪神・芝2600mに向かいたいと思います」とのこと。

 

【アースコレクション】

次走は1月5日(木)中山・4歳以上1000万円以下(混・芝1600m)に戸崎騎手で向かう予定。12月14日、尾関調教師は「疲れの抜け具合を見てきましたが、良い感じに疲れが抜けてきました。まだ完全に抜けたわけではありませんので、このまま疲れの具合を見ながらの調整になりますが、この感じなら引き続き使えると思います。今日は普通キャンターの調整を行なっており、このまま次走に向けて調整を進めていきたいと思います。年末のクリスマスカップは良い乗り役を確保出来ませんでしたので、年明けの芝1600mに戸崎騎手で向かいたいと思います」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【ルグランパントル】

14()Wコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、70.7-54.6-39.6-12.6を馬ナリに追い切りました。「古馬になって体質面がしっかりと強化されてきたようで、中一週で競馬を使う臨戦過程においても馬の状態に不安はありません。心身ともにバランスが良く、成績もだいぶ安定してきましたね。出走間隔2節だけが懸念点でしたが、出られればまず好勝負になると見込んでいるだけに、乗り慣れた柴田善臣騎手を早めに確保しといて正解でした。坂を上がってからエンジンがかかるまで少しモタつくところがあるので、前走よりは一段前に構える指示で臨みます」(栗田博憲調教師)

 

【レッドオルバース】

(国枝厩舎)乗り運動
助手「追い切った後なので、厩舎周りの乗り運動で調整しています。歩様も問題なく、引き続き順調にきています。想定を見ると権利持ちが結構いますね。出来は前走くらいにあるので、あとは相手関係と乗り方一つだと思います。惜しい競馬が続いているので、今回は何とか決めたいですね」

 

(国枝厩舎)坂路にて追い切り
12/14() 坂路 助手 54.9-39.5-25.3-12.5 馬なり
助手「中1週での競馬となるので、テンはゆっくり入って終い重点で追い切りました。雨で馬場状態が悪かったのですが、終いも12.5秒で上がってきましたし、状態は維持できていると思います」

 

【レッドルヴァン】

(田口トレーニングファーム)担当スタッフ「先週末、左前の歩様を気にすることがあって、ちょうど社台の獣医師が来ていたので診てもらったのですが、エコーでは状態は変わっていないし悪化したところは見られないとのことでした。馬自身も午前は少し抑える感じがあったのですが、午後になったら問題ない素振りになっていて、ちょっと原因が分からない状況ですね。その2日前に15-15を消化していますが、その直後は何ともなかったし、このタイミングで急に歩様に出てすぐに治まるというのが…。はっきりしたことが言えなくて申し訳ないですが、一過性のものかなという判断にはなってしまいます。今はハロン17秒ぐらいですが普通に乗れていて歩様にも見せていません。一度こういった症状を見せると、これ以上進めるのがおっかなびっくりになってしまいますが、とはいえこのまま優しく接するばかりでは仕方がないですから。来週からまた15秒で乗ってみて様子を見たいと思います。獣医からは何かあったらすぐに連絡をと言われています。なかなか軌道に乗せられず申し訳ありませんが、精一杯ケアして移動に向けて立て直していきたいです」

 

【シンラバンショウ】

ノーザンファーム天栄にて調整中。12月14日、新開調教師は「小倉開催での出走を目標に調整を進めてもらっています。年明けのどこかのタイミングで美浦TCに帰厩させる予定です」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【ラテラルアーク】

この後は厚賀・オカダスタッドで調整することになり、本日16日(金)に移動しました。
「評価は色々と分かれると思いますが、障害2戦目での変わり身を感じる内容ではありませんでした。センスがないというか、決して上手ではありませんね。平地に戻すかどうかは別として、背腰を中心に疲れが見られ、トモの送りが悪く、ゴトゴトとした歩様をしているので、すぐには使えない状態です。このまま在厩し続戦しても結果は望めないですし、昨年末から大きな休みを挟むことなく使ってきていますので、このタイミングで精神面もリセットし、オーバーホールするのが上策だと思います。いずれにしても来年で明け6歳となり、次に戻ってきたときが、成績的にも進退を決めるラストチャンスになるでしょうから、しっかり立て直したいですね」(鈴木伸尋調教師)

 

【レインオーバー】

山元TCにて調整を進め、近々美浦TCに帰厩する予定。12月14日、牧場担当者は「現在は週1回、坂路コースで14-14を消化しており、順調に調整が進んでいます。週2で強目をやるとテンションが上がってきてしまいますので、強目は週1回に留めていますが、今のところは問題ありません。乗り込みながら態勢も整いつつあり、このまま帰厩に向けて乗り込んでいきます。先日の計量で馬体重は475キロでした」とのこと。また、堀調教師は「順調に調整が進んでいるようです。検疫が確保出来ていませんのでズレ込む可能性もありますが、出来れば今週の検疫で美浦TCに帰厩させたいと思っています。現時点では年明けの中山2週目の芝2000mか、中山3週目の芝2200mへの出走を考えています」とのこと。

 

【アースコネクター】

阿見TCにて調整中。12月14日、牧場担当者は「騎乗の許可が出ましたので、先週から軽く乗り出しました。先週一杯は乗り運動だけに留め、今週から馬場でダクと軽いハッキング調整を行なっています。乗った感じでは疲れが取れている感じです。獣医の指示を仰ぎつつ、馬の様子を見ながら調整を進めていきたいと思います」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【レッドヴィーヴォ】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1800m25-25秒。馬体重479キロ。
担当スタッフ「右前の肩や首回りの張りは取れて来て、歩様も良くなっています。まだ背腰には疲れがありますが、ケアしながら進めていて、しっかり乗り込んでいます。今回こちらに移動して来てうるさくなっているので、落ち着かせるようにしながら進めています。体はフックラして来ていますよ」※近日中に美浦トレセンへ入厩予定です。