*****2歳馬*****

【コンパッシオーネ】

12月8日()船橋・2歳30万円以上57万円未満・距離1200m戦へ55kg川島騎手で出走しましたが4着に敗れています。馬体重はマイナス6kg439kg、筋肉の張りが更に良化して見え、気合い乗りも文句なく好気配でした。単勝は2.7倍の2番人気。レースではスタートで遅れて、押しながら4番手につけました。道中は内々で囲まれる厳しい展開となり、外へ出せないまま直線に向きましたが、抜け出すスペースがなく脚をあましてしまい0.4秒差の1181の4着に敗退しています。
川島騎手からは「最内枠なので揉まれないように乗ろうとしたのですが、ダッシュが良くない馬なので、あの位置が精一杯でした。ペースが落ち着いてしまったので、動くに動けず、直線で前が空いた時にはゴールでした。力を出し切れず、最悪の結果になってしまい申し訳ありませんでした。」と、出川克己調教師からは「馬場が深くて走りづらい内枠が死に目でした。それでも勝てると思っていたのですが、中途半端な競馬になってしまいました。もう少し長い距離でゆったり走らせたい馬なのですが、このクラスは短い距離しかないので内枠を引くと厳しいです。次は吉原騎手(1月から短期免許で2カ月間、南関東で騎乗)に替えます。」とのコメントがありました。

 

【ソルオリーヴァ】

4()Wコースで4ハロンから併せ、54.8-40.1-13.2を馬ナリに追われ、7()にもWコースで4ハロンから併せ、54.2-39.0-12.8を馬ナリに追い切りました。「調教では力を抜いて走ることを徐々に覚えてきています。前に馬がいないと物見する余力があるほどですし、時計的にも上々の最終追い切りが消化できたと思いますよ。いいスピードを持っているものの、やはり追い出すとまだフワフワと上へ抜けてしまう点が課題として残ります。現時点で短距離向きと決めつけたレース選択をしたくはなく、また父の産駒が16001800m戦で良績が目立つデータからも、まずはこの距離から使っていくことになりました。先行力と3kgの斤量差をアドバンテージにどこまで頑張ってくれるか期待しています」(大竹正博調教師)

 

【レッドクライム】

(須貝厩舎)坂路1本にて調整
 坂路 64.0-44.8-28.8-14.3 馬なり
助手「昨日の午後のチェックでも脚元に問題はなかったので、今日から乗り出しを再開して、さっそく坂路に入れています。良いフットワークで素軽く走れていましたし、引っ掛かる事もなく自分のペースで走れていました。レース後でも飼い食いは良く、状態も良好です。今日の感触なら引き続き良い状態で使えそうですね」

 

【レッドジェノヴァ】

(小島茂厩舎)引き運動
小島茂調教師「今朝は鞍着けの確認と、厩舎周りの引き運動で調整しています。歩様も変わりありませんし、獣医師のチェックでも特に問題はありませんでした。想定を見ると権利持ちが多いですが、こちらも使った上積みは十分ですし、当然いい勝負になることを期待しています」※鞍を着けた状態での馬体重は500キロ

 

*****3歳馬*****

【レッドイグニス】

(鹿戸厩舎)角馬場
助手「追い切った後なので、角馬場で軽めに乗りました。明日が輸送で、乗るのは今日がもう最後なので、ダクだけでなくハッキングも乗っておきました。変わらず順調ですし、状態は良さそうですね。あとは輸送をうまくこなしてくれれば、今回もいい勝負をしてくれるはずです」

 

【アースコレクション】

12月3日(土)中京・3歳以上500万円以下(混・芝1600m)に出走し1着。8日、尾関調教師は「競馬を使った後は少し疲れが出ましたが、それも1~2日で回復に向かい、今日跨がった感触は悪くなかったようです。週末まで様子を見てからになりますが、特に問題がなければ続戦させたいと考えています。12月24日(日)中山・クリスマスカップ(3歳以上1000万円以下・混・芝1800m)か、1月5日(木)中山・4歳以上1000万円以下(混・芝1600m)への出走を考えています」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【レッドオルバース】

(国枝厩舎)乗り運動
助手「今朝は厩舎周りの乗り運動で歩様を確認しました。少しチャカチャカしたところはありましたが、歩様は問題なさそうですし、権利もあるのでこのまま進めていくことになりました。次走は12/17()の中京7R(1600m)にシュタルケ騎手で向かう予定です」

 

*****5歳馬*****

【ラテラルアーク】

7日(水)に北Cコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、70.0-54.9-40.8-13.4を馬ナリに追い切りました。「練習を重ねるごとに口向きは改善されつつあり、真っ直ぐに障害へ向かっていき、飛越も安定するようになりました。今週を含めて北馬場での追い切りを長めから3本消化し、出走態勢は整ったと思います。体もフックラ見せており、中京までの輸送を加味しても500kg前後で出走できるのではないでしょうか。前走からの前進は見込めるはずで、見処のあるレースにしたいですね」(鈴木伸尋調教師)