*****2歳馬*****

【ホウロクダマ】

「体を持て余していて、まだまだ緩いですね。前と後ろが連動していないので、直線で苦しくなってしまいました。バッサラバッサラ走る感じで、現状はマイルまでだと思います。スタートも良く、芝のこの距離で先手を取れるスピードがありますので、ダートで前々につけ、粘り込む競馬がいいかもしれません。次は変わってきそうな雰囲気はありますよ」(野中悠太郎騎手)

 

【ローズジュレップ】

「なかなかゲートに入らない馬がいて、大分待たされた結果、馬がすっかり落ち着いてしまいました。それが全てですね。ゲートを出ても、馬のスイッチが切れた状態ですので、芝適性がどうとかでなく、今回は全くレースをしていません。消化不良の内容になってしまい申し訳ないです」(服部茂史騎手)

 

*****3歳馬*****

【シュティルヴァルト】

「最内枠で包まれて、勝負処で出せず脚を余して負けるという展開になるのだけは避けようと考えていました。積極的過ぎましたかね。溜めてきれるタイプではなく、長くジリジリ脚を使うメージだったので動いていきましたが、もう少し息を入れるところがあっても良かったかもしれません」(木幡巧也騎手)

 

【ラタンドレス】

「北海道でここまで5戦してきても、デキも落ちず、硬さもありませんでしたので、馬の状態は良かったと思います。2コーナー過ぎたあたりでペースが落ちた時に掛かってしまい、そこで力ませてしまったのが全ての敗因です。すみません。ある程度のペースで流れた方がこの馬には合っていますね」(加藤祥太騎手)

 

*****5歳馬*****

【ボーンレジェンド】

9月3日(土)札幌・札幌スポニチ賞(3歳以上1000万円以下・混・芝1200m)に坂井瑠星騎手で出走。馬体重は前走より2キロ減の486キロ。メンコを着用しパドックに登場。いつもの周回に比べると、大分落ち着いた様子でパドックを周回。相変わらずの馬っぷりの良さで、このクラスでも引けを取らない体つき。パドックでジョッキーが跨がっても特に入れ込むことはなく、軽く気合も乗って1番最後に馬場へ向かった。芝コースに入るとすぐに返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートから先行争いに加わるが、6番手の位置から徐々に後退し始めてしまい、3コーナーでは後方2番手までポジションを下げてしまう。後方2番手となる15番手で4コーナーを周り直線へ向かうが、前を交わすような脚はなくそのまま流れ込んでの15着。レース後、坂井騎手は「ゲートの中でも特に問題はなく、ゲートも出てくれましたが、向こう正面で少し挟まれるところがありました。道中は1度もグッとくるところがなく、追走で手一杯になってしまいました。特にバテている感じではないのですが…」とのコメント。また、田島調教師は「今日はゲートの中でも大人しくしていたようですし、スタートもマズマズでしたが、向こう正面で徐々に後退してしまいました。大きくバテてはいないのですが、直線でも流れ込む形になってしまいました。このあとは1度美浦に戻し、状態を確認した上で今後のことを考えたいと思いますが、次走は結果の出ているダート戦に戻したいと思います」とのことだった。