*****2歳馬*****
【ソルオリーヴァ】
「今週に入ってようやく落ち着きを取り戻したため、角馬場からゆっくりと騎乗運動を開始しました。輸送の際に外傷した左前はまだ若干の腫れが残っていますが、もともと腱鞘が右前と比べて太い印象を受けますね。触診反応はなく、歩様も特に問題ありませんのでこのままペースアップして進めて行けそうです」(担当者)
【レッドクライム】
(須貝厩舎)坂路にて併せ馬で追い切り
クライム 54.4-39.6-25.5-12.4 終い追う
タスクフォース 54.3-39.5-25.4-12.3 終い追う
藤岡騎手「レースで乗せて頂くことになりましたので、追い切りに乗せてもらいました。非常に乗りやすい馬で道中はスムーズ、手応えもしっかりしていたので、良い形で終いに脚を残すことができました。ただ、スピードが上がるところまではいいのですが、追ってからはまだ芯がしっかりしていないようでワンペースな走りではありますね。それでも最後まで真面目に走れていたのは良かったと思います。レースで騎乗した事はないので判断はできませんが、どちらかと言えば実践タイプの馬なのかもしれません。疲れている感じもしなかったので、あとはレースで結果を出せるように頑張ります」※今週の馬体重は466キロ。
【レッドミラベル】
(山元トレセン)担当スタッフ「今週は火曜日に周回コースで5F14-14。この中間も周回コースと坂路を併用してきっちりと乗り込めており、動きや状態に関して気になる点もないですね。稽古にも慣れたのか馬に余裕があって、雰囲気は入場時よりも大人っぽく感じます。稽古後の午後に多少の浮腫みが見られることもありますが、特に注意して見ていますしケアも欠かしていないので大丈夫ですよ。特別な治療が必要なものでもないですしね。乗り進めてきましたが、ここまで気性的な部分に大きな課題も見つかりません。順調にきていますので、どのタイミングで移動の声が掛かっても対応できるように、この調子で乗り込みを重ねていきたいと思っています。今週末は普通キャンターで乗っていく予定です」
*****3歳馬*****
【ブランデーグラス】
引き続き夜間放牧をおこなっています。脚元の状態は安定していますが、もうしばらくは現状の生活で良化を促す予定です。早く走りたいという気持ちが出てきているのか、ここ最近は再びテンションの高さが目に付くようになりました。トラブルにならないように注意深く接していきます。
【オルレアンローズ】
松風馬事センターで順調に調整され、本日2日に美浦に帰厩しました。
「問題なく乗り込んでもらっていましたし、状態も良いとのことでこちらに戻しました。進めてみてからですが、現時点では9/25(日)中山・外房特別(1000万下・芝1600m・混)に向かうイメージを持っています」(高木登調教師)
【レッドアヴァンセ】
(音無厩舎)坂路にて単走で追い切り
坂路 56.1-40.826.9-13.8 馬なり
助手「今日は予定通り坂路で追い切りました。帰厩してから1本目の追い切りになるので単走でした。テンの入りが少しゆったり入ってしまったものの、2F目からは自分からギアを上げて走れていましたし、速いところにいってもバランスは良く、フットワークの軽快さが目立ちました。時計的にも予定通りですし、最後まで手応えは楽でしたよ。今日は馬体重を計っていませんが、飼葉の方もこの馬なりにはしっかり食べてくれています。来週からは併せ馬で追い切っていきます。中間はゲート練習も併用して良い状態に仕上げていきたいと思います」
【レッドイグニス】
(ミホ分場)担当スタッフ「明日こちらに入場予定ですが、先生の指示で、今週は曳き運動だけで様子を見てほしいとの事なので、以前にぶつけた箇所などもしっかりチェックしながら、ゆっくり進めて行きます」
【レッドバルトーク】
(大竹厩舎)ウッドコースにて追い切り
9/1(木) 南W 丸田 72.3-56.1-41.2-13.9 馬なり
大竹調教師「ジョッキーを乗せてフィーリングに任せたのですが、もう少しやっても良かったですね。先週よりは感触は良くなっていたようなので、今週末に坂路でもう1本速いところをやって、来週は併せ馬でびっしり追うつもりです」
【レッドゼルク】
(藤沢厩舎)乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「今日も軽めの調整です。使ったぶん気は入っていますが、入れ込むほどではないですし、少しのんびりしすぎかなというところがあったので、いいほうに捉えたいですね。見た目にはそこまで細くなった感じはないですし、飼葉もそれなりに食べているので、徐々に競馬でしぼんだ体は戻ってくると思います。まずはしっかり体調を整えてから乗り込んでいきたいですね」
【ディアスプマンテ】
9月1日、荒川調教師は「レース後も状態に変わりはありません。今回は小倉に向かった時の馬体減り自体が少なかったですし、帰りの便でもそれほど大きく減ってはいません。喰いが旺盛なタイプではないので、次走は多少減っているかもしれませんが、まだ体に余裕はありましたし問題ないと思います。次走についてですが、阪神1週目のダ1800mを考えています。阪神前半の週に牝馬限定戦が無いので一般戦になりますが、力的には十分通用すると思います」とのこと。
【ボーンレガシー】
9月1日、小島調教師は「ギリギリまで出られる可能性があるレースを探しましたが、出走可能なレースがありませんでした。また既に10戦している関係で、限定未勝利戦にも出走できません。そのため出走できる未勝利戦はありませんが、障害のセンスがあるのかどうかだけ見てみたいと思います。早速、明日から低めのクロス障害を飛ばしてみて、障害のセンスがあるのかどうか判断したいと思います」とのこと。
9月3日、小島調教師は「昨日、低めのクロス障害と、いけ垣のような障害を飛ばせてみましたが問題無く飛越できました。障害をやってみる価値はありそうですので、このまま厩舎で障害練習を行っていこうと思います」とのこと。
*****4歳馬*****
【ルグランパントル】
「スタートからちょっと出していき過ぎた感じがしました。位置取りはともかく、もう少しタメを利かせながらじっくり乗ってほしかったね。ベストではないにせよ、勝ち鞍はあるわけだし、距離の問題ではないはずですよ。腕のあるジョッキーなのは確かですが、今回は細かなニュアンスが伝わらなかったかな…ただ、洋芝よりも野芝の方が持ち味は生きるのかもしれません。レース後も特に疲れた様子は見られないと現地から報告を受け、台風の影響で1日延期しましたが、水曜日に札幌を出発して昨日美浦に帰ってきました。少しでも疲れが感じるようであればひと息入れようと考えていましたが、思っていた以上に元気ですのでもう1戦しようと思います。今後の状態次第ですが、今のところ9/25(日)中山・外房特別(1000万下・芝1600m・混)にヨシトミで向かう予定です」(栗田博憲調教師)
【レッドオルバース】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを25-25秒。馬体重520キロ。
担当スタッフ「蹄鉄を打ち替えましたが、今は爪に熱もなく、歩様もしっかりしています。元々、爪の角度の良い馬ではないので、引っ掛けて歩くところはありますが、そのあたりは気を付けながら進めています。トモの感じは良くなっているので、今週から距離も延ばしました。この後もケアしながら入厩に向けて乗り込んで行きます」
【レッドルヴァン】
(田口トレーニングファーム)引き続きキャンター3000mと週1~2回脚元の状態を見ながら15-15を消化しています。今週も状態は変わりないですね。夕方頃に熱を持つ以外に変化はないので順調といえば順調です。よりコンスタントに速いところを消化できるようになって、それでも不安が出なければ移動のプランも出てくると思いますが、今はまだ様子を見ながらになってしまいますね。もうしばらく現行メニューを継続していきます。
*****5歳馬*****
【ラテラルアーク】
28日(日)に坂路コースで4ハロン57.3-39.9-25.3-12.4を単走で末一杯に追い切りました。「予定が先延ばしになってしまい大変申し訳ありませんが、乗り役と助手の判断もあって今週も障害試験を受けるのを見送りました。坂路コースでの走りがいまひとつ迫力に欠けますし、腰からトモにかけて疲れが溜まっているためか、障害飛越にもバラつきが目立ちます。暑さにバテている様子はありませんが、レースを使うことを考えれば一度、しっかり立て直した方がいいかもしれません。それでも状態さえ持ち直せば試験を合格できるレベルには達していますので、来週までは様子を見て決めさせてください」(昆貢調教師)
*****6歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1800~2400mを25-25秒。馬体重465キロ。
担当スタッフ「まだ背腰の張りは残っていますが、入厩当初に比べると押したり触れたりしても気にならないので、今はメリハリをつけながら乗っています。体重は変わりませんが、体にも丸みが出て来ているので、この後も入厩に向けてケアしながら進めて行きます」※次走は秋の新潟開催を予定しています。