*****2歳馬*****

【アナザートゥルース】

引き続き馬場1周と坂路2本を1820秒ペース(週に2回は1215秒ペース)のメニューで調整中です。余裕があるのは確かですが、馬体重が500キロに到達し、改めて成長力の高さを示しています。動きも着実にレベルアップが図れており、期待馬が期待通りの成長を見せています。この後もしっかりと乗り込んで地力を強化させたいところです。



【プラチナムバレット】

現在はウォーキングマシンの運動をおこなっています。一旦は運動を再開しましたが、放牧地で左前脚の上腕部に外傷を負ったため、騎乗を休止することになりました。馬体重が示すように実が詰まって、体付きに厚みが出てきており、成長力の高さを体現しています。完成はまだ先になりますが、将来性の高さを存分に感じさせる1頭です。



【ローズジュレップ】

12日(火)に坂路で3ハロン35.9を強目で追い切りました。「今週よりスピード調教をメインにするため、坂路での乗り込み量を増やしています。賞金順上位で除外の可能性はありませんので、明日16日(土)に坂路にて併せ馬で最終追い切りを行って闘志に火を付け、来週7/19(火)JRA上級認定ウィナーズチャレンジ(2歳オープン・ダ1200m)に向かいます。1200m戦に戻すからには負けられない気持ちです」(田中淳司調教師)



【ソルオリーヴァ】

ノルマンディーファームで順調に調整され、この後は福島県のノルマンディーファーム小野町で進めていくことになり、本日15日に移動しました。輸送熱等の異常は見られず、体調面に問題はありません。週末まではウォーキングマシン運動にとどめて初の長距離輸送の疲れを癒し、週明けから馬場入りする予定です。



【ホウロクダマ】

現在は馬場1周と坂路2本を1820秒ペース(週に2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。暑さにへこたれた様子はなく、毎日しっかりと鍛えることができています。まだ体に余裕はありますが、重苦しさはなく、キビキビとした快活な動きが目に付くようになりました。体力面も着実に付いてきているので、早ければ来週にも栗東へ送り出す予定です。



【レッドアランダ】

(下河辺牧場)担当スタッフ「この中間もF18秒程度でキャンター主体に坂路も併用して乗り込んでいます。体は急には絞れませんが、やるごとに締まりは出てきた感じはします。それでもまだ太いですけどね。少しペースを上げても飼い葉の食いも良く、まだ馬には余裕が感じられます。9月の移動を見据えるとこちらで調教できるのはあとひと月余り。逆算しながら徐々にペースを上げて、8月に入ってからはある程度速い時計も消化していくように進めていきます。今月中はまず体を絞ることを優先に距離ベースで進めていきたいと思います」



【レッドミラベル】

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「徐々に軌道に乗り始めて稽古も順調にこなしています。ただ、2本目に15-14の速いところをやった後などに右前の球節が張ることがあるので、しばらくは15-14の速めは週1回にとどめようと思います。まだパンとしていない部分があるので予防的措置になります。馬体も牝馬にしてはかなり立派になってきました。脚元への負担を考えるとこれ以上大きくなるのもどうかという気もしますし、緩めず乗りながら締めるところは締めていきたいところです」



【レッドジェノヴァ】

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重508キロ。
担当スタッフ「直線走路のメニューと週1回周回コースで4Fから速めを併用したメニューを継続しています。乗りながら体が増えてきているのは以前とは違う点。徐々に芯がしっかりしてきたと思うのですが、これ以上は増やさないように注意していきます。まだトモに緩さはありますが、動きは着実に上昇していますし、まだ変わってくると思います」



【レッドクライム】

717日レース後コメント(5着)デムーロ騎手「スタートは反応はしているのですが、もっさりする形で出てしまい少し遅れてしまいました。新馬戦なのでペースが遅くなると思いましたし、稽古で乗った感触から切れる脚を使うというよりは、長く良い脚を使うタイプという事も考えて、向こう正面から積極的に動いて行きました。出して行った割には落ち着いてレースを進められて、4コーナー手前で仕掛けてからも反応は良かったですよ。ただ、直線に入ってからはずっと左にモタれながら走っていましたね。立て直しながらだった為、走りつらそうでした。距離も将来的にはこれくらいでも良いとは思いますが、現状ではマイルくらいの方がスピードにも乗れて良いと思います。使いながら成長して来そうな感じなので、無事に成長していって欲しいですね」



*****3歳馬*****

【シルヴァーバレット】

現在は厩舎周りの曳き運動を毎日1015分行っています。患部の経過は良好で、毎日水冷治療とレーザー治療も継続しています。まだしばらくは、このメニューで様子をみる方針です。現在の馬体重は455kgです。



【ラタンドレス】

「連闘明けでも硬さはなく、滞在競馬で状態は維持できていました。今日は前半からなるべく積極的に運ぶようにと指示を受けており、最初のコーナーを回ったあたりからポジションを徐々に外へ持ち出し上げて行くつもりでした。外側にいた馬が内に寄ってきた際に前をカットされ、そこで頭を上げて走りのリズムを崩してしまいました。直線を向いたときはフォームもバラバラになっていましたし、チグハグな競馬をしてしまって本当に申し訳ありません」(小林徹弥騎手)



【シュティルヴァルト】

「稽古に乗って手応えの割にシュッと動けないのはわかっていました。道中は気合いをつけながらの追走でしたが、馬は最後まで諦めずに頑張ってくれました。今日はペースが速くなったり、遅くなったりで流れが向かなかった印象ですね。期待に応えられずに悔しいです」(木幡巧也騎手)



【フィオレンツァ】

「引き続き角馬場で軽めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース)のメニューで調整中です。この馬本来のフレームに見合った体つきにさせるのはまだ時間が掛かりますが、日頃の調教でも反応よく体全体を使った走りができていますので、体調面や状態自体はだいぶ上向いてきている印象を受けます。成長曲線こそ緩やかですが、持っているポテンシャルは高く評価しているだけに、なんとか1つ勝ってもらって心身ともに成長を待ちたい一頭です。清水調教師からは明日16日(土)の検疫で帰厩する旨の連絡を受けています」(担当者)



【オルレアンローズ】

想定していたよりも疲れの抜けが早いことから、昨日14日(木)から馬場入りを開始しており、馬場2周と坂路1本を1820秒ペースのメニューで調整中です。以前よりも馬体に厚みが増し、逞しく成長してきています。前に前にといった感じで前進気勢を表に出しており、ブレのない安定感のある走りは好印象です。この後は様子を見ながらペースアップのタイミングを図りたいと考えています。



【レッドアヴァンセ】

(ノーザンファーム空港)担当スタッフ「7月はじめの週までトレッドミルで乗り出す態勢を整え、先週からダク500m、キャンター2500mをF24~25秒程度のゆっくりとしたペースで乗り出しています。先週末の計測では473キロだったので、競馬からは30~40キロ増ということになりますが、決して太いというわけではなく、いい体に戻ってきたなという印象です。じっくり時間をかけて疲れを解消させてきたので、これからは徐々にペースを上げていけると思います。目標がはっきりしている分(現時点ではローズSを予定)、そこから逆算してメニューを組んでいきたいと思っています」



【レッドイグニス】

(ミホ分場)乗り運動後、ダクとハッキング15分、キャンター2400m25-25秒。馬体重469キロ。
担当スタッフ「左の裏には若干の熱がありますが、獣医の診断でも異常はなかったので、ケアしながら乗り込んでいます。歩様にも硬さはなくスムーズですし、肩の方も問題ありません」



【レッドミモザ】

(ノーザンファームしがらき)角馬場、坂路1本。馬体重473キロ。
牧場スタッフ「この中間の調整も順調で先週末と今週水曜日に15-14を消化しました。動きが大幅に良くなったとは言えませんが、歩様が悪くなるようなことはありません。ただ、左肩や首などが張っていたため針で治療し1日だけ楽をさせました。体のハリや毛ツヤはいいように体調は徐々に上向いてきていますし、前向きさも感じられるようになっています」
※本馬はあすの検疫で栗東トレセン・松永幹厩舎に帰厩する予定となりました。小倉開催2週目以降を目標に調整を進めていきます。



【レッドゼルク】

(札幌競馬場)当初は来週の函館競馬に出走予定でしたが、このまま札幌競馬場で調整を進めることとなりました。レースは7/31()の札幌3R(ダート1700m)を戸崎騎手で予定しています。



*****4歳馬*****

【ルグランパントル】

10日(日)に坂路コースで4ハロン59.2-41.7-26.5-12.4を単走で末一杯に追われ、13日(水)にはCWコースで6ハロン81.7-66.8-52.6-38.7-12.0を単走で一杯に追い切りました。「筋肉の張りや毛ヅヤもよく、体調面は至って良好です。去勢した効果が現れるまでの期間には個体差があると思いますが、調教での動きを見ているとようやく結びついてきたなという感じがします。実戦でも今週の追い切りのような気持ちでラテラルが走れれば、結果につながってくるはずですよ。来週7/23(土)中京・3歳上500万下(芝1600m・混)を太宰啓介騎手で予定しています」(昆貢調教師)



【エンパイアライン】

「現在は角馬場で軽めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース)のメニューで調整中です。帰厩に向けてこの中間はコンスタントに15-15の時計消化をおこなっています。体付きは筋肉のメリハリがついてきましたし、いい意味での煩さも出てきました。調教の動きにも力強さが感じられるようになってきましたので、いきなりからでも動ける状態にあると思います。次が正念場となると思いますが、これまでエンパイアラインをお預かりした中でも特に今回は具合もいいので、前進が期待できそうですよ」(担当者)



【レッドオルバース】

(山元トレセン→国枝厩舎)昨日入厩舎。今日から調整を開始しています。
角馬場→Aコース
助手「昨日入厩してきたので、今日は角馬場からAコースの軽めの調整。トモの状態はいつもと変わらないくらいです。馬体重は501キロで、見た目も乗った感じもまだ重めですね。次こそ勝たせないといけませんので、しっかり仕上げていきたいです」
※8月6日(土)新潟8R(芝1600m)を予定



【レッドルヴァン】

(田口トレーニングファーム)マシン運動120分、常歩4000m、ダク1200m、キャンター3000m。馬体重516キロ。
担当スタッフ「通常はF17秒ペースでキャンターを消化しています。脚元は良い意味で変わりなく落ち着いています。今後は定期的に速いところに行った時にどうなるかでしょう。日に3度の水冷など細心のケアを施しながら徐々にペースを上げていく予定です」



*****5歳馬*****

【ラテラルアーク】

10日(日)に坂路コースで4ハロン59.2-41.7-26.5-12.4を単走で末一杯に追われ、13日(水)にはCWコースで6ハロン81.7-66.8-52.6-38.7-12.0を単走で一杯に追い切りました。「筋肉の張りや毛ヅヤもよく、体調面は至って良好です。去勢した効果が現れるまでの期間には個体差があると思いますが、調教での動きを見ているとようやく結びついてきたなという感じがします。実戦でも今週の追い切りのような気持ちでラテラルが走れれば、結果につながってくるはずですよ。来週7/23(土)中京・3歳上500万下(芝1600m・混)を太宰啓介騎手で予定しています」(昆貢調教師)



【ボーンレジェンド】

7月17日(日)福島・鶴ヶ城特別(3歳以上1000万円以下・混・ダ1150m)に武士沢騎手で出走。馬体重は2キロ減の486キロ。メンコにマウスネットを着用してパドックを周回。時折、小脚を使ったりうるさいところを見せるが、これはいつものことで問題なさそう。周回を重ねていくとさらにうるさいところを見せ始めるが、入れ込みまでは行かず問題はなさそう。他の馬たちに騎手が跨がると、気合いも乗り馬場へ向かった。一番最後に馬場へ登場すると、少し馬場入りを嫌がるシーンも見られたが、問題なくダートコースへ入ると直ぐに駆け出して行った。レースでは、立ち遅れ気味のスタートとなり後方からの競馬。徐々に外目を上がって行き、後方4~5番手で3~4コーナーを周り直線へ向かうと、馬場の外目をしっかりと伸びるも、前も止まらず10着まで。レース後、武士沢騎手は「少しうるさくしていて、ゲートで脚を上げる仕草を見せた時にゲートが開いてしまいダッシュが付きませんでした。もう少しペースが流れてくれれば良かったのですが、思いのほか落ち着いてしまいました。この馬なりに最後はしっかりと伸びてくれており、展開が向かなかった分10着まででしたが、もう少し前目で流れに乗れていたり、展開が向いてくれていたら、もっと上の着順に来られていたと思います」とのコメント。また田島調教師は「スタートで後手を踏みましたが、最後は脚を使ってくれました。今日は展開が向きませんでしたが、中途半端な位置に付けるよりも、終いの脚を生かす競馬を教えていった方がいいかもしれません。また取り敢えずゲート再審査にならず良かったです。レース後の具合を見てからになりますが、少し間隔を開けて新潟で使いたいと考えています」とのこと。



【アースコネクター】

セグチレーシングS(チバ)にて調整を進め、7月21日に美浦TCに帰厩予定。17日、和田調教師は「順調に調整が進んでいるようですので、21日(木)の検疫で美浦TCに帰厩させたいと思います。順調に調整が進めば、8月14日(日)新潟・麒麟山特別(3歳以上1000万円以下・混・ダ1800m)が復帰戦になると思います」とのこと。