*****2歳馬*****
【ローズジュレップ】
★5/24(火)門別・JRA認定フレッシュチャレンジ2歳新馬(ダ1200m)阿部龍騎手 結果:優勝
「まずはデビュー戦を優勝で飾れて本当に嬉しく思っています。素質と能力を兼ね備えていないと、こんな芸当はなかなか出来ません。クラブ発足後初出走でイオラニが優勝したように、地方競馬募集馬第1号の新馬戦も優勝ということで、ノルマンディーさんは初物に強いですね。凄いことだと思いますよ。次走につきましては、7/24(日)函館・函館2歳ステークス(G3・芝1200m)が最大目標です。そのトライアルレースとなる6/9(木)ウィナーズチャレンジ(2歳オープン・ダ1200m)、6/23(木)ウィナーズチャレンジ(2歳オープン・ダ1700m)、そして2歳馬三冠競走第1弾でもある6/30(木)栄冠賞(2歳重賞・ダ1200m)から選択することになります。今日から馬場入りしていますが、テンションが高く、ハミを取り過ぎていて、掛かり癖がついてしまいそうです。折り合い面の強化が当面の課題で、そのうえ馬体も寂しく映りますので、現時点では中1週の6/9はパスすることになると思います」(田中淳司調教師)
【レッドクライム】
(吉澤ステーブルWEST)周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重482キロ。
牧場スタッフ「先週土曜日にこちらに来ました。状態を確認しましたが、ゲート試験で疲れている様子もありませんし、脚元も落ち着いています。今週から周回コースでハッキングと坂路を15-15のペースで乗っていて、ゲート練習も週2回やっています。ゲートでは中の駐立をメインにやっていますが、今のところ悪い面は出ていませんし、今後もしっかり慣れさせていきますよ。以前いたから動きは良かったですし、まだ筋肉などはしっかり付いていませんが、これから乗り込んでいけば更に状態も上がってくるはずですよ」
*****3歳馬*****
【フィオレンツァ】
軽めの調整をおこなっています。「馬自体は元気にしてくれているのですがやはり捻挫した箇所が気になりますね。乗り始めたものの捻った球節の部分に違和感がありますので週明けまでは様子を見させてください。今週の出馬状況を見る限りは二場開催の割にそこまで混み合ってなく、十分に出走のチャンスは狙えそうなのでこのまま進められればという気持ちもありますが、馬の状態優先で判断していきます」(清水英克調教師)
【オルレアンローズ】
松風馬事センターで順調に調整され、昨日26日(木)に美浦に帰厩しました。
「まだこれから良くなる余地が多いだけに大事に使っていきたい思いはあるんですが、思っていたよりも復調が早かったのでこちらへ戻しました。これから追い切りを重ねていきますが、今のところ6/11(土)、25(土)に組まれているどちらかの芝1400m戦を目指したいと考えています」(高木登調教師)
【ブランデーグラス】
引き続き舎飼い休養中です。馬房内での生活が続いていることもあってイライラした様子はありますが、毛ヅヤは良く体調面に問題はありません。骨折は急激に回復するものではないので焦らずに治癒を待ちたいと考えています。
【シュティルヴァルト】
「ブリンカーが効き過ぎてしまったのか、これまで以上に他馬に対して怯む面が出てしまいましたね。最後までしっかり脚を使えていたので、もう少し前目のポジションで競馬できていたら、また違う結果になっていたのではないでしょうか。レース後も馬体や脚元に異常は見られませんので、ひとまず次走に向けて在厩で調整していきます。ただし、進めていく中でトモや背腰に不安を感じるようなら一旦、短期放牧を挟むことも検討させてください」(栗田徹調教師)
【レッドアヴァンセ】
(ノーザンファーム天栄)入場後はウォーキングマシンでの調整です。
両前脚に疲れが出ているので、水冷などでケアしています。来週水曜日あたりに北海道へ向けて出発する予定です。
【レッドイグニス】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを25-25秒。馬体重456キロ。
担当スタッフ「先週末にこちらへ移動して来て、獣医に診てもらいましたが、跨いでぶつけた箇所に異常はないようなので、今週から普通に乗り始めました。背腰に張りもなく、脚元、歩様ともに問題ありません。この後もしっかり乗り込んで行きます」
【レッドバルトーク】
(大竹厩舎)引き運動
大竹調教師「追い切った後なので、厩舎周りの引き運動で調整しました。今朝の歩様も変わらず大丈夫そうですね。馬体重は444キロと増えてはいませんが、速いところをやって減っていないのは良い傾向ですね。状態次第では予定を延ばすことも考えていましたが、今の感じなら問題なさそうです。週末は長めから追い切ってみる予定です」
【レッドミモザ】
(ノーザンファームしがらき→松永幹厩舎)周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重468キロ。
牧場スタッフ「今日の検疫で入厩しています。先週末と今週火曜日に15-14を消化しましたが、まずまずの動きである程度の手応えを保ったまま走れるようになっています。帰厩に向けてしっかり乗り込んだので体も締まっていますし、毛ヅヤも良好。体調面に不安はありません。昨日、松永幹調教師が来場しましたが、『毎日、角馬場でしっかり準備運動を行って体をほぐしてから馬場入りさせる』と話していました。あとはトレセンでの厳しい調教に耐えて無事に復帰戦を迎えてくれるといいですね」
【レッドゼルク】
(ファンタストクラブ)担当スタッフ「焼烙して落ち着いていた右前の骨瘤がまた少しずつ大きくなり始めたので、早めの対処として先週末に再度焼きました。歩様に見せたり痛みを伴うものではないので、稽古は休まず進めていますが、無理はしたくないので坂路には入れず、屋内ダートでダクと軽めのハッキング程度にとどめています。北海道での出走予定は変わらずで、今後も様子を見ながら進めていきます。見た目には筋肉も発達してだいぶしっかりした印象を受けていたのですが、まだ芯からはしっかりしていないところもあるようです。悠長にはしていられませんが、まずは体優先に進めさせてもらいます」
【オ―プンユアアイズ】
27日、松田調教師から連絡があり「帰厩後、坂路で時計を出してきましたが、先日からお話ししている通りまだ本調子では無い様子です。夏負けなのか調子が戻っていない分なのか、乗り進めても背肉が乗ってきませんし、体のハリもまだまだもの足りません。体調が整わないまま乗り込んでも、脚に負担をかけるばかりになりそうですし、いったん牧場で休ませて立て直したいと思います」とのことで、28日に山元TCへ移動することになった。
*****4歳馬*****
【ラタンドレス】
宇治田原優駿ステーブルで順調に調整され、昨日26日(木)に栗東に帰厩しました。
「いくらかフックラした感じに映るが、まだあと20kgくらいは増えてきてもいい体格だからね。1回函館開催(6/18~)を目標に進めていきますよ」(山内研二調教師)
【ルグランパントル】
「現在は角馬場で長めにダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20~22秒ペース)のメニューで調整中です。幸いこれといった不安も見られませんでしたし、問題なく調教を重ねることができています。先生は『問題がなければそう遠くないうちに戻したい』と言っておられましたので、そのつもりで進めていますが、こちらでは速めを消化するよりも少しでも体に余裕を持たせて送り出したいですね」(担当者)
【エンパイアライン】
22日(日)にWコースで4ハロンから併せ、54.5-40.3-13.3を馬ナリに追われ、25日(水)にはWコースで5ハロン69.9-53.4-40.0-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末から速めの追い切りと、あわせて坂路での調整も開始しました。もう少し動きに余裕がほしいところですが、一生懸命走ってくれています。障害練習もも引き続き行っていて、『上手に飛べてましたよ』と原田ジョッキーも言ってましたので心配はなさそうですね。この調子で進められれば6/11(土)東京・4歳上障害未勝利(ダ3000m・混)に臨めるでしょう」(清水英克調教師)
【レッドオルバース】
5月28日レース後コメント(5着)蛯名騎手「今日は外枠だったので出して行ってかかったりするのが嫌でしたし、追い切りのトモの感じからも溜めていかないと終い脚が使えなそうでしたからね。ゲートのあまり出も良くなかったのでじっくり構えていきました。前走は早めに仕掛けて負けてしまった感じだったので仕掛けも我慢したのですが、4コーナーは抜群の手応え。追い出せば弾けそうだったのですが、手応え程追って伸びないのはやはりトモの影響があるのかもしれないですね。最後は脚色が一緒になってしまいました」
(国枝厩舎) 坂路にて追い切り
5/26(木) 坂路 助手 56.0-40.5-25.3-12.1 馬なり
国枝調教師「昨日の追い切りが予定より遅くなってしまいましたし、直前を軽めにするとダメな馬なので、坂路でもう1本やっておきました。終いの動きも良かったですし、これで帳尻が合うのではないかと思います」
助手「終い重点で追っておきました。ラスト1Fはいいタイムが出ましたね。歩様も気にならなかったので、このままの状態でレースに向かうことができれば大丈夫だと思います」
【ハラペーニョペパー】
26日、加用調教師からは「残念ながら除外となってしまいました。次走についてですが、阪神2週目の箕面特別(ダ1200m)あたりを考えています」との連絡が入っている。
【レッドルヴァン】
(田口トレーニングファーム)担当スタッフ「今週も軽めのキャンタ-2400mをじっくり乗っています。まだ軽めということもあるのでしょうが、脚元も落ち着いていますし、ここまでの経過は良好ですね。元気が良すぎて暴れて怪我をしたり、脚元に負担が掛かることだけは避けるように気を付けていますが、ペースが上がってくれば、馬の気持ちも発散してくると思うので、こちらがしっかりケアしてやればその点は心配いりません。やはり長く休んでいた馬ですし、動けないストレスというのはあったと思いますから。引き続き段階を踏みながら進めていきたいと思います」
*****5歳馬*****
【ラテラルアーク】
「時計を出すところまではやっていませんが、角馬場で入念に体を動かした後に、坂路やウッドコースを併用して調整しています。調教と実戦は別物ですが、この中間は競馬で走る気を起こさせるよう他馬に後ろから並びかけて常に抜かせるトレーニングを行っています。今週から二場開催となり、優先出走権がないため次どこを使えるかは読みにくい状況ですが、3回阪神開催の三週目(6/18.19)あたりで使えたらと思っています」(昆貢調教師)
【クイーンズシアター】
グリーンウッドT、担当者より「調教も順調に進み、とても良い状態でいつでも入厩できる状態です」との話しがあり、安田調教師に入厩の打診をしていたところ「現在、2歳馬と古馬との馬の入れ替えが多く、また検疫も混み合っていて直ぐに入れることができず、何時頃入れられるのか分からない状況です」との説明がありました。弊社といたしましても、5歳牝馬ということも考え合わせ、少しでも出走機会を得るために、美浦・和田正道厩舎へ急遽転厩することになりました。同馬は、6月2日(木)に美浦・和田正道厩舎へ入厩する予定です。
*****6歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1800mを25-25秒。馬体重456キロ。
担当スタッフ「先週いっぱいはケアしながらゆっくり進めたので、トモにも大きなダメージはありません。元々、背腰に弱さのある馬で、まだ少し張りはありますが、全体的にしっかりしているので、今週から乗り始めました。この後もケアしながら乗り込んで行きます」