*****2歳馬*****

【レーヌジャルダン】

社台ファームにて調整中。引き続きダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線ダートコース1本(17-16)中心の調整だ。担当者は「週1回15秒ペースを乗り出しており、強目を乗り込みつつ体も安定してきて、とても良い感じで進んでいます。筋肉の張り出しはスローながら着実に良化しています。落ち着きもあり、良い方向に変わってきています。このままじっくり乗り込み、更なる良化を促します」とのこと。4月16日現在の馬体重は446キロ。

 

【ロゼットブルー】

馬体も増えてきたため、通常メニューを再開。4月に入ってからは直線コースでも乗り出しており順調。現在はダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線1本中心の調整。担当者は「直線入りした後も細化はなく順調です。飼喰いはこの馬なりに安定しており、状態を見て少しずつ15-15へと移行していきたいと思っています」とのこと。4月16日現在の馬体重は442キロ。

 

*****3歳馬*****

【ラタンドレス】

4/16(土)阪神・3500万下(ダ1800m・混)菱田裕二騎手 結果8
「レース前は落ち着きを欠き、終始チャカついていましたが、今日はスタートも決まってテンに置かれず追走できました。道中は人気している勝ち馬の後ろのポジションが取れて、手応えの良さからもこれならと思ったのですが、坂の途中で少し止まるような感じがありました。この時期はあまり番組を選べませんが、坂の無い京都1800mや平坦コース1700m戦などがピタリ合いそう。いずれにしても現状ではオールダートが良いと思いますよ。また乗せてください」(菱田裕二騎手)

 

【オルレアンローズ】

4/16日(土)中山・3500万下(芝1600m・混)大野拓弥騎手 結果2
「久々を一回叩いて状態は今回の方が良かったですね。陣営とは戦前、控える競馬も試してみようと話していたのですが、スタートが抜群に良くてテンからのダッシュも速かった。三角手前ではペースを落として後ろを引きつけられましたし、勝ち馬が迫ってきてからも懸命に抵抗してあと一息だったのですが…。距離はもう1ハロンくらい短い方がより良いように思えます」(大野拓弥騎手)

 

【ブランデーグラス】

4/16(土)中山・3500万下(芝1600m・混)柴田大知騎手 結果9
「スタートでやや遅れてしまい、中団から競馬を運ぶ形に。道中は少しハミを噛むところがありましたが、折り合い自体はついていたので距離はこなせる範囲だと思います。ただ、今日は久々が影響したのか追い出してからの反応が鈍かったですね。跨った感じからはダートもやれそうな感触ですよ」(柴田大知騎手)

 

【シュティルヴァルト】

4/16(土)福島・3歳未勝利(芝2000m)吉田隼人騎手 結果4
「+10kgでしたが太め感は全くありませんでしたよ。内枠だったので、前半はじっくり進めて脚を溜め、徐々に進出する作戦でした。3コーナー手前から仕掛けて追い出しましたが、いまひとつ伸び切れませんでしたね。トモがしっかりしてくればもっとやれるはずですし、いずれにしてもこれからの馬ですよ」(吉田隼人騎手)

 

【オープンユアアイズ】

4月17日(日)阪神・ダ1800m(牝)に小崎騎手で出走。馬体重は6キロ減の500キロ。チークピーシーズ着用。二人引き。首を下げ気味にして落ち着いた様子で周回。時折小脚を使ったり鼻を勢いよく鳴らしたりして気合い乗りも上々。ジョッキーが跨がっても入れ込むことはなく、気合いを見せつつ馬場へ。ダートコースに入ると誘導馬の後ろを歩かせていったんなだめた後、促されると大きなフットワークでスムーズに駆け出していった。レースでは、揃ったスタートを切り行きっぷり良く先団へ。2番手の外で1コーナーに入り、逃げ馬の1馬身後ろでしっかり折り合う形。3コーナー手前からジワジワと前の馬に並びかけていき、2頭がほぼ横並びで3~4コーナーを通過。直線入口で先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けず、3馬身2分の1突き放して見事優勝。勝ち時計は1分53秒1、上がりの3ハロンは38秒3。小崎騎手は「ポジションさえ取れれば良い勝負になると思っていました。上手く先手も取れて、後はリズム良く乗ることと仕掛けどころだけを考えて乗りました。良い状態の時に乗せてもらい、ここで結果を出せて本当に良かったです。まだ良くなってくれそうな馬です」とのコメント。松田調教師は「脚元がおちついてきたことで調教でも攻めていけるようになり、馬体も絞れて良い状態で臨めたと思います。今日もスタートの前に枠入りの練習をしてもらい、本番でスタートも決まってスムーズに運ぶことが出来ました。この後はいったん放牧に出して脚元をチェックし、使える状態なら3歳限定戦があるうちに使いたいと思います。今日の勝ちタイムからは上でも通用すると思いますし、早めに2勝目を上げられれば夏以降のローテーションが組みやすいですからね」とのことだった。

 

【アランチャ】

4月16日(土)福島・3歳未勝利(牝・芝1800m)に西田騎手で出走。馬体重は前走より2キロ増の494キロ。メンコを着用しパドックに登場。特に入れ込んでいる様子はなく、適度に気が入っており周回の雰囲気は悪くはなさそう。馬体に太目感もなくこの馬の力は出せそう。パドックで騎手は跨らず、メンコを外して馬場へ。芝コースに入ると、内ラチ沿いを宥めながら進み、促されるとスムーズに駆け出していった。レースでは、マズマズのスタートも行けず中団やや後方からの競馬となり12番手で1コーナーヘ。ひとつポジションを下げ13番手で2コーナーを周り向こう正面へ。1頭を交わして12番手で3コーナーヘ入ると徐々に外目を上がりいったんは10番手へ。外を回ったためポジションを下げ12~13番手の外目で4コーナーを周り直線へ向かうと、馬場の大外で追い出されるが前との差は詰まらず12着。レース後、西田騎手は「返し馬の感じが良かったので、もう少し前で競馬が出来ると思っていたのですが、思ったほど前につけられませんでした。馬が行く気になっていれば向こう正面で上がっていくことも考えていたのですが、そういう雰囲気ではなく、前を走っていた馬がフラフラしていたこともあり自重しました。直線でもバテてはいませんでしたが、もう1つ上のギアが使えませんでした」とのコメント。また、武藤調教師は「調教の感じが良かったので期待していたのですが、調教の良さが出せませんでした。もう少し前で競馬が出来ると思っていたのですが、中団からの競馬になってしまいました。終いの時計も速かったですし、あの位置から差し切るのは難しいですね。今後は馬具を工夫して刺激を与えてみることも検討したいと思います」とのことだった。

 

【ボーンレガシー】

4月27日(水)笠松・つつじ賞(中央未勝利・ダ1400m)に出走申込みを行った結果、抽選漏れとなっている。18日、小島調教師は「笠松の交流競走に出走申込みを行いましたが、抽選漏れとなってしまいました。引き続き来週以降の交流競走に出走申込みを行っていく予定です」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レインオーバー】

4月17日(日)中山・鹿野山特別(4歳以上1000万円以下・混・芝2000m)にT.ベリー騎手で出走。馬体重は前走より増減なしの448キロ。ブリンカーを着用しパドックに登場。終始落ち着いた様子でパドックを周回。少しトモ脚の踏み込みが弱く、もう少し馬体重が増えるともっと良さそうだが、仕上がり状態は悪くない。パドックで騎手が跨り馬場へ。芝コースに入ると、すぐに返し馬に入った。レースでは、ゲート内で軽く立ち上がったタイミングでスタートが切られてしまい、後方からの競馬。道中は最後方を進み、最後方のまま4コーナーを回り最後の直線に入ると、馬場の外目からジワジワと脚を伸ばすも、前が止まらず8着。レース後、ベリー騎手は「丁度スタートを切るタイミングで立ち上がってしまい、後方からの競馬になってしまいました。道中の感じは悪くありませんでしたし、終いの脚も良かったので、スタートさえまともに切れていたら…」とのコメント。

 

*****6歳馬*****

【アースゼウス】

4月17日(日)阪神・陽春ステークス(4歳以上1600万円以下・混・ダ1200m)に吉井騎手で出走。馬体重は20キロ減の516キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。大幅に絞れて体をスッキリと見せ、動きにも活気があって状態は良さそう。時折厩務員に甘えつつパドックの外目を気分良さそうに周回。ジョッキーが跨がってもイレ込みはなく、気合い乗り良く馬場へ。ダートコースに入るとしばらく立ち止まってしまい、厩務員に引っ張られてようやく駆け出すが、少し反抗して気難しいところを見せつつ待機所へ。レースでは、好スタートを決めてダッシュ良くハナに立ち、そのままマイペースの逃げ。先頭で直線に入り、直線入口で外から並びかけられてからも渋太く粘っていたが、坂を登りきった辺りで脚が上がり、後続に飲み込まれてしまい10着。吉井騎手は「『前に行って欲しい』という指示があり、スタートも出てくれましたのでハナに行きました。たまにフワッとしたスタートになると聞き注意していましたが、今日は五分に出られましたし、スタートさえ決まれば出脚は速い馬ですし、スムーズに行けたと思います。4コーナーの手応えからはもっと踏みとどまれそうな感触がありましたし、並ばれてからも頑張っていましたが、坂を登りきった辺りで一杯になってしまいました。直線が平坦なコースの方が良いかもしれません」とのコメント。