*****3歳馬*****
【シルヴァーバレット】
2/27(土)阪神4R・ダート1400m戦に和田騎手で出走・デビュー、馬体重は450kgでした。五分のスタートから中団インコースにつけて追走し、勝負処ではじわっとあがって先団の後ろあたりにつけると、直線では馬場のインをついて追い出されました。力強い脚取りでぐんぐんと伸びていきましたが、勝ち馬を捕らえるにはいたらず、0.6秒差の3着でデビュー戦を終えています。
レース後、和田騎手からは「スタートで後手を踏んでしまって、歩様も少し硬かったので二の脚もつきませんでした。周りが遅かったので捌くのに苦労しましたが、3コーナーくらいからスピードにのったら全然問題ありませんでした。道中は手前もしっかり替えて、直線でも馬込みでも大丈夫でしたし、狭いとこところを上手く割ってきてくれました。今日は1番枠が堪えたと思います。これを使って良くなってくると思います」とのコメントがあり、五十嵐調教師は「前半部分で行けないところもありましたが、最後はしっかり脚を使って伸びてくれていましたね。これでメドは立ちましたし、実戦を使ってさらなる上積みにも期待します。ジョッキーによると、少し走りに硬いところがあるとのことなので、またダートのこのくらいの距離を使っていきます」と話していました。
*****4歳馬*****
【グランノーヴァ】
「パドックと地下馬道ではおとなしかったのですが、久々な上に初めての競馬場の影響ということもあってか、馬場入りの際にテンションが上がってしまいましたね。それでも入念に返し馬を行ったことで落ち着いてくれたと思います。ゲート入りは上手くいったのですが、中に入った途端に急にうるさくなり、立ったり潜ろうとしたりを繰り返したので耳を掴んでおとなしくさせ、そのままの状態でスタートする形になりました。中央転入初戦ということもあるので強引な競馬は控え、なるべく砂を被らない位置で嫌気を差さないよう大事にいきました。上がりは最速でしょうか、最後はしっかりした脚で伸びてくれています。能力を感じますし、まだまだ奥がありそうですよ。勝ち馬から1秒以内の競馬が出来ていますし、あと数戦あればこのクラスは卒業できるでしょう。現状はダートのマイルくらいの距離が合っていると思います」(菱田裕二騎手)
*****5歳馬*****
【アースコネクター】
2月27日(土)小倉・4歳以上500万円以下(混・ダ1700m)に幸騎手で出走。馬体重は前走より6キロ減の500キロ。メンコ(レース前に外す)、浅いブリンカーを着用し、2人曳きでパドックに登場。時折小脚を使っているが特に入れ込んでいる様子はなく、気合いの乗った様子でパドックを周回。仕上がり状態も良好で、この馬の力は出せそう。パドックでジョッキーは跨らずに馬場へ。ダートコースに入ると、すぐに返し馬に入った。レースでは、好スタートから行き脚もつきハナへ。半馬身程度のリードを保ちながら道中は進み、先頭のまま4コーナーを回り最後の直線へ。追い出されると後続をスッと突き放し、そのまま危なげなく押し切って快勝。レース後、幸騎手は「前走の内容から、力がある馬だと思っていましたので、結果を出せて良かったです。スタートを出ると隣の枠から馬が来ましたが、こちらの方が出脚が速かったので、上手く1コーナーに入れました。道中は結構ガチガチやり合っていましたので、普通なら直線で止まってしまってもおかしくはないのですが、最後まで脚が衰えることはありませんでした。今日は力が違っていたと思います」とのコメント。また、調教助手は「惜しい競馬が続いていましたが、ようやく結果を出すことが出来て良かったです」とのことだった。