*****2歳馬*****

【クィーンスプマンテの14

馬体回復のためウォーキングマシン調整に切り替えていたが、馬体も回復し12月24日より騎乗を再開。担当者は「直線ダートコース1本のメニューで乗り出しており順調です。やや力みはありますが、四肢の回転は早くナイスフットワークです」とのこと。1月7日現在の馬体重は434キロ。


【シンギングセンセーションの14

引き続きBTCに通い、馬場コースでキャンター3000m(25-20)の調整。場長は「年末年始期間に少し楽をさせましたが、元のペースに戻して調整を行っています。まだトモが緩くて前だけで走っている感じなので、今は急かさない方が良いと思います。成長とともに走りのバランスが変わってくると思いますので、この馬の成長に合わせて進めたいと思います」とのこと。1月8日現在の馬体重は479キロ。


【ヴァニラシャンティの14

年末年始期間に一息入れた後、順調に調整中。場長は「年末年始期間はBTCも閉まっていましたので3日ほど楽をさせましたが、乗り出した後も順調で、ダート周回コースでキャンター2400~3000m(22秒程度)中心に、年明けから坂路調整も開始しています。坂路は馬場見せ程度の調整で、物見をしたりしてまだ若いところを見せていますが、ここから坂路も併用して進めていけそうです」とのこと。


【リボンアートの14

馬体増を目的にウォーキングマシン2時間のメニューで調整中。担当者は「マシン調整に切り替えてすぐに体はフックラしてきましたが、年明けまでしばらく楽をさせました。8日から馬場入りを再開します」とのこと。1月7日現在の馬体重は436キロ。


*****3歳馬*****

【シルヴァーバレット】

1/8(金)にゲート試験を受けたところ、見事に合格を果たしています。今後は待望のデビューに向けて調整を進めていくことになりますが、仕上げに時間を要しそうな場合は、一旦放牧に出して乗り込みを強化していくことも検討しています。


【オルレアンローズ】

「内臓面に疲れが出たためか、こちらに到着当初はボロが緩かったり飼い葉を残したりと体調面が安定しなかったのですが、年明けからようやく体も戻ってきました。本馬場でのキャンターで左トモにウイークポイントがあると感じ、またハミに頼り過ぎている点も気に掛かかりましので、現在は角馬場での体幹トレーニングを主体に進めています。ロンジングでハミ受けの反復ともっと上手く手前を使えるようにマナー的な訓練をおこなっていますが、求めたことに対しての理解力や順応性は高いですね。前肢、後肢ともにパーツパーツの節々には見映えする筋肉が備わっているものの、体型的にだいぶ幼いですし、成長の余地はまだ相当有りそうな印象を受けます。背中の柔らかさは、さすがに新馬勝ちしただけあるなと感じさせますね」(担当者)


【ブランデーグラス】

現在は馬場1周と坂路コース23本を1820秒ペースのメニューで調整中です。中間からピッチを上げて乗り込んでおり、発散できている様子で一時期より落ち着きが出てきました。脚元を含め体調面に問題はないのでこの後もスムーズに進めていけるでしょう。来月上旬の移動を見据えながら調整していきます。


【レッドバルトーク】

(リバティホースナヴィゲイト)担当スタッフ「引き続き馬場でキャンターを24003000m乗っており、坂路でも17秒を切るくらいのところをやっています。ここまで乗り進めて来ましたが、体はフックラしていますし、落ち着きも出て来ましたね。飼葉はしっかり食べていて、体調面に関しても不安はありません。そろそろ具体的な移動の話も出てくると思うので、良い状態で送り出せるようにしっかり調整していきたいと思います」


【レッドゼルク】

(ファンタストクラブ)担当スタッフ「年末年始も舎飼で過ごし、4日から引き運動を始めました。今のところ歩様に見せていませんし、あと1週間ぐらい様子を見て問題ないようならマシン運動も始めたいと思っています。状態次第ですが、春には戻したいと思っているので、段階を踏みながら徐々にペースアップしていきます」


*****4歳馬*****

【ルグランパントル】

昨年12/26(土)に福島県のノルマンディーファーム小野町に移動し、現在は舎飼休養中です。2週間ほど現在の生活を継続していますが、変にテンションが上がることもなく、毎日を落ち着いて過ごすことができています。馬房にはパドックが付いているので行き来しながら気分転換を図っている様子です。左前脚の患部の状態も安定しています。あと2週間は同様の生活で休養し、回復を待ちながらリフレッシュを図る予定です。


【エンパイアライン】

松風馬事センターで順調に調整され、本日8日に帰厩しました。
「腹回りがフックラしていて歩様に硬さもありませんし、良い状態で戻ってきましたね。様子を見ながら1回中京開催最終日(1/31)の番組を目標に進めていきます」(清水英克調教師)


【レッドルヴァン】

(田口トレーニングファーム)担当スタッフ「年末年始も変わりなくマシン運動の調整を行っています。患部の状況も変わりなく落ち着いているので特に問題はないと思います。見た目にも屈腱炎とは思えないぐらいに腫れも熱もないのですが、それでも時間はかけて治療していく必要がありますからね。今後も獣医師の指示を仰ぎながら調整を進めていきます」


【シンラバンショウ】

1月8日、新開調教師は「本日ウッドチップコースでサラッとやっており、4ハロン54.9秒、終い13.7秒の時計でした。柔らかみのある動きで、良い感じで走れていたと思います。特別戦に向かうか平場の方に向かうかの最終的な判断は、相手関係を見てから判断したいと思います」とのこと。


*****6歳馬*****

【レッドヴィーヴォ】

(ミホ分場)曳き運動30分。馬体重462キロ。
担当スタッフ「外傷はすっかり良くなりました。ただ、やはり捻ったトモがしっかりするまでにはもう少し時間がかかりそうですね。今は引き続き、曳き運動だけでゆっくり進めています」