*****2歳馬*****

【レッドアヴァンセ】

1212日レース後コメント(2着)ルメール騎手「ゲートが開く前に後ろへ体重を乗せるような形になってしまってスタートのタイミングが合いませんでしたが、そこからの二の脚は速くてすぐにカバーしてくれました。直線は外から被されてスペースがなかったので内へ進路を取りましたが、馬の間に入るのに少し躊躇するところがありました。そこを抜け出すのにモタついて、勝った馬との差が開いてしまって前には届きませんでしたが、残り200mくらいからはいい脚を使ってくれましたよ」


【レッドイグニス】

(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400m20-20秒。馬体重480キロ。
担当スタッフ「歩様はしっかりしていて硬さもありません。徐々に落ち着きも出て来ていますし、安定して動けていますね。日によっては状態を見てペースも上げています」


【レッドバルトーク】

(リバティホースナヴィゲイト)担当スタッフ「今週はハッキングから普通キャンターを3000m弱乗って調整しています。先週から大きく変わったところはありませんが、体調そのものは良く、元気も良いですね。先日大竹調教師がお見えになり、今後のメニューについて相談したところ、やり出せば仕上がりは早そうですが、多少テンションの高いところがありますし、慌てて仕上げる必要もないので、もうしばらくはジックリ乗って行くイメージで進めていくことになりました。飼葉は食べていますが、それほど体のある馬でもないので、この後もフックラさせながら乗り進めて行きます」


【レッドゼルク】

(ファンタストクラブ)担当スタッフ「患部をブリスターで治療して舎飼で経過を見ています。今のところ痛みなどは落ち着いていますが、急に良化するという症状でもないですからね。ある程度は時間をかけて様子を見る必要があります。体もまだできっていませんし、レースを見る限り精神面の成長も必要と感じました。能力があるのは分かりましたから、ここは焦らず治療しながら心身の成長も図っていければと思っています」


*****3歳馬*****

【レッドルヴァン】

(田口トレーニングファーム)「引き続きマシンを午前と午後に60分ずつ。熱感も腫れもないし、見た目には全然という感じなんですけどね。熱がないので冷却もしていませんし、今はレーザー治療だけ。元気もあって飼い葉もよく食べるので、馬体は来場時の486キロから520キロまで増えています。それでも運動はしているので、見るからにぷよぷよという感じではなく程良い締まりがありますよ。経過は良好ですし、思っていたよりも軽めの症状と感じていますが、それでも屈腱炎であることには変わりないですからね。油断せずにしっかり治療を続けていきます。当面はマシンだけの運動になるでしょうね」


*****4歳馬*****

【レインオーバー】

12月12日(土)中山・3歳以上1000万円以下(混・芝1800m)に田辺騎手で出走。馬体重は4キロ増の444キロ。耳覆いがないメンコにブリンカーを着用し、落ち着いた様子でパドックに登場。馬体重は増えているものの、もっと増えてよい体つき。以前に比べ、落ち着いて普通にパドックを周回できているのは良い傾向で、力は発揮できそうな状態。騎手が跨がってからも大きく気配が変わることはなく馬場へ向かった。馬場入場時は気合いを面に出し芝コースへ入ると、しばらく厩務員が付いたまま歩かせてから、ゆっくりとスムーズな返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートを切り、2~3番手で1コーナーへ。向正面では、途中から先頭に立った馬が飛ばしていき、離れた3番手を進む形。大きく離された位置で直線に入り、追われるとしっかりとした脚取りで伸びたが、逃げ馬も渋太く脚を伸ばして1馬身4分の1差及ばず2着。レース後、田辺騎手は「ゲートはソワソワしていましたが普通に出られました。過去のレースを見た印象で、変に前半脚を使いすぎて最後の伸び脚に影響があると嫌でしたので、前半は無理をさせませんでした。4コーナーから徐々に仕掛けていきましたが、逃げた馬が思っていた以上にしぶとく届きませんでした。初めから、逃げた馬だけを相手に考えられていれば違ったかもしれませんが、後ろの馬に交わされるのも嫌だったので、追い出しを我慢したのも微妙に影響したかもしれません」とのコメント。


【アースコネクター】

12月12日(土)中京・3歳以上500万円以下(混・ダ1800m)に中谷騎手で出走。馬体重は前走より2キロ増の502キロ。メンコ(レース前に外す)、浅いブリンカーを着用し2人曳きでパドックを周回。いつもと同様少しチャカついてはいるが、馬体の張りも良く、この馬の力は出せそう。パドックでジョッキーが跨ると、気合も乗って馬場へ向かった。ダートコースに入ると、スムーズな返し馬を行った。レースでは、揃ったスタートを切り、他の馬の出方を見つつ3番手の位置。1~2コーナー中間で行きたがって口を割り、落ち着かせて向正面は4番手を進む。前との差を詰めつつ3~4コーナーを回り、直線半ばでいったん先頭に立ち、そのまま押し切れるかに見えたが、ゴール目前で後方から伸びた馬に差され2着。レース後、中谷騎手は「これまで何回か乗せてもらい、その内容から積極的な競馬をした方が良いと思っていました。思っていた通りの競馬は出来たのですが、今回は直後を走っていた馬にゴール前で交わされてしまいました。前を競り落としたところで勝ったと思ったのですが…。1~2コーナーで引っ掛かってしまい、前回出していきましたのである程度は行きたがると思っていましたが、前に行った2頭がペースを落としたところで余計行きたがってしまいました。向こう正面では落ち着いてくれましたが、あれがなければ結果は違ったかもしれません。何とか結果を出したかったのですが、すみませんでした」とのコメント。また、和田調教師は「今日は勝ったと思ったのですが、ゴール前で交わされてしまいました。1~2コーナーで引っ掛かってしまったということも影響してしまったかもしれません。この後のことについては、厩舎に戻って来てからの状態を確認してからにはなりますが、今のところはここで一息入れる予定です。権利は取れていますが、適当な番組がありませんし、夏に復帰してからコンスタントに競馬を使いましたので。復帰は年明けの中京のレースを考えています」とのことだった。


*****5歳馬****

【レッドマニッシュ】

(ミホ分場)丸馬場でハッキング15分。
担当スタッフ「こちらに移動して来てからはマシンのみでゆっくり調整して来ましたが、レース後で気が抜けたのか、左前の裏に張りが出てきました。痛みはなく、熱もありませんが、大事を取って今は軽めに乗って様子を見ています」


【レッドヴィーヴォ】

1212日レース後コメント(8着)北沢騎手「返し馬の時から緩んだ馬場を気にするような感じで、トモを落としてしまったりする場面が何度か見られました。福島で勝った前走時は稍重でしたが、その時はそこまでボコボコしていなかったですし、初めて騎乗するので比較は出来ませんけど、今日はこの馬が気持ち良く走れる馬場コンディションではなかったようです。1週目のスタンド前で右前を落鉄してしまったのもあり、余計に走り辛かったと思います。飛越に関しては、飛ぶというより突っ込んで行く感じでしたが、悪くはなかったですね。走りにくくて辛かったはずですが最後は良い脚で差を詰めてくれましたから、クラス慣れしていけばオープンでも十分に戦える馬だと思います。良馬馬で走れれば、もっと良いレースが出来るはずですよ」