*****2歳馬*****
【シルヴァーバレット】
セグチレーシングステーブルからグリーンウッドトレーニングへ移動し、11/28(土)に無事到着しました。
【フィオレンツァ】
「現在は角馬場で軽めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整しています。時計消化はおこなっていませんが、動きや反応は上々でいいモノを感じさせますね。大型馬でも体に窮屈な所がなく、芝の中距離に向きそうなタイプに思えます。合わせてゲート練習もおこなっていますが、今のところは大人しくてこちらの手を焼かせるようなこともありません。清水調教師は『来週早々に帰厩させるつもりです』と話されています」(担当者)
【シュティルヴァルト】
「現在はダートコースをハロン17秒ペースで3000m、同じくハロン17秒ペースで600mの坂路1本のメニューで調整しています。競馬を使ったなりの硬さはありますが、ダイナミックで良い走りをしますし、脚元も特に問題はありません。ただ、牡馬にしては体が華奢で、与えた飼い葉を完食しているもののあまり身になってこない現状です。上背があるし、本来は480kg台で競馬できそうな体格に映りますので、もう少しフックラしてきて欲しいですね。こちらに到着してからもそれほどペースを緩めず乗っていますので、レースに向けては時計消化を進めればあまり時間を要せずに仕上がると思います」(担当者)
【レッドイグニス】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒。馬体重491キロ。
担当スタッフ「今はしっかり乗り込めていて、緩さも徐々に解消して来ています。歩様にも硬さはないので、この後も入厩に向けてしっかり乗り込んで行きます」
【レッドバルトーク】
(大竹厩舎→リバティホースナヴィゲイト)今週末、リバティホースナヴィゲイトに放牧予定となりました。
大竹調教師「徐々に体調は良くなって来ていますが、週末に一旦放牧に出したいと思います。鼻前で軽い運動をした後など、立ち止まって馬房に帰ろうとしないところもあるので、放牧先では体調を優先に進めていき、その後は一から基本を教えてもらうようにします」
【レッドミモザ】
(ノーザンファームしがらき)周回キャンター2000m。馬体重455キロ。
日曜日に入場しました。到着時は体が寂しく映っていましたが、飼い食いはまずまずなので馬体重は回復傾向にあります。すでに周回コースで軽めに乗り出していますが、首を上手に使えず、力んで走っているのが目立ちます。
【レッドゼルク】
(ファンタストクラブ)担当スタッフ「入場後に改めて馬体をチェックしましたが、やはり右前の中筋辺りに傷みがあるようです。馬自身もそう痛みは感じていませんし、思ったほどは悪い状態ではないのですが、腱が膨張して負担の掛かりやすい状態になっているので、今は無理は禁物です。まずは一ヶ月ほどマシン運動だけで様子を見て、その後動かしてみての状態でメニューを考えていくことになりますね。初戦で能力の片鱗は見せていますから、ここは焦らず進めていくのが良いかと思います」
【ボーンレガシー】
11月28日(土)東京・2歳未勝利(ダ1600m)に田辺騎手で出走。馬体重は前走より4キロ増の514キロ。メンコを着用しパドックに登場。小脚を使って小うるさいところを見せながらの周回。ふっくらとした体付きで見栄えのする馬体をしており、毛ヅヤも良好で状態は悪くなさそう。騎手が跨っても小うるさい様子は変わらず、小脚を使いながら馬場へ向かった。ダートコースに入ると内ラチ沿いを宥めながら進み、促されるとスムーズに返し馬に入った。レースでは、マズマズのスタートから先団へ。向こう正面の半ば過ぎで少しポジションが下がってしまい、8~9番手で3コーナーを通過。8~9番手のまま4コーナーを回り最後の直線に入ると、ジワジワと脚を伸ばし10着。レース後、田辺騎手は「デビュー戦では後方のまま終わってしまいましたが、それを考えるとレース内容は良くなっていると思います。今日は意識的に前に出していきましたが、まだ頼りないところがあります。脚も溜まらない感じで、直線では伸びきれませんでした。使いつつ変わり身を見せてくれればと思います。距離に関しては、もう少しあっても大丈夫だと思います」とのコメント。また、小島調教師は「マズマズの形でレースを進めることができ、砂を被ってしまった時に少し下がってしまいましたが、そこから頑張ってまた前に付いていけていました。直線では伸びきれませんでしたが、ここを使って変わってきてくれると思います。レース後も問題がなければ引き続き使っていきたいと考えており、問題がなければ中山や中京での出走を考えたいと思います」とのことだった。
【アランチャ】
27日、社台ファーム担当者より「ここまで順調にペースも上がってきました。この後は山元トレーニングセンターで、入厩まで乗り込んでもらいます。本日の便で移動させます」とのこと。
****3歳馬*****
【エンパイアライン】
「現在は角馬場で軽めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。右前脚の出の硬さは徐々に解消しており、笹針治療を施した効果は十分窺えます。先週よりもペースを上げて乗り進めていますが、反応も悪くなくしっかりと動けていますので、これからどんどん状態は上向いてくると思いますよ。現状の仕上がり具合からは4回中京開催での出走は微妙な状況ですが、そこを目標にできる限り進めていくつもりです」(担当者)
【レッドオルバース】
11月28日レース後コメント(5着)蛯名騎手「パドックで跨った時も気配は良かったですし、返し馬のフットワークもしっかりしていました。スタートも出てくれたので前目の位置で運びましたが、少しハミを噛んでしまっていましたね。それでも手応えは十分にあって直線半ばまでは行けたのですが、追ってから思いのほかグンとこなくて伸びあぐねてしまいました。休養明けで少し体に余裕はありましたが、状態は悪くなかっただけに何とかしたかったんですが…。そこまで切れる脚がある馬ではないですが、もう少し中団で我慢する競馬をしても良かったかもしれません」
国枝調教師「今日は追ってから味がないと言いますか、手応えの割に伸びきれなかったですね。馬場を気にしていた感じもありませんでしたし、敗因を挙げるなら久々の分なんだと思います。権利は取れましたが、この後はレース後の状態を見て決めますよ」
【レッドルヴァン】
(田口トレーニングファーム)マシン運動、パドック放牧。
担当スタッフ「引き続き午前・午後にマシン運動60分ずつとパドック放牧を継続しています。運動後の冷却とレーザーのケアも変わらず行っています。熱感もなく症状は落ち着いている状況ですね。脚元以外は元気いっぱいですし、精神的にもリラックスできていると思います。ここまでの経過は悪くないので、引き続き現行メニューを続けていきます」
*****5歳馬*****
【レッドマニッシュ】
11月28日レース後コメント(6着)浜中騎手「初めて乗らせてもらいましたが、返し馬からハミにモタれてきていましたね。スタートも悪くなかったので、下げすぎたくなかったのもあって、ある程度は前目から行きました。マニッシュに騎乗したことのある騎手達から、どういう馬か話は聞いていたので、グイグイと勢い良くきましたが道中は我慢。スローペースなら分が悪いと思っていましたが、今日はペースも流れてくれたのも良かったですね。直線で追い出して最初の手応えは突き抜けると思えるほどでしたが、途中からはジリ脚になってしまいました。ハミに頼って走っているので、体がもう少し起き上がってくれば、最後の脚ももっと使えると思いますよ。それでも続けて使ってきていましたが、今日は頑張ってくれましたね」
国枝調教師「今日はペースに恵まれたのもありますが、いつもより前目の位置でレースができましたし、前に行けば末脚が生きない馬ですが、浜中騎手が上手く乗ってくれましたね。マニッシュも頑張ってくれました。さすがに使い詰めできましたので、今日のレース後に、そのままミホ分場へ放牧に出しました」
【アースゼウス】
11月28日(土)京都・貴船ステークス(3歳以上1600万円以下・混・ダ1200m)に戸崎騎手で出走。馬体重は14キロ増の532キロ。耳覆いがないメンコを着用し、落ち着いた様子でパドックに登場。馬体重が大幅に増えて余裕のある体つき。馬は元気一杯で体調自体はとても良さそう。他の馬たちに騎手が跨がると、気合いが乗り馬場へ向かった。ダートコースへ入るとすぐに、スムーズに駆け出していった。レースではマズマズのスタートから、他馬の出方を見つつハナへ。1~2馬身程度のリードを保ったまま単騎で逃げ、先頭のまま4コーナーを回り最後の直線に入るが、直線の半ばで脚が上がってしまい8着。戸崎騎手は「最後は止まってしまいましたが、やはり良いスピードを持っていますね。今日は大きく体も増えていましたし、絞れればもっと粘れるのでは」とのコメント。和田調教師は「外枠からでしたので前半のペースが速くなってしまい、最後はさすがに止まってしまいました。間違いなくスピードはありますし、得意の新潟や脚抜きの良い馬場ならまた良い競馬が出来ると思います。この後については厩舎に戻ってからの状態次第になりますが、中山は合わないイメージですし、阪神にも良い番組が無く、ここで一息入れるほうが良いかもしれません」とのことだった。