◎東京1R ボーンレガシー D1600m 田辺裕信
デビュー戦は良くないほうでの想定内
気持ちが乗らないうちに無理するよりもう少し心身の成長を待つほうが得策と一旦放牧
放牧先で乗り込みを重ねてもらいやれることはやってもらって帰厩
それでもまだ気持ちが大人し過ぎてこの血統にしては不思議
帰厩後も素直過ぎてやっぱり大人しい
2週前の追い切りには田辺Jが騎乗
ゴール前で意図的に併走馬より前に出させ想像通りフワッとしたのでそこからビッシリと追ってもらった
これだけやると普通の2歳ならちょっと苦しくなって扱い辛さが出てくるもの
しかし相変わらず冷静な2歳
でも…全く変わらなかったわけではなくジリジリと良化は見込める
もっとやるのもひとつの方法だが一度苦しさを覚えると手が付けられなく可能性もあり
ましてや拗らせると難しいこの血統
あとはレースを経験しているぶん2走目の変わり身を見込んで控えておいた
先週の3日開催の影響もあり先週のうちに強い調教は終了
今週は全休日明けの水曜日に田辺Jに跨ってもらい気分良く走らせておいた
間隔が空いているとはいえレース当日どう豹変するか
一段一段丁寧に階段を上っていくほうが賢明だ
発馬の駐立と発走練習も丁寧に…
帰厩当初は再度芝のレースをイメージしていたが調整過程でダートに変更
いずれは芝に戻す可能性はあるもののギアチェンジが未熟な現時点ではダートのほうが良さそう
初戦と同じ田辺Jに乗ってもらうことでダートの適性についても比較が可能だ
最終追い切り以降見込み通りに気持ちがONになるシーンもあり
間違ってもレース当日にスイッチが入り過ぎないように願いつつ
先ずはダートでやっていける事を確認したい
今回の調教レベルで足りるのか更に攻めるべきなのか
ボーンレガシーがどんな答えをくれるのか楽しみにしていよう