*****2歳馬*****
【シルヴァーバレット】
引き続きウォーキングマシンでの運動で様子をみています。右前脚の患部の状態は良好で、もうしばらくは運動後のケアを行いながら、回復に専念していきます。現在の馬体重は486kgです。
【ラタンドレス】
(ノルマンディーF小野町)482kg。体調面に問題はなく、予定通り今週から馬場入りを開始しており、現在は馬場1~2周と坂路1本(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。まだ環境に馴染めていないのか、走りに集中することができていないので体力強化を図りながら、じっくりと乗り込んでいきたいと考えています。
【フィオレンツァ】
(ノルマンディーF小野町)509kg。現在は馬場1周と坂路2本(15~18秒ペース)のメニューで調整中です。入厩を見据えてさらにペースを上げて乗り込んでいますが、飼い葉もバリバリ食べており、堪えた様子は全くありません。軌道に乗った印象なので、トレセンのハードな調教にも問題なく対応してくれることでしょう。今週の検疫は確保できなかったことから、来週30日(水)の検疫で美浦に入厩する予定です。
【オルレアンローズ】
(ノルマンディーF小野町)480kg。体調面に問題が見られないことから、予定通り今週より馬場入りを開始しました。現在は馬場1~2周と坂路1本(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。ここにきて右前脚の蹄を気にする素振りを見せているため特殊な蹄鉄を履かせていますが、休むことなく毎日しっかりと調教に臨むことができています。このまま乗り込みながら体力強化を図り、入厩に備える予定です。
【ブランデーグラス】
23日(水)に坂路コースで4ハロン56.7-41.8-27.2-13.7を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間も坂路コース主体のメニューで調整しています。追い切りも2週続けて軽快な動きを見せていましたし、ここまで順調そのものですね。少しリフレッシュ期間を挟んだことで気持ちに余裕があるのか、精神面でもだいぶ成長が窺えますし、良い雰囲気に映ります。予定通り、来週10/3(土)中山・カンナステークス(OP・芝1200m・混)に内田博幸騎手で向かいます」(牧光二調教師)
【シュティルヴァルト】
24日(木)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、57.2-41.2-25.8-12.7を一杯に追い切りました。「まだフォームが固まっておらず、全体的にバラバラの走りの中で、終いはシッカリと動けていました。前半の入りが遅かったため、全体時計はそれほど目立つものではありませんでしたが、今朝の坂路でラスト1ハロン12秒台で上がってこれたのは2歳ではこの馬だけです。やはりいいモノは持っていますし、四肢をバランス良く使って走れるようになればもっと変わってくる印象を受けます。いまのところ、4回東京開催の2週目(10/17芝1800m)か3週目(10/24芝2000m)にデビューさせられたらと考えています」(栗田徹調教師)
【レッドアヴァンセ】
(ノーザンファームしがらき)馬体重465キロ。
本日入場しました。輸送熱や輸送減りもなく、落ち着いた様子を見せています。週明けから周回コースで軽めに乗り出しますが、体調に特に問題なければ来週1日(木)に栗東トレセン・音無厩舎に入厩する予定です。
(ノーザンファーム空港→ノーザンファームしがらき)23日(水)に北海道を出発。ノーザンファーム天栄経由で、ノーザンファームしがらきへ移動となります。到着後の状態や検疫の状況等によって変更の可能性はありますが、順調なら10月1日(木)にトレセンへの入厩が予定されています。
【レッドゼルク】
(藤沢厩舎)乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本。
9/24(木) 坂路
内レッドゼルク 56.9-41.4-27.6-14.0 馬なり
外ラセレシオン 57.1-41.5-27.4-13.9 馬なり
助手「今日は後ろから出て、一度追い越してからまた併せるような形で追い切りました。時計は速くないのですが、この形でも戸惑うことなく走れていましたし、反応もあったので良かったと思います。追い切るごとに気持ちが乗ってきていて、それにつれて動きも良くなっていますね。依然として前にぶら下がるような走りではありますが、元々の歩様のこともあってすぐに起きては来ないでしょうから、徐々に直していければというところですね。まだ骨格に対して馬体が薄い感じもありますし、これから成長して行ってくれればと思います。ここまでは疲れも見せず、順調に上向いていますよ。今日の先生の話では東京の1週目(10/10-12)も考えているようなので、来週あたりの様子を見てどうするか決めていくことになると思います」
(藤沢厩舎)乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本。
9/23(水) 坂路 62.6-46.0-29.6-14.7 馬なり
五十嵐騎手「今日は坂路を15-15くらいで上がりました。やはりダクなどでは硬めの歩様ではありますが、走り出せば気にならないですし、どこか悪いというわけではなく、元からのものでしょうから問題ないと思います。少し前がかりではありますが、走るフォームも悪くないですしね。もう少しトモがしっかりしてくれば普段の歩様も変わってくるでしょうし、走りも良くなってきそうな雰囲気です。元気も良かったですし、特に問題なく来ていると思いますよ」
【ディアスプマンテ】
現在は直線ダートコース1本17-16中心に、週2回ハロン14-13を消化している。担当者は「少しずつトモがしっかりしてきて2本目も動けるようになってきました。徐々に力を付けてきており、このまま乗り込んでいきます」とのこと。9月25日現在の馬体重は507キロ。
【グローリーミスト】
8月22日よりノーザンファームしがらきで調整中。9月25日、牧場担当者は「変わりなく順調で15-15をコンスタントに消化しています。移動の話が出次第、ピッチを上げて送り出せる状態です」とのこと。同日、中竹調教師は「順調にきているようです。直前に状態を確認して、問題がなければ来週あたりの検疫で帰厩させ、京都2週目の芝2000mの500万条件に向かいたいと思っています。もしもう少し乗り込む必要がありそうなら、出走についても再検討いたします」とのことで、10月17日(土)京都・紫菊賞(芝2000m)に向かう可能性あり。
【ボーンレガシー】
セグチレーシングS(チバ)にて調整中。9月23日、牧場担当者は「引き続き週1回坂路で16-15を消化しており、順調に調整が進んでいます。まだ他の馬に比べるとおっとりしているところはありますが、少しずつ前向きさが出てきたと思います。調教の動きも悪くありませんし、このまま帰厩に向けて調整を進めていきたいと思います。本日の計量で馬体重は525キロでした」とのこと。
【アランチャ】
8月28日より社台ファームで調整中。担当者は「現在はウォーキングマシン1時間の調整とパドック放牧を行っています。しばらくはこのままリフレッシュに専念します」とのこと。9月24日現在の馬体重は480キロ。
【アースコレクション】
ノーザンファーム空港牧場にて調整中。牧場担当者は「引き続き900m坂路コースで坂路2本15-15のメニューを消化しており順調です。休み無く乗り続けてきていますが、飼喰いもしっかりしており馬体が大変たくましくなってきました。ストライドが大きく惚れ惚れするフォームで坂路を駆け上がっています。入厩を目前に控えており、近々ノーザンファーム天栄に向けて出発予定です」とのこと。9月26日現在の馬体重は542キロ。
*****3歳馬*****
【ルグランパントル】
(ノルマンディーF小野町)475kg。現在は馬場1周と坂路2本を18~20秒ペース(週に2回は15~18秒)のメニューで調整中です。体重が減少しており、細くなったというよりは無駄がなくなってきているようにも映りますが、もう少し余裕を持たせたいと考えています。乗り込むにつれて動きは良化していますが、もう一段階コンディションを上げてから美浦に送り出す予定です。あと2週間ほどはこちらで調整してから帰厩させたいと考えています。
【グランノーヴァ】
「金曜日におこなった練習では問題なかったようですが、今日はレース前からチャカついてテンションが高かったこともあり、入りを嫌がり枠内でも苦しがって我慢が効きませんでした。出遅れてしまい最後方からの競馬となったため、腹を決めて流れが速くなってペースが上がるところから進出を開始しました。良い具合に反応はしてくれたのですが、最後は終始外を回っていたこともあり脚色が他馬と一緒になってしまいました。もう少し正攻法で競馬できるように経験を積んでいけば、上でもやれるだけの良い背中をしています。まだまだ精神面が幼いです」(蛯名正義騎手)
【エンパイアライン】
本日24日(木)に障害試験を受験し、一発で合格しています。「山本騎手を背に他厩舎の馬と併せて障害試験を受験し、北障害芝コースで8ハロンから併せ、115.9-52.3-38.7-13.8をゴール前仕掛けて併走馬と同入する内容で見事一発で合格しました。ひとつひとつの障害を慎重かつ丁寧に飛越したことでタイムが若干遅くなりましたが、高い飛越を見せてくれて中山の障害コースでもこなしてくれる手応えを掴みました。来週の中山コースでの障害デビューも考えましたが、飛越自体にしても飛越後の平地の部分にしても、もう少しスムーズさが欲しいので、本番までに調教を積み、修正していきます。10/10(土)東京・障害3歳以上未勝利(ダ3000m・混)もしくは10/17(土)新潟・障害3歳以上未勝利(芝2850m)のいずれかでのデビューの予定です」(清水英克調教師)
【レッドオルバース】
(社台ファーム)引き続き直線ダート主体にしっかり負荷をかけることができています。良い感じの行きっぷりが戻っていますし、馬の覇気もあります。まだ蟻洞のケアは続けていますが、爪も伸びてきて不安も解消されつつあります。声が掛かればいつでもどうぞという状態になってきましたので、後は先生の判断になるかと思います。それまでしっかり体をケアして状態向上に努めていきます。
【レッドルヴァン】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒。馬体重495キロ。
担当スタッフ「歩様はしっかりしていて、トモの踏み込みも良い時の感じになっていますね。体もフックラしていて順調に来ています。この後も入厩に向けて進めて行きます」
【ハラペーニョペパー】
9月19日(土)阪神・ダ1400m(牝)に出走し3着。9月23日、加用調教師は「レース後も問題はなく、今日も坂路1本を乗っています。脚元も大分しっかりしたみたいですし、ダート戦ということもあって、ソエなども出ておらず、引き続き使っていけそうです。このまま順調なら中2週で10月10日(土)京都・ダ1400m(牝)に向かいたいと思っています」とのこと。25日、加用調教師から「次走についてですが、1週延ばして10月18日(日)京都・ダ1400m(牝)にデムーロ騎手で向かうことにしました」との連絡が入った。
【シンラバンショウ】
9月27日(日)中山・3歳以上500万円以下(芝1200m)にM.デムーロ騎手で出走予定。23日、新開調教師は「この中間も特に問題はなく、馬体重もこの馬なりに維持しています。レースに向けての追い切りは明日行う予定です」とのこと。
9月24日、新開調教師は「本日ウッドチップコースで時計を出しており、5ハロン69.6秒、終い13.2秒の時計でした。先週ある程度やりましたので、今日は馬なりでサッとやりましたが、良い動きだったと思います。休み明けになりますが、そこそこやれるのではないかと思っています」とのこと。
*****4歳馬*****
【ラテラルアーク】
(ノルマンディーF)530kg。18日(月)から騎乗を開始しており、現在は馬場1周と坂路2本を20~22秒ペースのメニューで調整中です。まだ馬体には余裕が残っており、動きや息遣いにも良化の余地が残されています。このままシェイプアップを図りながら進め、状態を見ながらペースを上げて乗り込んでいく予定です。
【レインオーバー】
9月21日(祝・月)中山・白井特別(3歳以上1000万円以下・混・芝1800m)に出走し4着。24日、堀調教師は「レース後、脚元も問題無く、背腰にも大きな疲れはありません。ただ間隔を詰めて使ったせいか、馬が少しイラついているので、本日山元TCへ放牧に出しました。牧場へ行ってからの状態次第ではありますが、東京開催での出走を考えています。10月18日(日)東京・3歳以上1000万円以下(混・芝1800m)か、11月1日(日)東京・精進湖特別(3歳以上1000万円以下・混・ハンデ・芝2000m)のどちらかに間に合えばと思っています」とのことで、9月24日に山元TCへ移動している。
【ボーンレジェンド】
阿見TCにて調整中。9月23日、田島調教師は「次走については、10月24日(日)東京・3歳以上1000万円以下(牝・ダ1400m)に向かいたいと考えています。次の京都の1週目に牝馬限定のダ1400m戦がありますが、権利がない中であまり焦って競馬を使っていきたくはありません。前回で前日輸送の競馬をこなしてくれましたし、今のレース振りなら東京でも上手く競馬を出来るのではないかと思っています。10月の上旬に美浦TCに帰厩させたいと思います」とのこと。
【クイーンズシアター】
9月20日(日)阪神・ダ1800m(牝)に出走し5着。9月23日、安田調教師は「レース後も問題はありません。この後、順調なら中2週で同条件に向かいたいと思います」とのこと。10月12日(祝・月)京都・ダ1800m(牝)に出走予定。
【アースコネクター】
セグチレーシングS(チバ)にて調整を進め、近々美浦TCに帰厩予定。9月23日、牧場担当者は「こちらに来てからも特に緩めることもなく乗り込んでおり、昨日坂路で16-15のところを乗っています。動きの面については前回ここで調整してきた状態と変わりはありませんし、体調面も特に問題はありません。このまま帰厩に向けて調整を進めていきたいと思います」とのこと。
9月24日、和田調教師は「まだ検疫が確保出来ていないのですが、検疫が取れ次第美浦TCに帰厩させたいと思います」とのこと。
25日、師より「明日(26日)の検疫が取れましたので、明日美浦TCに帰厩させたいと思います」との連絡が入った。
*****5歳馬*****
【レッドマニッシュ】
(国枝厩舎)角馬場で運動後、ウッドコースにて単走で追い切り。
9/24(木) ウッド 53.5-38.7-13.7 馬なり
攻め厩務員「今日は角馬場で体をほぐしてから、ウッドコースにて単走で追い切りました。先週末もある程度の負荷を掛けているので、先生からは『動ける範囲でやって欲しい』との指示でした。下ろしがけからしっかり折り合ってリラックスして走れていましたし、ハミにぶら下がってくるところはあるものの、極端に乗りづらいわけではないので、道中は上手く運べたと思います。仕掛けてからは思っていたより反応が鈍かったのですが、肩ムチを2、3回入れたところ、ジリジリと脚を使っていましたね。ややワンペースで走ってしまう面は気になりましたが、レースに使える状態には仕上がりましたし、中山でのレースぶりは悪くないので、頑張って欲しいですね」
国枝調教師「今日は馬自身が反応しきれず、少し惚けて走っているところがありましたね。もうワンパンチ欲しいところですが、レースまでの中間の過程は良いですよ。あとは前走後、勝浦騎手が気持ちの面を心配していたので、レースに行ってどうかだと思います。予定通り今週の中山を勝浦騎手で使います」
(国枝厩舎)角馬場で運動後、Aコースを1周。
攻め厩務員「今日は全休日明けで運動初日なので、角馬場で体をほぐしてからAコースを1周軽く乗って調整しています。乗り運動の時から元気があり、チャカチャカしている感じはありましたが、馬場に入ってからは落ち着いてくれていましたし、気合も程々にあって良かったと思います。トモの入りはもう少し良くなって欲しいところですが、先週よりは踏み込みも良化していますね。良い状態を保てていますし、飼葉も全部食べていて馬体重は515キロと体もしっかりしています。明日追い切ってみてどこまでしっかり動けるかですが、今のところ予定通り今週のレースを使う予定なので、この後も入念にケアしながら進めて行きます」
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒。馬体重455キロ。
担当スタッフ「トモに少し甘さは残っていますが、落ち着きはありますし飼葉もしっかり食べています。近日中に美浦トレセンに入厩予定なので、体ももう少しフックラするように進めて行きます」
9月24日、西園厩舎より「明日の検疫で帰厩させます。左回りが合うようなので、東京のダ1300mかダ1400mを目標に進めることになりそうです」との連絡が入っており、25日に帰厩予定。
【グレイスフルデイズ】
9月24日、西園厩舎より「明日の検疫で帰厩させます。左回りが合うようなので、東京のダ1300mかダ1400mを目標に進めることになりそうです」との連絡が入っており、25日に帰厩予定。
【リボントリコロール】
9月20日(日)中山・汐留特別(3歳以上500万円以下・牝・芝2000m)に出走し8着。24日、菊沢調教師から「レース後、右前の球節に触診痛がありましたので、本日エコー検査を行ったところ、炎症があることが判明し『右前球節の繋ぎ部分の屈腱炎で全治9ヶ月』の診断が下りました。症状としてはそれほど酷いものではありませんが、これまでの実績を考えるとここで引退させてあげた方が良いと思います」との話があり、師とも同馬の今後のことについて協議を進めたところ、同馬の引退が決定致しました。平成27年9月27日に中央競馬の馬名登録を抹消し、今後は繁殖牝馬になる予定です。
【アースゼウス】
セグチレーシングS(チバ)にて調整を進め、近々美浦TCに帰厩予定。9月23日、牧場担当者は「順調にペースアップしており、昨日坂路で16-15のところを乗っていますが、軽快に駆け上がっていました。特に痛いところはありませんが、予防の意味も込めて以前骨折した右前の膝に今日ショックウェーブ治療を行っています。馬体重は本日の計量で532キロでした」とのこと。
9月24日、和田調教師は「まだ検疫が確保出来ていないのですが、検疫が取れ次第美浦TCに帰厩させたいと思います」とのこと。