*****2歳馬*****

【シルヴァーバレット】

この中間も引き続きウォーキングマシン運動のみの調整です。右前脚の経過は良好ですが、騎乗調教開始はまだ先になる見込みです。しっかりと体調管理を行いながら、患部の回復を促していきます。現在の馬体重は485kgです。


【レッドアヴァンセ】

(ノーザンファーム空港)ダク500m、キャンター2500m、週2回900m坂路2本(F1715秒)。馬体重467キロ。
この中間も大きな変化こそありませんが、順調に乗りながら体も減らさず来ているのは良い兆候ですね。今でもまだ成長の途中といった感じはありますが、馬体がなかなか増えなかった頃を思えば大きな進歩ですし、やはり成長力のある血筋なんだと思いますね。体がパンとしてくれば稽古も思い通りに消化できるので良い循環が生まれますが、今がちょうどそんな感じです。下旬になれば移動の声がいつ掛かってもおかしくないので、体調管理に気を付けながらしっかり乗り込みを続けます。


【レッドイグニス】

(ノーザンファーム空港)週3回900m坂路×2(F17)。馬体重464キロ。
右前皮下の腫れ以後、段階を踏みながら少しずつピッチを上げてきていきます。ダク調整を経て9月からは坂路調整を再開、この2週は週3回2本登坂を続けています。まだハロン17秒程度ですが、いきなり速いところに移行するのではなく、経過を見ながらじっくりと進めていきます。肌艶は良く体調も良さそうなので、脚元をケアしながら上昇気流に乗せていきたいところです。


【レッドバルトーク】

(ノーザンファーム空港)週3回900m坂路×2(F17)。馬体重464キロ。
右前皮下の腫れ以後、段階を踏みながら少しずつピッチを上げてきていきます。ダク調整を経て9月からは坂路調整を再開、この2週は週3回2本登坂を続けています。まだハロン17秒程度ですが、いきなり速いところに移行するのではなく、経過を見ながらじっくりと進めていきます。肌艶は良く体調も良さそうなので、脚元をケアしながら上昇気流に乗せていきたいところです。


【レッドミモザ】

(ノーザンファーム空港)
週5回900m坂路2本(F15秒)。馬体重485キロ。
この中間も坂路主体に順調に乗っています。9月一週目までは週4回の登坂でしたが、二週目からは週5回乗ってみました。この中間の計測で485キロまで体が増え、見た目通りに中身もしっかりしてきたとの判断からです。乗り込みピッチを上げても特に問題はなさそうですね。これまでもしっかり乗ってきましたからだいぶ基礎体力も向上していると思います。そろそろ移動を視野に入れる時期ですが、基本的なメニューは現行と変わりません。引き続き鍛錬を重ねます。


【レッドゼルク】

(藤沢厩舎)乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本。
9/16(
) 坂路 58.8-43.4-28.0-13.6 馬なり
助手「今日は坂路にて14秒くらいで追い切りました。まだそこまで本数をこなしていないので当然といえば当然なのですが、やるごとに動きは良くなっている感じですね。まだトモに力がないのか、前にぶら下がって走りたがるところはありますが、走り自体はしっかりしてきましたよ。今日は周りに馬がいたのもありますが、前向きさというか、気合も出てきていますし、ゆっくりではありますが前進してきていると思います。一時は疲れも見られましたが、今は問題なく、うるさいところも見せていますし、この後もこのまま進めて行けそうですよ」
藤沢調教師「馬の形も良く、良いモノを持っていると思いますが、もう少し乗り込んでいろいろ教えていきたいところですね。一応、東京開催3週目あたりのダート戦を考えてはいますが、この後の動きも見て具体的にどこを使うか決めていきます」


【オープンユアアイズ】

9月2日から山元TCにて調整中。16日、牧場担当者は「こちらに到着してからもエコー検査を行っており、確かに右前が少し荒く写ってはいますが、歩様や動きに問題はありませんので、すでに調教を開始しています。前捌きに硬さがあるのは相変わらずですが、脚元に関しては春先よりもスッキリ見せており、一夏越して良くなっていると思います。調整も順調に進んでおり、昨日から15-15を開始しています。このまま脚元の具合を見ながら調整を進めていきます。先日の計量で馬体重は516キロでした」とのこと。


【アースコレクション】

ノーザンファーム空港牧場にて調整中。9月14日、牧場担当者は「ここまで緩やかなポリトラックの坂路コースで乗り込んできましたが、9月に入ってからは900m坂路での調整を開始いており順調です。週3回の軽目を挟みつつ、ハロン15秒ペースをコンスタントに消化しており至って順調です。負荷を強めつつ馬体重が増えており、良い傾向にあると思います」とのこと。9月14日現在の馬体重は542キロ。
9月16日、尾関調教師は「先日状態を確認してきましたが、順調に調整が進んでいる様子でしたので、1度美浦TCに入厩させることを検討したいと思います。10月の前半辺りに入厩させ、まずはゲート試験の合格を目標に調整を進め、そのままデビューさせるかどうかはゲート試験後の具合を見て決めたいと思います」とのこと。


*****3歳馬*****

【ハラペーニョペパー】

9月19日(土)阪神・ダ1400m(牝)に出走予定。9月16日、加用調教師は「順調にきており、本日の坂路での追い切りも、動き、時計ともにとても良かったと思います。先週の調教から鮫島騎手に跨がってもらっていますが、感触は良かったようです。久々になりますが楽しみにしています」とのこと。
◆出走予定:9月19日(土)阪神7R・3歳以上500万円以下(牝・ダ1400m)▲鮫島克駿騎手(50キロ)
フルゲート16頭(出走予定全27頭、本馬より優先順位の高い馬6頭)*自身、前走から14週


【シンラバンショウ】

ノーザンファーム天栄にてワンクッションを挟み、美浦TCに帰厩。16日、新開調教師は「先週のうちに美浦TCに帰厩しています。具合も良さそうで馬体も幅が出てきましたね。今日はウッドチップコースで時計を出しており、5ハロン68.8秒、終い13.8秒の時計でした。今週出走する馬を誘導する形で先行させましたが、持ったままの手応えで併入しています。相手もそれなりに動く馬ではありますが、手応えは相手を上回っており、やはりこの馬は動きますね。具合も良いですし、このまま問題がなければ来週9月27日(日)中山・3歳以上500万円以下・芝1200m)に向かいたいとかんがえています」とのこと。


*****4歳馬*****

【レインオーバー】

9月21日(祝・月)中山・白井特別(3歳以上1000万円以下・混・芝1800m)に石橋脩騎手で出走予定。16日、堀調教師は「馬体重は452キロまで回復しています。背腰の疲労も取れましたし、暑さが落ち着いてきたこともあり、馬自身に少しピリピリしたところが出てきて元気が出てきました。競馬が月曜日なので、明日はウッドチップコースにて5ハロンから時計を出す予定です。前走に引き続きブリンカーを着用し、石橋騎手でレースに向かいます」とのこと。
◆出走予定:9月21日(祝・月)中山9R・白井特別(3歳以上1000万下・混・芝1800m)石橋脩騎手(57キロ)
フルゲート16頭(出走予定全12頭、本馬より優先順位の高い馬0頭、同条件の馬・本馬を含め2頭)*自身、前走3着以内


【ボーンレジェンド】

9月13日(日)阪神・夙川特別(3歳以上1000万円以下・混・ダ1200m)に出走し5着。15日、田島調教師は「昨日無事に美浦TCに戻ってきていますが、特に変わりはありません。今回は色々と課題をもってレースに臨みましたが、良く頑張ってくれたと思います。明日放牧に出し、具合を見て次走を検討したいと思います」とのことで、9月16日に阿見TCに移動している。9月16日、牧場担当者は「本日無事にこちらへ到着しています。様子を見ながら調整を進めていきます」とのこと。


【クイーンズシアター】

9月20日(日)阪神・ダ1800m(牝)に出走予定。9月16日、安田調教師は「本日、坂路で末を伸ばす形で時計を出しており、4ハロン56秒5、終い12秒2を計時しました。動きも良く至って順調にきています。久々のレースになりますが楽しみにしています」とのこと。
◆出走予定:9月20日(日)阪神6R・3歳以上500万円以下(牝・ダ1800m)岩田康誠騎手(55キロ)
フルゲート16頭(出走予定全12頭、本馬より優先順位の高い馬1頭、同条件の馬0頭)*自身、前走から20週


【アースコネクター】

セグチレーシングS(チバ)にて調整を進め、近々美浦TCに帰厩予定。9月16日、和田調教師は「10月17日(土)新潟・3歳以上500万円以下(混・ダ1800m)への出走を目標に、来週末か再来週に美浦TCに帰厩させたいと思います」とのこと。


*****5歳馬*****

【レッドマニッシュ】

(国枝厩舎)角馬場で運動後、ウッドコースにて単走で追い切り。
9/16(
) ウッド 54.4-39.4-13.5 馬なり
攻め厩務員「球節の腫れは引きましたし、乗った後は若干熱を持つこともありますが、入念にケアしているので今のところ大丈夫ですね。今日はウッドコースにて単走で追い切りましたが、テンからハミにモタれてガツンと来る感じもなく、下ろしがけは良かったですよ。ただ、この馬は元々、気が入って走るタイプで、今日のようにテンから落ち着いているのは良いのか悪いのか判断が難しいところですね。仕掛け所で肩ムチを23発入れたところ、反応はしっかりあって最後まで手応え良く走れていました。ただ、欲を言えば、右トモの入りは良い頃に比べるとやはり物足りなさがあります。このあたりは脚元をしっかりケアして進めて行く中で良化してくれればと思います」
国枝調教師「先週金曜日に帰厩しました。脚元の方はもう大丈夫ですが、やはりトモに甘さがあり、これから良化して欲しいところですね。前走で気持ちが切れてしまったのではないかと心配していましたが、今日の追い切りでは最後まで気を抜かずに走れていたので、その点はプラスに捉えたいと思います。この後乗り進めて行って、大丈夫そうであれば来週9/27()の中山10R・外房特別(1600m)を勝浦騎手で使う予定です」


【レッドヴィーヴォ】

(鹿戸厩舎→ミホ分場)昨日、ミホ分場へ放牧に出ています。
鹿戸調教師「検疫が取れた事から、昨日放牧に出しています。先週末も元気に乗り運動を進められていましたし、テンションも上がり過ぎることなく調整できていましたね。この後は新潟開催で使う予定で、レースまではまだ時間がありますが、牧場では緩めずに進めてもらおうと思っています。惜しいレースが続きますが、次で何とか結果を出したいですね」


【リボントリコール】

9月20日(日)中山・汐留特別(3歳以上500万円以下・牝・芝2000m)に石川騎手で出走予定。16日、菊沢調教師は「日曜日に坂路で半マイルから時計を出し、57秒程度のところでしたが、重い馬場の中良く動けていたと思います。今週の追い切りは明日行う予定です」とのこと。
◆出走予定:9月20日(日)中山9R・汐留特別(3歳以上500万下・牝・芝2000m)石川裕紀人騎手(55キロ)
フルゲート18頭(出走予定全16頭、本馬より優先順位の高い馬12頭、同条件の馬・本馬を含め3頭)*自身、前走から3週


【アースゼウス】

セグチレーシングS(チバ)にて調整を進め、近々美浦TCに帰厩予定。9月16日、和田調教師は「10月18日(日)京都・藤森ステークス(3歳以上1600万円以下・混・ダ1200m)、10月25日(日)新潟・北陸ステークス(3歳以上1600万円以下・混・ダ1200m)への出走を目標に、来週末か再来週に美浦TCに帰厩させたいと思います」とのこと。