*****1歳馬*****
【エリモピクシーの2013】
(ノーザンファーム空港)今月を通してもフラットワークは継続しながら、週3回坂路にも入れて調整しています。週2回は900mを1本ですが、週1回は2本乗る日も設けています。ペースはハロン17秒。問題なくスムーズに動けています。ペースを上げてからも馬体は減らずに422キロ。小柄ではありますが、その分俊敏な動きを見せています。
【ルンバロッカの2013】
(社台ファーム)中旬頃から左前肢歩様に疲労感が出てきたので、マシン運動60分のみで楽をさせています。焦る時期でもありませんし、まずはきっちり疲労を取ってからの再始動になりますね。動きや馬体は良いものを持っていますし、兄弟同様に走る資質の高い馬だと思いますので、しっかり立て直していきます。馬体重436キロ。
【フサイチミニヨンの2013】
(ノーザンファーム空港)今月を通して週3回900m坂路を1本。徐々にペースを上げて現在はハロン17~18秒ぐらいで乗っています。馬体の成長を促しながらだったので、まだそう速いところもやっていませんが、走りはしなやかですし、体も徐々に増やして現在435キロ。馬体の造りやバランスは良く見せる馬ですし、さらに牡馬らしい逞しさを増すよう鍛錬していきます。
【フラワーパークの2013】
(ノーザンファーム空港)今月を通して週4回900m坂路を2本。ハロン18秒と軽めのところですが、地道に鍛錬に乗り込んで馬体は締まりが出てきています。馬体重は436キロ。まだ基礎固め中というところなので動きに関しては何とも言えませんが、いかにもスピードがありそうな走りを見せています。馬体はまだ子供ですし、全体にバランスが取れてきてからの動きが楽しみですね。お母さんの子はコンスタントに走りますし、良い馬体を持ったこの子にも当然期待しています。
【サセッティの2013】
(ノーザンファーム空港)今月を通して週3回900m坂路を2本。1本目はハロン20秒、2本目は17秒。乗りながら馬体も474キロと増やしていますし、見た目以上にしっかりしているようです。体はまだ成長の余地を残していますが、これから実になってくれば垢抜けた馬体に変わってきそうですね。休みなく坂路を継続できることが何よりですので、今のところ目立った問題はありません。
【アーヴェイの2013】
社台ファームで調整中。引き続き直線ダートコース1本18-17中心の調整。担当者は「脚捌きに力があり、力強い走り。背中の柔軟性もあります。気の強さもかなりのものですが、乗り手の評価が高い1頭。今後が楽しみです」とのこと。12月24日現在の馬体重は490キロ。
【クィーンスプマンテの2013】
社台ファームで調整中。ここまで直線ダートコース1本18-17中心に進めてきたが、中間に右後肢の球節を捻り一息入れている。担当者は「乗り運動を休ませてウォーキングマシン2時間の調整を行っています。年内は大事を取り、年明けから進めていくつもりです」とのこと。12月24日現在の馬体重は441キロ。
【ミスティフォレストの2013】
ノーザンファーム空港牧場で調整中。現在は週3回坂路で18-18を乗っており順調。担当者は「好調です。引き続き坂路18秒ペースのメニューで乗り込んでいます。運動量を増やしても馬体は維持できており、疲れも無く良い動きを見せています。このまま進めていきます」とのこと。12月26日現在の馬体重は488キロ。
【ボーンスターの2013】
社台ファームで調整中。現在は直線ダートコース1本17-18中心の調整。担当者は「クセや問題は全くなく順調に乗り込んでいます。スピードタイプですが、メリハリの付いた走りを見せ、今の感じならある程度は距離の融通も効くのでは、と思わせるほど操作性は高いです。素質の高さを感じます」とのこと。12月24日現在の馬体重480キロ。
【オレンジブロッサムの2013】
社台ファームで調整中。担当者は「乗り進めてきて、ここでリフレッシュ休暇を入れることにしました。飼い葉を残すようなところもあって、まだ成長途上の感じです。成長を促しつつ、状態を見ながらじっくりと取り組んでいきます」とのこと。12月24日現在の馬体重は473キロ。
*****2歳馬*****
【グランビスキュイ】
(宮崎ステーブル)「現在は宮崎ステーブルの施設内でゲート練習主体のメニューをおこなっています。視界を真っ直ぐに向けると視覚が狭まることで立ち上がったり後退りし、狭いゲート内に入れると恐怖感からか中で座り込んでしまう面を見せています。通常はどちらかだけなのですが、この馬の場合は厄介でメンタル面から変えていかないと両方を取り除くのに苦労しそうな印象です。少しづつは改善されているので、何とか早めにゲート難を克服してトレセンに帰厩させられるよう努めます」(担当者)
【エンパイアライン】
★12/27(土)阪神 2歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手 結果:11着
「デビューからハードスケジュールで4戦を消化してきましたが、大きな馬体減りもなく、硬さもありませんね。まだまだ非力で背腰が緩いので、レースを使いつつ徐々に強化していくのは良いのではないでしょうか。前走同様、行き脚がつかず、出ムチを入れましたが、自身のスピードに乗ってからは、ダートでも芝のレースでも先行力があるところを見せてくれますね。ただ、道中から勝負処までは芝の方がスムーズにいきますね。気性が素直で、折り合いを欠くことがないですし、キレる脚を使うタイプではないので、距離延長を考慮してもいいかもしれません」(四位洋文騎手)
【ファルブナイト】
(松風馬事センター)「現在は角馬場で軽めダクと、本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。到着当初は左半身が気になりましたが、角馬場でのロンジングで確認をおこなったところ、どうやら左前と右後肢にウイークポイントがあるようです。それでもトモの感じはだいぶ動けてきており、このままペースアップしていっても問題ないと思います。まだ中身がシッカリしていない印象ですが、良い筋肉をしている馬なので変わって不思議ありませんよ」(担当者)
【レイナブランカ】
(オカダスタッド)443kg。運動開始後も体調面に問題がないことから、12日(月)から馬場入りを開始しました。現在は角馬場で体を解したあとに坂路1~2本を20~24秒ペースのメニューで調整中です。ややテンションが高い面があるので、注意しながら進めています。息遣いは良好で脚元を含め、馬体に異常は見られません。この調子で乗り込んで来月上旬~中旬の移動を目標に進める予定です。
【レッドオルバース】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1600m。馬体重514キロ。
担当スタッフ「今はダクだけですが、歩様もしっかりしていて脚元の方も問題ありません。乗り始めてから徐々にうるさいところも治まり、落ち着きも出て来ました。この後もケアしながらゆっくり進めて行きます」
【レッドルヴァン】
(ミホ分場)担当スタッフ「水曜日にこちらへ入厩して来ました。相変わらずうるさいところを見せていましたね。木曜日にしっかりチェックしたところ歩様も問題なさそうだったので、まずはマシンから始めて、様子を見ながらダク、キャンターも入れて体がフックラするように進めて行きます」
【レッドシェダル】
(グリーンウッドトレーニング)坂路での調整。馬体重476キロ。
この中間も順調で本日と火曜日は坂路を2本乗りました。だいぶ気が入ってきたようですが、調教では集中して走っていて、体の使い方が上手になってきています。年明けから徐々にペースを上げていくことにしています。
【ハラペーニョペパー】
12月17日より島上牧場で調整中。26日、担当者の話では「現在はウォーキングマシン90分の運動と、脚元の水冷、レーザー治療を行い様子を見ています。騎乗を休ませてからは脚元も落ち着いているようで、現在はそれほど痛がる素振りは見せていません。もうしばらくはこのまま様子を見ます」とのこと。
【オレンジブーケ】
12月26日、牧場担当者は「こちらでの調整も順調に進み、本日栗東TCに帰厩しました」とのこと。
【シンラバンショウ】
ノーザンファーム天栄にて調整中。12月26日、牧場担当者は「順調にペースアップしており、現在は坂路で週2回14-14のところを乗っています。ソエの方は問題ありませんが、馬体重がなかなか増えてこない状況で、現在は415キロです。出来るだけ増やせればと考えています」とのこと。
【グリーンアモーレ】
12月26日、牧場担当者は「順調に調整が進み、明日(27日)の検疫で美浦TCに入厩する予定です」とのこと。
【アースライジング】
セグチレーシングS(チバ)にて調整中。12月26日、担当者は「引き続き坂路中心のメニューで調整しています。まだペースは20-20ですが、今のところ熱感や腫れは無く、歩様にも乱れはありません。もう2~3週間はこのメニューで調整を進め、特に問題がなければ少しペースを上げたいと考えています。現在の馬体重は517キロです」とのこと。
*****3歳馬*****
【ラテラルアーク】
(ノルマンディーF小野町)513kg。現在は馬場1~2周と坂路1~2本を18~20秒ペースのメニューで調整中です。特に大きな問題があるわけではありませんが、先週20日(土)に電気針治療を行いました。今後も念のため、週1回電気針治療を取り入れながら、背腰に疲れが溜まらないようにケアしていきます。馬体は引き締まり、良化している印象です。こちらでしっかりと乗り込み、すぐにレースに使える状態にして、厩舎に送り出せるように調整を進めていきます。1月上旬の帰厩が目標です。
【ボーンレジェンド】
12月20日からセグチレーシングS(イバラキ)にて調整中。26日、牧場担当者は「使ったなりの疲労があり、特に右側の背腰に疲れがあるようなので、本日オゾン治療を行っています。現在は軽目のキャンター1000~1200mの調整で、乗りながら良化を促していきたいと思います」とのこと。
【クイーンズシアター】
山元TCにて調整中。12月26日、安田調教師は「順調にきているようです。まだ日にちは未定ですが、年明けに検疫が取れ次第、帰厩させるつもりです」とのこと。また、牧場担当者は「順調に調整が進んでおり、現在は週2回のペースで14-12のところを乗っています。この中間も特に問題は無く調整が出来ており、いつ帰厩の声が掛かっても大丈夫な状態です。現在の馬体重は487キロです」とのこと。
【アースコネクター】
12月17日からセグチレーシングS(チバ)にて調整中。26日、牧場担当者は「22日にオゾン治療を行っていますが、まだ背腰に疲れがありましたので、本日ショックウェーブ治療を行っています。現在はハッキング程度の軽目の調整で、このまま乗りながら良化を促していきたいと思います。現在の馬体重は506キロです」とのこと。
*****4歳馬*****
【レッドマニッシュ】
節で出走は微妙な状況ですが、次走は1/4(日)の中山12R・4歳上1000万下(芝1600m)を蛯名騎手で予定しています。
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1600mを25-25秒。馬体重470キロ。
担当スタッフ「背腰は少しずつ良くなって来ています。馬体の雰囲気も良いので、この後も入厩に向けてしっかり乗り込んで行きます。今は落ち着きもありますし、飼葉もしっかり食べていますよ」
【アースゼウス】
12月26日、牧場担当者は「本日こちらに到着しています。右前の膝にはまだ少し熱感と腫れがありますので、本日ショックウェーブ治療を行いました。年内は少し楽をさせますので、順調に回復すれば年明けから跨がってみる予定です。到着時の馬体重は540キロでした」とのこと。