*****2歳馬*****
【レイナブランカ】
19日にWコースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、54.0-38.1-12.9を馬ナリに追い切りましが、追い切り後に微量の鼻出血を発症しました。そのため、週明けに一旦、ノルマンディーファーム小野町へ移動して休養させ、状態を見ながら次走に向けて仕切り直しを図ります。
「今朝、速めをおこなったところ両方の鼻から微量ですが出血が見られました。外傷はなく、運動による突発性のものと思われますので、少し休養期間が必要です。馬体重も戻り、来週の出走に向けてここまで順調に調整できていただけに本当に申し訳ありません」(奥村武調教師)
【レッドシェダル】
(グリーンウッドトレーニング)坂路1本。馬体重484キロ。
今週月曜日から軽めに乗り出しています。入場後から左前の球節に腫れが見られますので、ケアを続けながら調整を進めています。今のところ環境が変わっても体調に問題はなく、落ち着きを保っています。しっかり乗り込んで体力の強化を図っていきます。
【レッドアイヴァー】
(ノーザンファーム天栄)爪の方も良くなり歩様にも出なくなりましたので、今週から周回キャンターを乗っています。ただ、騎乗したスタッフによると、『背腰に疲れが溜まっていて、体を上手く使えていない』とのことですので、もうしばらくはスローペースで進めて行き、状態を見ながらペースアップして行きたいと思います。
【オレンジブーケ】
右前の具合を見ながら直線コース1本中心の調整。10月19日、今野調教師は「脚元を確認しながら徐々に進めてもらっています。もう少し進めてみてからになると思うのですが、寒くなりすぎる前にトレセン近郊へ移動できればと思っています」とのこと。10月10日現在の馬体重は522キロ。
【シンラバンショウ】
10月17日、新開調教師は「本日無事にゲート試験に合格しており、特に問題は無く優等生でした。このあと問題がなければこのままデビューに向けて進めていく予定ですが、具体的なことについては少し進めてから決めたいと思います」とのこと。
*****3歳馬*****
【ミルノワール】
11月10日~11月14日の大井開催を目標に調整中。10月17日、藤田調教師は「引き続きダク1200m、キャンター3200mのメニューを基本に乗っており、順調に調整が進んでいます。明日、単走で3ハロンから15-15程度の調教を行い、その後も問題がなければ22日(水)に併せ馬で5ハロンからの時計を出す予定です。エサもモリモリ食べていて、こちらに来てから1度もエサを残したことはありません。体も入厩時に比べてどんどん良くなってきています」とのこと。
*****4歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒。馬体重464キロ。
担当スタッフ「今は飼葉もしっかり食べていて、落ち着きが出ています。体も徐々に増えて来て、張りも出て来ていますね。背腰も徐々にしっかりして来ているので、この後も入厩に向けて乗り込んで行きます」
【アースゼウス】
10月18日(土)京都・ダ1200mに岩田騎手で出走。馬体重は2キロ増の514キロ。首を下げ気味にして落ち着いた様子でパドックに登場。始めのうち少し気合い不足に見えるも、周回の中盤あたりから徐々に気持ちが乗ってきた様子。体の肉付きも目立っており状態は良さそう。他の馬にジョッキーが跨がると、少しピリッとした雰囲気を出しイレ込み無く馬場へ。ダートコースに入るとすぐ勢いよく駆け出し、かかり気味にスタート地点へ駆け出していった。レースでは、揃ったスタートからダッシュ良くハナへ。後続に1~2馬身差を付け、軽快にマイペースの逃げ。4コーナーで差を詰めてきた後続を引きつけつつ直線へ。直線で追い出されるとしっかりした脚取りで伸び2着馬を2分の1馬身抑えて見事優勝。岩田騎手は「500万条件ではスピードの違いで楽にハナに立てました。上のクラスでもスピードは通用しますね」とのコメント。和田調教師は「スピードを活かした良い競馬をしてくれました。次走についてですが11月16日(日)京都・ドンカスターC(ハンデ戦・ダ1200m)に向かいたいと思っています」とのこと。