*****2歳馬*****
【ルグランパントル】
連戦の疲れが見られることから明日10/4に美浦近郊の松風馬事センターに移動することになりました。
「昨日の感じでは大きなダメージもないようだったので今朝から乗り始めましたが、心身ともに疲れがたまってきている様子です。まだ先がある馬ですし、ここで無理を強いるのは良くありませんのでここで一息入れましょう。状態次第ですが、2週間ほどで戻して福島開催の後半に向かいたいと考えています」(栗田 博憲 調教師)
「レコード決着のレースで後ろから早めに来られる辛い展開でしたが、直線でもバタッとは止まっていないですし、レース内容自体は悪くありませんでした。今回はダートでしたが、やや脚抜きが良くて軽い状態だったのも良かったですし、決して芝が合わないということはないと思っています。使ったなりの疲れはありますが、大きなダメージはなさそうなのでこのまま在厩で調整し、問題なければ福島開催に向かう予定です」(栗田博憲 調教師)
【ファルブナイト】
「火曜日に寝違えをおこし、右の飛節を軽く捻ってしまったようなので今週の追い切りは自重しました。ただ、幸い大事には至らず、翌日から問題なく運動を再開しています。出馬状況からは、来週の出走が叶うかまだ見えてきませんが、予定通り使う方向で週末には時計を出すつもりです」(清水英克 調教師)
【レイナブランカ】
「スタートで出遅れて、前半はリズムに乗れませんでしたね。それでも、スローな流れの中で直線は良い脚を使って追い込んできました。レース後も馬体や脚元に異常は見られません。騎乗した田辺騎手の感触や、前走内容からも距離はもう少しあった方が良いタイプに思えますので、次走は府中のマイル戦を使う予定です」(奥村武 調教師)
【グランビスキュイ】
(ノルマンディーF小野町)496kg。現在は馬場1周と坂路2本を18~20秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に調教をこなしており、態勢は整ってきました。ペースを上げながらも体重が増加しているようにトモや首差しがさらに力強くなり、パワーアップしてきた印象です。既に入厩の打診をおこなっており、検疫が確保できるようであれば来週にも栗東へ移動することになっています。
【エンパイアライン】
(ノルマンディーF小野町)510kg。先週末に右前脚の球節から膝にかけて腫れが見られたことから騎乗運動を休止しました。その後症状は落ち着いてきており、パドック放牧、ウォーキングマシンの運動を経て本日から騎乗を再開し、馬場1周と坂路1本を軽めに登っています。良化傾向にありますが、この後も患部の状態をよく確認しながら進める予定です。
【レッドオルバース】
10月5日レース後コメント 三浦騎手「スタートはモッサリ出ましたが、すぐにポジションを取ることができました。調教でも乗り手に対して従順だったのが、レースでも同じ様にできました。新馬戦なのでペースが落ち着くのは分かっていましたし、その中でも折り合いをしっかり付けられたのは良かったです。4コーナーから早めに動いていき、直線では馬の間に入れる形。他の馬とは手応えが違ったので、早めに先頭に立ってからは馬が気を抜いたのもあってフワフワして走っていましたが、外から来た馬に対して併せにいくと、グイッともうひと伸びしてくれました。抜かせない勝負根性もありましたね。パワータイプの馬と思っていましたが、上がりの競馬で勝てたのは収穫です。今のところ乗っていて変な癖は無く、とても素直な馬ですよ。ありがとうございました」
国枝調教師「パドックではG1当日ということもあり、お客さんが多くてカメラのシャッター音にビックリして立ち止まったりしていました。返し馬も慎重に行く様に指示しましたが、先頭で返し馬ができていましたよ。レースの方は出負けこそしましたが、スピードに乗るのが速かったので、すぐにリカバリーできていました。スローペースでしたが、決め手勝負で捻じ伏せることができました。内容的にも良かったですね。この後は厩舎に戻ってから考えたいと思います」
【レッドルヴァン】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター2400mを20-20秒。馬体重485キロ。
担当スタッフ「話で聞いていたよりはうるさいところもなく、落ち着きもありますが、突然急ぐようなことがあったりして油断できないところは見せています。やや右に張るところもありますが、歩様の乱れや疲れなどは見られないので、すぐに乗り始めました」
【レッドシェダル】
(橋田厩舎)本日、ゲート試験を受験し合格しました。
橋田調教師「入りは2本ともすんなりおさまってくれたのですが、発馬してからがそれほど速くなかったですね。かろうじて合格といったところでしょうかね。まずは来週木曜日に1本速いところをやってみますが、今の感じだとまだ体力が付ききっていないようですので、一旦放牧に出すことになると思います」
【レッドアイヴァー】
(鹿戸厩舎→ノーザンファーム天栄)ゲート試験合格。
鹿戸調教師「今日、無事ゲート試験に合格しました。この中間はゲート中心に稽古を進めて来たこともあってトモなどにも疲れが見られるので、明日天栄へ放牧に出して、良くなり次第こちらに戻す予定でいます」
【ハラペーニョペパー】
右前ソエのため社台ファームで調整中。担当者は「この中間から乗り運動を開始し、直線コース入りを再開したところですが、右前のソエをまだ気にする素振りがあるので慎重に対処していきます。体が一回りふっくらして見栄えが良くなってきました。直線ダートコース1本17-16を開始しており、乗り出したばかりで動きは一息もここから良くなってきてくれそうです」とのこと。10月2日現在の馬体重は500キロ。
【オレンジブーケ】
現在は、ダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線ダートコース1本のメニュー。担当者は「直線ダートコースでの調整を再開しており、馬なりで1本の調整です。直線入り後も大きな変化は無いものの、右前の疲労感がまだ残っているため、状態を見ながら進めていきたいと思います」とのこと。10月2日現在の馬体重は528キロ。
【ルーチェスプマンテ】
引き続き社台ファームで調整中。担当者の話では「疲れも抜けたようですので、この中間から乗り運動を再開し、現在は直線ダートコース1本(16-16)中心のメニューで進めています。キャンターで乗り出した後も落ち着いた様子で調整できていますし、以前は度々起こしていた疝痛も見られず、とても順調に進んでいます」とのこと。10月2日現在の馬体重は466キロ。
【シンラバンショウ】
ノーザンファーム空港牧場にて調整を進め、10月3日(金)に美浦TCに入厩。1日、新開調教師は「本日北海道を出発しており、ノーザンファーム天栄を経由して3日(金)の検疫で美浦TCに入厩予定です」とのこと。
10月3日、新開調教師は「本日無事に美浦TCに入厩しています。まずはゲート試験の合格を目指していきます」とのこと。
【アースライジング】
10月4日、和田調教師は「調教を積んできて少し疲れが溜まってきただけですし、獣医の診断でも『ここで無理をさせなければ』という話でしたので、1度放牧に出してリフレッシュさせたいと思います。少し楽をさせて態勢が整えば、また美浦に戻したいと思います」とのことで、8日(水)にセグチレーシングS(チバ)に移動予定。
*****3歳馬*****
【ラテラルアーク】
(ノルマンディーF)510kg。9/26にノルマンディーファーム小野町に移動し、本日10/3に北海道のノルマンディーファームに移動しました。連戦と輸送の疲れがあるため、まずは夜間放牧をおこなってリフレッシュさせる予定です。その後については馬の状態を確認しながらプランを立てることになっています。※馬体重は小野町在厩時に計測したものです。
【レインオーバー】
社台ファームにて調整中。現在は直線ダートコース1~2本(ハロン17-16ペース)中心の調整。担当者は「直線コースを週4回は2本登坂し、そのうち2回は周回外回りコースから3ハロン44~42秒を消化しています。乗りながら馬体重が20キロ増え、ようやく色んなことがマッチしてきた感じです。馬体はもっと増えても良いくらいです」とのこと。10月2日現在の馬体重は450キロ。
【ミルノワール】
10月4日、藤田調教師から「今朝無事に厩舎に到着しています。様子を見ながら出走に向けて調整を進めていきます」との連絡が入っている。
【ボーンレジェンド】
10月4日(土)新潟・ダ1200mに柴山騎手で出走。馬体重は前走より増減なしの478キロ。メンコ、リップネットを着用しパドックに登場。前回に比べるとテンションが高くなるのが早く、周回当初は周囲を気にする余裕があったが、周回を重ねていくと、小うるさいところが出てくる。馬っぷりは変わらず良く見せており、状態は悪くなさそう。止まれの合図のあと、先入れで馬場に向かった。ダートコースに入るとすぐに駆け出していった。レースでは、まずまずのスタートから押して先団へ。ハナを奪うと1馬身程度のリードを保ちつつレースを進め、先頭のまま4コーナーを回り最後の直線へ。直線に入ると直後を走っていた馬に詰め寄られるも、最後まで並ばせずにそのまま押し切り、1馬身の差をつけて優勝。レース後、柴山騎手は「ゲートの中でも大人しかったですし、調教師からは『ポンと出れば行って欲しい』とのことでしたので、積極的な競馬をしました。元々能力がある馬でしたし、少し詰め寄られましたが、後ろから来るとまた伸びる感じでしたので、交わされる気はしませんでした。厩務員さんとも話をしましたが、ゲート裏では前回よりも大人しくしていたようなので、早めに新潟に連れてきたのも良かったのだと思います。勝てて良かったです」とのコメント。また、田島調教師は「前回に比べるとテンションが高かったので心配しましたが、勝つことが出来て良かったです。元々スタートが悪いわけではありませんので、スタートがある程度決まれば積極的な競馬をという話を乗り役に伝えていました。最後はマッチレースみたいな形になりましたが、勝つことが出来て良かったです。今後のことについては、レース後の具合を見て判断したいと思います」とのことだった。。
【クイーンズシアター】
社台ファームで調整中。担当者は「軽目から乗り出し、直線コース入りを再開したところです。現在は直線ダートコース1本(18-18)程度の調整です。体をふっくら見せて状態は良好です。馬自身、とても落ち着いた様子で調整を行えています」とのこと。10月2日の馬体重498キロ。
*****4歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1600mを20-20秒。馬体重460キロ。
担当スタッフ「今週初めに蹄鉄を打ち替えました。今まではうるさいところも見せていましたが、今は大人しくなっていて、去勢した効果が出て来ています。この後も少しずつペースを上げて、距離も徐々に延ばして行く予定です」