*****2歳馬*****

【ロイヤルグラッセ】

10/19(土)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)蛯名正義騎手


【ミルノワール】

9月14日からミホ分場で調整中。10月9日、担当者は「現在はハロン20秒ペースで2400m~3200mの調教を行っています。こちらに来た時は少し疲れを見せていましたが、順調に回復し状態はどんどん良くなってきています。体も少しずつ増え良い傾向だと思います。スクミも見せていませんし、様子を見ながらこのまま乗り進めていきたいと思います」とのこと。10月9日現在の馬体重は476キロ。


【ボーンレジェンド】

9日、田島調教師は「レースで走った疲労のせいか少し体に硬さが出ていますので、新潟での出走は見送りたいと思います。短期放牧を挟んで福島1週目の芝1200mに向かいたいと考えており、体は出来ているので帰厩後1~2本の追い切りでレースに向かえればと思います」とのことで、10日にセグチレーシングS(イバラキ)に移動予定。


【クイーンズシアター】

8月14日よりグリーンウッドTで調整中。10月9日、担当者の話では「強目を乗り出した後も順調で、馬場コース2000mと坂路1本17-17中心に、週1回12~13秒ペースを乗っています。ペースを上げて徐々に状態が良くなってきている感触です。安田調教師からも『態勢が整い次第、帰厩させたい』と連絡が入っていますので、どんどん進めていきます」とのこと。


【アースコネクター】

10月12日()東京・プラタナス賞(ダ1600m)に横山典弘騎手で出走予定。9日、和田調教師は「本日坂路で時計を出しています。4ハロンから53.9-39.3-25.5-12.5の時計でしたが、引き続き状態は良さそうな動きでした。見た感じは疲れがなさそうなので、中1週の競馬になりますが今週使いたいと思います。前回は押し出される形で逃げる展開になってしまい、目標にされて差されてしまいました。今回は前に行きたい馬を行かせて2~3番手辺りで折り合いを付け、良い形で直線に向かえればと思っています。今回は更に1ハロンの距離延長になりますので、メンコを付けてレースに臨む予定ですが、これが良い方向に出ればと思います。若干除外の可能性が有りますが、上手く抽選を突破して欲しいところです」とのこと。
◆出走予定:10月12日(土)東京9R・プラタナス賞(混・2歳500万下・ダ1600m)横山典弘騎手(55キロ)
フルゲート16頭(出走予定全19頭、権利持ち0頭)*自身、権利無し


*****3歳馬*****

【レッドヴィーヴォ】

(鹿戸厩舎)ダートコースを半周後、坂路で追い切り。
10/9(
) 坂路
内ホワイトマニキュア 55.3-39.8-25.5-12.6 馬なり
外レッドヴィーヴォ 55.5-39.9-25.6-12.6 馬なり
助手「今日はダートコースでハッキングをした後に、坂路で追い切りました。デビュー前の2歳馬と併せたのでヴィーヴォが誘導する形でやりました。テンの入りも良く、道中の反応が少し鈍かったので大丈夫かなと思いましたが、残りの2Fはしっかり動いてくれたので心配ないですね。今週レースに使う予定で、中1週のためソフトな仕上げですが、馬の雰囲気は変わらず良いので楽しみですね」


【ラカ】

グリーンウッドトレーニングで順調に調整を積み、10月11日に園田・田中道夫厩舎に入厩予定。9日、担当者の話では「短期間の放牧でしたが、体もふっくらして大分良くなってきました。動きもしっかりしていて疲れなども無さそうです。良い状態で送り出せそうです」とのこと。田中調教師からは「状態も良いようなので入厩させます。前走から3ヶ月以内に使える場合、能力検定を受ける必要がありませんので、入厩後はできるだけ早く出走態勢を整えられるよう調整を開始する予定です」との連絡が入っている。


【グレイスフルデイズ】

帰厩に向けて順調に調整中。10月9日、西園調教師は「帰厩への態勢も整ってきたようです。来週以降の検疫に申し込み、検疫馬房が確保でき次第、帰厩させます」とのことで、近々帰厩予定。現在は馬場コース3000mと坂路1本17-17ペース中心に、週2回12~13秒ペースを乗り込んでおり帰厩に向けて順調。


【リボントリコロール】

10月13日(日)京都・秋華賞(GⅠ・芝2000m)に横山典弘騎手で出走予定。9日、菊沢調教師は「先週の追い切り後も順調で、昨日までどういう調教にするか考えていましたが、馬の様子を見てまだ攻められそうな感じでしたので、本日はウッドチップコースで時計を出しました。2歳馬を先導する形で道中は進み、最後の1ハロンだけピタッと併せる感じで、5ハロン70秒を少し切るぐらいで、最後の1ハロンが13秒フラットの時計でした。全くの馬なりでしたが引き続き良い動きを見せていましたし、何よりまだこれだけ攻められるということは非常に良いことだと思います。また、馬場の出入り口で周りがバタバタしている中、平然としていたところを見て『精神面において成長したな』と感心しました。3連休で渋滞に巻き込まれると嫌なので、金曜日に京都競馬場に入る予定です。土曜日には装鞍所とパドックをスクーリングさせる予定で、到着後の状態次第では軽く跨がるかもしれません。福島や新潟に遠征して競馬をしていますので輸送面はそこまで気にしていませんが、馬にとっては初めての場所なので少し戸惑うようなところはあるかもしれません。オークス時はまだ未勝利を走っていた馬が力を付けてここまで来ることが出来ました。あくまでチャレンジャーの身ではありますが、良い競馬を期待しています。ある程度ペースも流れるでしょうし、終いがしっかりしている馬なので、少しでも上がりの時計が掛かってくれればと思っています」とのこと。

◆出走予定:10月13日(日)京都11R・秋華賞(GⅠ・3歳牝・国際・芝2000m)横山典弘騎手(55キロ)
フルゲート18頭(出走予定全20頭)自身、出走権利有り


【秋華賞】美浦レポート~リボントリコロール

福島の未勝利戦、新潟の出雲崎特別と2連勝のあと紫苑ステークスでは2着となったリボントリコロールは7時過ぎにに馬場に入って馬場整備の終わったばかりのウッドチップコースで2歳馬を内に従えての調整。楽な感じで駆け抜けた。

 調教後の記者会見での関係者とのやりとりは以下のとおり。

●リボントリコロール(菊沢隆徳調教師)

◎今朝の調教の内容と感触をお聞かせください。

・今週の追い切りをどうするか昨日まで悩んでいたんですが、体を見た感じでまずまずの稽古ができるかなと感じたので。でも今日は内容的には2歳の若馬を誘導してあげるということで最後の1ハロンをメリハリのある動きをさせるようにというのが課題でやりました。

◎うまく内の馬をリードしていましたね。

・そうですね。

◎前回の紫苑ステークスはここへきての成長を感じるレースでしたが?

・そうですね。春先は未勝利でモタモタしていたんですが、それからだんだんと力が付いて前回は結果は2着でしたけれどね。十分内容のあるレースだったと思います。

◎4月から毎月1回のローテーションで走ってきて、福島、新潟と連勝。どのあたりが一番成長を感じる部分でしょうか?

・普段も気持のオン、オフの切り替えですとか体調面は徐々に強くなって来ているかなと思います。

◎相変わらずレース前はうるさい面は見せていますが、レースは安定してきてますね。

・気性的にもともと燃えるタイプなのでね。そのへんはまだ若さがあるかなと思っています。競馬に関しては折り合いを欠いたりとか心配はないので。

◎長い距離にも対応しましたし、紫苑ステークスでは速い馬場にも対応できたということになってますが。

・距離に関しては2400でも大丈夫と思っています。高速馬場については京都は京都で高速馬場になったりしますんでね。まだちょっとわからないですね。

◎課題でしたスタートもキッチリ出るようになってきましたね。

・そうですね。いつも馬場入場の様子などを見て心配してるんですけどね。何かジョッキーの話だと「上手に出るよ」ということでしたね。

◎前回はいい脚で追い込みましたが、今回は京都コースでどんなレースのイメージでしょうか。

・まあ、その点はジョッキーに任せて・・・。まあ、そうですね。自分のペースを守って最後に脚を使うという形でどこまで通用するかと思っています。

◎一番この馬の強みと感じているのはどういう点でしょうか?

・中距離以上の距離で牝馬がよく悩むような折り合い面で折り合いを欠くことはないということと、牝馬ですが狭い所でも根気よく走ってくれるのが強みかと思っています。

◎今回は一段と相手が強力になりますが?

・この馬自身もだんだん成長してきているので、力試しというか、チャレンジするつもりでどのぐらいの競馬をするのか・・・。その結果次第で来年どれだけステップアップさせなくてはいけないかという課題を見たいと思ってますけどね。

◎期待以上の結果を見たいですね。

・そうですね(笑)。初めて平地のGIに馬を出させて頂くので、競馬がスタートするまで全力で持って行きたいと思っています。

◎このあとレースまでにすること、考えていらっしゃることは?

・今日のケアと、輸送、向こうの環境に慣らしてということでしょうか?この子自身、福島も新潟もいろいろ違うところを走っているのであまり心配はしていません。

◎あとは結果を出すだけですね。

・頑張ってもらいます(笑い)。(取材:佐藤泉)


【アースゼウス】

10月2日にセグチレーシングSにて調整を進め、近々美浦トレセンに帰厩予定。4日、担当者は「背腰の十字部に筋肉痛がありましたので、ショックウェーブ治療を行いました。様子を見て週明けから軽く跨がっていきたいと思います」とのこと。9日、和田調教師は「まだ検疫が確定していませんが、10月26日(土)京都・ダ1200mに向けて、今週中の帰厩を予定しています」とのこと。


*****6歳馬*****

【ブリージーデイズ】

新潟開催の2~3週目を目標に調整中。10月9日、小島調教師は「追い切りは明日やる予定です。今日は自分で跨がって坂路を駆け上がっています。ショックウェーブ治療の効果もあって右トモの状態も良くなりました。良い意味での前向きさも出てきていますので、あとはもう少しトモを使って走れればと思います。この辺は今後の追い切りと調教で良い方向に持っていければと思います」とのこと。
美プール  09月 25日