*****2歳馬*****

【ロイヤルグラッセ】

本日、628日(金)にゲート試験を受けて、一回目にして合格を果たしています。
高木 登 調教師「入厩して日は浅いですが、今朝ゲート試験を受けて見事、一発で合格しました。体つきは少し細身に映りますが、トレセンの環境にも慣れたようで飼い食いも安定しています」


【レッドメテオ】

(下総トレーニング→二ノ宮厩舎)629日(土)、美浦トレセン・二ノ宮厩舎に入厩。
場長「今週も先週同様のメニューで稽古しましたが、喉の具合は徐々に良くなってきています。もともと走っている時はそう問題ではなかったのですが、稽古後、ダクに下ろす時の息づかいが良くなかったんです。ただ、それも改善してきていますね。動きの方は問題なかったので、ちょうど良い時の移動になるかと思います」


【ボーンレジェンド】

6月29日(土)福島・芝1200mに横山典弘騎手で出走。馬体重は8キロ減の466キロ。入れ込んでいるわけでは無さそうだが、気合い乗りが早く小脚を使って小うるさいところを見せながらパドックを周回。見栄えのする好馬体で、体も絞れて力は出せそうな状態。止まれの合図の後、ジョッキーが跨るとさらに気合いを面に出し馬場へ向かった。馬場に入ると内ラチ沿いをなだめながら進み、反転して促されるとスムーズに返し馬に入った。レースではマズマズのスタートから行く気を見せるも無理せず控えて5番手からの競馬。6番手で3コーナーへ入り、最内を通って先頭からは少し離された5番手で4コーナーを周り直線へ。直線外へ出されると良い脚で伸びるが2着まで。レース後、横山典弘騎手は「ゲートを出て行けそうな感じでしたが、思ったほど行くことができずあの位置からの競馬になってしまいました。直線で追い出してからの伸びは良く、2戦目の内容としては良く頑張ってくれたと思います。跨った感じでは1200mというよりはもう少し距離があっても良さそうと感じましたが、福島は1200と1800しか選択肢がないので、それなら1200mの方がよさそうです」とのコメント。また田島調教師は「デビュー戦の時は少し余裕のある仕上げで少しかわいがり過ぎたかもしれませんが、この中間はしっかりと調教をやり、体も絞れて引き締まり、良い状態で出走させることができました。牝馬の割にはズブイところがあって、追い出してからスーッと反応できていませんでしたが、直線の伸びは良かったと思います。レース後の具合を見てからになりますが、問題がなければ中2週での出走を考えています」とのことで、次走は7月21日(日)福島・芝1200m(混)が予定されている。


*****3歳馬*****

【レッドマニッシュ】

(山元トレセン)担当スタッフ「少し両前の球節が浮腫むので、いまは負担を考えて坂路だけで進めています。今週は15-15で進めていましたが、明日から14-14で進めていくつもり。しっかりと稽古を休まず継続できているように、球節の状態は心配するほどではありません。もちろんケアはしていますが、ペースアップができる状態ですし、乗り込みが進んで状態は確実に上向いていますよ。新潟ということなので、2週後くらいには移動となるかもしれません。移動の声がかかっても対応できるように準備していきたいと思います。馬体重は489キロ」


【デンカノホウトウ】

6月30日(日)福島・ダ1700mに内田騎手で出走。馬体重は前走より2キロ減の454キロ。メンコを着用しパドックに登場。緊張気味にパドックを周回しており、やや発汗も目立つ。馬体は細身の体つきでもう一回り欲しい感じで、歩様も少し硬い。周回を重ねていくと嘶き始め、馬っ気を出して集中力を欠き、より発汗が目立つようになってくる。止まれの合図の後、ジョッキーが跨がると少し集中し始め馬場へ向かった。馬場に入り促されるとスムーズに返し馬に入った。レースではマズマズのスタートを切るも行き脚が悪く後方2~3番手からの競馬。他馬に交わされて最後方で向こう正面を進み、仕掛けていくも反応出来ず、最後方のまま3~4コーナーを回り最後の直線に向かうも、ジワジワとしか伸びることが出来ず13着。レース後、内田騎手は「ゲートを出すまでは上手くいっており、特に悪さをするということはありませんでしたが、競馬に対しての前向きさに欠け、ゲートを出てからがなかなか進んで行ってくれませんでした。向こう正面に入ってムチを入れて気合いをつけましたが、バランスを崩すようなところもありましたので、馬にあまり嫌なイメージを与えないよう出来るだけムチは使わずに追いました。フットワークから芝でもダートでも問題無さそうですが、砂を被るのを嫌がるところがありますので、キックバックが無い分、芝の方が良いのかもしれません」とのコメント。また、小島調教師は「今日は装鞍所からテンションが高めで、パドックでも集中力に欠けていました。移動後もエサをしっかりと食べていたのですが、マイナス体重での出走となりました。ただ、それでも返し馬の雰囲気や相手関係からもう少しやれてもいい馬なだけに、今日の結果は残念でした。ゲートを出す前までは上手くいっていたので、メンコを付けた効果も多少はあったと思います。ただ、ゲートを出てからが良くなく、自分から走ろうというところがありませんでした。今後は馬の精神状態をケアしつつ、調教でもメリハリをつけて前向きさを出させるようにしていきます。環境を変えるのも1つの手だと思いますので、函館に輸送して滞在競馬も検討します」とのこと。