*****2歳馬*****
【レッドリベリオン】
(ノーザンファーム空港)ダク500m、キャンター2500m、週2回900m坂路(ハロン15~16)。馬体重468キロ。
担当スタッフ「坂路調整では、週1回は1本、もう1回は2本乗りを続けています。ここにきてコンスタントに15秒のところをやれるようになってきましたし、以前のようにスクミを見せることもありません。馬に合わせてじっくり進めてきたことが良い方に出ていますね。今後も体調に合わせて進めていきます」
【レッドメテオ】
(下総トレーニング)担当スタッフ「28日に半マイルから時計を出し、56.7-41.1-12.6のタイムをマーク。少し息づかいは物足りなかったですが、動きは良かったですよ。体力的にも問題ないですし、馬も元気。このまま進めていきます」
【クロスソード】
直線ダートコース2本中心のメニューで乗り込まれ、入厩に向けて6月2日出発の便でセグチレーシングS(イバラキ)へ移動することになった。黒岩調教師からは「牧場での動きも良く入厩できる状態ありそうです。近々トレセン近くの牧場にまで移動させて、早ければ来週入厩させたいと思います」とのことで、移動後の状態を確認して入厩させる予定。5月18日現在の馬体重は472キロ。
*****3歳馬*****
【トゥルヴァーユ】
6月1日(土)東京・ダ1600m(牝)に三浦皇成騎手で出走。馬体重は10キロ増の526キロ。メンコを着用し、落ち着いた様子でパドックに登場。馬体増も体をフックラ見せ、状態は良さそう。厩務員に甘える仕草を見せたり少し落ち着きがない様子でパドックを周回するも、ジョッキーが跨がると気合も乗って集中してくる。気合を表に出し、馬場に入ると、すぐに抑えながらの返し馬に入った。レースではまずまずのスタートを切り気合を付けつつ中団前目の位置へ。向正面で外をジワッと上がって5番手で流れに乗り、5番手外目で3~4コーナーを通過。4コーナーを3番手で回り、前の2頭を見ながら追い出しを待つ格好。楽な手応えで前の2頭に並びかけ、坂を登り切ったところであっさりと突き放し3馬身半差を付け見事優勝。勝ち時計は1分39秒8、上がりの3ハロンは37秒8。三浦騎手は「ダートが良かったというよりは、今回は相手関係も楽になり、力のあるところを見せてくれました。芝の時もそうだったのですが、先頭に立つと遊ぶようなところがあり、その辺が解消されてくればもっと強い競馬が出来るのですが。どちらかというと、芝の方がグリップが良く、馬は走りやすそうです」とのコメント。矢野調教師は「初めてのダート戦になりますが、芝のレースに比べダートの方がやはり相手も楽になるので、今日は力通り強い勝ち方をしてくれました。使っていくとテンションが高くなりやすい馬ですので、今後の予定はレース後の具合をみてから決めたいと思います。乗り役の話では芝ダートどちらでも走れそうということですが、相手関係はダートの方が楽かもしれません」とのこと。
*****6歳馬*****
【ラッシュザワーク】
6月1日(土)東京・障害ダ3000mに金子光希騎手で出走。馬体重は2キロ減の492キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。歩様もスムーズで首を使いながら小気味よく元気一杯で状態はとても良さそう。ジョッキーが跨がってからもイレ込むことは無く馬場へ向かった。やる気を見せつつ馬場に入ると、ゆっくりと1コーナー寄りの障害コース入り口まで進み、芝の障害コースに入ってからゆっくり駆け出していく。レースでは、まずまずのスタートから先行集団の一角へ。一つ目の障害は無難な飛越でクリア、5番手前後で二つ目の障害に向かうも飛越で遅れを取って中団後方の位置まで後退し、その後2つの障害飛越でも徐々に遅れて後方を追走。空馬を見る形となり、手前の連続障害は無難にこなすも、向正面で落馬した馬を避けようとして本馬も落馬してしまい競走を中止した。金子騎手は「飛越自体を無難にこなしていたのですが、途中から空馬に前に入られてしまい、その馬を見て注意しながらの競馬になってしまいました。落馬をした障害では、飛び終わるまで倒れている馬がいることに気づかず、飛び終わったときに見えてびっくりして避けたところで落ちてしまいました。障害を飛ぶ度に遅れていましたが、最後でどれくらい巻き返せるか見てみたかったですし、経験を積んでいけば障害センスの無い馬では無いと思います」とのコメント。二ノ宮調教師は「今日は空馬に絡まれて落馬もしてしまいましたので、参考外ですね。馬は大丈夫そうなのでレース後の具合を見て今後の予定を立てたいと思いますが、権利を持っていないとすぐに使うのは難しいかもしれません」とのことだった。