*****2歳馬*****

【レッドリベリオン】

(ノーザンファーム空港)ダク500m、キャンター2500m、週3900m坂路(ハロン1617秒)。馬体重470キロ。担当スタッフ「引き続き坂路を主体にじっくりと乗っています。前回から若干ペースアップはしましたが、まだ無理はさせていません。素質の高さを買っている馬ですし、この先も馬に合わせてじっくりと進めていきます」


【レッドメテオ】

(下総トレーニング)場長「前回の報告後も順調で、コンスタントに速いところもやり始めています。27日には終い14秒を切るぐらいのところもやってみましたが、無難にこなしてくれました。ただ、まだ息持ちはひと息なので、もう少し本数を重ねていく必要がありそうです。これはやっていけば解消してくる部分なので特に心配はしていません。早期デビューも視野に入れていますが、時期に関しては、もう少し進めてから師とも検討して決めていくことになると思います」


【ボーンレジェンド】

4月26日に美浦トレセンに入厩。5月1日、田島調教師は「先週末までフラットワークのみで、今日から坂路入りも開始しました。坂路を1本駆け上がったあとゲート練習も行い、今日は手開けで出す練習まで行いました。少しピリピリしたところがありますので、精神状態を見た上で急かさずに進めていきたいと思います。ゲート試験は早くても来週あたりになると思います」とのこと。


【ラーヒーコネクションの11

4月11日に日本に到着し10日間の動物検疫の後、22日にセグチレーシングS(チバ)に移動している。5月2日、担当者は「現在は周回コースにてハッキング2000m~2400mの調整です。セールに向けて仕上げられた馬だけに疲労がまだ抜けきらない状態で、動きに硬さがありますので中間はショックウェーブ治療を行っています。また、こちらに到着したときは484キロあったのですが、一時472キロまで落ちてしまいました。現在は478キロまで戻りましたが、馬自身環境の変化に戸惑っている感じですので環境に慣れるまでは軽目の調整で様子を見たいと思います」とのこと。5月1日現在の馬体重は478キロ。


*****3歳馬*****

【レッドマニッシュ】

(ミホ分場→国枝厩舎)本日、美浦トレセンに入厩しました。


(国枝厩舎)乗り運動後、南150m角馬場でダクを10分、400m角馬場で軽いキャンターを10分乗った後、Aコースにてキャンターで1周乗る。
助手「今日は入厩翌日なので、角馬場でジックリ乗った後にAコースで軽く乗って調整しました。前回入厩してきた時は背腰に力強さがなく、前だけで走るようなところがあったのですが、今回は体も少し増えていて、全体的にしっかりして来た感じなので、この感じならこの後乗り込んで行けば良くなって行くと思います。今日も落ち着いていたので、今週末くらいから徐々にペースを上げて行く予定でいます」
国枝調教師「入厩初日のわりには落ち着いていましたし、この体なら問題ないですね。来週の追い切りの動きを見てからになりますが、順調に行ってくれれば、2回東京の終わりくらいには使えるようになると思います」


【レッドヴィーヴォ】

(ミホ分場)マシン運動60分。担当スタッフ「先週末、獣医に確認してもらったところ、まだ背、腰がしっかりしていないので、もう少しマシンだけでゆっくり進めていった方が良いとのことでした。もうしばらくマシンだけで様子を見ます。飼葉は食べているので馬体重は460キロと増えてきました。体は良くなってきています」


【ラカ】

5月5日(祝・日)京都・芝2400mに川田騎手で出走。馬体重は2キロ増の434キロ。時折ごく軽く小脚を使い、気合いを見せながらパドックの外目を元気に周回。今までより小うるさい面を見せるもイレ込んでいる感じはない。体は引き締まり、数字よりもしっかり見せて状態は良さそうだ。ジョッキーが跨がってもイレ込むことはなく、気合いを見せて小脚を使いながら馬場へ。芝コースに入ってすぐ促されるとスムーズに返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートを切り行き脚もまずまずでスムーズに中団へ。無理せず7番手のインに付け、人気の馬を横に見ながら流れに乗る。3~4コーナーでも他馬の動きに合わせて進出を開始し5~6番手インの位置で直線に向かったが、追い出されてから思ったほど伸びられず4着。川田騎手は「4コーナーまではリズムも良くスムーズな競馬が出来ましたが、伸び切れませんでした。1、2着馬とほぼ同じ位置にいて、自身も動いてはいけたのですが、ややワンペースな走りになってしまい決め手を欠いた感じ。良いペースで行けたと思ったのですが」とのコメント。松田調教師は「前半もスムーズでしたし、良い流れで4コーナーまでは楽な感じでしたが、そこからちょっとモタモタしていましたね。馬体減りを心配しましたが、キープしたまま引き締まってしっかりしてきており、使えるようなら続戦を考えています。3週目の2200mあたりを使えれば」とのこと。


【グレイスフルデイズ】

5月4日(祝・土)京都・芝1600mに酒井学騎手で出走。馬体重は2キロ増の480キロ。メンコを着用しパドックに登場。落ち着いた様子でパドックを周回。時折物見をしながらも、リラックスした雰囲気でゆったり歩けており好気配。周回を重ねてジワジワと気合いも乗ってきた感じ。他の馬に騎手が跨がってもイレ込むことなく馬場へ向かう。小脚を使って馬場入りし、促されるとスムーズに返し馬を行った。レースでは、ゲート内でソワソワしている時に扉が開き立ち後れ気味のスタート。気合いを付けて中団6~7番手まで上がっていくも、インで揉まれ3~4コーナーを8~9番手で通過。直線に入って前が開くとジワジワと脚を伸ばしたが、前が止まらない馬場と展開で8着。酒井騎手は「気が悪いという訳ではないのですが、ゲート内で集中出来ず、丁度馬が横を向いた時にゲートが開き出遅れてしまいました。出来ればある程度の位置が欲しかったので気合いを付けてポジションを取りにいったのですが、出遅れが響いてあの位置からになりました。最後も前が開いてからは伸びる脚を見せてくれましたが、前も止まらずジワジワ差を詰めるだけになってしまいました。このクラスは十分通用する力を持っていますし、スタートさえ決められれば」とのコメント。西園調教師は「前が残る馬場だけに、出遅れては競馬になりませんでした。内枠も引けていましたし、前回のように前々の競馬が出来ていれば違っていたと思います。ゲート練習で大分良くなっていましたが、この馬の気の強い面が出てしまいジッとしていられなかったのかもしれません。もう一度しっかりと練習させることにします。また、釘は打てる状態ですが、少し前に爪が若干欠けてしまったので、いったん放牧に出し爪を伸ばしたいと思います」とのこと。


【セブンスヘヴン】

5月5日(祝・日)新潟・芝2400mに大野騎手で出走。馬体重は前走より6キロ減の450キロ。マイナス体重でガレているわけでは無いものの、もう少し腹回りがフックラしていても良さそう。首を下げ気味にパドックを周回し、適度に気合いも乗っていて状態は悪くなさそう。止まれの合図のあと、騎手が跨がっても同様の雰囲気のまま馬場へ。小脚を使いながらダートコースを横切り、芝コースに入ってしばらく歩かせたあと促されると、抑え気味のキャンターで駆け出していった。レースでは出負けし後方からの競馬。徐々に内に入れ、内目の後方2~3番手で1~2コーナーを過ぎて向こう正面に入る。後方2~3番手のまま向こう正面、3~4コーナーを回り最後の直線に入ると、前が狭くなかなか追うことが出来ず、前がバラけてからはジワジワと脚を伸ばすも8着まで。レース後、大野騎手は「直線で前が狭く満足に追うことが出来ませんでした。バラけてからは脚を使っていましたので、もう少しスムーズなら上位に食い込めたと思います。今日はペースが落ち着いてしまいましたので、もう少し流れてくれれば違う結果だったと思います。距離は問題無いですし、もう少し短くても対応出来そうです。芝の走りの感触も良く、使いつつ変わってきそうです」とのコメント。また、小島調教師は「もう少しスムーズならという内容でした。次は少し流れてくれた方がレースがしやすいと思いますので、1800m~2000mを使ってみたいと思います。エサをしっかり食べてはいるものの、マイナス体重での競馬になってしまいましたので、具合を見て1度放牧に出すかもしれません」とのこと。


【トゥルヴァーユ】

3月16日からノーザンファーム天栄にて調整中。4月25日、担当者は「ここまで順調に調整が進んでおり、周回コースにて速いところも消化しています。そろそろ態勢も整ってきましたので、調教師とも帰厩時期についての相談をしたいと思います」とのこと。5月2日、矢野調教師は「明日(3日)の検疫が確保出来ましたので、明日入厩させたいと思います」とのことで、3日に帰厩予定。


【アースゼウス】

端午ステークスは除外となり、5月12日(日)京都・葵S(芝1200m)に目標を切り替えている。1日、和田調教師は「今日、坂路で時計を出しています。前半20-20ペースで入り、残り2ハロン過ぎから15秒台、終いが13秒台の時計でした。レースは来週になりますので今週はこれぐらいで十分だと思います。来週出走を予定している芝のレースはやってみなければわかりませんが、どこかのタイミングで試してみたいと考えていたので良い機会だと思います。ここであるていどやれれば選択肢の幅が広がりますので」とのこと。
05/01 助手 美南坂良 1カイ  69.7-49.5-30.5-13.1 馬なり余力 


*****4歳馬*****

【サハラブレイヴ】

5月1日にグリーンウッドTへ移動。今後について協議を行った結果、牧田調教師より「距離延長が上手くはまればと思いましたが、やはり基本的に短距離向きのようで距離が長かったようです。2歳時のレース内容を見ると、このクラスで通用するはずだと思い、入障を含めて色々な条件を試してきましたが、芝ダート・距離延長でも結果を出せず、相手関係の楽な交流競走でも善戦止まりという現状です。昨年から現時点までのレース内容を踏まえると今後の展望は持ちにくく、本当に残念ではございますがここで引退させることにしたいと思います」との話があり、同馬は引退することになった。近日中に馬名登録を抹消する予定。


【サイレントクロップ】

4月7日(日)福島・芝2000m(牝)に吉田隼人騎手で出走し9着の後、4月10日にジョイナスファームに移動し調整中。5月1日、担当者は「順調に調整が進んでいます。先日3ハロンから15-15を消化しており、今週の金曜日(5月3日)に半マイルから15-15を行う予定です。体調や馬体にも問題は無く飼い喰いも良好で、このまま帰厩に向けて進めていきます」とのこと。


*****6歳馬*****

【ラッシュザワーク】

4月4日に美浦トレセンに帰厩。5月1日、二ノ宮調教師は「引き続き順調に調整が進んでいます。障害練習だけだと太くなりすぎるところがありますので、周回コースでの調教も併せて調整しています。昨日障害コースで調教を行っており、今週金曜日(5月3日)に再度障害を飛ばせる予定です。来週本馬場に入れ、再来週に障害試験を受けられればと思います」とのこと。
04/28 助手 美南W良 53.9-38.2-12.6 馬なり余力
ヴェリタラブ(三未勝)馬なりの外0.6秒先行同入