*****6歳馬*****

3月24日(日)中山・障害未勝利(ダ2880m)に山本騎手で出走。馬体重は6キロ増の514キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。多少余裕はあるものの、見栄えのする体つきで状態は良さそう。騎手が跨ってからも入れ込むことはなく馬場へ向かい、ダートコースには入らず、すぐに障害コースへ。レースでは、揃ったスタートから最初の障害を飛越し先行争いに加わり2番手のポジション。坂を下り昇ったところで騎手がバランスを崩して落ちそうになるが、立て直して向こう正面の障害へ向かうも、スピードが落ちてしまい5番手に。スタンド前の水濠障害を無事飛越し6~7番手で2周目の1コーナーへ。徐々に遅れ始めてしまい11番手で3コーナーへ入り、後方3番手で4コーナーを周り直線へ向かうが、バテてはいないものの後続にも交わされてしまい14着。レース後、山本騎手は「芝とダートの切れ目でジャンプもしていたのですが、最初の坂を下って昇ったところで、芝が剥げているところで滑ってしまいバランスを崩してしまいました。障害馬としてのスタミナは問題なさそうですが、飛越の度に余計な力が入り過ぎてしまい、気持ちのオンオフの切り替えが上手くできていない感じでした。経験を積んでそのあたりが解消されないと」とのコメント。また小島調教師は「障害をしっかり見て飛越する時もあれば、そうでない時もあり、飛越に波があって、集中力を欠くレース振りでした。普通は、ここから経験を積ませて慣らしていくのですが、ブリージーデイズの場合、平地でも好走していますので、危ない思いをさせつつ障害に慣れさせるよりも、再度平地競走を使ってみたいと思います。元々力を付ける意味もあっての障害挑戦でしたので」とのこと。