*****3歳馬*****
【レッドヴィーヴォ】
(ミホ分場)マシン60分、ダク1200m、キャンター1800m。
担当スタッフ「使った後なので、マシンとダクで乗り、問題がなければ週末くらいからキャンターも入れて乗って行く予定です」
【レッドマニッシュ】
(山元トレセン)担当スタッフ「火曜日に坂路で2ハロン27秒4。14-13くらいのところを乗りましたが、走りには余裕があるし、いい動きを見せてくれましたね。少しテンションは高めでも気にするほどではないですし、稽古はしっかりと集中して行うことができています。馬体重は488キロ。稽古直後の数字ですから、いい感じで増えてきていますね。速い処をやっても数字が増えてきているように、体調の良さが伝わってきます。恐らく再来週くらいの移動になるかと思いますので、しっかりと速い処を重ねて、好状態で送り出せるよう準備をしていきたいと思います」
【ラカ】
1月14日(祝・月)京都・芝2200mに北村友一騎手で出走。馬体重は2キロ減の432キロ。メンコ着用。落ち着いた様子でパドックに登場し、程良い気合いを見せつつ終始首を下げ気味にして周回。気負い過ぎるところもなく、馬体も維持しており具合いは良さそう。ジョッキーが跨ってからもイレ込みは無く気合いを見せつつ馬場へ。馬場入りの時はチャカチャカと小脚を使っていたが、誘導馬の後ろをなだめながら歩かせて、他の馬が周りにいなくなるのを待ち、促されると軽快なキャンターで駆け出していった。レースでは、マズマズのスタートも行き脚は一息で、外の馬達が行く気を見せたこともあり、後方のインで1コーナーに入る。スローに流れる中、インの10~11番手で流れに乗り、反応良く3~4コーナーを通過。直線へ向かうと、馬群の中をしっかりと伸びて5着。北村騎手は「スタートはまずまずでしたが、二の脚が効かず後ろからの競馬になりました。道中はリズム良く走れていたし、勝負所でも動いていけて、重馬場で多少脚を取られながらも最後までしっかりと伸びてくれました。この距離でも力むことなく走れていたし、このペースも合っていたと思います。芝長距離戦で牡馬相手だけに、やはり力のある馬ですね。まだ良くなる余地もありそうです」とのコメント。
【リボントリコロール】
1月14日(祝・月)中山・ダ1800mに3キロ減の横山和生騎手で出走。馬体重は6キロ減の456キロ。少しうるさいところを見せながらメンコを付けてパドックに登場。気合い乗りが早いように見えたが、周回を重ねると、物見をしたり集中力に欠ける感じ。馬体は一度使われて締まった感じで変わり身が見られそう。ジョッキーが跨ると集中したように気配が変わり馬場へ向かった。馬場へ入ると、しばらく歩かせてからスムーズに返し馬に入り、素軽いフットワークで駆け出して行った。レースでは立ち遅れ気味のスタートもすぐに行き脚を付けて5~6番手のインで1コーナーへ。終始5番手前後のインで流れに乗り4コーナーを周り直線に向かうと、一瞬伸びかけそうに見えたが、伸びられず10着。レース後、横山和生騎手は「良い感じで行けていたのですが、最後は前が狭くなり馬が怯んでしまったようです。それがなけれはもっと頑張れていたと思います」とのコメント。また菊沢調教師は「悪い馬場の中直線で前が狭くなったり、経験の浅いこの馬には厳しい競馬になってしまいました。期待していただけに残念でしたが、権利も取れませんでしたので、レース後は一息入れて立て直そうと思います」とのこと。
【トゥルヴァーユ】
1月12日(土)中山・芝2000mに三浦騎手で出走。馬体重は4キロ減の516キロ。メンコを着用してパドックに登場。前捌きが少し硬いように見えテンションも少し高めだが、馬体は引き締まりトモの張りも良く状態はマズマズ。騎手が跨ると徐々に気合いが乗り馬場へ向かった。小脚を使いながらダートコースを横切り、芝コースへ入るとスムーズに返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートから先行争いに加わり5番手で1コーナーへ。多少掛かり気味も5番手で向こう正面を通過。3~4コーナーから徐々に前との差を詰め始め、4~5番手で直線に向かい追い出されるも、いつものような伸び脚は見られず12着。レース後、三浦騎手は「少し行きたがるところは見られましたが、すぐに落ち着きました。良いところに付けて良い感じで走れていたと思うのですが、4コーナーで突っ張るようなところがありました。いつも良い手応えで4コーナーを回るこの馬が、今日は手応えが怪しくなってしまい、直線ではいつものような伸び脚が見られませんでした。結果が出せずにスミマセン」とのコメント。また矢野調教師は「ゲートを出て気合いが入りすぎてしまったことはありますが、その後は落ち着いて走れていました。良いところに付けて競馬をしていたとは思いますが、直線でいつものような脚が見られませんでした。敗因がハッキリしませんが、続けて使ってきて目に見えない疲れがあったのか、気の悪いところが出てしまったのかもしれません。権利も取れませんでしたので、1度放牧に出して立て直したいと思います」とのこと。