*****2歳馬*****

【レッドマニッシュ】

丸田騎手「北村騎手から走る馬と聞いていましたし、すごく雰囲気も良かったので自信もって乗りました。出脚は速くないですが、折り合いつきますし乗りやすかったです。すごい手応えだったので仕掛けを待つ余裕もありましたし、最後まで全然楽でしたからね。ここでは力が違った感じです。いい時に乗せてもらってありがとうございました」

国枝師「馬は一戦ごとに良くなっていますし、ここで負けるようではと思っていたのでホッとしました。まだまだ良くなりそうですし楽しみですね。様子を見ながら次を考えます」


【トゥルヴァーユ】

10月28日(日)東京・芝2000mに三浦騎手でデビュー。初出走の馬体重は520キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。500キロを越す大型馬も馬体に重め感はなく、仕上がり具合は悪くなさそう。歩様に柔らか味もあり、元気いっぱいで状態も良さそう。他の馬たちにジョッキーが跨ってからも入れ込むことはなく馬場へ向かった。馬場入場時は、早く走りたいのか少しうるさい面見せたが、誘導馬のところまで歩かせてからスムーズに返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートも無理せず、馬なりで後方4番手からの競馬。行きたがる馬を我慢させて、折り合いを付けつつ3~4コーナーを後方3番手で周った。直線に入り大外に持ち出されて追い出されると素晴らしい伸び脚で前を捉えにかかり、いったんは先頭に立ったが、坂を登りきったあたりで外にヨレ、内から交わされてしまい3着で入線するも、勝ち馬が降着となり繰り上がっての2着。レース後、三浦騎手は「馬群を突くことも考えましたが、大跳びの馬なので前が詰まる不利も考え、直線まで待ってから大外に持ち出しました。良い脚を使ってくれましたが、先頭に立つと少し遊ぶところがあり内から差し返されてしまいました。追い出すと馬体が沈み込んで一気に加速するあたりに能力の高さを感じます。パンパンの良馬場向きの馬で、今日のような馬場は少し馬にはかわいそうだったように思います」とのコメント。また矢野調教師は「外枠で他の馬に比べ距離を走らされたこともありますが、坂を登りきったところで馬が調教が終わりと思ってしまったようなところがあったかもしれません。調教に比べ実戦の方が反応も良く、内容は悪くなかったと思います。今日のレースで能力があることは分かりましたので、また次走に期待したいと思います」とのこと。