*****3歳馬*****
【ブリングスザサン】
10月26日(金)公営大井・渋谷区特別(C2・ダ1800m)に御神本騎手で出走。馬体重は前走より6キロ増の456キロ。深いブリンカー、メンコ、シャドーロールを着用し、2人曳きでパドックに登場。やや外を気にしながらの周回も、落ち着いている。馬体の張り、艶も良く体調は良さそう。騎手が跨がると徐々に気合いが乗り始め馬場へ。馬場に入ると外ラチを沿いダクで進んだ後、反転し促されると首を上下させる面を見せつつもスピード感あるキャンターで駆けていった。レースでは、出負け気味のスタートから行き脚がつかず、外目の後方2番手で1コーナー、2コーナーを過ぎて向こう正面へ。向こう正面の中間過ぎから気合いをつけつつポジションを上げ、8~9番手で3コーナーに入り、5~6番手の外目で4コーナーを回り最後の直線へ。直線に入ると脚を伸ばすも先に抜け出した3頭に追い付く事が出来ず4着。レース後、御神本騎手は「ある程度前につけたかったのですが、出負けしてしまい、砂を被るのを嫌がって行き脚がつかず後方からの競馬になってしまいました。ペースが落ち着いてしまったので、向こう正面から上がっていき、3コーナー辺りでモタれるところがありましたが、4コーナーを回る時はハミを取ってくれて、直線で十分間に合う手応えだったのですが、直線に入るとフワッとしてしまい伸び切れませんでした。どこかに走る気を起こすスイッチがあるのでしょうが、難しい馬です。能力はあると思いますので、真面目にさえ走ってくれさえすれば。今回使って変わってくれればと思います」とコメント。また、藤田調教師は「気を抜く馬なので、前半からガツガツ行って欲しかったのですが、砂を被るのを嫌がりなかなか進んでいきませんでした。道中も他馬を気にして外を向きながら走っていましたし、もう少し走る事に前向きになってくれれば、能力的に問題ないと思うのですが。また試行錯誤して次走に向けて調整していきたいと思います。レース後問題がなければ、次開催での出走を考えています」とのこと。