*****2歳馬*****

【レッドマニッシュ】

北村宏騎手「まだ非力なところがあって、全体的に緩いですね。スタートは良かったのですが、前半は思ったほど楽について行くことができず、最後も伸び切れませんでした。それでも直線の半ばでは一瞬抜けそうな手応えがありましたし、素質は感じる馬なので、レースを重ねて行って良くなってくると思います」


【トゥルヴァーユ】

変わりなく順調。引き続き馬場コース3200m(20-20)中心に、坂路で15-15を消化。場長は「至って順調です。坂路で15-15を乗り込んでおり、現在は15秒から13秒へと終いを伸ばす感じで徐々にペースアップしています。乗り込んできても特に疲れなどは見せておらず、このまま進めていきたいと思います」とのこと。秋口の入厩を目指して乗り込んでいく。6月20日現在の馬体重は554キロ。


【アースゼウス】

7月18日に入厩。22日、和田調教師は「入厩後も順調です。ゲート練習も順調に進んでいますので、25日(水)にゲート試験を受けさせたいと思います。練習の様子から受かるのではないか、と思っています」とのこと。


*****3歳馬*****

【サハラブレイヴ】

21日に再度連絡があり「小倉の1週目が、除外の可能性が高いようなら、具合も良いので新潟での出走も検討するかもしれません」とのことで、来週の小倉か新潟で出走の予定。

07/19 助手 栗CW良 70.4-53.7-39.1-11.7 一杯追伸びる


【サイレントクロップ】

7月22日(日)札幌・ダ1700mに三浦騎手で出走。馬体重は4キロ増の514キロ。ブリンカー着用。体が増えて少し余裕があるようにも見えたが、重苦しい感じはなく具合いは良さそう。二人引きで軽く小脚を使いながら周回も、イレ込みはなく程良い気合い乗りを見せる。ジョッキーが跨ると更に気合いを表に出して馬場に向かう。軽く小脚を使いながら馬場に入り、特にうるさい面も見せず、促されるとをスムーズに駆け出していった。レースでは、揃ったスタートから気合いを付けてハナに立ち、1馬身から半馬身ほどの差を付けて馬群を引っ張る。3コーナー手前で早めに仕掛けた馬にいったんハナを譲るが、3~4コーナーで追っつけつつ並びかけていき、2頭が並ぶ形で直線へ。追われるとしっかりした脚色で伸び、2着馬を2分の1馬身突き放して見事優勝。三浦騎手は「今日はとにかくハナに立ち、自分のペースにこだわりました。こちらも気合いを付けて出して行った分、相手にも脚を使わせる流れになりましたからね。2着馬に早目に来られるシーンもありましたが、交されても怯まずリズムを崩さず走れたのが良かったと思います。まだ集中して走れていない面もありますので、そのあたりが解消されればもっと良くなりそうです。ここを勝ち上がれて良かったです」とコメント。国枝調教師は「早目に捲られた時は『どうかな』と思いましたが、何とか差し返してくれました。後続の追い込みも良く凌いでくれました。詰めて使って来ましたのでここで一旦一息入れます。ここまでの疲れを癒すと共に、ここでさらに成長してくれれば」とのこと。


【ブリングスザサン】

7月22日(日)新潟・芝2200mに松岡騎手で出走。馬体重は増減無しの450キロ。深いブリンカー、シャドーロールを着用。頭をやや下げ気味に落ち着いた様子で周回。気温が高いせいか、股下、腹回りにやや発汗が目立つ。馬体はスッキリと仕上がっており、歩様に問題はなく、状態は良さそう。騎手が跨がっても同じ様子のまま馬場へ。馬場に入り少し歩かせた後、促されるとスムーズに返し馬に入った。レースでは、まずまずのスタートから押して内目に進路を取り、4~5番手で1コーナーに入り、2コーナー過ぎで4番手に上がる。やや掛かり気味に向こう正面を進み、同位置のまま3コーナーを過ぎ、先頭集団の直後に付ける絶好の位置で4コーナーを回り最後の直線へ。直線に入ると並びかけようと脚を伸ばすもなかなか差が詰まらず、一杯になりかけるが後続の馬達が迫ってくると再び脚を伸ばし、コンマ2秒差の4着。レース後、松岡騎手は「良い位置も取れ、良い感じで道中も進めました。4コーナーを回る時も手応えも良く、後は抜け出すタイミングだけ注意すればという感じだったのですが、いざ追い出すと、遊ぶというか、集中力が乱れるというか、真面目に走らない部分があります。後続馬が来ると再び脚を伸ばしたように、真面目に走りさえすればこのクラスは問題ないのですが。道中はブリンカー効果もあって行きっぷりも良かったです。距離に関しては問題ありませんし、もっと伸ばしても大丈夫だと思います。もたれる面も右回りに比べたら多少ありますが、気になる程ではありませんでした」とコメント。また、調教助手は「良い位置も取れて、直線では『いけるかな』と思いましたが、直線で真面目に走らない部分を出してしまい勝ちきれませんでした。やや掛かり気味に進んでいましたが、逆に脚をためることが出来たと思いますし、後は直線で弾ければ、という展開だったのですが」とのこと。