*****3歳馬*****
【サハラブレイヴ】
4月4日、牧田調教師からは「今週は坂路1本の後、ポリトラックコースで時計を出しました。一杯に追って終い11秒9で来ており、レースに向けての態勢は整いました。予定通り投票したいと思います。うまく抽選に通ってくれれば良いのですが」との連絡が入っていたが、残念ながら今週4月8日・阪神・ダ1200mは除外となってしまった。6日、牧田調教師は「状態も良かったですし除外は残念です。しばらくダ1200mが組まれていないので、芝1200mとダ1400mで検討したところ、やはり距離は短い方が良さそうなので福島の雪うさぎ賞(芝1200m)に向かいたいと思います」とのことで、4月14日(土)福島・雪うさぎ賞(芝1200m)に向かう予定。
04/04 調教師 栗東P良 79.8-64.7-51.6-38.5-11.9 一杯に追う
【サイレントクロップ】
4月8日・福島・ダ1700m(牝)に後藤騎手で出走。馬体重は4キロ減の500キロ。チークピーシーズを着用してパドックに登場。落ち着いた様子も首を上下させて気合いを見せつつ元気良くパドックを周回。馬体をフックラと見せ状態も良さそう。他の馬たちにジョッキーが跨ってからも入れ込むことはなく馬場へ。馬場へ入ると、しばらく歩かせてからスムーズに返し馬に。レースでは、マズマズのスタートから先行争いに加わり先頭に。終始馬群を引っ張り3~4コーナーを周り直線に向かい逃げ込みを謀るが、ゴール寸前2頭に交わされてしまい3着。レース後、後藤騎手は「この馬の競馬はできたと思うし、あと少しなのですが勝ちきれませんでした。何かが足りない感じで、勝ちきれないのはまだ力が付ききっていないのかもしれません。体は立派なので、体に見合う力が付いてきてくれれば」とのコメント。また国枝調教師は「結果論になってしまいますが、2、3番手からの方が良かったのかもしれません。レース後問題がなければ、引き続き出走させたいと思います」とのこと。
【ブリングスザサン】
3月16日からセグチRS(チバ)で調整を行っていたが、検疫が確保出来たため4月6日に美浦トレセンに帰厩。4月5日、牧場担当者は「疲労も完全に取れて、どこも悪い箇所はありません。火曜日には坂路コースで17-16程度で駆け上がっています。見た目も良い感じです」とのこと。また、小島調教師から「検疫が確保出来ましたので、明日帰厩させます。具合を見てどのレースに使うか決めたいと思います」との連絡が入っている。4月5日現在の馬体重は467キロ。
*****5歳馬*****
【メンブランツァ】
4月8日(日)・福島・芝1200m(牝)に田中博康騎手で出走。馬体重は10キロ増の432キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。久々の競馬も、いつになく体をフックラと見せ状態は良さそう。ジョッキーが跨ると、少し小脚を使い始めうるさいところを見せ始めるが問題なく馬場へ向かい、馬場入りと同時に駆け出していった。レースでは、マズマズのスタートも他の馬たちの行き脚が速く後方2番手からの競馬。後方3番手で3~4コーナーを周り直線に向かうと馬場の大外をしっかり伸びるが10着まで。勝ち馬とは0.8秒差。レース後、田中博康騎手は「積極的な競馬をして欲しいと言われていましたが、前半は行き脚が付かず、終いを生かす競馬になりました。直線では思っていた以上に良い脚を使ってくれたし、今日のように脚を貯めて終いを生かす競馬が合っていそうです」とのコメント。また矢野照正調教師は「着順ほど負けていませんし内容は悪くなかったと思います。短距離の差す競馬で変わり身を見せてくれましたので、今後も似たような条件を使っていこうと思います。ただ節を開けないと出られない可能性が高いので、短期放牧を挟むかもしれません」とのこと。