*****2歳馬*****

【スティンガーの2010

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線コース1000m。馬体重444キロ。担当スタッフ「引き続き、直線ウッド走路でハロン17秒ペースの調整です。走路では気合を全面に出したキャンターを見せますが、反対に普段の厩舎などでは大人しくなってきました。走路で目いっぱいに動いている分、それ以外は動かない方が賢明と悟ったんですかね。いい傾向だと思いますよ」


【ヴィヴァチッシモの2010

(社台ファーム)マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、周回キャンター1200m、直線コース1000m。馬体重436キロ。担当スタッフ「引き続き、直線ウッド走路でハロン18秒のキャンターを乗っています。まだ心身ともに成長の余地ありですが、それでもダクだけで走らせていた時より、今の方がまとまったフォームで走れています」


【ダンスパートナーの2010

現在はダク1200m、周回コースでキャンター2000m(20-20)を消化。担当者の話では「引き続き周回走路で乗り進めています。まだ軽目のところですが良い動きをしています。このまま具合を見ながら調整を進めていきます」とのこと。1月16日現在の馬体重は455キロ。


【フェイムドグレイスの2010

現在は、ダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線ウッドコース1本(17-17)中心の調整。担当者の話では「順調に乗り込んでおり、17-17ペースも乗り出しています。調教を詰めてきて、気性面でのメリハリがしっかりしてきました。乗り味も良く、良い感じで進んでいます」とのこと。1月16日現在の馬体重は492キロ。


【センボンザクラの2010

現在は、ダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線ウッドコース1本(18-18)中心の調整。担当者の話では「引き続き順調で、良い感じで進んでいます。まだ走りに収縮が足りない印象も受けますが、姉や近親活躍馬も同様のタイプが多く、こんなフォームでも筋力が付いてくれば走ってくるのがこの血統です」とのこと。1月16日現在の馬体重は446キロ。


【エンゼルカロの2010

引き続き週2回坂路で18~20秒ペース中心の調整。担当者の話では「坂路調整を開始した後も至って順調に進んでいます。同様のメニューになりますが、乗り込みつつ馬体が締まって良くなってきました。力強い良い動きを見せており、このまま進めていきます」とのこと。1月18日現在の馬体重461キロ。


【リボンアートの2010

現在は、ダク1200m、周回コースでキャンター1200m、直線ウッドコース1本(17-17)中心の調整。担当者の話では「物見が目立つのは相変わらずですが、それでも置かれずに走れており脚力があります。動きは良いので、今後乗り込みつつ集中力を増していきたいところ」とのこと。1月16日現在の馬体重は436キロ。


【グランバザールの2010

現在はキャンター2800m(24秒)中心に、週1回坂路で17-17の調整。場長は「ここまでキャンターの距離を伸ばす方向で進めてきて、1月中旬より坂路で17-17ペースを乗り出しました。距離を伸ばして乗り込むにつれて、徐々に折り合いが付くようになってきました。大柄ですが重苦しい感じはなく、坂路ですごく素軽い動きを見せています」とのこと。1月18日現在の馬体重は536キロ。


*****3歳馬*****

【ベティーズホープ】

1月14日に栗東トレセン近郊のグリーンウッドTへ移動。輸送熱なども無く、現在は馬場コース2000mの後、坂路1本17-17中心の調整。25日、グリーンウッドT担当者は「昨日から坂路で15-15も乗り出しており、ここから入厩に向けて週2回強目を乗り込んでいく予定です」とのこと。近々、矢作調教師も来場予定でおり、態勢が整い次第、入厩の運びとなりそう。


【サハラブレイヴ】

1月15日・中山・芝1200mに出走し13着。レース中の接触で右前管部外側に外傷を負い、傷腫れが治まるまで短期放牧に。20日にグリーンウッドTへ移動している。25日、担当者の話では「外傷も傷腫れも大したことはなく、週末まで様子を見て今週から乗り出しており、現在は馬場コース2000m(20-20)の調整を行っています。すぐに坂路調整も再開できそうですし、来週か再来週の帰厩と聞いていますので、このまま進めていきます」とのこと。牧田調教師からは「既に乗り出してもらっており、このまま順調ならすぐに戻せそうです。問題がなければ次の阪神1週目のダ1200mを目標に考えています」とのこと。


【サイレントクロップ】

12月7日から山元トレーニングセンターで調整中。9日、両前に焼烙治療を行っている。1月26日、牧場担当者は「乗り出してからも順調にきており、現在は坂路コースで週2本16-17の調整です。ソエも落ち着いていますので、再来週から15-15を始めたいと考えています」とのこと。1月26日現在の馬体重は524キロ。


【ブリングスザサン】

1月21日(土)中山・新馬・芝1600mに田中博康騎手でデビュー。初出走の馬体重は458キロ。二人曳きでパドックに登場。もう一絞りできそうな体つきも、首を軽く下げ気味に適度に気合いも乗り体調は良さそう。他の馬が嘶くと一緒に嘶く幼い面も見せていた。騎手が跨ってからも入れ込むことはなく馬場へ向かい、馬場へ入るとダクで前の馬について行き、反転してから他の馬たちと一緒に抑え気味の返し馬に入った。レースでは、マズマズのスタートから押して先行争いに加わり6番手からの競馬。折り合いを付けつつ6~7番手で3コーナーへ入ると、外目を徐々に上がっていき4番手で4コーナーを周り直線に向かう。追い出されるといったんは先頭にたったもののさらに外を伸びてきた2頭に交わされてしまい3着。レース後、田中博康騎手は「初めての競馬としては上々の内容だったと思います。悍性の強い馬ですが、今日はゲートも問題なくレースでも気の悪い面は見せませんでした。跨っていて能力の高さを感じる馬ですし、ここを使って次はさらに良くなってくると思います」とのコメント。また小島調教師は「こちらの思っていた以上に上手な競馬をしてくれました。道中は行ったり行かなかったりとチグハグな面を見せていましたが、4コーナーを回ったときには勝ったと思いました。最後の坂で止まったのは、もう一追いが足りなかったせいかもしれません。レース後も、ジョッキーが下馬する時にも嘶いていたように元気いっぱいです。短期放牧を挟むかもしれませんが、レース後も問題がなければ、権利がある間に引き続き出走させたいと思います」とのことだった。25日、小島調教師は「レース後、脚元、馬体に異常は無く元気一杯です。この様子なら中1周でも問題無さそうですので、来週の東京1800mに使います」とのこと。


【ディジェスティフ】

1月26日、ノーザンファーム天栄から美浦トレセンに帰厩予定。25日、栗田調教師は「順調に調整が進んでいる、と報告を受けていますので、明日の検疫で帰厩させたいと思います。帰厩後は具合次第になりますが、2月11日(土)小倉・芝2000m(牝)での出走を予定しています」とのこと。


【ハートオブグリーン】

先週1月15日・京都・ダ1200mは残念ながら除外となり、21日(土)京都・ダ1200m(牝)に浜中騎手で出走。馬体重は4キロ減の448キロ。舌を縛ってパドックに登場。イレ込みもなく程良い気合い乗りを見せ具合いは良さそう。体をふっくら見せ、歩様に力もありパドックの外目を元気に周回。ジョッキーが跨ると更に気合いを表に出し二人曳きで馬場へ。小脚を使ってダートコースに入るとすぐ返し馬に入り、スムーズなキャンターで駆け出していった。レースでは、揃ったスタートを切り先団を狙うも、行ききれず7~8番手インの位置。道中で多少気合いを付けつつインの5~6番手まで上がっていくも、直線に向かうと早々に脚が上がってしまい13着。レース後、浜中騎手は「非力なタイプで芝の方が良さそうです。調教のポリトラックでは素軽い動きでしたし、軽い馬場の方が合っていそうです。ただ今日は馬場も考慮し前々でという指示もあり前半に気合いを付けていきました。前半無理せず行けば違うのかもしれません。いずれにしてもマイル以下の短いところが良さそうです」とのコメント。また五十嵐調教師は「坂の下りでもう余裕が無かったし、こういう競馬は合わなかったようです。調教での動きからはもっと走れるはずの馬ですし、前回と流れや位置取りが異なり、馬も戸惑っていたのでは。今後については厩舎に戻ってからの様子を見て検討します。芝を使う場合、短期放牧を挟むかもしれません」とのことだった。24日、五十嵐調教師からは「レース後、脚元などに問題はありませんが、芝レースは間隔を開けないと使えない見込みですので、いったん短期放牧を挟みたいと思います。背中に多少の疲れも出ていますし、牧場で軽くハリ治療を行ってもらいます。テンション面は思っていたほどの変化は無いので、このまま調整を進められればと思っています」とのことで、宇治田原優駿Sへ短期放牧に出る。


*****5歳馬*****

【オレンジティアラ】

1月20日に帰厩。26日、鶴留調教師からは「帰厩後も坂路中心で順調に乗っています。来週あたりから時計になるところを乗り、小倉最終週の芝1200mに向かう予定です」との連絡が入っている。2月12日(日)小倉・開聞岳特別(ハンデ戦・芝1200m)に出走予定。


【ラッシュザワーク】

12月28日からドリームファームで調整中。1月26日、牧場担当者は「順調に乗り込めており、先週から15-15を開始しています。ただ、右前脚のトウ骨をやや気にしていますので、レーザー治療を行っています。調教ペースを落とす程のものでもないので、このまま乗り進めながらケアしていきます」とのこと。


【ブリージーデイズ】

12月21日からセグチRS(イバラキ)で調整中。1月25日、牧場担当者は「歩様に出るわけではないのですが、まだ少しチクチクするようで、左前の骨瘤を気にする面があります。ヒドイというわけではないので、このまま良化を促しながら乗り進めていきたいと思います。現在は周回コースで普通キャンター1800mの調整です」とのこと。


【メンブランツァ】

12月22日からセグチRS(イバラキ)で調整中。1月25日、牧場担当者は「順調に調整が進んでいます。現在は周回コースで普通キャンター1800mの調整です。飼い喰いも良く、馬体も戻りつつあります」とのこと。