◎小倉6R ブリージーデイズ D2400m 黛弘人
前走はガッカリの結果。
味方してくれるはずだった馬場の悪化も
『終始ノメッてハミを頼りっぱなしだった』
という話だったのだから
柔らか味が増してフットワークが大きくなったのが裏目に出たのだろうか。
以前道悪で好走したのはまだゴツゴツしていた頃。
何とも上手くいかないものである。
枠の関係もあって先行したのは想定内だが結果として終い勝負のヨーイドンの競馬になってはジリジリ良い脚を長く使うブリージーにとって全く良いところを出せる条件にならなかったといえる。
もちろんレース後は全く走っていないように感じるくらいケロッとしていた。
気を持ち直して小倉に遠征。
芝でもダートでも気持ちの問題と思っているし距離もある程度は対応可能。
番組的に選択肢が多い小倉で腰を据えて2勝目を目指す。
輸送後に熱発したアクシデントもあり先週の出走は回避したが回復後はしっかり調教を消化。
能力的には十分通用するので調教の動きが良いという報告は当然だと受け止めている。
一番重要なのはブリージーデイズ自身が走る気を保てるかどうか。
調教とレースを託した黛Jには普段の調教でも変化を加えて
飽きさせないように刺激を与えるようにとリクエストをした。
当初は別のレースを予定していたがこのレースのほうが手薄と判断。
天候や馬場状態も考え鞍上やスタッフと相談の上で久々のダート長距離にチャレンジだ。
長距離は以前も対応の実績あり。
ただ長距離を集中し切って走れるかどうかの不安は残る。
集中力を途切れさせないように工夫して乗るのか
少し遊ばせながらどこかでスイッチを入れる方法をとるのか
鞍上に任せて朗報を待ちたい。