*****2歳馬*****

【サハラブレイヴ】

10月9日(日)京都・ダ1400mに浜中騎手で出走。馬体重は4キロ減の480キロ。大変落ち着いた様子でパドックを周回。素軽い感じではないものの、力強く前走よりも状態は良さそうな印象。馬場入り口でジョッキーが跨がると馬気合いを見せつつダートコースに向かう。馬場に入るとすぐスムーズな返し馬を行った。ゲート先入れも、入りは良く駐立も問題無し。レースでは、揃ったスタートから芝コースでの加速も十分で、ダッシュ良くハナに立つ勢いで前へ。上手く2番手の外でなだめ、道中はそのまま逃げ馬を前に見る位置。直線に向いて逃げ馬に並びかけると、そこから後続を大きく引き離して2頭の叩き合い。最後まで渋太く伸びて、相手をクビ差制して見事優勝。勝ち時計は1分26秒7。浜中騎手は「スタート地点での芝の走りが良く、スムーズに先手を取れました。気持ち良く行った分、なだめる必要もありましたが、上手く流れに乗れました。2着馬も渋太かったですが、最後まで抜かせず良く頑張ってくれました。今日のスタートの走りからは芝でもやれるかもしれませんね」とのこと。牧田調教師は「今日はゲートでもうるさいところを見せずスムーズでした。スタートを決めてくれて、芝の走りも思った以上に良く、良い流れで競馬が出来ました。最後も良く頑張ってくれたと思います。次走は京都にダ1200mがありますので、そのレースを目標にします。芝での走りも手脚をしっかり伸ばしたなかなかの走りっぷりでしたので、ゆくゆく試してみるかもしれません」とのこと。


*****5歳馬*****

【ダンサーズブロンド】

10月10日(月)東京・かけはし賞(1000万円以下・ダート1300m・混合)に宮崎北斗騎手で出走。馬体重は20キロ増の414キロ。落ち着いた様子でパドックに登場。大幅な馬体増も、減っていた馬体が戻ったもので太目感はなくまったく問題なし。以前に比べ落ち着きもあり、歩様も力強く状態は良さそう。ジョッキーが跨ってからも入れ込むことはなく馬場へ向かい、少し歩かせてからスピード感ある返し馬に入った。レースでは、揃ったスタートから先行争いに加わるも、無理せず中団からの競馬。7~8番手で3~4コーナーを周り直線に向かうが、直線半ばでいっぱいになってしまい16着。レース後、宮崎北斗騎手は「マズマズのポジションで競馬ができたのですが、4コーナーあたりから手応えが怪しくなってしまいました。気難しいところのある馬で、バテた感じでもなく自分のペースで競馬ができないと厳しいのかもしれません」とのコメント。また武藤調教師は「具合も良く、この状態でどれだけやれるか期待していただけに残念です。最後は牝馬特有の気難しい面を出してしまったようです。短い距離だと自分のペースで競馬ができず力を発揮できないようですので、今後は距離を伸ばすなど、別の条件を試した方が良いのかもしれません」とのことだった。