*****2歳馬*****
【ベティーズホープ】
引き続き、直線ダートコース1本(17-17)中心の調整。担当者は「直線コースでの乗り込みを順調に消化しています。体調は良好で、好馬体をキープしています」とのこと。夏場はこのまま北海道で乗り込み、気候と相談しながら移動時期を検討することになりそうだ。7月30日の馬体重467キロ。
【サハラブレイヴ】
グリーンウッドTで調整中。7月27日、担当者の話では「ソエ自体も軽い症状でしたし治療の効果もあり、脚元は落ち着いたようです。先週から乗り出しており、現在馬場コース2000mを20秒程度の調整です。すぐにペースを戻せそうなので、牧田調教師からも『ペースが戻り次第、帰厩させたい』という連絡が入っています。来週末くらいには坂路で15-15を再開できそうですし、帰厩に向けてどんどん進めていきます」とのこと。
【サイレントクロップ】
7月16日(土)・新潟・芝1400mに、石橋(脩)騎手でデビューし、6着。8月3日、国枝調教師より連絡があり「今日(3日)、坂路で石橋騎手を乗せて追い切りを行いました。時計的にも動いていますし、ジョッキーも良い感触を得てくれている様子です。2戦目で変わってきてくれると思います。予定通り今週末出走させる予定です」とのことで、8月7日(日)新潟・芝1600mに出走する。
07/31 助 手 美南坂重 2カイ 53.9-39.4-25.8-12.8 馬なり余力
ウインディーヒル(三未勝)馬なりに0.7秒先行同入
08/03 石橋脩 美南坂良 1カイ 50.8-36.8-24.2-11.9 末強目追う
ダノンエレガント(新馬)馬なりを0.7秒追走0.6秒先着
【リズムオブザレイン】
引き続き、直線ダートコース1本(17-17)中心の調整。担当者は「ここにきて体も安定してきて、大変良い感じで乗り込むことが出来ています。着実な成長を見せており、ここから更に良くなってきそうな手応えを感じています」とのこと。気候と相談の上、移動時期を検討する。7月30日の馬体重455キロ。
【ディジェスティフ】
7月末より坂路調整を再開。現在は周回コースでダク500m、キャンター2000mと週3回坂路2本(16-17)の調整。担当者の話では「周回コースのみの調整でリフレッシュさせ、先週から坂路調整を再開しました。リフレッシュを挟んだことで具合も良さそうです。当面は同様のメニューになると思いますが、このまま坂路併用で進めていきます」とのこと。8月3日の馬体重441キロ。
【ハートオブグリーン】
徐々にペースアップ中。現在はダク3000m、キャンター3200m(20-20)中心に、週1回、坂路1本(14秒)の調整。場長の話では「しっかりと負荷のかかるメニューをこなしながら、馬体重が増加傾向にあるように、体調面に不安な点はなく元気一杯です。騎乗スタッフの指示にしっかりと従って運動できており、速めのキャンターでは気持ちの入った動きが出来ています」とのこと。五十嵐調教師は「暑さが落ち着いた頃に入厩させたい」という考え。7月20日の馬体重505キロ。
*****3歳馬*****
【フランボワイヤン】
7月2日より宇治田原優駿Sで調整中。28日、担当者の話では「左前に若干の腫れが残っていますが、右前は大分おさまっており、騎乗の許可が下りましたので、先週末から軽く乗り出しています。現在は坂路2本をハッキング~20秒程度で乗っており、このまま進めていきたいと思っています」とのことだった。
【クローズホールド】
7月31日(日)新潟・ダート1200m(牝)に松岡騎手で出走。馬体重は4キロ増の478キロ。小脚を使いながらパドックを周回。少しうるさいところを見せるが入れ込んだ感じではなく問題なさそう。引き続き状態は悪くなさそうで、ジョッキーが跨ると気合いも乗ってくる。馬場へ入ると、少し歩かせてからスムーズに返し馬に入った。レースでは、マズマズのスタートから行き脚を付けて好位からの競馬。3~4番手のインを通り4コーナーを周り直線に向かうが、手応えが怪しくなってしまい、伸びることができず9着。レース後、松岡騎手は「良い感じで行けていたし、脚があれば抜け出せる位置にいたのですが、直線に向いたところでは一杯になってしまい伸びることができませんでした。前走に比べて砂を被るのを嫌がっていましたが、もう少しやれると思っていただけに残念です」とのコメント。また小笠調教師は「勝ちに行った分終いが甘くなったのかもしれません。権利が取れなかったのは残念ですが、最悪でもスーパー未勝利には出走できるので、次走に期待したいと思います。すぐには出られないと思いますので、短期放牧を挟むかもしれません」とのこと。8月3日、小笠調教師より連絡があり「レース後も問題はありません。ただ、少し疲労の回復が遅いのでもしかしたら短期放牧に出すかもしれません」とのこと。
*****4歳馬*****
【オレンジティアラ】
7月30日(土)函館・七重浜特別(芝1200m)に黛騎手で出走。馬体重は2キロ増の450キロ。2人引き。中1週での出走が続いたが、比較的落ち着いており、時折小脚を使いながら元気にパドックを周回。馬体に張りもあって状態は変わりなくきている様子。レースでは、スタートで少し躓きかけるも、すぐに態勢を立て直し、ダッシュ良くハナに立って後続を1馬身リード。先頭のまま直線に向かい粘り込みをはかるが、残り100mで脚色が鈍ってしまい6着。黛騎手は「それほどきつい展開では無かったのですが、最後の1ハロンで脚色が鈍ってしまいました。調教時も今日のレースでも、いつも通り元気はありましたし、プラス体重で状態は変わりなくきている感触でしたが、ここまで中1週が続いた分、見えない疲れがあったのかもしれません。また、ゲートで少し躓いてしまい、リズムに乗りきれなかったのかも。気の良いタイプで、調教でもレースでも、いつも良く頑張ってくれているのですが」とのコメント。鶴留調教師は「粘りきれるかと思ったのですが、あと少しのところで脚が無くなってしまいました。今後については、レース後の様子を見て考えます」とのことだった。8月3日、鶴留調教師からは「レース後も問題はありません。金曜の馬運車でいったん札幌に移動させたいと思います。滞在競馬向きの馬ですし、移動後の様子を見て札幌での出走も考えたいと思っています」との連絡が入っている。移動後の状態次第だが、8月21日(日)札幌・HBC賞(芝1200m)に向かう可能性あり。
【ラッシュザワーク】
ドリームファームで調整中。7月27日、牧場担当者より連絡があり「現在は15-15を火曜日に2本、土曜日に1本乗っています。強い調教を行いながらも、歩様も悪くなく順調に調整できています」とのこと。8月4日、二ノ宮調教師より連絡があり「3日に牧場の方で、1本目を15-15、2本目を14-14の強めの調教を行いました。順調に調整できている様子ですので、今週末に入厩させる予定でいます」とのこと。7月28日現在の馬体重は499キロ。
【ブリージーデイズ】
5月29日・東京・芝1800mに出走し2着後、連闘で、6月5日・東京・芝1600mに出走し、8着。9日に調整のためセグチレーシングステーブル(イバラキ)に放牧へ。8月3日、牧場担当者は「引き続き順調に調整ができています。体調も良く、脚元も問題はありません。調教師からは新潟後半での出走と伺っていますので、来週ぐらいには入厩するのではないでしょうか」とのこと。
*****5歳馬*****
【ダンサーズブロンド】
7月10日(日)中山・茂原特別(ダート1200m・混合)に出走し、14着。レース後、13日にセグチレーシングステーブル(イバラキ)に放牧へ。8月3日、牧場担当者は「引き続き軽めのところを乗りながら状態良化を促しています。少しずつ冬毛は抜けてきており、体調は上向きつつあります。目標のレースまでは、まだ時間があるのでそれに向けてしっかりと立て直したいと思います」とのこと。同馬はトレセンに帰厩後、9月26日(月)盛岡・東京カップけやき賞(3歳以上・ダート1800m)に出走を予定している。