*****3歳馬*****

【フランボワイヤン】

7日、担当者の話では「まだ多少腫れが残っているので、引き運動とウォーキングマシン調整のみで患部の良化を待っています。移動後に行ったエコー検査でも腱は問題なく、腫れ自体も徐々に引いてきています。完全に治まるまで無理は出来ませんが、動かしながらの方が回復は早いと思われますので、運動を継続して様子を見ることになっています」とのことだった。


【ピンクファンタジー】

7月9日(土)中山・ダート1800m(牝)に出走予定だったが、7日に小島調教師より連絡があり「未出走馬の場合、ゲート試験合格後から1年経過した馬は、もう1度ゲート試験を受けて合格してからでないと出走できません。明日(8日)、再度ゲート試験を受け、合格したうえで出走させたいと思います。馬の状態は良好ですので、ゲート試験が合格次第、新潟開催で出走させたいと思います。ゲートのことを忘れていたわけではなく、普段からゲート練習に足繁く通っていたので、そこまで間隔が空いているとは思いませんでした。申し訳ございませんでした」とのこと。8日、小島調教師から「今日(8日)ゲート試験に合格しました。7月16日(日)新潟・ダート1800m(牝)に三浦騎手で、デビューさせる予定です」との連絡が入っている。
美プール 06月 29日 
07/03 助手 美南W良 61.2-45.0-13.7 馬なり余力
07/06 助手 美南坂良 1カイ 51.6-38.1-25.0-12.6 一杯に追う
ヒズラストノート(古500万)馬なりを0.4秒追走同入


【クローズホールド】

7月9日(土)中山・未勝利(牝馬限定)ダート1200mに出走。馬体重は前走から2キロ減の474キロ。入場時から小脚を使って歩いている。途中から2人引きになりいくらか落ち着くも終始ややテンションが高め。歩様は悪くなく馬体も好仕上がり。騎手が跨がるとさらに気合いを表に出し始め馬場へ。馬場入り後、他馬の後ろに付けて一度落ち着かせてから、促されるとキャンターで駆け出していった。レースでは、好スタートを決めて行く気を見せるも、インの速い馬を行かせて7~8番手で3コーナーへ。徐々にポジションを押し上げ、6番手のインで4コーナーを周り直線に向かうと、前が狭くなるも怯むことなくジワジワと伸びて4着。レース後、松岡騎手は「ゲートも良かったですし、狭いところを通って来ましたが、それも大丈夫でした。現状は集中力が少し無いので、短距離戦のように、スタート後から集中させて走らせるのが良さそうですが、長めの距離でも大丈夫そうです。芝も問題なさそうです」とのコメント。また小笠調教師は「ゲートも良かったですし、良い競馬でしたね。距離を短縮したのも良かったと思います。次走については厩舎に戻ってきて状態を確認した後で決めたいと思いますが、順調なら中2週で牝馬限定戦に向かいたいと思います」とのこと。


*****5歳馬*****

【ダンサーズブロンド】

7月10日(日)中山・茂原特別(ダート1200m・混合)に出走。馬体重は4キロ減の394キロ。時折小脚を使いながらパドックを周回。冬毛が目立ち、数字以上に体を細く見せ状態は今ひとつといった様子。他の馬たちにジョッキーが跨ってからも、入れ込むことはなく馬場へ向かった。馬場入場時に少しうるさいところを見せたが、問題なく駆け出して行く。レースでは、マズマズのスタートも無理せず控えて後方からの競馬。後方2~3番手で3~4コーナーを周り、バテてはいないものの前との差も詰まらず14着。レース後、宮崎北斗騎手は「今日は、良い時のようなバネのあるフットワークが感じられませんでした。レースでも、もっとやる気を前面に出すタイプの馬で、調子が本当ではなかったのかもしれません」とのコメント。また武藤調教師は「着順ほど大きく負けているわけではないのですが、本来なら暑くなるに連れて調子を上げていくタイプの馬だけに、冬毛が目立ち良い時の体調にはなかったように思います。検査も含めてレース後の状態を見て、今後の予定を立てたいと思います」とのこと。