【フランボワイヤン】・・・8

12月18日(土)阪神・芝1400mに福永騎手でデビュー。初出走の馬体重は484キロ。2人曳きで時折物見をしていたが、終始首を下げ気味にして大変落ち着いた様子でパドックを周回。他の馬にジョッキーが跨ってもイレ込みはなく、落ち着いた様子で馬場入りし、軽く小脚を使いながら他の馬達と誘導馬の後を歩いていき、促されるとスムーズに返し馬を行った。レースでは、好スタートから先団の位置へ。道中は5番手で流れに乗り、4コーナーを外の4~5番手で回って直線にむかったが、追い出してから伸びることができず8着。レース後、福永騎手は「スタートも良く道中は絶好位で上手に走っていましたが、追い出してから伸び切れませんでした。直線では右にモタれていましたし、まだ体の使い方が幼い感じで体にも余裕があるので、最後は脚が無くなってしまいました。使いつつ良くなるのでは」とのコメント。また松田調教師は「終始ずっと右手前で走っていて、手前を替えたのはゴール前の2完歩位でした。道中、前に馬を置いて壁を作れれば、手前交換も出来たと思うのですが、外々を通る形となり壁を作れませんでした。その分最後は苦しくなってしまい、右にモタれていましたし、伸びることが出来ませんでした。少し間隔が無いと出られない見込みですし、いったん短期放牧に出したいと思います」とのことだった。