*****2歳馬*****

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。大跳びで走る馬なのでまだフワッとした感じで走るものの、乗り込みを重ねる中で動きに力強さが増してきました。この中間もカイバ食いはよく体も増えてきていますが、太め感もなくいい仕上がりです。引き続きしっかり負荷をかけていきます」(担当者)

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:422キロ

飼い葉はしっかり食べている割に体がなかなか増えてこないものの、調整自体は至って順調です。今週月曜日以降も周回コースと坂路で調整をおこなっていますが、傷腫れした箇所はまったく問題ありませんし、スクミも先週木曜日の一度しか確認されずといった状況。坂路でのペースはハロン17秒ほどですが、以前よりもハミに頼らずいいバランスを保っています。デビュー戦は7月28日(日)新潟の芝1600mを予定しており、週明けまでに栗東・福永祐一厩舎に帰厩する見通しであるため、移動に備えて明日(土)1本目の15-15を消化することとなりました。

 

【レイナデアルシーラ】

ノーザンファームしがらきで順調に調整を積み、7月5日に栗東TCへ帰厩している。

西園正都調教師からは「次の新潟でのデビューに向けて帰厩させました。ここから出走への態勢を整えていきます」との連絡が入っている。

2回新潟・2歳新馬(ダ1,800m)に向けて調整予定。

 

【レッドエソール】

本日(金)社台クリニックにて喉の検査をおこなったところ「喉頭片麻痺(グレード2)」との診断で、披裂軟骨を外方へと糸で引っ張ることで通気に必要な広さの声門域を維持する喉頭形成術(タイバック手術)をおこない、同時に声帯の切除といった処置も施しました。後日、社台クリニックにて術後検査をおこなう予定となっています。このあとはウォーキングマシン運動で調整を進めていき、問題なければ1ヶ月ほどで乗り出し開始となる見込みです。

 

【キングズトゥルー】

この後は茨城県・松風馬事センターで調整することになり、昨日7月4日(木)に移動しました。

「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。輸送疲れなどはなさそうなんですが、聞いていた以上に馬っ気がキツいですね。馬房の前を馬が通っただけでビービー鳴くように、イレ込みが激しいところ。到着時39度の熱がありましたが熱発というよりは、イレ込みの影響だと思います。午後には38.3度まで下がっていましたし、まずは環境に慣らすところから始めたいと思っています」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。体力が徐々に付いてきて、15-15も相手に食らいついています。気性的なものなのか、体がまだ使えない印象で、行きっぷりも劣るところはあるのですが、丈夫なのでバリバリやっていっても良さそう。入場当初と比べると大人しくて扱いやすいですし、むしろかわいいくらいです。筋力がついたら意外と面白いかもしれません。やっぱり最初は体力がなくてきつかったんでしょう。このまましっかり乗り込んでいきます」(担当者)

 

【ナンヨーユナの23】

現在はウッドチップ坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「半姉に2勝を挙げているフェミナフォルテがいますが、本馬の方が成長曲線は少し早いようで、今のところお盆明けの移動を視野に進めているところ。入場時よりひと回り大きくなり、やや小柄であった姉や他のきょうだいと比べて馬体はドッシリとしています。精神的にも落ち着いており、気性面に気になるところはありませんが、走る際にはもう少しピリッとした面が出てくることが理想です。調教でもよく動けているものの、少しハミにモタれるといった課題があるため、その改善を意識しながら進めていきます」と話していました。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:493キロ

引き続きトレッドミルでのキャンター調整です。普通キャンターまでペースを上げており、しっかり動かすことを意識しながら進めています。近いうちに現状の確認もかねて一度馬場か坂路で乗ってみることになるかもしれませんが、当面の間はトレッドミル調整を継続してベースの部分を丁寧に作っていく方針です。

 

【サミアド】

7月5日、牧場担当者から「ここまで順調に調教が進んでいます。今週は周回コースと坂路コースでそれぞれ1本ずつ強めの調教を行なっています。このまましっかりと乗り込んで、夏の新潟開催を目標に態勢を整えていきます。馬体重は509㌔」との連絡があった。

 

【ゲンブ】

松風馬事センターで調整され、先週6月29日(土)に帰厩しました。

6月30日(日)に坂路コースで4ハロン57.4-42.5-27.4-13.5を単走で馬ナリに追われ、7月3日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒先行して併せ、67.8-52.3-38.1-12.0を一杯に追い切りました。「休み明けの割に何だかテンションの高さが目につくので、その辺りに気を配りながら進めているところ。水曜日の時計消化では2歳馬の先導役を務めてもらいました。相手がよく動いたのはありましたが、コースの内目を通った割に反応はもう一つに感じたのが正直なところではあります。ただ、全体の時計を見ればまずまずまとめられているかと思いますし、実質一本目と考えたらそこまで気にする必要はありません。緩んでいる感もないですし、仕上がりにはそう時間はかからないでしょう。あとはどこでの出走となるかですが、福島はかなり混み合っている状況。そのため今週から交流戦にも申込みをかける予定です。芝の線を完全に外す必要はないため、今週末は7/16(火)盛岡・オニキス賞(芝1700m)か7/18(木)船橋・ナティレイン特別(ダ1600m)のいずかで考えています。申込み頭数を見ながら決めるつもりです」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

6月30日(日)に坂路コースで4ハロン56.6-41.2-26.8-13.2を単走で馬ナリに追われ、7月3日(水)にはWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、84.8-68.5-52.7-37.9-11.5を馬ナリに追い切りました。「今週はWコースを使用しての時計消化で、余裕ある手応えで前に行く相手に並んでゴールという形。レース一週前の内容としては上々ではないでしょうか。進めてきてテンションが上がり過ぎるようなこともありませんし、どこを切り取ってもいい状態と言えます。当初は鞍上に大江原ジョッキーを迎える予定だったのですが、その日に函館2歳ステークスに乗りに行くことになったため白紙となりました。現状あたってみた上位のジョッキーは他に抑えられていて、もしかするとこのレースは混み合うかもしれませんね。とはいえジャンヌローサの場合は節も十分ありますので、心配はないかと思います。今ここで焦って動くことはせずに、来週の想定を見ながらより良いジョッキーに声を掛けられればと考えています」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

6月30日(日)に坂路コースで4ハロン59.1-43.8-29.6-15.3を単走で馬ナリに追われ、7月3日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、67.5-52.5-37.9-11.8を一杯に追い切りました。「先週末に申込みをかけていた交流戦に選出され、ある程度の出走の予定が見えてきたために、今週はビッチリと負荷を掛けての時計消化でした。もう少しピリッとしてほしいのはあるのですが、まずまず悪くない内容だったと思います。この追い切りがいい刺激となってくれればと期待しているところ。この後は日曜日にも少し動かして態勢を整えるという流れです。芝スタートの福島ダ1150mに向かいたかったのはありますが、現実問題として非常に混み合っていますので、ここで交流戦出走にこぎつけられたのは大きい。力を出せるようしっかり備えておきます」(尾形和幸調教師)

 

【エルキュール】

「現在は馬場でダクとキャンターを4000m(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末より15秒ペースを織り交ぜ始めましたが、その後に反動が出るようなこともなく進められています。馬体重についてはやはり見立ての通り、ここからの大きな変化はなさそうです。飼い葉も時間を掛けながら量を食べてくれていますし、暑さが堪えてしんどいような感もないので、このまま進めていきます」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3000~4500m、週2回は坂路コースを2本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。今週から調教量を増やしていますが、進めながらも体重は増加傾向にあり、しっかり良化している印象。メンタル面もコントロールできていますよ。この後の北海道への輸送を考慮して、余裕残しで進めていきたいと思っています」(担当者)

 

【タキザクラ】

この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、本日5日(金)に移動しました。

「テンにある程度のポジションを取れないと厳しいのはあって、未勝利クラスであっても大外から一気に動いて勝ち切るのは難しいですからね。3、4コーナーではもう少し伸びそうな手応えがあっても、思いの外伸びないのはやはりまだトモや背中の力が十分でないことが一つの理由ですが、今回はそれだけでなくもしかすると前走での疲れが残っていたのかもしれません。平坦の福島が向くと思っての選択であったものの、一気に動けないことを考えると、新潟の広いコースの方が合うような印象です。権利の期間内での出走とするかどうかはまた難しいところ。なるべく間隔をあけてあげたいのはあって、かといって権利を持っていない場合に、どれぐらいの節で出走が叶うはなかなか読みにくいのがあります。特に今は未勝利戦が組まれている期間の終わりが迫ってきているタイミングですから。まずは短期で放牧に出してケアと切り替えの時間を設けて、そこでの状態と出馬状況を見て判断させてください。残りの期間を考えると次で決めなければなりませんので、ベストな選択ができれば」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:488キロ

引き続き坂路で14-14のペースで乗っています。力む感じはなく、トモがしっかりと使えているためスピードの乗りもいいですね。最後まで余裕を持って動くことができており、息の入りもスムーズです。尾関先生から『8月17日の中京・芝1400mを予定しました』との連絡がありましたので、あと数週以内にトレセンへの移動がありそうです。このあとも移動を視野に乗り込みを重ねていきます。

 

【ウィズアットダンス】

「前回の船橋開催から1ヶ月ぶりのレースでしたが、プラス体重での出走でしたし、420kg前後が今のウィズアットダンスにとってベストな数字かと思います。気持ちの面で変にテンションが上がることもないため、ここからは攻め馬もより強化していくつもり。それに耐えられるだけの体をしっかりつくり、次の5回船橋開催(7/18~)に備えていきます」(林幻調教師)

 

【フェミナフォルテ】

6月29日(土)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、57.7-43.0-28.7-14.2を馬ナリに追われ、7月3日(水)にはWコースで6ハロンから0.6秒先行して併せ、85.6-68.8-53.7-38.8-11.9を馬ナリに追い切りました。「私は今回前駆の硬さというか、おもりが乗っているような重さを感じたのが気になっていて、うちの助手とか持ち乗りにも『どう思う?』と聞いて跨らせてみると、同じような感触を持っていたんですよね。ショックウェーブ治療などでどうにかなるような感じでもなく、違うケアをおこなってみて今週の追い切りに臨んだところ、動きがスムーズになっていて、しっかりいい走りができていたとのことでした。これであれば来週は現地で微調整程度で十分だと思います。昨日美浦を出発し、今日無事に函館競馬場に到着。明日は楽をさせて、日曜日から感触を確かめていく予定で考えています。ジョッキーに関してはなかなかいいジョッキーが確保できていませんが、引き続き調整していくのでもう少しお待ちください。まずはレースにいい状態で臨めるよう、しっかり態勢を整えていきます」(小島茂之調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:529キロ

月曜日の朝のチェック時に右前の蹄を痛がる素振り。すぐに獣医師に診てもらったところ、馬房で寝転んで立ち上がる際に引っ掛けて、右前蹄底を痛めてしまったようです。装蹄師にもチェックしてもらいましたが、幸い軽度のものということで、月曜日は舎飼にして火曜日からはウォーキングマシンで動かしています。歩様にも出ていないことから明日(土)よりトレッドミル調整に移行、来週から騎乗運動へと考えています。蛯名先生から『秋は富士ステークスで始動の予定』との連絡がありましたので、上手く夏を乗り切って好状態で送り出せるよう準備をしていきます。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:456キロ

今週は周回コースで70-40のところを消化。気分転換を兼ねてフラットコースで追い切りをやりましたが、終始手応えは良く、年齢を重ねてだいぶ力みなども取れており、最後まで余裕を持って動くことができていました。息の入りもしっかりしていて、体調も良化。引き続き緩めずに乗っていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい意味で変わりなく進められています。脚元、背腰ともに反動が出てくることはありませんし、至って順調といったころですよ。いつ声が掛かってもいい状態なので、この感じをキープして送り出したいと思っています」(担当者)

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

6月30日(日)に坂路コースで4ハロン57.4-42.8-28.9-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間も順調に進められていたことから、水曜日に障害試験を受けてみました。1個目の障害の飛越こそまずまずだったものの、2個目以降の障害は慎重になってしまったのか真上に飛ぶような形で、一緒に受験した馬に飛越の度に遅れを取っていました。平地では脚を使い並び掛けて一緒に障害を飛んで、また遅れての繰り返し。最後は1馬身程遅れてゴールしています。あれだけロスのある飛越ながらよく最後までついてきたなという印象ですが、飛越は全く安定しませんでしたね。実戦形式だと練習と勝手が違うのか、いつになく慎重になってしまっていたと思います。それでも、こういうタイプは慣らしていけば大丈夫でしょうし、可能ならまた来週試験を受けられるよう練習していきます」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:535キロ

今週は周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を1本のメニューで乗っています。暑くなってきたこともあって、だんだんと目の周りも黒くなってきています。徐々に体力を奪われているような気配もあり、暑さが堪えてきているようです。稽古時は問題なく動けていますが、そういった状況でもありますので速いところを入れることは今は避けたいと思います。先生とも相談して、夏は使わず秋に備えることになりましたので、馬に合わせてじっくりと調整していきたいと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「昨日4日(木)に坂路で時計を出し、3ハロン43.4-28.2-14.1を単走でマークしています。騎乗した服部ジョッキーの話では『馬体の良化に伴い動きも良くなってきていますが、もう少し気持ちをピリッとさせたいところですね』とのことでしたので、来週の追い切りは併せてみるつもり。次走に向けてスイッチを入れていこうと思います」(田中淳司調教師)

【112走目(2747走目)・2024/7/3・川崎11R・ミラクルティアラ・・・6着】

 

***2024年 16-9-7-80***

(内 地方交流 1-0-0-1 地方3-3-1-11 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 295-278-248-1926***

(内 地方交流 9-10-9-31 地方90-66-51-180 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ブラゾンロワイヤル】

6月28日に帰厩。

7月3日、石坂調教師から「帰厩後も順調で、本日坂路で併せ馬の追い切りを行いました。本馬を先行させて後ろからつついてもらう形で登坂し、4ハロン56秒9、ラスト13秒2を計時しています。自分からガツガツ進んでいくタイプでは無く、今日が1本目ということもあって、まだ促しながらという感じでしたが、併せ馬でしっかりと登坂出来ていたと思います。タイプ的に初戦向きと言うより徐々に良くなってくる馬だと思いますので、次の札幌2週目を目標に出走態勢を整え、その後の状態を見ながら次のプランを考えたいと思います」との連絡が入っている。

順調なら来週札幌入りし、28日(日)札幌・2歳新馬(芝1,800m)への出走を検討中。

 

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。中間は徐々にペースを戻しながら進めており、2日現在、BTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコースを日替わりでキャンター3000~3200mを乗りながら進めています。高沢場長は「左トモ飛節を打撲して緩めた影響もありますが、この間で体重が20キロ以上増えてしまいました。見た目にも全体的に身体が太く、特に胸前が丸いです。今はまず身体を絞ることを最優先に、日がすっかり上がったあとの午前中の一番遅い鞍で距離をしっかり乗るようにして、乗り終わったらすぐに水で丸洗いしてクールダウンするという感じで進めています」とのことでした。2日現在の馬体重は586キロ。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間からペースを上げて、屋外ダート馬場にてハロン20秒のキャンターを3000m乗られています。菅野代表は「両前脚の膝裏は、まだ張りはあるものの、トモの力不足から来ているような感じで、2歳馬にはよくある程度にまで治まりました。この感じなら進めていけそうなので、今週から一段階上げています。引き続きしっかり様子を見ながら進めていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。2日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースで、ダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路で15-15を計時しています。寺島良調教師は「先日、現地で視察して、状態を確認しました。こちらへ来た当初と馬が大分変って、身体に厚みが出てきた印象です。時計を出した時の動きが、まだもう一つのようですが、乗り込み量をこなすのと共に身体が出来てくれば、また違ってくるでしょう。このまま順調に進んで欲しいですね」とのことでした。2日現在の馬体重は472キロ。

 

【リビングストン】

4日に調教助手が跨って、練習場でゲート試験を受けて合格しました。吉岡辰弥調教師は「昨日の段階でまずまずの感じだったので、お試しでゲート試験を受けたところ合格しました。入りと駐立はスムーズで、出は普通でしたが、スピードに乗ってからの動きが良く楽しみだと思います。この後ですが、トレセンで少し調教を進めた後、放牧に出す予定です」とのことでした。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。蕁麻疹は落ち着いて、先週から乗り出しており、2日現在、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と坂路を17-17で週に2回乗られています。牧場スタッフは「常歩の前捌きの硬さはまだありますが、青木調教師からも、あまり気にせず進めていくようにと指示が出ているので、今週からは通常メニューまで進めました。特に反動もなく、問題はありません。今週からは坂路で15-15を始めていきたいと思います」とのことでした。2日現在の馬体重は433キロ。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。中間も小向TCの走路で変わりなく調整されており、6日に1本目の中間追い切りを行う予定です。佐藤博紀調教師は「状態については特に変わりはなく、この中間もしっかり調教を乗り進める事が出来ています。今週土曜日にまず1本速いところを行こうと思っています」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。中間も変わりなく競馬場の走路でダク2000mとキャンター3200mを乗られています。渡邉和雄調教師は「蕁麻疹でひと息入って以降は、馬に関しては特に気になるところはなく順調に来れています。なお、当初の概定番組では、今開催の新馬は1200m、1400m、1600mの3鞍だったのが、決定番組では1200mが2鞍と1600mとなっており、1400mに使いたかった馬たちが1600mにまわってきて、今日の段階で頭数が11頭と多くなっています。この後は最終追い切りを来週行う予定で、しっかり追うつもりですが、その動きと他馬の動向なども考慮した上で、最終的に出走させるかどうかの判断をしたいと思います」とのことです。まだ出否は未確定ながら、11日、大井競馬5R、2歳(ア)・新馬・ダート1600mへの登録を行う方向で引き続き進められており、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り。

音無秀孝調教師「今日は坂路にて単走で追い切りました。行きたがるようなところはなくコントロールも利いていますし、最後まで馬なりの手応えでスピード感溢れる動きを見せてくれたと思います。上がりの歩様や息遣いも問題ありませんし、引き続きコンディションは良さそうです。来週の小倉・芝1200mは2鞍組まれているので、入る方に団野大成騎手で向かう予定で考えています」

 

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

音無秀孝調教師「今日は坂路1本軽めに乗った後にゲート練習をおこないました。今日からは縛らずに通常ゲートで入りからスタートまで通しでやりましたが、だいぶ我慢できるようになっていますね。フラストレーションを溜めずに待てるようにもなっており、発馬もスムーズに出てくれました。縛ったことで良くはなっているので、明日はゲート練習をせずに追い切りを消化する予定です。レースを使っている馬で状態面は整っていますから、小倉開催での出走も視野に入れていきたいと思います」

 

【ルージュルリアン】

本日はCウッドコースで追い切りました。

藤原英昭調教師「今朝(木)は小牧加矢太騎手が騎乗してCウッドコースで時計を出しました。15-15-13のラップで調整程度といった内容でしたが、思ったほど力みはなく、以前のように強くモタれるようなこともなかったです。だいぶ体がしっかりしてきたようですね。それでも鼻出血明けで恐る恐るといった状況に変わりはなく、長めから何本も時計を出すなどビッシリ仕上げるわけにはいかないので、その分ジックリ乗り込むことで負荷を掛けて心身の状態を整えていく方針で進めていきます」

 

本日はCウッドコースで調整しました。

助手「週末にCウッドコースで終いだけ動かしてみましたが、動きは素軽く、上がってからの息の入りも悪くなかったです。その後の調整も順調で、今朝(水)は小牧加矢太騎手が騎乗して500mあるコースでフラットワークをおこなってからCウッドコースを1周というメニューを消化しました。今週分の追い切りは明日か明後日までにおこなう予定で、このままスムーズにトレーニングをこなせるようなら小倉最終週の芝1800mか芝2000mに間に合うかもしれません」

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「追い切り後も元気ですし、脚元などへの反動もありません。無事に1週前追い切りをクリアし、あとは週末と来週半ばに時計を出すことで出走態勢を整えられれば…といったところ。ダート戦の出馬ラッシュを見ても次走の優先権は獲得しておかないと次はそう簡単に出走できそうにないので、何としてでも5着以内に入ってもらわなければといった状況です。叩き良化型とはいえ、中途半端な仕上げで臨むわけにはいきませんね」

 

本日はCウッドコースで追い切りました。

茶木太樹調教師「Cウッドコースで追い切りを消化。時計自体は思い描いた通りだったものの、ワンペースなところは見られました。手応えの割に追い出してからモサモサといった感じでしたからね。帰厩後は調教で仕上げられるタイプなのか競馬を使ってからの方がいいタイプなのか見極めてきましたが、後者であると判断し、来週のレースへ向かうことにしました。率直に申し上げるとクレメンスにとってダート1700mは短いとみていますが、1700mでしっかり出していってもらって先行力に磨きをかけたうえで中京のダート1900mで本領発揮をさせられればと考えています」

※7月13日(土)小倉4R・3歳未勝利(ダ1700m)を予定。鞍上は調整中です。

 

【ディスペランツァ】

チャンピオンヒルズで調整されています。3日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースでキャンター2000mと、坂路1本を18-18で乗られており、週2日は坂路で計測区間の4ハロンを56秒台で乗られています。吉岡辰弥調教師は「チャンピオンヒルズからは『良い意味で変わらず順調』と聞いています。目標のひと月前には帰厩させるつもりで、来週中の検疫でトレセンへ戻す予定です」とのことでした。

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

音無秀孝調教師「今日は坂路で追い切りました。テンから併せていく形でしたが、力むことなく折り合い面はスムーズ。最後まで余裕を持って動けていて、息遣いも問題なかったですよ。帰厩して最初の追い切りとしては内容も良かったと思います。次走の番組はまだ決めていませんが、もう少し進めていって状態を確認してから決めるつもりです」

 

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「昨日(火)帰厩しました。今日は運動初日ということで、坂路1本軽めに乗って調整しています。フットワークに硬さはありませんし、息遣いも大丈夫ですね。前走後も牧場でしっかりと乗り込んでもらって、いい状態で戻ってきてくれました。明日から追い切りを始めていきたいと思います」

 

【ミラクルティアラ】

7月3日(水)公営川崎・スパーキングレディーC(地方競馬指定交流競走・JpnⅢ・牝・ダ1,600m)に坂井瑠星騎手で出走し6着。

野中調教師は「今日はゲートが全てでした。直前まですごく落ち着いていましたが、ゲートまで行くと初ナイターやいつもと違う雰囲気に突然イレ込みゲートでじっとしていられませんでした。また、川崎の1,600mは合うと思ったのですが、キツいコーナーを回り切れず膨れていましたし、忙しすぎて最後までリズムに乗れなかったようです。状態は本当に良く、好条件と思っていただけに残念です。この後のことは厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」との話でした

坂井騎手からは「ゲートで急にイレ込んでしまい、スタートを決めることが出来ませんでした。スタートが決まっていれば違ったかもしれませんが、コーナーのキツい馬場では忙し過ぎてリズムが整う前に競馬が終わってしまいました。残念です」との話でした

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。3日現在、洗い場までの曳き運動を5分間程度行い、その他の時間は舎飼しています。場長は「まだ腫れは引いていませんが、日に日に良くなっているのが窺えます。治療はまだ先が長いですし、ゆっくりとリハビリしながら進めていきます」とのことでした。

 

【パレルモ】

KSトレーニングセンター内森本スティーブルで調整され、6月27日に帰厩しました。7月3日現在、競馬場の1400m内馬場でダクとキャンターを乗られています。米田英世調教師は「馬体は大きく変わったと言う感じはないですが、休養して馬がリフレッシュされているのは感じます。ただ、当初は再来週から始まる6回大井開催で復帰させるつもりでしたが、戻ってからの動きを見ると、もう少し乗り込んでからの方が良さそうだと感じるので、現時点ではその次の7月末からの大井開催を目標にしたいと考えています」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

この中間も順調。

7月3日、宮本調教師から「本日は坂路で4ハロン54秒6、ラスト12秒1を計時しています。至って順調にきており、予定通り小倉3週目の芝1,200mに向かいます」との連絡が入った。

7月13日(土)か14日(日)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に向かう。

 

【ラッキーガブリエル】

美浦・高木登厩舎で調整されています。中間も今週の出走に向けて進められており、6月30日にはウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、53.9-38.3-11.7を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、7月3日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、50.9-37.4-11.4を馬なりで計時しました。高木登調教師は「中間も変わりなく、順調です。昨日は菅原明良騎手が跨って、感触を確かめてもらいました。予定通り今週出走させます。今回も、返し馬は行わず、ゲート裏まで曳いて連れていきます。久々の競馬となりますが、何とか少しでも落ち着いて無事に競馬を終えられたらと思います」とのことです。6日福島、3歳以上1勝クラス・ダート1150mに菅原明良騎手で登録を予定しています。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドでアウレアが追走する形で追い切りました。序盤から軽快なフットワークで動けていて、抱えるところも作れましたね。直線では外を回してしっかりと促してもらったのでだいぶ負荷は掛かったと思いますが、それでも最後まで気を切らさずに走っていたように、好内容の追い切りだったと思います。息は少し重めな感じはありましたが、今日追い切ったことで良化してくるはずです。今のところ来週の日曜・福島12レース(ダ1700m)に向かうつもりで、しっかりと準備していきたいと思います」

※7月14日(日)福島12R・3歳上1勝クラス(ダ1700m)を予定。

 

角馬場運動後、坂路1本。

尾関知人調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。歩様に硬さはなく、走りのバランスも問題ありません。夏負けの兆候も見られず、コンディションは高いレベルで安定していると言えるでしょう。追い切りは明日(木)おこなう予定で、稽古の内容や動きを確認したうえで次走の番組を決めていければと考えています」

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克典調教師「輸送もあったので楽をさせているところですが、使ったなりの疲れくらいで引き続き活気もありますよ。体調もいいのか暑さも気にしていないようですし、続けて使っていける状態だと思います。飼い葉をよく食べていて、体重も戻っていますしね。明日か週末あたりから立ち上げていきますが、来週の小倉の登録も確認し、出られるようならそこに向けて調整、出走が難しそうなら札幌に切り替えて進めていくつもりです。もうそこまで負荷を掛けなくていいと思うので、状態を整えるイメージで調整していきます」

 

今日(水)栗東トレセンに到着しました。

田中克典調教師「今日(水)トレセンに戻ってきました。小倉からの輸送があった割に体は萎んでいませんし、引き続き活気もあってガクッときた感じはないですね。いつものレース後といった感じなので、疲れもすぐに抜けてくるでしょう。前走も前半もう少し楽に運べれば最後の粘りも変わってきたとは思うのですが、出してでも先行させておかないと、いざ前に行けるとなった時に出脚がつかなくても困りますからね。気持ちは切れていませんし、喉も大丈夫ということなので、あのような競馬を続けていけばどこかで展開が向くことがあるはずです。問題なければ来週の小倉も視野に入れますが、入らない場合や状態次第では札幌に向かうつもりです」

*****2歳馬*****

【キングズトゥルー】

現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬から15-15を再開し、登坂本数も3本に増やしています。負荷を強めても馬体重が増加傾向なのは好感が持てますが、ここ最近は併走相手や前後に置いた馬を気にしてやや集中力を欠くときがあります。基本的には扱いやすい馬なので、こちらもリラックスして走らせることを心掛けていけば、次第に改善されてくるはずです」と話していました。

 

【ライラ】

現在は坂路2~3本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「15-15開始当初と比べると、体全体を使った走りに変わってきました。背中の筋肉が増してきましたし、フットワークにも柔らかみを感じられるようになってきています。コンスタントに速めを乗り込んできても依然としてテンションが上がる気配はないため、引き続き現状メニューでしっかり負荷を掛けていきます」と話していました。

 

*****3歳馬*****

【タキザクラ】

★6/29(土)福島・3歳未勝利(ダ1700m・混)三浦皇成騎手 結果5着

「スタートして行き脚が付かず、後方からの競馬になってしまいました。それでも道中は自分のペースでリズムよく走れていましたし、向正面あたりも手応えよく外へ進路を持ち出せましたが、追ってからまた頭を上げてしまって勢いを欠く内容に。平坦コースならもっと切れる脚を使えていいはずですが、まだ腰の甘さが影響してか、苦しくなるとフォームが崩れて伸びきれない。勝ち切るチャンスのある馬だけに、歯痒い競馬が続いて申し訳ない気持ちです」(三浦皇成騎手)

 

*****4歳馬*****

【ウィズアットダンス】

★6/30(日)船橋・馬い! 篤やのハニーペッパー発売記念 C2(九)(十)(ダ1200m)矢野貴之騎手 結果2着

「急きょ和田騎手から矢野騎手に乗り替わりとなりましたが、スタートして顔は横を向いていたものの、最初のコーナーをスムーズに入ってくれて、外に膨れる感じもなかったですね。最後は1番人気の馬に差されはしたものの、息が保つようになりレースぶりはかなり良くなったと思います。馬自身の気持ちの入り方も走る方に向いてきたので、次こそ結果を出したいです」(林幻調教師)

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

6月30日レース後コメント(12着)

川須栄彦騎手「すみませんでした。行けるなら行ってほしいということでしたが、外枠ということもあり楽ではなかったです。何とか番手につけられたものの、そこまでにだいぶ脚を使わされて、3コーナー過ぎにもうひと頑張りと訴えても直線に向く前に苦しくなってしまって…。これまでの戦績からも自分のスタイルを貫くべきだと思いますが、現級のこの条件だと形を作りづらく、作れたとして前半のうちにエネルギーを消費してしまいますよね。調教の感じも良かったですし、レースに行っても息づかいは全く気にならず具合はすごく良かったのですが、それを活かせず申し訳ありません」

田中克典調教師「他場にいたのでモニター越しではあったのですが、現場からの報告によると喉は大丈夫だったようです。すんなり外の番手を取ることができれば違ったのでしょうが、外から来られてしまって引くに引けない形になり、ペースも速くなってしまいましたね。最後も辞めたというよりは、速い流れで苦しくなってしまったようです。このクラスではなかなか自分の形にできないですけど、現状この形しかないですからね。状態は上がっているはずですし前向きさもあるだけに、どこかでハマる展開にさえなればというところだと思います。この夏に向けてやってきたので、在厩で続戦するつもりでいます」

【109走目(2744走目)・2024/6/29・福島3R・タキザクラ・・・5着】

【110走目(2745走目)・2024/6/30・小倉10R・レッドエランドール・・・12着】

【111走目(2746走目)・2024/6/30・船橋8R・ウィズアットダンス・・・2着】

 

***2024年 16-9-7-79***

(内 地方交流 1-0-0-0 地方3-3-1-11 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 295-278-248-1925***

(内 地方交流 9-10-9-30 地方90-66-51-180 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ハイファイスピード】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者は「現在は15-14ペースのメニューを消化しており、ここにきて徐々に良化傾向が出てきたように思います。馬体も増えてボリュームアップしてきました。良い時に見せていた活気と迫力まではあともう少しといった感じですが、乗り込みつつ上向いていますので、このまま良化を待ちたいと思います。ただ、夏場の暑さもありますし、あまり無理せずに進めてたいですね」とのこと。現在の馬体重は470キロ。

 

【ブラゾンロワイヤル】

グリーンウッドTで順調に乗り込まれ6月28日の検疫で帰厩。

牧場担当者は「12~13秒ペースを順調に乗り込むことができました。石坂調教師から『レースに向けて調整し、順調なら札幌開催へ』という連絡があり、帰厩することになりました。コンスタントに強目を乗り込むことができ、良い状態で送り出せたと思います」とのこと。移動前の馬体重は510キロ。

 

【レイナデアルシーラ】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「大変順調にきています。現在坂路では3ハロン40秒前後を消化しており、帰厩への態勢も整ってきています。8月の新潟開催に向けて、近々帰厩の話が出るでしょう。このまましっかり乗り込んで送り出します」とのこと。現在の馬体重は516キロ。

 

【ルージュレアリーズ】

馬体重:425キロ

入場した時点で腫れはほぼ引いていましたし、歩様に違和感もなかったものの、大事を取って数日間はウォーキングマシンでの運動にとどめてきました。その後も異常は確認されなかったことから昨日(木)乗り出しましたが、久々の騎乗調教ですくんでしまいました。必要な処置を施し、今朝(金)も軽めとはいえ運動をおこなったところですが、反動らしい反動もないため、このまま騎乗調教を継続して帰厩態勢を整えていきます。

 

【レッドアトラーニ】

馬体重:506キロ

打撲した臀部の状態を慎重に見極めながら、ウォーキングマシン、角馬場での軽めの運動をおこなっていましたが、だいぶ痛みが引いてきたこともあり、トレッドミルを開始しています。このまま問題が出ないようなら、騎乗トレーニングに移行していく予定。休養期間が長かったこともあり、さすがに馬体は緩んでいますが、前向きな気持ちを感じさせる、俊敏な動きを見せるようになってきました。

 

【レッドエソール】

馬体重:510キロ

この中間も引き続き、上がり1ハロンで14秒台に入っていく坂路調教、周回コースにおける1800mのキャンターといったメニューを意欲的におこなっています。本州移動を視野に乗り込みを重ねている状況ですが、ここにきて止め際などの息遣いが気になる場面が増えてきました。調整を進めていく過程で改善が見られないようであれば、クリニックで精密検査をおこなうことも考えています。

 

【ルージュラティーナ】

馬体重:504キロ

2本時計を出す日、3ハロン38~39秒ペースで駆け上がる日も設けた週4回の坂路調教のほか、登坂後に周回ウッドコースに移り、1000mのキャンターをおこなうメニューなどに、意欲的に取り組んでいます。腰幅、臀部周辺の筋肉が一回り大きくなり、馬体の迫力は十二分。大柄ですが、硬さを感じさせない点も、セールスポイントとなっています。7月に予定されている本州移動に向け、しっかりと調整していきます。

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より登坂本数を増やし、15-15も織り交ぜていますが、まだゼーハー、ゼーハーしているものの、意外と対応できていますよ。徐々に体力が付いてきているので、このまま本数を重ねていけそうです」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい意味で調子は変わりありません。暑さに負けずカイバ食いもいいですし、乗り込みを重ねても体重が安定していることは好感が持てます。火曜日に小手川師が来場され、『このまま順調であれば7月中には入れてよさそうですね』と話していました」(担当者)

 

*****3歳馬*****

【アンデスビエント】

6月15日よりノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「こちらに来てからも問題無く、周回コースでゆったり乗るメニューでリフレッシュに専念しています。引き続き状態は安定していて具合が良さそうです。暑い夏の間も体調を維持し、秋のレースに向けて進めて行きたいと思います」とのこと。馬体重は479キロ。

 

【レッドアトレーヴ】

馬体重:486キロ

週明けからトレッドミル調整を開始しました。ゆっくり目のキャンターで5分ほど走らせる程度にとどめています。しばらくは心身両面のリフレッシュに重きを置く方針で、乗り出すのはもう少し先になるでしょう。

 

【ゲンブ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調にこられていて、乗り固めイメージで進められました。しっかり積み重ねられましたし、着実にいい状態になってきましたよ。明日29日(土)の帰厩が決まっています」(担当者)

 

【ジャンヌローサ】

26日(水)に坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、55.5-40.0-25.7-12.7を馬ナリに追い切りました。「帰厩してからここまで、とても落ち着いた雰囲気で調整を進めることができています。いいリフレッシュ期間を挟めたこともそうですが、大人になったというのもあるでしょうね。水曜日には三頭併せの先頭を走らせて、並びかけられてもムキになることなく軽快な動きを見せてくれました。やればいくらでも動けそうな感触ですし、だからこそあまり負荷を掛けすぎずにというのは意識しています。乗り難しいようなクセがあるわけではないので、レース当日いきなりからでも問題ないタイプ。それでも事前に良さを感じてもらうことはマイナスにはならないでしょうから、大江原ジョッキーにはタイミングが合えば稽古で跨ってもらうつもりです」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

26日(水)に坂路コースで4ハロン55.1-40.9-26.7-13.0を単走で強めに追い切りました。「帰厩して一本目は55-40程度をイメージして、意図した通りにおこなえています。程よくやる気も見られて、動き含めて悪くなかったですよ。左にモタれるところはまだ見せますが、それでもコントロールがきかないほどではないですし、修正を意識しながら気をつけて進めていくつもりです。あとはどこで出走できるかで、今週の状況を見ても9節は必要な印象。なかなか出走のタイミングが読めないところがありますので、並行して交流戦にも申し込んでチャンスを狙っていければと考えています」(尾形和幸調教師)

 

【エルキュール】

「現在は馬場で馬場でダクとキャンターを4000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを継続しながらも、馬体重を大きく減らすことなく推移しています。本音をいえばもっと増やしたいのですが、ここからなかなか増えてこないのが悩ましいところ。体調面は良好ですし、あまり必要以上に数字に捕らわれずに、週末からはペースを上げて鍛えていく予定です」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3000~3500m、週2回は坂路コースを2本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。少しずつピッチを上げながら乗り込んでいますが、いい感じで動けていますよ。入場時から30kg以上増えているように、体の張り、艶ともにある状態。北海道への輸送に備えて、このまま体をフックラとさせながら進めていきたいと思っています」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:484キロ

今週も坂路で14-14のペースで乗っています。トモの入りもしっかりしていますし、以前との比較でも走りの軸が安定してきたように思います。コンディションが上がってきており、それに伴い息遣いも良化。この後も緩めずに乗っていきながら、先生とも相談して次走予定を決めていければと思います。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:509キロ

引き続き調整は順調に進んでおり、週に2回は坂路で15-15ほどの時計を出しています。硬さも入場時よりはマシといえる状態ですし、相変わらず調教での動きは目立っていますが、少し活気に欠ける様子であるため、比較的涼しい時間帯に乗るなど暑さへの対策が必要になってきそうです。今のところ小倉開催での出走予定に変更はなく、近々帰厩する予定です。

 

【ウィズアットダンス】

「今開催最終日の1200m戦に出走が確定し、レースは少頭数の7頭立て。鞍上は前走に引き続き、和田譲治ジョッキーに依頼しています。25日(火)におこなった本追い切りでは、5ハロン70.1-51.9-37.6をマーク。時計のかかる馬場でしたが、ここにきてかなり気合乗りが良くなり、最後まで余裕のある手応えで動けていましたよ。最初のコーナーさえスムーズなら前へ行けるメンバー構成になったと思いますし、ひと叩きした今回は息の持ちも違うはずです」(林幻調教師)

 

【フェミナフォルテ】

22日(土)にWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、81.6-65.4-51.4-37.6-12.1を馬ナリに追われ、26日(水)にもWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、84.3-69.0-53.5-38.2-11.9を馬ナリに追い切りました。「先週末、今週と琉人に乗ってもらって追い切りをおこなっています。今週は私は乗れていないのですが、この馬のことを一番よく知っているジョッキーが乗って『変わりなくきていて、いい感じですよ』と話してくれているので心配はしていません。まだ良くなりそうな雰囲気がありますし、このままレースに向けて仕上げていきましょう。体重も430㎏でキープできているのは好感が持てますね。7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)に向かうことになり、鞍上の調整をおこなっています。今回は琉人が向こうにいないため上位どころから当たっているところ。メインレースで重賞が組まれているので、なるべくいい騎手で臨みたいと思っています」(小島茂之調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:527キロ

今週からミニトラックコースに入れてダク・ハッキングを1600mほど乗っています。気持ちの面も安定しており、走る方に気は向いてくれています。まだ、今後の見通しは立っていませんが、馬自身は元気いっぱい。こちらでの調整になっても、いい具合にモチベーションを保てるよう、心身のバランスを上手く取りながら進めていきたいと思います。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:455キロ

今週も坂路で14-14のメニューで乗っています。乗り込みながらもテンションは安定していますし、体も減らず飼葉の食いも良好です。動きは素軽さもあって良いと思います。次走予定が8月24日の新潟・朱鷺ステークス(L・芝1400m)となりましたので、引き続き乗り込みながら移動に向けた準備を進めていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。暑さが厳しくなってきたことで汗を掻く量が多くなり、体重を少し減らしてしまいましたが、ボディコンディションは安定しています。背腰も大丈夫そうですし、脚元に不安が出てくることもありません。このまま積み重ねていくつもりです」(担当者)

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

坂路を1本登坂後にウッドコースを1周

尾関知人調教師「昨日(木)帰厩させました。今日は運動初日になりますので、坂路とウッドコースで軽めに乗って調整しています。運動始めは硬さも少し見られましたが、坂路やウッドでは脚取り良く動けていましたし、トモの感じも良かったですよ。2回福島3~4週目あたりでのレースを考えていますので、これから追い切りを始めていきながらコンディションを整えていきたいと思います」

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「引き続き障害主体のメニューで進めています。練習を重ねるごとに飛越は安定していて、いい流れの中できていますよ。昨日は芝コースで障害練習をおこないましたが、まずまずいい感じで走れていましたし、段々と障害馬っぽくなってきました。この感じで進めていければ、そう遠くないうちに障害試験を受けられると思います。早ければ来週、遅くとも再来週には試験に行きたいですね。練習をつけている水沼がレースでは乗れないため、鞍上も含めて検討していきます」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を2本といった内容で乗っています。走りのバランスはしっかりしていますし、覇気もちゃんとありますね。今のところ暑さにやられてしまっている感じも見られませんし、コンディション落ちもありません。あとはペースを上げてみて調子を維持できるかどうかで、夏の新潟に向かえるかの判断ができるかと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「先週同様に今週も木曜日に追い切り、坂路で3ハロン41.1-27.1-13.6をマークしています。騎乗した服部ジョッキーの感触では『状態は上がってきている』とのことでしたし、見た目にも良化が窺えるところ。このまま順調なら、来月下旬の8回門別開催(7/23~)には使える態勢に持っていけるかと思います」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

福永祐一調教師「ご心配をお掛けしましたが、発見後は早期に治療できたこともあり、順調な回復ぶりを見せています。腫れや痛みもほぼ解消し、まともに歩けるようにもなりました。獣医師からも移動の許可が下りたため、今朝(土)ノーザンファームしがらきへ移動しました。まずは体力を戻すことから始めることになると思いますが、早めに乗り出すことはできるはずです」

 

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。中間もBTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコースを乗った後、屋内1000mウッドチップ坂路を乗るメニューを併用して進められていましたが、先週末に左トモ飛節の外側を打撲してしまいました。幸い大事はなく、念のため昨日まで調教はお休みしましたが、本日から乗り運動を開始しています。高沢場長は「場所が左トモ飛節の外側で、調教中に自分の脚でぶつけるということは出来ない箇所なので、恐らくは馬房の中か、もしくはパドック放牧の最中に、虻か何かを嫌がって蹴とばした際、牧柵か何かにぶつけたのだと思います。すぐに獣医に診てもらって骨に異常はなく、痛みもないようでしたし、昨日の時点で腫れもなく、歩様にも見せていませんでしたので、今日から調教を再開しています。乗った後も特に問題はなく、このまま進めて行けそうです」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。先週末から乗り出しており、25日現在、ハロン22~23秒のキャンターを2000m乗られています。菅野代表は「治療を行って、両前脚の膝裏も締まってきたので、先週から乗り出しました。今のところ特に問題ありません。様子を見ながら進めていきます」とのことでした。25日現在の馬体重は521キロ。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。25日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースで、ダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路で15-15を乗られています。田辺厩舎長は「兄姉が活躍しているので、ちょっと厳しめに見てしまうところがあるのかもしれませんが、時計を入れた時の動きは、まだピリっとしてきませんね。もう少し体力的にも、力強さ的にも上乗せが欲しいところです。ただ成長期なのか、飼葉食いはずっと良いですし、どんどん馬体に厚みが出て来ています。身体が出来てくれば動きがピリッとしてくるかもしれませんね」とのことでした。

 

【リビングストン】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間も、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースで軽めキャンター2000mと坂路1本をハロン18秒ペースで乗り、週2日は坂路1本を計測区間の4ハロン55〜56秒台で乗っています。なお、今後はトレセンで進める事となり、26日の検疫で栗東・吉岡辰弥厩舎へ入厩する予定です。吉岡調教師は「6月後半ギリギリになってしまいましたが、チャンピオンヒルズでも、体力的にはトレセンで進めても十分だという評価ですので、明日、トレセンへ移動させます。まずはゲート試験が目標ですが、しっかりと進めて行きます」とのことでした。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。25日現在、屋外ダート馬場を約2000mと坂路を17-17で週に2回乗られています。牧場スタッフは「中間の様子を見ていると、手先だけで走って身体を使って走れていないので、頭が高い走りをしています。これから身体を使って走ることを教えていきたいですね。また、今朝は蕁麻疹が出てしまい、治療を行いました。内面の疲れが出てきたのだと思いますので、2日程は治療を優先します。様子を見て進めていきます」とのことでした。25日現在の馬体重は429キロ。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。この中間は、7月23日から始まる5回川崎開催に向けて小向TCの走路で変わりなく調整されています。佐藤博紀調教師は「中間、雨で馬場が悪い日は無理していませんが、蒸し暑さがこたえている様子はなく、飼葉食いも変わらずいいですよ。予定通り、次々回の川崎開催に向けて、変わりなく攻め馬を行えています。来週の川崎開催中に中間追い切りを1本行く予定です」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。蕁麻疹のため6月22日まで曳き運動に留めたのち、23日からは乗り出しを再開しており、26日現在、競馬場の走路でダク2000mとキャンター3200mを乗られています。渡邉和雄調教師は「その後も特に発熱をしたりということもなく、予定通り23日から馬場入りを再開しました。この後は改めて、7月8日から始まる大井開催の新馬戦を目標に進めていきます」とのことでした。

 

*****3歳馬*****

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

音無秀孝調教師「今日も坂路1本軽めに乗った後、ゲート練習をおこないました。引き続きゲートで縛っていますが、先週金曜日にもやったことで慣れてきたのか、だいぶ落ち着きが出てきているように思います。入りでも嫌がる感じは見せなくなっているように、良くはなっていますね。当初の予定では放牧に出すつもりでいましたが、引き続きゲート練習を厩舎でやっていきたいと思いますので、このまま在厩して追い切りも再開し、節で使えるレースを使う感じで進めていくことにします」

 

【ルージュルリアン】

藤原英昭調教師「長く休んでいた馬ですし、立ち上げたばかりなので当たり前のこととはいえ、帰厩後の状態はまだまだといった感じ。左右のバランスにブレがあるので、昨日(火)から小牧加矢太騎手に乗ってもらってフラットワークを中心に馬を作ってもらっているところです。今朝(木)はCウッドコースを半周といったメニューでしたが、ジョッキーは『まだ緩いですし、左に倒れそうになりながら走っていました。素質は確かですが、鼻出血明けということもありますし、我慢できるキャパが小さいので、馬の気持ちを尊重しながら作っていくつもりです』と話していました。明日以降も引き続きジョッキーに乗ってもらい、ベースを固めてから負荷を掛け始めることになるでしょう」

 

【レッドクレメンス】

本日は坂路で追い切りました。

茶木太樹調教師「先週は右前脚の膝周辺の腫れにより、軽めのメニューで調整していましたが、その腫れは既に解消したため、少しずつペースを上げているところです。今日(水)は坂路で時計を出しました。まだハミの取り方に課題があるものの気持ちは強く、スピードに乗せてからの動きはなかなかと言えるもの。息遣いについては全く問題なかったということなので、あとはより動けるようにするためにしっかり運動量を重ねていければ…といったところです。午後と明日の状態を見て問題がなさそうであれば、このままペースを上げていきますが、少し楽をさせた分、当初の計画よりも1週間ほど仕上げに時間を必要とする状況で、次走は早くても再来週になる見通しです」

 

【ディスペランツァ】

チャンピオンヒルズで調整されています。6月26日現在、引き続き、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースでキャンター2000mと、坂路1本を18-18で乗られており、週2日は坂路で計測区間の4ハロン56秒台を計時しています。小泉厩舎長は「調教メニューに変わりはありませんが、順調に進める事が出来ています。体重が増え過ぎる事もなく維持出来ていますし、暑さにも負けていません。このままいいい状態を維持して帰厩まで過ごせさせたいと思います」とのことです。引き続き、8月11日新潟、3歳以上オープン・関屋記念(GIII)芝1600mにミルコ・デムーロ騎手での出走を目標にして進めていきます。6月26日現在の馬体重は536キロ。

 

【オーヴェルトゥーレ】

美浦・高木登厩舎で調整されています。23日のレース後も馬体に異常はなく、在厩しています。なお、レース後、これまでのレース内容や現状を踏まえて本馬の今後について関係者で協議を行った結果、誠に残念ですが、このまま中央登録を抹消して、ファンドを解散することが決まりました。高木登調教師は「今回はギリギリでタイムオーバーにはなりませんでしたが、厳しい結果だったと捉えています。追い切りも、坂路では終いが13秒台を切れずに、これで精一杯という感じですし、ここまで進めてくる中でもなかなか馬が変わって来ていません。まだ未勝利戦の番組自体は、この後、福島、新潟と残ってはいますが、ダートの短距離は頭数的にも混む条件なので、仮にここから節を溜めたとしても未勝利戦が終了するまでに出走できるかどうかも微妙なところですし、この先の僅かな時間で大幅な変わり身は期待し難く、現状では正直厳しいと判断せざるをえません」とのことです。なお、今後は再ファンドは目指さず、牧場名義でホッカイドウ競馬に移籍して現役を続行する予定ですが、地方移籍後の成績次第では判断を変更して再ファンドを行う可能性もあります。その際には、改めて出資会員の皆様に書面でご案内する予定です。これまでのご声援、誠にありがとうございました。ファンド解散による精算は8月末の予定です。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

音無秀孝調教師「昨日に引き続き、坂路1本軽めに乗った後にゲート縛りをおこなっています。入りはだいぶスムーズになっていて、中でも落ち着いていますね。だいぶゲートに対しての警戒心が薄れてきたようで、我慢できるようになっています。来週はどこかのタイミングで通常ゲートで入りからスタートまでを通しでやってみても良さそうです。ゲート縛りの成果をしっかりと練習やレースで発揮できるようにしていきたいと思います」

 

【ルージュルリアン】

本日はCウッドコースで調整しました。

助手「今朝(木)も小牧加矢太騎手に乗ってもらって、角馬場経由でCウッドコースへ。ジョッキーに乗ってもらうのは今日で3日目ですが、すごく上手に丁寧に乗ってくれていて、普段の速歩、駆歩から日に日に目に見える形で良くなってきました。もう少し騎乗者の指示を受け入れてくれるようになれば、もっといい方に変わってきそうですが、我が強いタイプなので…。勝ち上がるのに残された時間は少なくなってきましたが、ここまできたら時間を掛けてでも少しずつ良くして納得のいく状態でレースに臨みたいと考えています」

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

助手「今朝(木)は厩舎周りで1時間ほど引き運動をおこないました。寂しがり屋なので一頭で歩いているうちは鳴くことはあっても馬の近くに寄ると落ち着いてくれましたし、脚元への反動はなく歩様もスムーズでした。まずはひと安心ですね。ただ、とにかく食欲旺盛で、馬体重も496キロとまだまだ余裕がある状況なので、週末も坂路で4ハロン55~57秒くらいの時計を出してある程度の負荷を掛けるつもりです」

 

【タキザクラ】

26日(水)に坂路コースで4ハロン55.0-40.7-26.3-12.7を単走で強めに追い切りました。「先週、今週と追い切りは自分で跨らせてもらいましたが、疲れも抜けて前走時のデキをキープしています。ここにきてハミの取り方もだいぶ良くなっており、体をまっすぐ伸ばして走れている。そのあたりは坂路主体で調整を進めてきたことで、トモに力が付いて体幹も強くなってきた証拠。馬の状態は変わりなく良いと感じています。土日の福島でダ1700m戦のメンバーを見渡すと、実績面ではバスターウルフが明らかに上位の存在です。そのためタキザクラと同じ土曜日に優先持ちが集まり、全体レベルは日曜日の方がいくらか薄い印象を受けますが、この時期はどの陣営も勝ち切る可能性の高い番組を選択してくるので仕方ありません。平坦コースの方がより力を発揮できると見込んでいますし、なんとかここで決めたいと思っています」(稲垣幸雄調教師)

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

この中間も右前肢への治療を続けながらウォーキングマシン運動で調整していましたが、獣医師の触診でもそれほど気にならなくなってきましたので、先週後半よりゆっくりと騎乗調教を再開しています。前肢への負担を考慮して坂路コース中心で調教を進めており、現在はハロン22~23秒ペースで駆け上がっています。

調教後には脚元へのケアを続けていて、ここまで変わりありませんので、状態を確認しながら段階的に調教ペースを上げていきます。現在の馬体重は462kgです。

 

【ミラクルティアラ】

7月3日(水)公営川崎・スパーキングレディーC(地方競馬指定交流競走・JpnⅢ・牝・ダ1,600m)に出走予定。

6月26日、野中調教師からは「今週土曜に最終追い切りを行い、来週のレースに向かいます。先週末の追い切りも上々の内容で十分に動ける状態に仕上がってきました。精神的にも余裕を野って臨みたいですし、心臓が強くやればやるだけ動いてしまう馬なので、追い切りでの疲れが残ることが無いよう気を付けています。ゲートで少しうるさいところがあるため、ゲート練習にも時間を割いています。はじめの頃よりは大分落ち着きが出てきましたし、本番でもしっかりスタートを決めてくれればと思います」との連絡が入っている。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。26日現在、洗い場までの曳き運動を5分間行い、その他の時間は舎飼されています。場長は「幹細胞手術を行うと患部が凄く腫れて痛がるのですが、腫れはまだ引いていないものの患部を触診しても反応がしなくなったので、痛みは取れたのだと思います。現段階では、今以上の事は出来ませんが、最近は、なるべく身体を動かして血行を良くして回復力を上げる方向で研究が進んでいますので、ファントムシーフについても、その方向で今後進める予定です」とのことでした。26日現在の馬体重は516キロ

 

【パレルモ】

6月27日の検疫で帰厩しました。

 

KSトレーニングセンター内森本スティーブルで調整されています。引き続き、屋外ダート馬場にてハロン18秒のキャンター3000mと坂路を15-15で2本乗られており、27日に大井競馬場・米田英世厩舎へ帰厩する予定です。川俣場長は「昨日、米田調教師から連絡があり、木曜日に厩舎へ戻すとのことでした。ここ3週間位で、坂路で15-15を何本か消化できていますし、4月にこちらへ到着した頃と比べて、精神的にしっかりリフレッシュした状態で厩舎に送り出せると思います」とのことでした。

 

*****5歳馬*****

【グロリアスヒーロー】

美浦・高木登厩舎で調整されています。6月23日にウッドチップコースにて助手が騎乗して追い切りが行われて、55.1-39.4-11.6を馬なりで計時しました。今週の追い切りは26日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、52.6-36.9-12.0を馬なりで計時しました。高木登調教師は「変わりなく順調です。脚元も異常はありません。次走については、第2回福島開催2週目のダート1150mを予定しています」とのことです。今後は、7月6日福島、3歳以上1勝クラス・ダート1150mに菅原明良騎手での出走を目標に進めていきます。

 

【ダイヤモンドフジ】

6月22日の検疫で帰厩。26日、宮本調教師から「帰厩後も順調にきており、本日坂路で4ハロン54秒4、ラスト12秒3を計時しています。このまま順調に進むようなら小倉3週目の芝1,200mに向かいたいと思います」との連絡が入った。

7月13日(土)か14日(日)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に向けて調整する。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

本日(木)の検疫で帰厩しました。

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克典調教師「輸送もあるので楽をさせて回復に努めています。馬自身は引き続き元気もいいですし、暑さにやられるどころかむしろ状態は上がっているので、やはりこの時期がいいのでしょう。明日(金)は軽く乗って土曜に輸送の予定ですが、もう仕上がっていますし、体調を崩さないことを第一に調整していきたいと思っています。なかなか希望通りの展開になるのは難しいとは思いますが、喉の具合を見るためにも力を出し切れるような競馬を期待して送り出します」

※6月30日(日)小倉10R・薩摩S(3歳上3勝クラス・ダ1700m)に川須栄彦騎手で出走します。

 

角馬場後、ウッドチップコースで追い切り。

田中克典調教師「今日も川須騎手に乗ってもらって最終追い切りを消化しました。今週は北海道にいるので直接は見ていないのですが、騎手の話では『先週も良かったですが、さらに手応えや行きっぷりも良くなりました』ということでしたよ。喉も気にならないということなので、状態面に関しては何の心配もなく競馬に向かえそうですね。硬さもなく、まだ走り足りないのかケロッとしていたということなので、気持ちの面でもレースに向けていい方向へいっていると思います。あとは競馬に行って喉がどうかと最後まで集中力が持続するかというところになりますが、逃げられなくても変にプレッシャーをもらうような競馬ではなく、スムーズに自分の力を出してきてもらいたいですね。スンナリ行ければ変わってくれるはずですよ」

※6月30日(日)小倉10R・薩摩S(3歳上3勝クラス・ダ1700m)を川須栄彦騎手で予定。

*****2歳馬*****

【ルージュレアリーズ】

福永祐一調教師「ご心配をお掛けしましたが、発見後は早期に治療できたこともあり、順調な回復ぶりを見せています。腫れや痛みもほぼ解消し、まともに歩けるようにもなりました。獣医師からも移動の許可が下りたため、今朝(土)ノーザンファームしがらきへ移動しました。まずは体力を戻すことから始めることになると思いますが、早めに乗り出すことはできるはずです」

 

*****3歳馬******

【オーヴェルトゥーレ】

高木登調教師 レース後コメント

「この血統らしい前向きさで、スタートも良く前には行けるのですが、直線からは力尽きてしまっています。スピードはある馬ですが、現状は追い切りでもなかなか変わって来ず、厳しい内容でした」

【108走目(2743走目)・2024/6/23・東京2R・オーヴェルトゥーレ・・・14着】

 

***2024年 16-8-7-77***

(内 地方交流 1-0-0-0 地方3-2-1-11 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 295-277-248-1923***

(内 地方交流 9-10-9-30 地方90-65-51-180 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。18日現在、BTCの屋外直線ダート1600mを2本、または屋内600mダートコース5周を乗った後、屋内1000mウッドチップ坂路を乗るメニューを併用して進められており、坂路ではハロン17~18秒ペースを乗られています。高沢場長は「中間、600mで5周乗って、それから坂をハロン17~18秒ペースで1本という形で、速いところを行くのではなく距離を乗って進めています。流石に1週間かそこらで目に見えた変化は感じませんが、中間、だいぶ暑くなってきて汗を掻くようになっています。引き続き、しっかりと距離を乗って代謝を上げて行こうと思います」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。中間、両前脚全体が熱を持っており、治療を行いました。18日現在ウォーキングマシン運動で調整されています。菅野代表は「到着初日から脚はモヤっとしていたのですが、様子を見て先週から歩様を見るために軽く角馬場で乗り出したところ、両前脚に熱感が出てきたため、乗り運動は中止しました。獣医の診察を受けエコー検査を行ったところ、腱が太くなって腱繊維が荒く写りました。すぐにどうこうなるということではないですが、このまま進めていくと故障に繋がりかねない兆候のようなもので、現状は成長が追い付いて来ずに、これまで乗ってきた疲れが出てきているのだと思います。治療を行い、ウォーキングマシンで様子を見ていきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。18日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースで、ダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路にて15-15の時計を入れ始めています。厩舎スタッフは「今週から15-15の時計を入れて進めています。流石に、まだ体力が備わっていないので、終いはフラフラしていますが、飼葉食いは一切落ちませんし、馬体にも幅が出てきたので、馬自身が成長してくれていると思います。普段はちょっと物見が多くて敏感なところがありますが、調教中は真面目ですよ」とのことでした。18日現在の馬体重は462キロ。

 

【リビングストン】

フェイマス10(牡2歳 エピファネイア/ニシノヒナギク 谷川牧場生産・提供 競走名リビングストン)は、6月26日の検疫で関西・吉岡辰弥厩舎へ入厩する予定です。

 

【パステルキュート】

小国スティーブル内ラフメットで調整されていましたが、12日にKSトレーニングセンターに到着しました。到着後、熱発してしまったため補液を行い、翌日には解熱しています。今週から乗り出しており、18日現在、内馬場にてハッキングを2000m乗られています。牧場マネージャーは「到着後の熱発は翌日には落ち着き、今週から軽めに乗り出しました。昨日見た感じでは、常歩では前捌きに硬さを感じましたが、キャンターでは、そこまで目立たないですね。馬体重は到着時415キロでしたが、18日計測で428キロまで増えています。体調面は問題なさそうなので、様子を見てペースアップしていきます」とのことでした。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。中間も状態は変わりらず、既に小向TCの走路で調整を開始しており、19日現在、ダク1100mとハロン20秒前後のキャンター2400mを乗られています。佐藤博紀調教師は「最近はだいぶ暑くなってきましたが、状態は特に変わりなく、調教メニューも通常の内容を消化市出来ていますし、飼葉食いも落ちていません。7~8月は結構開催毎の間隔が詰まってるので、暑い中、開催の全部を使うつもりは元からありません。特にまだ2歳ですし、適宜間隔を空けながら使って行きます。このあとは7月23日からの開催へ向けて進めます」とのことでした。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。20日に矢野貴之騎手を背にして併せ馬で最終追い切りが行われて、55.9-39.9を計時して併せた馬に先着しましたが、ひと晩明けた今朝になり、軽度の蕁麻疹が出ているのが確認されて、検討の結果、本日の出馬投票は行わないことになりました。渡邉和雄調教師は「昨日の最終追い切りも、先週末にしっかりと負荷を掛けてやっているのでサッとでしたが、これで十分という内容で追い切ることが出来ました。ただ、今朝になって蕁麻疹が出ているのが見つかり、獣医に診てもらいました。軽度のもので、多分、明日まで曳き運動に留めたら明後日からは乗り出せる程度のものですが、やはり若干にせよ疲れがある兆候であるのは間違いありません。セイカメテオポリスの妹で、厩舎としても期待の2歳馬と思っていますので、『いいスタート』を切らせたいと考えており、蕁麻疹の程度で言えば、例えば普通のレースであれば獣医に頼んで薬を投与して処置して、そのまま使うレベルですが、もし万が一、結果的にいいパフォーマンスが発揮出来なかった場合、とても悔いが残ります。加えて、次の7月の開催が8日からすぐにありますし、そこには1600mが組まれる予定なので、矢野騎手、担当厩務員と3人で直前まで話し合った結果、万全を期して、本日10時締切の出馬投票は行わないことにしました。デビューまで、少し時間が空く形になりますが、その分、追い切りを重ねてよりいい状態で出走できる筈と前向きに捉えています」とのことでした。

 

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。デビュー戦へ向けて16日に矢野貴之騎手を背にして2歳新馬と併せて追い切りが行われて、68.5-53.1-38.9を一杯に追われて計時し、強めに追われた相手に0秒3遅れました。渡邉和雄調教師は「同じ週の1200mの新馬に使う予定の同厩舎の2歳馬と併せて遅れましたが、この馬自身も動けていましたし、追い切り後、矢野騎手とも話をして、状態も良いので来週の1400mに登録しようということになりました。この後は明日最終追い切りを矢野騎手に跨ってもらってサッと行き、その後はゲートの確認を行って競馬に向かう予定です」とのことです。24日、大井競馬4R(16:00発走)、2歳(ア)・新馬・ダート140mに矢野貴之騎手で登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【エテルノレガーメ】

連日にならないよう1日空けながら週3回坂路入りし、3回全て2本登坂を目標に、その他の日は周回キャンター最大3000mやトレッドミル運動を織り交ぜながらの調整。

担当者は「この中間で更に登坂本数を増やしていますが、疲れも見せず走りの質や馬体のコンディションも上昇中です。動きも良くなってきましたので、今週には13-13-13で3F39を乗る予定です。ここから強めのメニューを取り入れつつ進めていきます」とのこと。馬体重は548キロ。

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を1本(20秒ペース、週1回は16~18秒ペース)のメニューで調整中です。ここまでじっくりと進めてきましたが、この感じだとなかなか変わらなそうだったため、今週ペースを上げてみました。少し攻めてみようと思います。体力は少しずつ付いてきましたし、可能であれば週末に15-15を消化するつもり。体重が増えて水っぽさが抜けていますし、馬体のシルエットは良くなってきましたよ」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込んでいく中で少しずつ動きに俊敏さが出てきましたし、体力面もだいぶ安定してきたように感じます。暑くなってきても体重を増やせているように体調面も良好なので、この状態をキープしつつ積み上げていきたいですね」(担当者)

 

【ルージュレアリーズ】

本日は坂路で追い切りました。

福永祐一調教師「今週末に予定していたデビュー戦に向けて、今朝(木)追い切りを消化したのですが、午後になって左トモの管の内側に腫れが確認されたため、すぐに獣医を呼んで診察を受けました。腫れの他に痛みもあって、跛行を呈している状態。『何らかの原因で細菌が侵入して傷腫れに発展したのだろう。攻め馬を積んできたことで抵抗力も落ちていたのではないか』とのことでした。ひとまず炎症を抑えて痛みを取り除くための処置をしてもらいましたが、いずれにしてもすぐに動かせる状態ではありません。追い切りの動きも良かっただけに残念ではありますが、今週の出走は回避することになった次第です。当面は厩舎で経過観察に努めることになると思います。デビュー目前でこのようなことになってしまい、大変申し訳ありません」

 

本日は坂路で調整しました。

福永祐一調教師「明日(木)追い切る予定のため、今朝(水)は坂路をキャンターで1本上がってからゲート練習をおこないました。トレーニング自体は順調で乗りやすくもなってきているのですが、物見で下を気にするところがありますし、ゲートでも入りが鈍かったので武豊ジョッキーにも事前に伝えておきます。今のところ明日(木)は坂路で4ハロン54~55秒くらいを目安に動かすつもりです」

※6月23日(日)京都5R・2歳新馬(芝1800m)を武豊騎手で予定。想定から除外はありません。

 

*****3歳馬*****

【ディスペランツァ】

チャンピオンヒルズで調整されています。19日現在、角馬場でフラットワークを行った後、トラックコースでキャンター2000mと、坂路1本を18-18で乗られており、週2日は坂路で計測区間の4ハロン56秒台で乗られています。14日には吉岡辰弥調教師が来場されて現地で視察されています。小泉厩舎長は「先週末に右前脚の蹄をぶつけて少し痛がりましたが、装蹄をすぐに行い、それからは気にしていません。調教も休むことなく進めています。吉岡調教師からは目標のひと月前にはトレセンへ戻したいと言われていますので、こちらにいるのは、あと3週間位だと思います。しっかり仕上げていきます」とのことでした。

 

【オーヴェルトゥーレ】

美浦・高木登厩舎で調整されています。中間も順調に進められており、16日に坂路にて助手が騎乗して、58.0-42.6-27.8-13.3を馬なりで計時しました。今週の追い切りは、19日に坂路にて助手が騎乗して行われて、56.6-40.7-26.7-13.1を強めに追われて計時しました。高木登調教師は「引き続き特に問題はなく順調ですので、予定通り今週出走させます。番組は、ダート1600mの牝馬限定戦がありますので、そちらに江田照男騎手で登録します。一度競馬を経験して、前走以上の競馬を見せてくれることを期待しています」とのことです。30日東京、牝馬限定3歳未勝利・ダート1600mに江田照男騎手で登録を予定しています。

 

【サミアド】

21日、牧場担当者から「現況は坂路コースや周回コースで15-15を始めています。その他の日は3,000~4,000㍍のキャンターを行っています。ここまでは体調面も良好で、夏の新潟開催に向けて順調に調整を進めています。馬体重は509㌔」との連絡があった。

 

【ゲンブ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もペースを上げて乗り進めていますが、体を減らすことなく順調にきています。体力も付いてきていますし、イメージは前回よりも良いですよ。そろそろ送り出せるレベルになってきたと思うので、声が掛かるまではこの感じで進めていきます」(担当者)

 

【ジャンヌローサ】

ジェットレーシングで調整され、先週15日(土)に帰厩しました。

19日(水)に坂路コースで4ハロン56.0-40.9-26.9-13.2を単走で強めに追い切りました。「帰厩してまだこれが1本目の追い切りですので、全体時計は遅めで馬にも無理させてはいません。もともとやればしっかり動けるタイプのジャンヌローサですから、なるべくテンションを高めないよう徐々にペースアップしていくつもり。休みを挟んで心身ともにだいぶリフレッシュできているはずですが、デビュー戦や前走時に比べると、稽古の感じもピリッとしだしてスピード色がより強く出てきた印象を受けます。小回りの平坦コースが合いそうですし、このタイミングで距離を詰めてみたいとも考えており、次走は7/13(土)福島・3歳上1勝クラス(芝1200m・牝)に減量の大江原比呂騎手で向かわせてください。なんといっても最軽量50kgの斤量で出走できる点は大きい。古馬との力関係はどうかも、スタートさえ決まれば、前々から押し切るような競馬ができると思っています」(蛯名正義調教師)

 

【プリドラ】

ケイツーステーブルで調整され、本日21日(金)に帰厩しました。

「こちらでは屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整していました。先週から順調に段階を上げられたところで帰厩となりました。レースを使うと硬くなる傾向が見られ、血液検査の数値からもそれが表れています。この後はトレセンでの調整となりますが、もしかするとそこまで本数を重ねずにパッと使うような形の方がいいのかもしれません」(ケイツーステーブル・担当者)

 

【エルキュール】

「現在は馬場でダクとハッキングを4000mのメニューで調整中です。こちらに到着時は418kgだったものが、先週いっぱい楽をさせたこともあって437kgまで増やせています。メニューとしては本当ならもう一つ段階を上げたかったところではありますが、今週は大雨の影響を受けて馬場が悪い日もあったので、本格的にペースを上げていくのはこれからの予定です」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3000~3500m、週2回は坂路コースを2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。調教進度を上げていますが、体付きは大分フックラしてきました。少し気難しい面があるので、この状態を落とさないようにうまくコントロールしていくつもりです。昨日深山調教師が来場し『見た目はこんな感じで良いです。あまりバリバリ進めていくと、また体がガリガリとなり、メンタルもガクッときてしまうので、この感じをキープしてください』と話されていました」(担当者)

 

【タキザクラ】

20日(木)に坂路コースで4ハロン57.4-42.1-26.9-12.9を単走で強めに追い切りました。「もともと立ち回りは器用なタイプのタキザクラですが、坂路主体でバリバリ鍛えるようになってから、調教でもだいぶメリハリの利く走りができるようになってきました。前走後まだ背腰の疲れが抜けきっていないものの、体調自体はいいですし、デキ落ちも見られません。状態もここからさらに上がってくると思います。来週土日で組まれている福島ダ1700m戦どちらかに三浦皇成騎手で予定。暑さには少し弱そうな印象を受けるので、なるべく早いうちに勝ち上がらせたいですね」(稲垣幸雄調教師)

 

【レッドアトレーヴ】

本日(金)無事に到着しました。ひとまず馬体や脚元には異常なさそうです。間隔を詰めてコンスタントに使ってきたこともあり、夏場はこちらで休ませる予定。移動したばかりなので、ひとまず今週一杯はウォーキングマシン運動にとどめて楽をさせるつもりです。心身両面のリフレッシュはもちろん、成長を促すためのいい休養になればと考えています。

 

【ルージュルリアン】

馬体重:489キロ

調整は順調に進んでいます。今週火曜日に1本目の15-15を消化しましたが、久々の速いところでも動きは素軽かったですし、モタれることもなく真っすぐいいバランスを保って走っていました。また、息づかい・息の入りともに問題なく、心肺機能は回復しているとみられることから、この先はトレセンで調整することになり、本日(金)の検疫で栗東・藤原英昭厩舎に帰厩しました。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

音無秀孝調教師「今日は坂路1本軽めに乗ってからゲート練習をおこなっています。今日からゲート縛りを始めていますが、馬もいつもと違うゲートということだけで警戒していて、入りは相当イヤイヤしていましたね。ゲートに入って縛ってさえしまえば落ち着いていましたが、それまでの過程でだいぶゲートへの警戒心が強くなっている印象。明日も同様にゲートで縛る予定ですが、入りは注意して進めていきたいと思います。時間は掛かるかもしれませんが、人馬ともに怪我だけには気をつけて根気強くやらせてもらいます」

 

厩舎周りを引き運動。

音無秀孝調教師「前走はゲートが全てでしたね。すみません。もともとタイミングが合わない感じはあったのですが、今は馬が悪さを覚えてしまっているように思います。この後はひと息入れる予定ですが、ゲート縛りをおこなって駐立を我慢できるようになってから移動させたいと思っています。明日からゲートで縛るので、しっかりと落ち着いて対応できるように根気強くやっていきます」

 

【レッドクレメンス】

本日は角馬場で調整しました。

茶木太樹調教師「腫れは根強く残っていますが、完全に休ませるほどのものではないので今朝(木)も乗り運動へ。500mあるコースで昨日(水)より長めにフラットワークをおこないました。運動中の脚捌きはもちろん、運動後の常歩も気にする素振りは見せていないので、このまま動かしながら腫れが引くのを待つことにしています。順調に回復すれば明日(金)には坂路入りし、週末には速いところを消化できるのではないでしょうか」

 

本日は角馬場で調整しました。

茶木太樹調教師「昨日(火)の運動前に右前脚の膝周辺に腫れが確認されたことから、念のためレントゲン検査をおこないましたが、骨に異常はありませんでした。獣医師の診断も打撲ということでしたから、前日から昨日の朝にかけて馬房内でぶつけてしまったのでしょう。申し訳ありません。昨日の夕方の時点で痛みも取れていたように軽症だったことから、今朝(水)乗り出して初日は角馬場でフラットワークをおこないました。騎乗した助手も『歩様に違和感はなかった』ということだったので、明日(木)はコース入りできるとみています」

 

*****4歳馬*****

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。19日現在、状態に変わりはなく、洗い場まで曳き馬で常歩運動を2往復行いながら、その他の時間は舎飼されています。場長は「馬も理解しているような雰囲気で、オフモードになって穏やかに過ごせていますよ」とのことでした。

 

【パレルモ】

KSトレーニングセンター内森本スティーブルで調整されています。中間も状態は変わりなく、19日現在、屋外ダート馬場にてハロン18秒のキャンター3000mと坂路を15-15で2本乗られています。川俣場長は「中間から坂路を中心に乗り込んでいます。元気もあり、良い状態です。具体的な帰厩予定はまだ先生から連絡はありませんが、来週大井開催があって、そこを使った馬との入れ替えたになるかと予想しており、多分そろそろかと思います。しっかり準備していきます」とのことでした。

 

【スマラグドス】

5月31日に山元TCへ向けて出発し、6月2日に千歳・社台ファームへ入場している。

担当者の話では「やや背肉が落ちている印象はありますが、筋肉系の疲労感も無く脚もとに問題はありません。多少蹄のコンディションが気になりますので、この期間にしっかりとケアをしていきます。ここまでウォーキングマシン調整を午前と午後に各60分行い、6月17日の週からトレッドミルでの調整を開始しています」とのこと。馬体重は478キロ。

 

【ミラクルティアラ】

7月3日(水)公営川崎・スパーキングレディーC(地方競馬指定交流競走・JpnⅢ・牝・ダ1,600m)に投票を行い、出走可能馬に選出されている。

6月19日、野中調教師からは「この中間も大変順調で、本日坂路では4ハロン57秒0、ラスト13秒0をマークしています。元々の心臓の強さからだと思いますが、調教は何の問題も無く順調に進んでいます。先週辺りから馬体増も見られ、新しい環境に馴染んできたという感触があります。地方交流に選出され、どういう競馬を見せてくれるか楽しみにしています」との連絡が入っている。

 

【フェミナフォルテ】

16日(日)にWコースで4ハロン59.5-42.9-13.2を単走で馬ナリに追われ、19日(水)にもWコースで4ハロンから1.3秒追走して併せ、51.9-37.6-11.9を馬ナリに追い切りました。「帰厩後は先週末、今週と私が乗っているのですが、久々にちゃんと乗ったこともあってか前駆の硬さや重さが気になるところ。極端な言い方をすればロボットのような感じなんですよね。それでも徐々にほぐれてくるといつもの感じになってきますし、キャンターに行くといい動きをするので、継続的にケアをおこないながら進めていきたいと思っています。水曜日の追い切りでは後ろから追走する形を取り、余裕を持って併入に持ち込めていますよ。今のところ7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)を目標に態勢を整えていく予定。体重は今週計測で432kgと、体はフックラ見せています」(小島茂之調教師)

 

【レッドシュヴェルト】

馬体重:480キロ

今週から坂路に入れており、現在は14-14のペースで登坂しています。バランス良く走れていますし、覇気もちゃんとありますね。脚元や馬体も大丈夫ですし、体調に陰りは見られません。乗り出しからここまで順調にきていますので、この調子で進めていきたいと思います。

 

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:509キロ

連日コース入りしており、坂路での15-15も始めました。暑さが堪えた様子はなく体調は良好ですし、動きは素軽く、脚捌きの硬さも変わらずといったところです。次走は小倉のダート1700mに向かうことが決まったため、早ければ来週中には栗東・音無秀孝厩舎に帰厩する予定。あと2本は強めの調教を消化してから送り出します。

 

*****5歳馬*****

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されて、14日に美浦・高木登厩舎に帰厩しました。早速16日にはウッドチップコースにて助手が騎乗して追い切りが行われて、54.5-39.2-12.2を馬なりで計時しました。今週の追い切りは19日にウッドチップコースにて助手が騎乗して行われて、52.4-37.5-12.3を馬なりで計時しました。高木登調教師は「久々のトレセンですが、良くも悪くも以前と特に変わりはないですね。乗っていない時は大人しいのですが、人が乗るとスイッチが入り、今日の追い切りも制御が難しく、暴走気味の走りでした。現時点では福島開催2週目か3週目あたりでの出走を検討しています」とのことでした。

 

【ダイヤモンドフジ】

ドラゴンファームで調整中。

6月19日、宮本調教師から「強めを乗り出し順調にきていますので、22日の検疫で帰厩させます。小倉開催に向けて調整を進めます」との連絡が入った。

 

【グロリアスヒーロー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。先週と変わらずにきていますが、いい感じで進められていますよ。先週出てきた背中の張り感は、あともう少しといった感じ。高木調教師からは『新潟から使い出して、そこから続戦させていきたいと思っています』と言われているので、少しでも充電を図って送り出せればと思っています」(担当者)

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重:524キロ

今週もトレッドミル調整(ダク500m、キャンター2000m/ハロン20秒ペース)で進めています。トレッドミルのペースを上げてみましたが、脚取り良く動けていますし、気持ちの面に浮き沈みなどもなく安定しています。まだ次走予定は決まっていませんが、秋口のレースになりそうであれば北海道への移動も視野に入れていますので、クラブや調教師とも相談していきたいと思っています。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:452キロ

今週も坂路で14-14のメニューを消化しています。行きっぷりはしっかりしていますが、ちゃんと緩急を付けることができていますし、終いもスムーズにギアチェンジをしてくれています。乗り込みながらも飼い食いは落ちていませんし調子も上がっていますので、今のところ不安なく乗り込めていると思います。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

馬体重:510キロ

今週は周回コースでダク1000m、キャンター2000mのうち前半はハロン18秒で入り、終い4ハロンを15-14のメニューで乗っています。気合いの乗りも上々で、前後のバランスも良化。最後まで安定感ある動きを見せてくれています。息の入りも問題ないですし、今のところ良い流れで乗り込めていると思いますので、このペースを継続して乗っていきたいと思います。

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「この中間も障害練習を中心に進めています。昨日は大きい障害に行きましたが、無難にこなしていました。もともと飛越は安定していましたが、練習を重ねるごとに良くなっていますし、来週は更に強めのところをおこなっていくつもり。終いの脚があるように平地力もしっかりしている馬なので、更に良くしていきたいと思っています。積み重ねるごとにトモも幾分パンとしてきた感じがします。このまま積み重ねていきます」(加藤和宏調教師)

 

【レッドエランドール】

角馬場後、ウッドチップコースで追い切り。

田中克典調教師「今日は川須騎手に乗ってもらって追い切りました。いつものように先行しましたが、もともと攻め駆けするタイプとはいえ良く動きましたね。川須騎手も『前回よりかなり良くなっていますし、喉や息遣いにも全く気になるところはありませんでした』と喜んでいましたよ。まだまだ余裕もあったということですし、楽にこれだけの時計が出せれば1週前としては十分でしょう。こちらの思う通りに上昇してきていると思います。あとは競馬のスピードになってどこまで頑張れるか、喉がどうかというところですが、状態が上がっている今回は変わってくれて不思議はないと考えています。もう体もほぼできているのであまりやらなくても仕上がりそうですが、小倉への輸送が控えているだけに、そのあたりも考慮しながら調整していきます」

 

角馬場後、坂路1本。

田中克典調教師「明日(木)追い切る予定なので、今日(水)は軽く走らせておきました。引き続き不安もなくきていますし、いかにも元気一杯という感じで状態は良さそうですよ。年齢的に大幅に変わるとまではいきませんが、夏に向けて計算しながら進めてきたので、今のところ予定通り上向かせることができていると思います。明日は普通に追い切って、週末の状態も見ながら最終調整をしていくつもりです」

※6月30日(日)小倉10R・薩摩S(3歳上3勝クラス・ダ1700m)を川須栄彦騎手で予定。

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:531キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を2本といった内容で乗っています。リラックスして動けていますし、ほどよい緊張感で稽古に取り組めています。飼葉も毎日完食してくれており、体調面に気になるところはありません。ここから気温も上がってきますので、年齢的な部分から早めに体力の消耗を示す可能性も。体調管理には細心の注意を払って進めていきます。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「先週末にハロン16秒を切るくらいのペースで坂路を上げており、昨日20日(木)には坂路で3ハロン42.4-28.1-14.2を計時しています。ようやく馬体に張りが出てきたところで、まだ完調手前といった印象を受けるため、来週から始まる6回門別開催(6/25~)も無理せずスキップすることにしました。ただ、ここからは追い切りのペースも詰めていく予定ですし、暑さ対策として早い時間帯に調教を済ませ、状態が上向いてくるよう進めていきます」(田中淳司調教師)