*****2歳馬*****

【ルージュラティーナ】

馬体重: 494キロ

場内のスクーリングやトレッドミル馴致を終え、今週火曜日に乗り出しました。現在は周回コースをキャンターで2000m乗ってから、坂路をハロン17秒ほどのペースで1本上がっています。今のところ精神面は安定していますし、体力面に不安もなさそうな状況であるため、来週から坂路での15-15を開始する予定。そこでの動きを確認してから今後の方針を決めることになるでしょう。

 

【キングズトゥル-】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。両前脚に幼い感じがあって、触診した感じもパリッとしてこないことから、じっくりと乗り込んでいます。体もなかなか増えてきませんし、まずは乗り固めイメージで進めているところ。ゲートはカンフル剤的な意味合いも込めて練習しているのですが、まだ発馬の俊敏性と、二の脚の転換性が鈍い感じ。スピードに乗るとまだ良いのですが、引き続き全体的なレベルアップを意識して進めていくつもりです」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。先週末、今週水曜日と13-13を消化できているのですが、暑さが厳しくなってきたので、ここで一旦リフレッシュを図ることにしました。脚元も丈夫ですし、本当に何も問題ないので、体力を温存させたいところ。来週からまた騎乗運動をおこなっていくつもりです」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。明日27日(土)の入厩が決まりましたが、体は若干ゆとりがあるので、トレセンでビシバシやってもらっても問題ないでしょう。ここまで順調に進められましたし、ゲートはすぐに乗り越えられそうですよ」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。今週からは坂路も1本上がっていますが、引き続き順調に進められており、特に疲れた様子もありません。馬体重は育成場での基準だと今くらいで問題ないフォルムに映りますが、筋肉量や馬体の張りはまだ物足りない現状なので、この先もしっかり乗り込んでいくなかで体をつくっていく必要がありそうです。性格的な面ではとても真面目そうなので、休まず乗っていけば自ずと成長してくれそうな印象です。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:486キロ

この中間から週2回は15-15を消化し、騎乗調教の割合を増やすなどペースアップを図りました。運動量を増やしても馬体を維持できているのは好感が持てますし、気持ちの面もキリッとしてきた感じで心身両面の成長が窺えます。現時点では8月中の天栄移動を見込んでおり、その間に入念に乗り込みながら更なる成長を促していきたいところです。

 

【ゲンブ】

「ジョッキーは『外から並ばれた際はまだ我慢が利いていたものの、内からも来られてハミがフッと抜けてしまった。ゴール前もけっしてバテているわけではなく、あの場面で完全に集中力が途切れた感じです』とコメントしています。ハナへ行き切ってしまえばとテンから出してもらいましたが、勝負どころで両サイドから囲まれる形となって、そこでまた気の悪さが出てしまいました。申し訳ありません。馬体や脚元に異常はなく、レースを終えてそのまま札幌競馬場へ移動済み。この後は一旦また函館で調整しながら少し節を稼ぎ、出走機会を狙っていくつもりです」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着翌日からマシンでの運動を開始しましたが、レース後とあってまだ体つきは寂しく映るため、疲労回復を促しています。飼い葉は日に日に食べられるようになってきたので、来週にかけて馬体の回復も進んでいくと思います。

 

【エルキュール】

NSRで調整され、20日(土)に帰厩しました。

24日(水)に坂路コースで4ハロン57.3-42.4-27.9-13.6を単走で馬ナリに追い切りました。「水曜日が帰厩後1本目でしたので、まずは軽めに動かして状態を確認する程度の内容にとどめています。育成場でなかなか体が増えてこなかったように、帰厩後はお腹回りにもう少し余裕があっていいように映りますが、体調自体は良さそうですね。このまま本数を重ねて3回新潟開催(8/10~)での出走に備えていく予定で、今のところ2週目の芝1400mを目標にしています」(天間昭一調教師)

 

【スノーディーヴァ】

KSトレーニングセンターで調整され、昨日25日(木)に帰厩しました。

「育成場から『いい状態』との報告を受けていたので、今週こちらに戻しています。馬体はフックラと見せていますし、いい成長があったのが分かりますね。札幌開催での出走を予定していますが、ここから進めていった感じを見て、どのあたりでレースに向かうかを決めるつもりです。これまでの感じから洋芝コースは合いそうですし、力を発揮できるようしっかり仕上げていきます」(深山雅史調教師)

 

【タキザクラ】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。相変わらずテンションは高いのですが、この馬にしては落ち着いているかなという印象です。ソエは触診反応こそまだ残るものの、歩様に見せることはありません。体重も戻ってきているようにカイバ食いは良く、体調面は良好ですよ。このまま次走へ向けしっかり乗り込んでいきたいと思います」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

馬体重:493キロ

入場後はウォーキングマシンで運動をおこなってリフレッシュを図っているところですが、今のところ目立ったダメージは確認されていません。近日中にオーバーグラウンド内視鏡検査を実施し、去年の前回検査時よりもノドの状態の悪化が確認された場合は処置をする予定。また、同時に去勢手術も検討されていますが、夏場は北海道で立て直しを図ることになっているため手術は北海道でおこなうことになるでしょう。

 

【ウィズアットダンス】

「最後は外から来た馬に1馬身差まで詰め寄られましたが、ゴールまできっちり凌いでくれて勝利を飾ってくれましたね。休み明けを2度叩き、転入3戦目で結果を出すことができてこちらもホッとしました。次の6回船橋開催(8/26~)まではやや間隔が空くので、状態次第では他場へ遠征することも検討していますが、レース後はややテンションが高くなっているため、自場開催まで待とうかと考えています」(林幻調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:519キロ

今週も坂路で15-15のメニューで乗っています。精神状態も変わらず安定しており、上々のフットワークでメニューを消化しています。右前蹄も落ち着いていて、しっかりと踏み込むことができていますし、暑さにやられてしまっている様子もなく、ここまで不安なくきています。この雰囲気をキープしたまま進めていきたいところです。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:449キロ

今週の追い切りは周回コースでおこなっており、70-40のところを消化しています。乗り手とのコンタクトもちゃんと取れていますし、気負っている感じもなく、最後まで走りはしっかりしていました。飼葉も安定して食べてくれており、コンディションも整ってきていると思います。早ければ来週にもトレセン帰厩となりそうですので、この後も乗り込みながら移動に向けて状態を整えていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

21日(日)に坂路コースで4ハロン57.2-42.0-27.1-13.1を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にはWコースで6ハロンから0.9秒先行して併せ、85.1-68.2-53.6-38.7-11.7を強めに追い切りました。「気持ちの面でフレッシュさを感じられて、動きも決して悪くはないのですが、まだいくらか体を持て余し気味な印象は受けます。先週感じられた息遣いの重さというのもまだ完全には解消されていない。いずれも本数を重ねていくことにより良化が見込めますので、少なくとももう一週は時間をいただきたいと考えています。来週の追い切りの感触が良ければ、そのまま週末の出走というのも視野に入れるつもりです。毛ヅヤも冴えていますし、飼い葉もしっかり食べてと体調面の良好さが目立ちますので、いいところはこのまま維持していきましょう」(高木登調教師)

 

*****6歳馬*****

【エクストラノート】

「予定通り今週の障害試験では上野翔騎手を背に受験。112.5-67.2-51.3-36.8-13.0の時計で走ってきて、無事に合格してくれました。同クラブのアメトリーチェと一緒に受験する形でしたが、一度試験を経験している分、余裕を持って走れていましたよ。飛越も多少慎重になるところはありましたが、前回みたいに真上に飛んでしまうようなところはなく、飛越は大分スムーズになりましたよ。この後はレースに向けて進めていきますが、今回騎乗してくれた上野君は新潟開催中は予定が埋まっているとのこと。他もなかなか空いていないんですよね。もう少し調整の時間をください。万が一のことも考えて、8/06(火)盛岡・東京カップ けやき賞(ダ1600m)にも申し込みを入れておこうと思っています」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:534キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を1本のメニューで乗っています。走りはしっかりしていますし息遣いも問題ないのですが、体調を崩すまではいかないものの、この暑さで睾丸が下がってきているように夏バテの初期症状というような状況が確認できています。飼葉はちゃんと食べてくれていますが、年齢的なことも考えて慎重に進めていく方針。トレッドミルだけの日を設けるなどメニューを工夫しながら、この夏を乗り越えていきたいと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「22日(月)に坂路にて3頭併せで追い切り、3ハロン35.9-23.3-11.7を計時しています。他2頭を先行させて追い抜く形を取っており、もっと時計が出ていい馬ではありますが、これで本追い切りを消化すれば状態は整いそうですね。ここまで時間はかかったものの、馬体の張りやトモの肉づきも戻ってきたので、久々でも力を発揮できると思います。来週7/31(水)門別・ホクレン玉ねぎ「真白」特別(ダ1800m)に服部ジョッキーとのコンビで向かいます」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【ミッドナイトデュー】

川崎6R シャイニングヒーロー賞(JRA認定競走)(14着)

7月25日、川崎競馬6R、2歳(一)・シャイニングヒーロー賞(JRA認定競走)・ダート1500mに出走しました。馬体重は前走からプラス4キロの453キロ。スタートはあまり良くはなく、出てすぐに外の馬に寄られてしまい、インを進み中団で1コーナーへ。向正面に出ると10番手で追走していましたが行きっぷりはいまひとつで3コーナー手前では押しながらの追走となり、直線へ向いてからも伸びはなく、勝馬から4秒8差の14着でした。

今野忠成騎手 レース後コメント

「スタートは普通に出て、ある程度前につけようと思っていましたが、あれ?っていう感じで進みも悪く、最後もフラフラで、馬がバテてしまった感じです。牝馬だけど、佐藤先生は『暑さもあるのかなぁ』と言っていました。ひと開催空けましたが、前回の方が状態は良かったですね」

佐藤博紀調教師 レース後コメント

「今日は相手が強かったのは確かですが、それ以上にこの馬本来の走りが全く出来ていませんでした。レース後、何かアクシデントがあったのかもと心配して上りの状態をよく確認しましたが、普通に歩いていましたし、心房細動や鼻出血についても競馬場の獣医に診てもらって大丈夫でした。あとは小向トレセンに帰ってから再度、状態をしっかり確認したいと思います。この中間、飼葉食いは問題なく、実際に体重も4キロ増えていましたが、最近急に暑くなって、もしかすると夏負け気味なのかもしれません。今野騎手も『返し馬が終わってからもイマイチに感じた』と言っていましたし、今日も汗が普段のサラっとした汗でなく、ベチャっとした感じでした。もっと走れる筈の馬ですが、今日の内容を見ると、ひと息入れて立て直した方がいいかもしれないと感じています」

 

【ルージュレアリーズ】

本日は引き運動をおこないました。

福永祐一調教師「昨日(水)の追い切りではもう少しピリッとしてもらいたいと感じましたが、今朝(木)の運動中は多少気が張っている感じでしたから、競馬に行けば更にピリッとするかもしれませんね。飼い葉も必要な分はしっかり食べ切っていて、馬体重は424キロあります。この感じなら輸送があっても420キロくらいで競馬に臨めるのではないでしょうか。初めてのレースになりますが、スタートについては水準の速さは持ち合わせているので好位差しが理想。好位でうまく立ち回り、直線でひと脚見せて欲しいですね」

※7月28日(日)新潟4R・2歳新馬(芝1600m)に戸崎圭太騎手で出走します。

 

*****3歳馬*****

【アンデスビエント】

ノーザンファームしがらきで調整中。

担当者の話では「大分馬もリフレッシュして順調に調整を進めています。現在は周回コースを併用し、坂路で17-17程度を乗り出しています。レースから逆算しての調整になりますが、良い感じに進めていけそうです」とのこと。9月26日(木)船橋・マリーンC(JpnⅢ・3歳牝馬・ダ1800m)目標で調整する予定。馬体重は488キロ。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「今日は追い切りを消化する予定で考えていたのですが、少しテンションが高いのと、コンスタントにレースを使っていることも考慮して、追い切りは今週末と来週の2本でレースへ向かうことにしました。今日も坂路1本のメニューですが、フットワークはしっかりしていて、スピード感も伝わってきますね。暑さに参っているようなことも今のところありませんから、このまま進めていきたいと思います」

 

【ルージュルリアン】

本日は角馬場で調整しました。

助手「予定通り今朝(木)乗り出しました。小牧加矢太騎手に乗ってもらって角馬場と500mあるコースで体をほぐすとともに、修正すべきところがないか確認作業をおこないました。『一度使ったことでトモをはじめとした体はだいぶしっかりしてきましたし、口向きについても問題なかったです』とのこと。今週一杯は楽をさせて週明けからコース入りする予定で、今の感じなら中京1週目からいけるとみています」

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

助手「運動中も活気があってフレッシュさを感じましたが、ここにきて精神面の苦しいところが抜けて雰囲気がかなり良くなってきました。体調についても高いレベルで安定していて、もういつでもいける状態です。今週の出馬状況を見ても来週の新潟も入らないでしょうから、予定通り中京のダート1900mに向けて準備を進めていくつもりです」

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

尾関知人調教師「今日はウッドで追い切りました。単走でしたが、下ろしがけから自分のリズムで走っていて、体幹が良く全体のバランスも安定していましたね。最後まで楽な手応えで、余力を残して動けていたと思います。少しうるさいところが見られますが、まだレースまで時間があることから、これ以上テンションが上がらないように注意しつつも、あまり気にし過ぎて稽古で攻め切れないのは好ましくないので、うまくバランスを取りながら進めていくつもりです」

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

角馬場運動後、坂路1本。

尾関知人調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しました。運動始めに歩様の硬さはあるものの、これはアウレア独特のものですし、体がほぐれてくれば問題ないですよ。体調面は安定していますし、脚元も問題ありません。昨日もお伝えしたように北海道への移動を予定しており、まずは函館競馬場に向けて週末か来週に出発するつもり。しっかり準備していきたいと思います」

 

*****7歳馬*****

【レッドエランドール】

運動のみ。

田中克典調教師「今日は運動だけです。引き続き飼い葉もよく食べているので重めが残らないよう気を付けていますが、輸送もあるだけに競馬までにはちょうど良くなるはずですよ。体調面や追い切りの走りに関しては言うことなしという感じで、あとはいかに競馬でスムーズに集中力を切らさず走れるかという点だけだと思います。今回は亀田騎手に依頼しました。思い切りのいい競馬を期待したいところですね。調子がいい時ほど怪我やアクシデントが怖いので、いつも以上に注意しながら進めていきます」

※8月10日(土)札幌11R・大雪ハンデキャップ(3歳上3勝クラス・ダ1700m)を亀田温心騎手で予定。

【126走目(2761走目)・2024/7/24・門別7R・ゲンブ・・・5着】

【127走目(2762走目)・2024/7/25・川崎6R・ミッドナイトデュー・・・14着】

 

***2024年 17-10-7-93***

(内 地方交流 1-0-0-3 地方4-3-1-13 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 296-279-248-1939***

(内 地方交流 9-10-9-33地方91-66-51-182 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****1歳馬*****

【ボインビューティー23】

育成先のノーザンファーム早来へ移動しました。

 

*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。23日現在、BTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコース6周を乗るメニューを日替わりで進められており、週1本は坂路にも入って16-16で登坂しています。騎乗スタッフは「引き続き、普段は長めをじっくりと乗って進めていますが、最近は屋内600mダートを6周乗っても最後まで息が上がることはなくってきましたし、中間、週1本の坂路調教については16-16までペースを上げています。一気に20~30キロも身体が絞れるようなことはないですが、見た目に少しスッキリしてきた印象です」とのことでした。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。前回のエコー検査から1カ月が経ち、この中間に再度エコー検査を行ったところ、まだ腱繊維の荒さが見られたため、治療を行いました。23日現在、ウォーキングマシン運動を行っています。菅野代表は「見た目には問題なさそうに見えていたのですが、念のために再度エコー検査を行ったところ、先月よりは良くなってはいるもののまだ治療が必要な状態だったため、腱に直接注入する注射をして治療を行いました。様子を見てまた乗り出していきます」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。23日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路で15-15のメニューを消化しています。騎乗スタッフは「坂で時計を出す際、まだガツンと来る手応えではないですが、以前のように、乗り手が促しながらという感じはなくなり、併せるとやる気を見せるようにもなって来ています。まだ他の2歳馬と比較して幼い面は感じますが、徐々に良化している感じはありますよ」とのことでした。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。この中間も、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と、坂路を15-15で週に2回乗られています。牧場スタッフは「中間も引き続き、順調です。猛暑が続いていますので、体調に気を付けて、無理はさせないようにしっかり様子を見ながら進めていきます」とのことでした。

 

【ルージュレアリーズ】

本日はCウッドコースで追い切りました。

福永祐一調教師「先週金曜日におこなった1週前追い切りの動きは良かったですよ。坂路でサッとやったのですが、素軽さがあり、いいバランスで走れていました。その後の調整も順調で、最終追い切りは今朝(水)Cウッドコースで消化。帰厩当初ほど慌てずに走れるようになっていますが、今日は1頭だったせいか道中はフワフワしていましたし、直線でもピリッとした面が感じられず、少しネガティヴな面を見せていました。走り方の修正を続けてきたことで徐々にストレスが溜まり、メンタル面に影響として出始めているのかもしれません。全体時計からもう少しメリハリをきかせたかったのですが、出走直前まで一度進めていたので強めの調教は必要なく、サラッとで十分と考えていましたからね。動きの質は本数を重ねるごとに良くなっているので心配は要らないでしょう。ここからレースまではメンタル面を整えることを重視し、軽めの調整にとどめるつもりです」

※7月28日(日)新潟4R・2歳新馬(芝1600m)を戸崎圭太騎手で予定。想定から除外はありません。

 

【サンタマルティナ】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。明日の出走に向けて、20日に本田紀忠騎手を背にして併せ馬で最終追い切りを行い、4F55.5-41.3を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「このところの猛暑を考慮して最終追い切りは馬なりで行い、行き出しの反応も良く、手応えも十分でした。2歳1組のここはメンバー的にはやはり強そうですが、ここまで順調に乗り込めてきましたし、何とか前走以上の走りを見せてほしいと思います」とのことです。25日、川崎競馬6R、2歳(一)・シャイニングヒーロー賞(JRA認定競走)・ダート1500mに14頭立ての5枠7番、今野忠成騎手、54キロでの出走が確定しています。

 

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。デビューへ向けて、先週は、7月20日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、54.5-39.5-25.4-12.4を馬なりで計時し、併せた相手に遅れました。今週は、24日に調教助手が跨ってゲート練習を行っています。吉岡調教師は「先週末の追い切りは、重賞で掲示板に載ったこともある古馬2勝馬と併せて追い切りました。相手は追い切りも良く動くタイプで、流石に現時点では見劣りましたが、格上の古馬を相手に良い内容だったと思います。今朝は実戦形式でゲートから強めに出していきました。1完歩目は普通ですが、スピードに乗るのが速く、スピードに乗ったあとは、そのスピードを持続出来るので、ゲートは苦にしないと思います。いい雰囲気で進める事が出来ています」とのことです。引き続き、8月11日中京、2歳新馬・芝2000mに団野大成騎手でのデビューを目標に進めていきます。

 

【ハイファイスピード】

この中間も順調。

7月24日、宮本調教師から「今週も坂路で時計を出し、4ハロン55秒0、ラスト12秒3を計時しました。先週、思った以上に速い時計になりましたので、レースまでまだ日にちがあることを考慮しての内容です。それでもラストは12秒台をマークし、しっかりと動けていますね。レース本番に向けてこのまま進めていきます」との連絡が入っている。

8月10日(土)中京・2歳新馬(芝1,200m)に向けて調整する。

 

【ブラゾンロワイヤル】

札幌競馬場滞在中。

7月28日(日)札幌・2歳新馬(芝1,800m)に菱田騎手でデビュー予定。

24日、石坂調教師から「今週も札幌芝コースでジョッキーが跨がり、他厩舎の新馬と併せ馬の追い切りを行いました。5ハロン66秒9、ラスト11秒9の時計で最後は同入しています。

菱田騎手からは『先週に比べて前進気勢が増し、先行しても物見をせずしっかり走れていました。相手が結構動くタイプで、合わせて動かしたところ手前を替え切れず、その点は課題として感じましたので今後しっかり教えていきたい。実戦を経験すると更に変わってくれそう』という話がありました。

メンバーも揃っていそうな番組ですが、どういう走りを見せるか楽しみです」との連絡が入っている。

 

*****3歳馬*****

【ディスペランツァ】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、7月14日に坂路にて調教助手が跨って追い切りが行われ、57.3-42.6-27.8-13.3を馬なりで計時しました。今週は、17日に坂路にて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、55.1-40.0-26.1-13.1を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。吉岡調教師は「以前のように促しながらという事もなく、スッと反応出来ていますし、しっかり溜めの利いた走りが出来ています。具合は良さそうですし、馬体はまだ太い感じがありますが、それを見越して早めに帰厩させているので、目標に向けて順調に進められていると思います」とのことです。引き続き、8月11日新潟、3歳以上オープン・関屋記念(GIII)・芝1600mにミルコ・デムーロ騎手での出走を目標にして進めていきます。

 

【レッドエヴァンス】

角馬場運動後、坂路1本。

音無秀孝調教師「今日は坂路1本のメニューで軽めに乗って調整しています。うるさい面を見せることなく、バランス良く動けていましたね。脚元や馬体にも違和感はなく、飼い葉もしっかりと食べていますよ。明日は追い切りをおこなう予定で、今日の午後にも状態を入念に確認していきたいと思います」

※8月3日(土)新潟10R・3歳未勝利(芝1200m)を団野大成騎手で予定。

 

【ルージュルリアン】

本日は引き運動をおこないました。

藤原英昭調教師「レース後、後肢にいくつか擦り傷が見つかりはしたものの、腫れはなく歩様にも問題ありません。飼い葉の食いも変わらず良好とのことですし、活気も戻っているので既に乗り出せる状態ではあるものの、小倉を往復した後ということもあり、今日(水)までお休みにして明日(木)乗り出すことにしました。次走については動かしてみてから決めるつもりですが、中京開幕週からの気持ちでいます」

 

【レッドクレメンス】

本日は坂路で追い切りました。

助手「今朝(水)は坂路で時計を出しました。いつ出走できるか不透明な状況で、そこまでの速い時計は必要ないので2歳馬の誘導役をお願いしたところです。跨っての率直な感想としては、一度使ってガラッと良くなったなと。前走に向かう過程ではハミの取り方だったり運動中に急に立ち止まったり、苦しさからくる気の悪さを見せていたうえに見た目や中身にも休み明け感が残っていたものの、今はむしろ前向きさが強いと感じますし、2歳馬相手にも先輩風を吹かせる余裕もあるほどです。息遣いもハッキリ良くなっていますからね。良化度は大きくて期待を持てる状態にあるので、あとは結果につなげたいです」

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。明日の出走に向けて、20日に本田紀忠騎手を背にして併せ馬で最終追い切りを行い、4F55.5-41.3を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「このところの猛暑を考慮して最終追い切りは馬なりで行い、行き出しの反応も良く、手応えも十分でした。2歳1組のここはメンバー的にはやはり強そうですが、ここまで順調に乗り込めてきましたし、何とか前走以上の走りを見せてほしいと思います」とのことです。25日、川崎競馬6R、2歳(一)・シャイニングヒーロー賞(JRA認定競走)・ダート1500mに14頭立ての5枠7番、今野忠成騎手、54キロでの出走が確定しています。

 

【ゲンブ】

★7/24(水)門別・リゲル特別(ダ1200m)落合玄太騎手 結果5着

「先生からは行けるだけ行ってほしいとの指示で、スタートダッシュよくハナを主張できたのですが、3コーナーの付近で両サイドから囲まれると急にフッとハミを抜く場面が見受けられました。背中の感じや乗り味も凄くいい馬なのですが、そういった気の悪さを持ちあわせていますね。最後もけっしてバテているわけではないので、力を出し切れずに申し訳ないです」(落合玄太騎手)

 

【サミアド】

24日に美浦トレセンへ帰厩。

竹内調教師から「3回新潟2週目のダ1,200戦を目標に、本日の検疫で帰厩させました。牧場での調整も順調に来ましたので、今週末から調整を始めていきます」との連絡があった。

 

*****4歳馬*****

【マランジュ】

この中間は馬に合わせて進めており、現在は周回コースのハッキングキャンターの距離は4000mにまで延ばしています。さらに坂路コースをハロン17秒ペースで駆け上がり、先週よりハロン15秒ペースの強め調教も取り入れはじめています。調教後には右前肢へケアを続けている効果もあって、ここまで変わりありません。ただし、暑さはより厳しくなっていますので、コンディション管理に気を払いながら、さらにピッチを上げていきます。現在の馬体重は463kgです。

 

【レッドシュヴェルト】

角馬場運動後、坂路1本。

尾関知人調教師「先週金曜日に帰厩しました。今日は角馬場と坂路で軽めに乗っていますが、前後のバランスはしっかりしていましたし、最後まで余裕を持って動けていたと思います。いい状態で戻ってきてくれましたから、これから追い切りを開始してコンディションを入念に整えていくつもりです。次走は8月17日(土)中京・豊明ステークス(芝1400m)をデムーロ騎手で予定しています」

※8月17日(土)中京11R・豊明S(3歳上3勝クラス・芝1400m)をM.デムーロ騎手で予定。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。24日現在、曳き運動15分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動10分を行っています。場長は「特に何か変化があった訳ではないですが、中間は運動時間を5分延ばして運動量を増やしています。体重が先週より10キロ減りましたが、飼葉食いは良いですし、ボロなどにも変化はなく、体調を崩したということではありません。引き続き、しっかりと経過を観察しながらリハビリを進めていきます」とのことでした。

 

【レッドルヴァンシュ】

昨日(火)ノーザンファームしがらきへ移動しました。

音無秀孝調教師「1勝クラスの馬ですから、平地競走に出走できないのは1ヶ月間でした。すみません。レース後も大きく変わったところはなく歩様もスムーズですし、脚元や馬体にも違和感はありません。今回は4コーナーで息遣いが悪くなったとのこと。追い切りではそこまで気にならなかったのですが、走行中の喉の状況を調べてもらい、必要であれば手術を実施しようと思っています。あまりにも負け過ぎで、能力を出し切っていませんからね。昨日(火)ノーザンファームしがらきへ移動しており、タイミングを見てノーザンファーム空港へ運んでもらうことにしています。調教時にオーバーグラウンド内視鏡検査をおこなう予定で、その結果も踏まえて手術が必要かどうかを判断するつもり。それと去勢手術もおこなうことにしましたから、これがいい方向に出て欲しいですね」

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。引き続き、次走に向けて順調に調整されており、7月21日に2本目の中間追いを併せ馬で行い、68.6-53.6-37.9を馬なりで計時して、併せた相手と同入しました。米田英世調教師は「21日の追い切りは馬場が悪くて、意図的に控え目にした内容でしたが、併せると集中してしっかり走り、余力もあっていい内容でした。ただ今日久々に自分が跨って感触だと、正直まだパレルモのいい頃の素軽さがないように感じました。この感じだと、来週の競馬は、まずはひと叩きという感じかもしれません。あとは最終追い切りでどこまで上がってくるかというところです」とのことです。8月1日、大井競馬12R、B3(二) 選抜特別・清水坂賞・ダート1800mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

*****5歳馬*****

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。中間も、ロンジングを行っています。後藤場長は「体調面に問題はありませんが、いつものことながら、これだけ暑い中でも馬体重の管理が難しく、23日の計測で494キロとジワジワと身体が増えてきています。幸い脚元は問題ありませんので、様子を見て騎乗を再開していくことを検討しています」とのことでした。

 

【ダイヤモンドフジ】

連闘で7月20日・小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に出走し13着。

24日、宮本調教師からは「レース後も特に問題は見られませんが、連闘しましたのでドラゴンファームへ放牧に出したいと思います。しっかり疲れを取って次走を検討します」との連絡が入っている。25日に移動予定。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

角馬場運動後、ウッドチップコース1周。

尾関知人調教師「当初は放牧の予定で考えていましたが、歩様の硬さはだいぶ改善されていて、気合も程良く入っていますから、このまま厩舎に置いて続戦していくことにしました。今日は角馬場とウッドで軽めに乗って調整していますが、走りのバランスは問題なく、夏負けの症状も見られません。この後は2回札幌開催での出走を考えており、早ければ今週末には札幌か函館へ移動させる予定です」

*****3歳馬*****

【ルージュルリアン】

7月21日レース後コメント(4着)

西塚洸二騎手「砂を被りたくなかったですし、馬場状態からも前で競馬をするつもりでした。スタートの出は想定通りでしたが、ポジションを取りに行こうと促すと引っ掛かり気味に。普段は一頭で調教をおこなっていたので、久々にたくさんの馬と走ったことで気持ちが高まって我を失ってしまったのかもしれません。その中でも人の意思というものはしっかり伝えることができましたし、キックバックを浴びるなどこれからに必要な経験も積むことができましたからね。鼻出血でびっしりやれない中でレースを一度使ったことで体はもう一段引き締まり、息も良くなってくるでしょうから次は走りの質は上がってくると思います。すみませんでした」

藤原英昭調教師「勝てなかったですが、権利は死守してくれました。ハナでも切ってしまえばそのまま逃げ切れるだけの能力があるのですが、見ての通りスタートが得意ではなくて…。ストライドが大きいあまり前との間隔が詰まって窮屈になると、今日のようにコントロールが難しくなってしまいます。走りを見てもグリップが効かず進みきれない感じで本質は芝向きの馬だと思いますが、勝つことに焦点を当てるとダートの牝馬限定戦の方がメンバーレベルが低く、勝つ可能性が高まるとみているので次もダートを使うつもり。中京だと左回りですから、左に張ることがあるルリアンにとって条件は好転しますし、次は息の持ちも変わってくるはずなのできっちり決めたいです」

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

7月20日レース後コメント(15着)

吉村誠之助騎手「すみませんでした。道中はキックバックを気にすることはなかったですし、思った以上に進んでくれたのですが、ペースが上がるとトモがついてこず、踏ん張ることができない感じでした。4コーナーからは呼吸も大きく乱れ、最後はビタッと止まってしまいました」

音無秀孝調教師「前半の走りは良かったですが、勝負どころからは追走で一杯一杯に。最後はバタバタになってしまいました。距離が長かったとは思いますが、トモがパンとせず気持ちに体がついてこないのでしょう。1着馬から5秒以上離され2回目のタイムオーバーとなり2ヶ月間出走できないこともあり、ここでオーナーサイドと協議をさせていただきます。申し訳ありません」

 

【ウィズアットダンス】

★7/21(日)船橋・C3 (二)(ダ1200m)矢野貴之騎手 結果:優勝

「内枠の分、コーナーがキツくてクビを曲げていましたが、そこはうまくカバーできました。ただ、終始力んで走っていたので、距離はこれくらいまでかと思います。体を維持していて状態が良く、今日は最後まで頑張ってくれました」(矢野貴之騎手)

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

連闘で7月20日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し13着。

宮本調教師からは「連闘で臨みましたが良いところなく終わってしまい残念です。1番の敗因は枠順と思われ、外過ぎる枠を引いたのが災いしました。

国分騎手は『前半は無理には出して行かずスムーズな追走を心がけたのですが、追い出してすぐに脚色が悪くなり一杯となってしまいました』という話でした。

この後については厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」との話がありました。

【122走目(2757走目)・2024/7/20・小倉8R・レッドルヴァンシュ・・・15着】

【123走目(2758走目)・2024/7/20・小倉12R・ダイヤモンドフジ・・・13着】

【124走目(2759走目)・2024/7/21・小倉3R・ルージュルリアン・・・4着】

【125走目(2760走目)・2024/7/21・船橋5R・ウィズアットダンス・・・優勝!】

 

***2024年 17-10-7-91***

(内 地方交流 1-0-0-2 地方4-3-1-12 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 296-279-248-1937***

(内 地方交流 9-10-9-32地方91-66-51-181 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

【122走目(2757走目)・2024/7/20・小倉8R・レッドルヴァンシュ・・・15着】

【123走目(2758走目)・2024/7/20・小倉12R・ダイヤモンドフジ・・・13着】

【124走目(2759走目)・2024/7/21・小倉3R・ルージュルリアン・・・4着】

【125走目(2760走目)・2024/7/21・船橋5R・ウィズアットダンス・・・優勝!】

 

***2024年 17-10-7-91***

(内 地方交流 1-0-0-2 地方4-3-1-12 海外遠征 0-0-0-0 海外 0-0-0-0)

***愛馬通算 296-279-248-1937***

(内 地方交流 9-10-9-32地方91-66-51-181 海外遠征 0-0-0-1 海外0-0-1-9)

*****2歳馬*****

【ルージュラティーナ】

馬体重: 496キロ

予定通り、今日(金)早朝に入場しました。これまでのところ体温は正常ですし、疲れた様子も見せていません。数日間はウォーキングマシンでの運動や場内のスクーリングにとどめて、来週前半に乗り出す予定です。

 

【ブラゾンロワイヤル】

札幌競馬場滞在中。

7月18日、石坂調教師から「今週の動きで2週目3週目のどちらに向かうか検討するため、本日は札幌芝コースでジョッキーが跨がり、併せ馬で動きを確認しています。相手は古馬2勝クラスで助手が跨がり、本馬は菱田騎手が騎乗し追走する形で、6ハロン81秒8、ラスト11秒9の時計で最後は同入しています。

菱田騎手からは『性格が良く乗りやすい馬。まだまだ緩い感触もありますが、奥が深く伸びしろがありそう』という話がありました。

息遣いは出来ていますし、追い切りでもしっかり動けて時計も出ており、1週待つことで一変するような状況でも無いことから、来週のレースから投票することにしました。新馬戦向きでは無さそうなタイプですが、ジョッキーも将来性を感じる前向きなコメントをしてくれたので、この状態でどういう競馬が出来るか、競馬後にどういう変化を見せてくれるか楽しみです」との連絡が入っている。

28日(日)札幌・2歳新馬(芝1,800m)に菱田騎手でデビュー予定。

 

【キングズトゥルー】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。今週から通常メニューに移行したものの、体重の増加度合いが遅いため強度は上げずに進めています。それでもなかなか増えてこないのが悩ましいところ。馬っ気は大分おさまってきましたが、調教進度を上げたら体重を減らしてしまいそう。まだ心身ともに幼いので、じっくりと上げていくイメージで考えています」(担当者)

 

【ゴールドエンペラー】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(18~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から13-13も織り交ぜていますが、問題なくこなせていますよ。体力が着実に付いてきていますし、体のシルエットも良くなってきて、最初のイメージと比べると雲泥の差。自分から動いてくれれば尚良いですが、1回競馬を使ったら変わってきそうな雰囲気もあります」(担当者)

 

【ルジュウェール】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい意味で変わりなく、順調に乗り込めています。早ければ来週には入厩と聞いていますが、この状態をキープしつつ更に積み重ねていければと思います」(担当者)

 

【ライラ】

現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。体温が安定して体調面に異常はないことから、16日(火)より騎乗を開始しました。まずは周回コースでジックリ乗っていますが、初日から落ち着いた様子で取り組むことができています。同時期に来た2歳と併せてみても、お互いを頼りながらではありますが、これといった問題は見られません。来週からは坂路も併用していく予定です。

 

*****3歳馬*****

【レッドアトレーヴ】

馬体重:485キロ

調整メニューは先週と同様。トレッドミルとの日替わりにはなるものの、騎乗調教をおこなう日は坂路に入れてハロン15~16秒ペースでコンスタントに乗り込んでいます。緩めることなく調教本数を重ねていても馬体重が増加傾向にあるのは好材料。欲を言えば今のうちにもっと増やしておきたいところで、更なる馬体増と心身両面の成長を促しながら地道に乗り込んでいくつもりです。

 

【サミアド】

19日、牧場担当者から「現在は周回コースで3,000~4,000㍍のキャンターを中心に、週2日の強めを行っています。黒鹿毛の馬体なので、夏場はより暑さを感じると思いますが、現況は元気一杯です。馬体重は509㌔」との連絡があった。

竹内調教師からは「定期的に牧場で状態を確認していますが、猛暑の中でも馬体は充実しています。3回新潟2~3週目の競馬を目標に、8月上旬に帰厩予定です」との連絡が入っている。

 

【ゲンブ】

☆7/24(水)門別・リゲル特別(ダ1200m)落合玄太騎手

14日(日)に坂路コースで4ハロン57.3-41.7-26.9-12.7を単走で一杯に追われ、17日(水)にも坂路コースで4ハロン53.9-38.7-25.1-12.4を単走で強めに追い切りました。「瞬発力があるタイプではないので、単走でもスッと楽な感じでは反応しきれませんが、これだけ時計が出せていれば十分。状態自体はいいですし、この一追いで中身もさらに上がってくると思います。走りのバランスなんかは左右差なく、トモの緩さが解消されて、以前よりもだいぶ良くなっていますよね。追い切りを終えて木曜日に美浦を出発し、札幌競馬場に今朝無事到着しています。最終追いは日曜日にサラッと半マイルから実施するつもり。地方交流とはいえ、1頭強い馬も出てくるようですが、ハナさえ切れれば好勝負できるはず。なんとかここで決めたいですね」(高木登調教師)

 

【ジャンヌローサ】

この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、本日19日(金)に移動しました。

「もう少しいい競馬ができるかと思ったのですが、馬場に脚を取られるような場面もあり、なかなか振るわずに申し訳ないです。小回りの平坦コースが合いそうなこともあり福島を選んでいて、福島となると1200mか1800m以上という選択肢の中での1200m戦。今回の感触からはもう少し距離があってもいい印象で、1400mでもいいかもしれませんね。ダートという選択肢もまだ残っていますし、何よりもまだ3戦目。経験を積みながら、その先ではまたいいパフォーマンスが見せられるはず。レースを終えてそこまで大きなダメージは見られないため、少し楽をさせた後は9月からの中山開催を目指して立ち上げてもらうつもりです」(蛯名正義調教師)

 

【エルキュール】

「現在は馬場でダクとキャンターを4000m(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。15秒ペースを週2本のつもりだったのですが、水曜日の馬場状態が悪かったことを考慮して控えることにしました。普段の調教の動きについては前向きさが感じられますし、やはり感触は悪くありません。毛ヅヤもいいですし、この調子をキープしながら送り出せればと考えているところです。明日20日(土)の帰厩を予定しています」(担当者)

 

【スノーディーヴァ】

「現在は内馬場でダクとハッキングの後、ダートコースをキャンター3500~4500m、週2回は坂路コースを2本(18~20秒ペース、週2回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き同様のメニューで進めていますが、順調な乗り込みをおこなえています。体付きには余裕がありますし、もういつ送り出してもいい状態。来週あたりの帰厩になると思います」(担当者)

 

【タキザクラ】

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場時から少し落ち着いてきたものの、テンションはまだ高めですね。疲れは感じられず馬自身は元気いっぱいの様子ですが、もう少し自信をもって落ち着いてほしいのが正直なところ。体調面は悪くなく、両前のソエも触診反応はあれど歩様には見せない程度なので、このまま乗り込みを継続していきます」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドシュヴェルト】

馬体重:484キロ

今週も坂路で14-13のペースで乗っています。スピード感のある動きを見せてくれていますし、走りには緩急を付けることができています。息もすぐに戻っていますし、体調面の良化もしっかりといったところ。来週のトレセン帰厩が予定されていますので、移動を視野に引き続き入念な乗り込みを重ねていきます。

 

【ウィズアットダンス】

☆7/21(日)船橋・C3 (二)(ダ1200m)矢野貴之騎手

「今週末の出走に向けて16日(火)に本追い切りをおこない、4ハロン52.0-38.3を脚色一杯の内容で計時しています。動きに余裕が感じられたように、ここにきて状態はさらに上向きといった印象で、この暑さでも体調面に気になるところはありません。2番枠を引けたことから、鞍上の矢野ジョッキーには今回も先手を奪って粘り込む形の競馬をしてもらうつもりです」(林幻調教師)

 

【フェミナフォルテ】

この後は北海道・ノルマンディーファームで調整することになり、16日(火)に移動しました。

「和生も『失敗した』と話していたように、もう少し前のポジションにつけて勝負に行っても良かったように思います。それでも結構速めから仕掛けていますし、この馬の特性を生かした騎乗はしてくれました。外を回りながらも上りの脚はメンバー中最速でしたし、特別戦でも力があることは示せましたよ。北海道までの輸送で体重が思ったほど回復しませんでしたが、そんな中でもしっかり走れているので、力が付き切った際にはもっといいパフォーマンスが発揮できそう。良くなるのはもう少し先な印象なので、本来であれば昨年同様にここで成長放牧を挟むことを考えていたのですが、ジョッキーが『もう一度乗りたい』と言っていたように、あの走りを見ると私もまた走らせたいとも思えるところ。ただ、この夏もう一走させると秋の始動が遅れてしまう可能性がありますし、涼しい北海道で体もフックラさせたいので悩ましいところですが、状態が良ければという条件付きで続戦も検討するつもりです。一旦ここで一息入れますが、牧場での状態に変わりがなく、馬房の都合がつけば再入厩させようと思っています。レースに向かう場合は、2回札幌開催2週目の芝2600mか、最終週の芝2000mを考えています」(小島茂之調教師)

 

*****5歳馬*****

【レッドモンレーヴ】

馬体重:527キロ

今週から騎乗運動を開始しており、火曜日には坂路で15-15のメニューを消化しています。脚取り良く動けていますし、メンタル面も問題ないですね。息の入りは上々で、右前蹄の状態も今は気になりません。飼葉も完食してくれており、暑さにもやられてしまっていることもないように、乗り出しからここまで順調そのものと言えそうです。

 

【ルージュエクレール】

馬体重:450キロ

今週の追い切りは坂路メインに乗っていて、14-13のペースで乗っています。軽快な動きを見せてくれていますし、息の入りも大丈夫ですね。飼葉もしっかり食べてくれていて、コンディションも整ってきていると思います。次走も決まっていてトレセン帰厩も近いことから、このまま乗り込み移動準備を整えていきます。

 

【グロリアスヒーロー】

14日(日)にPコースで3ハロンから0.4秒先行して併せ、42.6-12.2を馬ナリに追われ、17日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒先行して併せ、69.1-53.3-38.4-12.2を馬ナリに追い切りました。「帰厩して一本目の時計消化でしたが、正直なところ思いのほか重かったなというのがあります。動きも息遣い含めて、もう2、3本は必要な印象です。そのため2回新潟開催(7/27~)のプランから次の3回新潟開催(8/10~)に切り替えさせてください。1800m戦は毎週組まれていますので、態勢をしっかりと整えられたタイミングで出走させられればと考えています。暑さについては今のところ堪えている様子は見せませんし、去勢の効果かテンションが上がることもないので、この後進めていく上での不安はありません」(高木登調教師)

 

*****7歳馬*****

【エクストラノート】

「まだ少し雑にというか、高く飛んでしまうところがあったので、この中間から今後のことも見据えて石神騎手に乗ってもらって練習をおこなっています。今週も実戦に近い形で運んでみましたが、前半の障害こそ少し飛び過ぎてしまうところがあったものの、中盤以降は先週同様にスムーズな飛越で行けていましたよ。ジョッキーも『この感じであれば何とかなりそうですし、来週あたりに試験を受けても良さそうです』と言ってくれています。前回の試験から2週間練習してきてことで大分上達してきましたし、来週試験を受けてみるつもりです」(加藤和宏調教師)

 

*****9歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重:536キロ

周回コースでダク500m、キャンター1000m(ハロン20秒ペース)を1本のメニューで乗っています。引き続き朝一番の組で乗っていますが、今のところヘバっている感じもありませんし、動きもスムーズで気合いの乗りも悪くありません。与えた飼葉も完食してくれており、調子そのものは良好。この後も体調管理をしっかりおこなっていきたいと思います。

 

*****10歳馬*****

【アナザートゥルース】

「これまでは毎週木曜日に時計を出してきましたが、今週は16日(火)に坂路で3ハロン42.4-27.8-13.8を計時しています。動きを見ると再来週7/31(水)門別・ホクレン玉ねぎ「真白」特別(ダ1800m)に出走を予定して良さそうですが、21日(日)にも追い切ろうと考えているので、最終的にはそこの内容を見て判断しましょう。今のところ暑さによる体調面への影響は心配なさそうです」(田中淳司調教師)

*****2歳馬*****

【バティストゥータ】

西舎共同育成場内谷川牧場で調整されています。16日現在、BTCの屋外直線ダート1600m、または屋内600mダートコース6周を乗るメニューを日替わりで進められており、週1本は坂路にも入って18-18で登坂しています。騎乗スタッフは「中間はキャンターの距離を延ばして屋内600mダートを6周乗り、週1本坂路にも入れていますが、1周増やした最初のうちは600mダートの6周目はフウフウ言ってました。そんなにすぐには変わってきませんが、動きは少しずつ良くなってきているのは間違いないので、しっかり負荷を掛けて身体を絞っていきます」とのことでした。11日時点の馬体重は580キロ。

 

【ノースカトレア】

KSトレーニングセンター内K2ステーブルで調整されています。16日現在、屋外ダート馬場にてハロン20秒のキャンターを3000mと、週に1回は坂路を18-18で1本乗られています。菅野代表は「坂路でも普通キャンターまで進めて乗っています。大きく変わりはないですが、膝裏の張りは2歳馬特有のものという感じで、力が付いて来れば改善されると思います。ゲート練習に関しては、まだゲートを通して歩かせるところまでですが、特に問題はありません」とのことでした。

 

【メロディーロード】

宇治田原優駿ステーブルで調整されています。16日現在、角馬場で身体をほぐした後、トラックコースでダクとハッキングで1000mと軽めキャンター2000mを乗られ、週2日は、坂路で15-15を計時しています。田辺厩舎長は「以前に比べると力をつけていると思います。15-15でもだいぶ動けるようになってきましたね。ただ全てにおいて幼さを感じます。ゲート練習もやっていますが、明らかにまだ馬が理解していない感じで、ゲートの中でも目をキョロキョロさせていますし、角馬場運動の際も急に跳び跳ねて乗り手を困らせる事が増えてきました。ただ、以前は凄く大人しかった馬が、徐々にそういう面を出して来ているのは、馬に余裕が出てきたということかもしれません。血統的にも、やはり大人しいタイプという事はないでしょうから、良い傾向かもしれないと捉えています」とのことでした。16日現在の馬体重は474キロ。

 

【パステルキュート】

KSトレーニングセンターで調整されています。中間も変わりなく、屋外800mダート馬場にてハロン20秒程度のキャンターを4~5周と坂路を15-15で週に2回乗られています。牧場スタッフは「中間も、特に変わりなく順調に乗り込むことができています。脚元も問題ありません。馬体重は多少の変動はありますが、大体430キロ前後で収まっています。飼葉も落ちることなく、暑さにも今のところ耐えてくれています」とのことでした。

 

【ルージュレアリーズ】

本日は坂路で調整しました。

福永祐一調教師「引き続き課題の修正を優先して進めているところですが、少しずつでも改善してきています。今日(水)は時計を出さずCウッドコースと坂路でキャンター調整をおこないましたが、騎乗した助手によると『前後のバランスは戻ってきている』とのことでしたよ。元々できていたことの復習ですから心配はしていませんが、来週のレースに向けて息は整えないといけない状況でもありますから、明後日(金)までに1本時計を出すつもりです」

※7月28日(日)新潟4R・2歳新馬(芝1600m)を戸崎圭太騎手で予定。

 

【ハイファイスピード】

7月12日の検疫で帰厩。

17日、宮本調教師から「帰厩後も順調で、本日坂路で時計を出しています。本日は助手が跨がり、4ハロン52秒9、ラスト13秒1をマークしました。1本目から上々の時計で、騎乗者からは『跨がった感触ではこれほど速い時計が出ていると思わなかった』と話がありました。動く馬はこういうパターンがよくありますし楽しみな動きだったと思います。このまま中京1週目目標で乗り込んでいきます」との連絡が入った。

8月10日(土)中京・2歳新馬(芝1,200m)に向けて調整する。

 

【エテルノレガーメ】

引き続き週3回坂路入りし、3回全て2本登坂を目標に、その他の日は周回キャンター最大3000mやトレッドミル運動を織り交ぜながらの調整。

担当者は「この中間に3F12.1-12.3-12.7の追い切りを行っています。これほど時計が出ている感じでは無く、体が起きて比較的楽な様子で上がってきました。まだ体付きを含めて甘さが残るものの、ゆっくりながら着実に良化が感じられる内容でした。大型馬ですし、まだ変わってきそうです」とのこと。馬体重は540キロ。

 

【レイナデアルシーラ】

この中間も順調。8月3日(土)2歳新馬(ダ1,800m)でのデビューに向けて調整中。

7月17日、西園正都調教師からは「本日も坂路併せ馬で追い切りを行い、4ハロン52秒2、ラスト13秒1を計時しています。騎乗者の話では『ラストは相手の馬に合わせてのもので、この馬のペースで行っていれば12秒台前半は十分出る脚色だった』ということでした。動いてくれそうでレースが本当に楽しみです」との連絡が入っている。

 

【リビングストン】

栗東・吉岡辰弥厩舎で調整されています。先週は、13日にCWチップコースにて調教助手が跨って併せ馬で追い切りが行われ、84.4-69.3-54.2-38.6-12.2を馬なりで計時し、併せた相手と同入しました。今週は、17日に芝コースにて調教助手が跨って3頭併せの大外で追い切りが行われ、68.4-52.1-38.8-12.3を馬なりで計時し、併せた相手と同入しています。吉岡調教師は「今日は芝コースの走りの感触を確認する意味も兼ねて追い切りました。芝は問題なさそうですね。併せると気合が入ってグッと加速して行きます。あとは、競馬で掛からずに行けるかどうかです。ただ、動きは良いですし、身体もいいですね。楽しみな素質を持っていると思います。なお、デビュー戦の鞍上ですが、上位陣は先約があったため、若手で乗れる騎手を選択しました。勿論、デビュー前に1度乗ってもらうつもりです」とのことです。今後は、8月11日中京、2歳新馬・芝2000mに団野大成騎手での出走を目標にして進めていきます。

 

【ミッドナイトデュー】

川崎競馬小向TC・佐藤博紀厩舎で調整されています。23日から始まる川崎開催出走に向けて、12日には本田紀忠騎手を背にして2本目の中間追い切りを行い、4F56.5-42.3を馬なりで計時しました。佐藤博紀調教師は「12日の追い切りも6日の1本目と同じような感じで行いました。引き続き、体調に変化はなく、飼葉も変わらずよく食べて、暑い中ですが状態面で気になるところはありません。ただ、次走について主催者から決定番組と編成が発表されましたが、賞金的にギリギリ2歳1組のJRA認定競走の方に編成されてしまいました。今回は2歳2組に編成されると予想していたのですが、4日間開催で通常より1日開催が少なく、クラス分けもそれが影響して1組の賞金幅が結構広く、結果的に上の組に押し上げてられて、相手関係的に強いところへ入ってしまいました。それでも、追い切りはしっかりかけていますし、今回1周競馬は2回目なので、その分の前進はあると思います。この暑さで体調面を崩さないように気を付けながら、引き続き競馬に向けて進めていきます」とのことです。25日川崎競馬6R、2歳(一)・シャイニングヒーロー賞(JRA認定競走)・ダート1400mに登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。

 

【サンタマルティナ】

大井競馬場・渡邉和雄厩舎で調整されています。11日のレース後、馬体面に問題はなく、17日現在、競馬場の走路でダク2000mとキャンター3200mを乗られています。渡邉和雄調教師は「11日のレースは、振り返ってみればパドックで馬がいつもよりも大人しかったですが、レース前の装鞍時を含めてフケの感じは出しておらず、それだけに最初は4コーナーで何かアクシデントがあったのではと心配したくらいでした。最終追い切りの後、幾らかフケ気味だったので獣医に抑える薬を打ってもらい、大抵の馬はそれで大丈夫な筈なのですが、レースのタイミングでフケが出てしまったようです。ひとまずレース後、競馬場の獣医のチェックを受けて、心臓や馬体に異常がないのは確認し、翌日以降も酷いダメージや疲れは感じられません。レースの3日後からは調教を開始しています。このまま月末からの大井開催に向けて進めていきます」とのことです。今後は、29日から始まる7回大井開催での出走を目標に進めていきます。

 

*****3歳馬*****

【ルージュルリアン】

本日はBダートコースで追い切りました。

藤原英昭調教師「今週末のレースに備えて、今朝(水)は小牧加矢太騎手に乗ってもらってダートコースで追い切りを消化しました。単走・馬なりでサッとやった程度でしたが、追い切り後にジョッキーは『手前はしっかり替えていましたし、動きや息遣いも良かったです。体の歪みは元々のものもあり、完全になくなったわけではありませんが、全体的に見るともうやることはないくらい』と話していました。思った以上に良化のスピードが早く、鼻出血明けで競馬を使う分には十分といった仕上がり。あとはレースで出遅れず、砂を被らない位置で競馬ができれば…といったところです。鼻出血を抱えた馬で再発のリスクはこれから先もずっとつきまとうだけに、今回で決められるなら決めたいですね」

※7月21日(日)小倉3R・3歳未勝利(牝馬・ダ1700m)を西塚洸二騎手で予定。想定から除外はありません。

 

【レッドクレメンス】

本日は引き運動をおこないました。

茶木太樹調教師「レース後、少し経ってから熱中症のような症状を見せたため、小倉競馬場で治療したうえで栗東への輸送を一日延ばして日曜日にしました。トレセンに帰ってきてからのコンディションは安定していて、獣医師に診てもらっても『順調に回復している』ということです。本来であれば今日(水)から乗り出すところではあるものの、大事を取ってもう一日楽をさせて明日(木)から乗ることにしました。これから更に暑くなる予報が出ているので心配ですが、体調をよく観察しながら慎重に進めていきます」

 

【レッドエヴァンス】

厩舎周りを引き運動。

音無秀孝調教師「レース後ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。出掛けの歩様は問題なかったですし、覇気もありますね。飼い葉も完食しており、ガクッときた感じはありません。次走予定も8月3日(土)新潟10レース(芝1200m)に引き続き団野騎手で決まっていますから、明日(木)から乗り出す予定です」

※8月3日(土)新潟10R・3歳未勝利(芝1200m)を団野大成騎手で予定。

 

*****4歳馬*****

【レッドルヴァンシュ】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り。

音無秀孝調教師「今日は坂路で追い切りました。テンから併せていく形でしたが、軽快なフットワークでしたし、テンから終いまで終始余裕を持って動けていたと思います。上がりの歩様は問題なく、コンディションは着実に良化していますね。出走態勢は整いましたから、予定通り今週の土曜・小倉8レース(ダ1700m)に吉村騎手で投票します」

※7月20日(土)小倉8R・3歳上1勝クラス(ダ1700m)を吉村誠之助騎手で予定。

 

【スマラグドス】

6月2日より千歳・社台ファームで調整中。7月4日より坂路調整を再開しており、坂路調整と周回コースのみの調整を1日置きに繰り返して調教メニューを組み立てている。

担当者の話では「馬体重は回復していますが、お腹がポッコリと出て背肉が物足りない状況で、乗り込みつつ肉付きのバランスを良くしていきたいところです。暑い時期はあまり好きではないようで、普段はやや活気を欠く様子ですが、いったん馬場に出れば乗り手が抑えきれないくらいグイグイ走ります。馬体バランスを整えながら夏場を乗り切りたいと思います」とのこと。馬体重は502キロ。

 

【ミラクルティアラ】

この中間も順調。

7月17日、野中調教師からは「状態は変わりなくきており、中間にゲート練習を行いつつ進めています。飼い葉食いも問題無く、このまま次走に向けて進めて行けそうです。次走については3回新潟のBSN賞を考えており、今週末くらいから速めのところを乗り出して態勢を整えていくつもりです」との連絡が入っている。

8月10日(土)新潟・BSN賞(3歳以上OP・ダ1,800m・ハンデ・L)に向けて調整する。

 

【ファントムシーフ】

競走馬リハビリテーションセンターで療養しています。17日現在、曳き運動を10分と、週2日はウォーターウォーキングマシン運動10分を行っています。場長は「ここまでは順調と言える経過を辿っています。今週からは、まだ週2日ですが、運動量を少し増やしてウォーターウォーキングマシン運動を開始しました。普通のウォーキングマシンと違って、下に水を張って運動させるので、脚元の負担の軽減と、脚部を冷やしながら運動が出来て、リハビリには持ってこいの運動です」とのことでした。17日現在の馬体重は508キロ。

 

【パレルモ】

大井競馬場・米田英世厩舎で調整されています。中間は、予定通り12日に1本目の中間追いが行われて、68.6-55.0-40.0を馬なりで計時しました。米田英世調教師は「先週の1本目の追い切りは単走、馬なりでしたので、正直そこまで動きが良かったということはないですが、その後も順調にこれています。ただ、普段の調教では相変わらず他の馬を気にするところがあるので、パシュファイヤーなり、何か馬具を使用した方が良いかもしれません。次の追い切りは併せ馬で行い、その次の最終追い切りで馬具を試すことを考えています。競馬は、開催4日目の1800mに特別競走登録申請をしました」とのことです。今後は、29日から始まる7回大井開催4日目のB3(二)・清水坂賞・ダート1800mへの出走を視野に入れて進めて行きます。

 

*****5歳馬*****

【ラッキーガブリエル】

松風馬事センターで調整されています。先週いっぱいはウォーキングマシン運動を行い、今週からロンジングを行っています。後藤場長は「10日に473キロで入場し、13日にはもう491キロまで増えています。1週間は楽をさせるつもりでしたが、この感じだとどんどん増えていってしまいそうだったので、今週からロンジングを始めました。右前脚の裏は触診でも問題ありません」とのことでした。

 

【ダイヤモンドフジ】

7月13日・小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に出走し4着。小倉競馬場に滞在し、連闘で20日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に向かう予定。

17日、宮本調教師から「左眼の状態は順調な回復を見せ、獣医師の治療もすでに終了し、昨日は30分、本日は1時間の運動を行い出走に向けた調整を開始出来ています。明日騎乗を再開すれば、連闘馬の通常メニューを消化できていることになりますので、予定通り今週のレースに向かえそうです。このまま調整して出走態勢を整えます」との連絡が入っている。

◆出走予定:7月20日(土)小倉12R・3歳以上1勝クラス(混・芝1200m)国分恭介騎手(58キロ)

フルゲート18頭(出走予定全23頭、本馬より優先順位高い馬0頭、同条件・本馬含め9頭)*自身、前走5着以内

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

厩舎周りを引き運動。

尾関知人調教師「レースを使った後なので、ここまでは引き運動で調整しています。歩様の硬さはあるもののガクッときている感じはありませんし、覇気もあります。飼い葉も完食しており、デキ落ちの兆候は今のところ見られません。この後は地方交流競走も視野に入れているため、節を稼ぐ意味でもここでひと息入れる予定。放牧までは馬体のメンテナンスを優先して進めていくことにします」

*****3歳馬*****

【レッドクレメンス】

7月13日レース後コメント(8着)

角田大和騎手「発馬も良くてスッと位置を取れたのですが、2コーナーを回って外から被されると周りを気にする素振り。何か怖がりながら走っているようでした。そういった感じは4コーナーに向くまで変わらず、直線でも浮ついた走りになってしまいました。返し馬の感触も良く、レースに集中できれば走りは違うはずなのですが、今日は久々の実戦ということも影響したかもしれません。ひと叩きで変わってきてくれればと思います」

茶木太樹調教師「外枠からうまくポジションを確保できたかと思ったのですが、もともと散漫なところのある馬。ジョッキーが言うように被されてからは集中しきれずフワフワした走りで、最後もジリジリという感じになってしまいました。権利を取って次に繋げたかったのですが、すみませんでした。この後は節で入れば中京のダート1800~1900mに向かおうと考えていますが、このまま在厩で進めるか放牧に出してひと息入れるかは、レース後の状態を見てから判断したいと思います」

 

【レッドエヴァンス】

7月13日レース後コメント(2着)

団野大成騎手「ゲート内で怪しいところはあったものの、スタートはそこまで悪くなかったですね。ポジションは後ろ目になりましたが、道中もグイグイと進んでいき、4コーナーでは突き抜けそうな手応えでしたよ。これなら差し切れると思いましたが、残り200mあたりから伸び切った走りになってしまって…。スピードが前に伝わらずに捕まえられませんでした。すみません。この距離は大丈夫ですので、もう少しゲートが安定してスピードに乗れればレースもしやすくなると思います」

音無秀孝調教師「勝ったと思ったんですがね…すみません。ゲートは縛った甲斐があって我慢して出てくれましたし、スピードがある馬らしく3コーナー過ぎから手応え良く来てくれました。最後はもうひと押しというところでしたが、レース内容としては良かったと思いますし、1200mに対応できたことは大きな収穫。中2週で8月3日の新潟・芝1200mに引き続き団野騎手で向かうつもりで考えています」

 

【ジャンヌローサ】

★7/13(土)福島・3歳上1勝クラス(芝1200m・牝)◇藤田菜七子騎手 結果13着

「1200mという距離も大丈夫ですし、今回初めて馬群の中での競馬だった思いますが、その点も問題ありませんでした。道中はいい手応えで運べて、ただ3、4コーナーの馬場の緩い部分で脚を取られてバランスを崩しています。そこで本人もビックリしてしまったようで、その後は気が乗らない素振りでハミをとらずといった具合でした。今日の様子からすると馬場はあまり悪くない方が良さそうです。せっかく機会をいただいたにも関わらず、上手く導けずに申し訳ありません」(藤田菜七子騎手)

 

*****4歳馬*****

【フェミナフォルテ】

★7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)横山和生騎手 結果7着

「初めてでこの馬のことを掴みきれていないところはあったのですが、過去の小回りの右回りのレース映像なども見て、動ければ途中から捲っていこうと考えていました。ただ、今日は思っていた隊列にならなかったですし、内に入れて踏み遅れることだけはしたくなかったので、外を回しました。だいぶ大味な競馬になりましたが、このクラスでもやれる力はありますし、チャンスがあればもう一度乗せてもらいたいですね。距離も2000mなどにこだわらなくて良さそうです」(横山和生騎手)

 

*****5歳馬*****

【ダイヤモンドフジ】

7月13日(土)小倉・3歳以上1勝クラス(芝1,200m)に国分恭介騎手で出走し4着。

宮本調教師から「馬体重が二桁増でしたが、パドックでは太く感じませんでした。久々のレースでしたが最後までしっかりと脚を伸ばしてくれました。上位2頭との斤量差が8キロあった中で、一馬身差まで良く詰めてきてくれたと思います。小倉競馬場は脚質的に合っていると思いますので、このまま競馬場に滞在して、来週の競馬に備えます」との話がありました。

国分恭介騎手からは「スタートが決まって、終始リズム良く走れました。小倉の馬場も合っていると感じますし、叩いた上積みも見込めるので、次走こそ勝利を掴みたいです」との話でした。

14日、宮本調教師から「昨日のレース中に、芝のキックバックが左眼近くに当たっていたようで、今朝は眼がしょぼしょぼしていました。小倉に在厩のまま、獣医に治療してもらいます。もう暫く経過を観察してから、小倉最終週へ向かうかを判断します」との連絡があった。

 

*****6歳馬*****

【レッドアウレア】

7月14日レース後コメント(13着)

横山琉人騎手「すみませんでした。状態自体は決して悪くなかったのですが…。尾関先生と相談して、道中はジックリ構えてロスなく立ち回るイメージで乗りました。スタートは出ましたけど、作戦通り中団よりも後ろで控える形。道中はイメージ通りに運べたのですが、3コーナーでペースアップしてから付いて行けなくなって…。今回はメンバーが強かったですし、レース間隔が空いた影響もあったかもしれません。ここを叩いての変わり身に期待したいですね」

尾関知人調教師「申し訳ありません。ジョッキーとも相談して、昨年の秋に同じコースで3着に来た時のように道中は抱えて終いを活かす競馬をしました。イメージ通りに運べたのですが、3コーナーでペースアップしてからの反応が今ひとつで…。大幅馬体減ではあったものの、昨秋に好走した時と同じ馬体重だったので問題はなかったと思います。今回は相手が揃っていましたからね。どうしても相手関係や展開に左右されてしまうのですが、ローカル開催や地方交流のメンバーならまだまだやれるはず。今後については厩舎に帰って様子を見てから決めるつもりですが、条件やタイミングが合えば地方交流競走への出走も考えたいと思っています」